ポルトガル8日間（中）

2017/11/03 - 2017/11/10

阪急交通社主催「サンティアゴ・デ・コンポステーラ観光付！決定版ポルトガル８日間」。第4日はポルトから南下して、ナザレ泊、第5日はオビドスへ。

エリア オビドス(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

ポルトからバスで1時間半、学都コインブラへ。
ここは、コインブラ大学が街の中心。サンデマンのマントが制服となっており、マントを翻してさっそうと学生が歩いている。

コインブラ大学 建造物

大学からはモンデゴ川の景色が美しい。

中庭には、ヨーロッパ屈指の図書館がある。

ヨーロッパの古い街並みが続く。

ここで、歴史的建造物を利用したポサーダでの優雅な昼食。ツアーでは珍しく、また、ツアーだからできる、ゆったりとした食事。

広々として、美しく整備されたお庭、さらにその向こうに広がるコインブラの街が見える。

ここでは、豚とアサリの炒め物。面白い組み合わせで、おいしい。

コインブラから1時間ちょっとのトマールへ。
キリスト修道院が中心の街。

修道院内には複数の中庭とその周りの回廊という構成になっている。修道士は回廊を巡りながら瞑想した。

テンプル騎士団聖堂。建物中に建物があるといった感じ。騎士はこの聖堂内を馬で回って祈ったという。ポルトガルの旅では、十字軍やレコンキスタ運動の歴史が多く語られる。

騎士団聖堂の中心。内部も豪華な装飾がある。

マヌエル洋式の窓。窓周りの装飾が特徴で、ロープなどの船をモチーフにした装飾が多用されている。

トマールから1時間余りでナザレへ。
ナザレの展望台に着くと、ちょうど日没の時間となった。

ナザレのビーチ ビーチ

展望台からナザレの街並みを一望できる。夕日に町並みの白い壁がオレンジ色に染まって見える。

ナザレのビーチ ビーチ

展望台にはひっそりと聖母マリアを祀るメモリア礼拝堂がある。小さな建物なので、うっかりすると素通りしてしてしまいそう。

夕食は、焼きイワシ。味は、日本でも同じ。軽く醤油をかけて食べるとおいしい。

ナザレの街中の小さなホテルで1泊。ホテルは海岸のすぐそばにある。

朝、海岸を散歩すると気持ちがスッキリする。月がきれい。

ナザレから30分で、カルダス・ダ・ライーニャへ。地元の小さな朝市へ。フルーツやナッツ、花、野菜などが売られている。のどかな風景を見ることができる。

カルダス ダ ライーニャの朝市 市場

朝市からすぐのオビドスへ。
城壁に囲まれた小さな町で、ゆっくりと散歩するのに良い。

ポルタ・デ・ヴィラ。オビドスのメインゲートである。内装のアズレージョが素晴らしい。

門を過ぎると、街並みが広がる。観光地っぽい、きれいな街が続く。左右には土産物屋やレストランが続く。

ポルタ・デ・ヴィラから続くメインストリートのディレイタ通りはサンティアゴ教会で終わる。歩いて10分くらいの距離。とても小さな観光の街という感じで、街なみが美しい。

街を囲む城壁には小径がついていて、歩くことができる。ただ、柵も手すりもなく、結構高いところを歩くので、危険。しかも、石がゴツゴツしているので、歩きにくく、緊張続き。途中でやめることができないので、心の準備が必要。

ヨーロッパの街という感じ。花がよく似合う。

サンタマリア広場にひっそりとある郵便局。暇そうにしている局員がフレンドリーに相手をしてくれた。

この街の名物は、ジンジャ。サクランボを漬け込んだ果実酒で、チョコレートでできた猪口様のカップにいれて売っている。一口で飲んで、入れ物のチョコも食べる。通りでは、いたるところで売っているので、愛想のよさそうなところで一口。甘くておいしい。

城壁の外には、ローマの水道橋が延びている。壁の外は人も少なく、水道橋に沿って歩くことができる。