2017/12/20 - 2017/12/21
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無知無謀さん
2017年12月15日(金曜日)から12月21日(木曜日)まで6泊7日(実質4泊5日)で、個人手配による夫婦のアンコールワット遺跡群の旅を楽しんできました。
アンコールワットには10年前に一人旅で行きましたので2回目です(1回目の旅行記もアップしてあります)。アンコールワットの印象を3つ並べます。
① アジア一般に言えることですが、若者が多く、活気があります。
② 遺跡群、シェムリアップ市内は、米ドルの世界で、こんな国は他で経験したことがありません。しかし、ベトナムと異なり、観光地には欧米の方が非常に多いとは感じませんでした。中国、台湾、ベトナム、タイからの旅行者が非常に多い。日本からはベトナムほど多くはありません。
③ ISに揺れる欧米に比較すると安全では?
物価が安く、コストパフォーマンスの良い旅行ができます。
さて本旅行記は5本の観光編で構成しています。
この旅行記は、どちらかと言うと備忘録であり、自己満足の記録です。本旅行記は写真と共に、フリー旅行のすばらしさと失敗談、および、こんなことを知りたい等も記しています。
尚、ツアー旅行以上に個人旅行では年齢による企画面・実行面で相違が生まれると思います。その意味では、65歳前後の夫婦の旅であることを考慮してお読みください。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 航空会社
- 中国南方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
観光最終日です。
最終日(半日)の観光については、予備日としておきましたので悩みました。
実は、アンコールワットのメインコースは3日目に回っただけですので、見残しがたくさんあります。しかし、主要遺跡は回ったので、他の遺跡は似ていると言えば似ている、・・・
もう一つは、ロリュオス遺跡群。
結論は、ガイドさんからの提案もあり、後者に。
地元の方が行かれる市場(家内は、このような観光に興味大)を見学後、ロリュオス遺跡群を回る案です。
まずは、8時スタートで地元の方が行かれる市場へ。
多分、プサー ルー(Phsar Leu Thom Thmey)市場。 -
多くのバイクが停まっています。
シェムリアップ最大のマーケットだそうです。。ここは観光用(オールドマーケット)のものではなくいわゆる“庶民の台所”的な純粋なローカル市場です。
朝が最も活気があり、17時ごろには終了らしい。
国道6号線沿いに建つ建屋の長さは200mくらい。巨大です。 -
観光客向けの市場ではないので、客引きの声はかかりません。
小さな店というか露店がぎっしり集まっています。
歩行者とバイクが一緒、日本的には危ないよ!! -
生きた鶏がそのまま売られています。
-
魚貝類は基本的に生きたまま売っています。家庭には、常夏の国ですが、冷蔵設備は無いし氷で冷やしているわけではないので、その日に食べないと腐ります。
米・肉・魚・野菜・衣服・雑貨と普段の生活に必要なものはなんでも売っています。 -
シェムリアップ最大のマーケット。
小売商でもあり、卸でもあります。
当然周囲の村々からもやってきます。
自動車(乗合タクシーのようなもの)に大勢が乗り込み、ここで購入し、村へ戻る人、自分の屋台で料理する人、道路沿いに店(?)を開いている人、いろいろです。 -
市場内は舗装されていない道ですので、雨季には雨が降ればドロドロのぬかるみだらけになるのかな??
お坊さんは裸足です。 -
値段はどう決めるのかな?
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多分、昨日観光したトンレサップ湖でとれた魚でしょう。
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宝石なども売っています。
-
それでは、ロリュオス遺跡群に向かいます。
ロリュオス遺跡群とは?
シェムリアップの東13キロに位置するアンコール以前のハリハララヤの都の跡。
790年頃ジャヤバルマン2世が基礎を築き、インドラバルマン1世が王都と定めました。889年にアンコールに都が移るまでの100年ほどの都の跡です。
3カ所、観光します。 -
まずは、プリア・コー
プリア・コーとは、「聖なる牛」
6つの祀堂が3つずつ2列に並んでおり、3つの祀堂の前に牛の石像が3体並んでいます(写真)。堂の中にはシヴァ神が祀られており、牛は乗り物でナンディンと呼ばれています。 -
もちろん、ヒンズー教寺院の遺跡。
アンコール遺跡群を含め、最古の寺院として知られる。
アンコールの他の遺跡とともに世界遺産(文化遺産)に登録された。 -
レンガ造りの堂に、砂岩に彫られた彫刻が埋め込まれています。
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祠堂を正面から。
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祠堂入り口に立つ守護神、ヒンズー教ではドヴァラパーザ像、日本なら仁王像。
アンコールワットでは、デヴァタ―像が多かったが、ここでは、ドヴァラパーザ像。 -
門の入り口の上部にカーラ
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ここにもカーラ
カーラとは、インド神話では、食欲旺盛な怪物
ところで、この時代(アンコールワット前期)は漆喰でレリーフを刻みます。
直接細かな彫刻を施すより、漆喰を縫って文様をつける方が簡単であるため、古い時代の遺跡には多いが、剥がれやすく、耐久性にも弱いことから、次第に用いられなくなったようです。 -
祠堂の正面側は保存状態は良いが、裏面側はかなり損傷している。
何故? -
これも、男性(ドヴァラパーザ像)ですよね!!
-
最後に一枚。
倒壊した建物の一部と思いますが、ここにも彫刻 -
次は、ロリュオス遺跡のメインの「バコン(Bakong)」。
インドラバルマン1世により881年に建設が完成したヒンドゥー寺院。5層の基壇の上に中央祠堂があるという様式。
結構、観光客がいます。 -
さー登るか?
今回の観光で登った寺院が4つあります。
アンコールワットの第3回廊、タ・ケウ、コーケー遺跡のプラサット・トム、そして、ここ、ロリュオス遺跡のバコンです。 -
と、その前に、右側にある建物(遺跡ではありません)。お坊さんたちの住居。
-
この写真は何?
この寺院は、ヒンズー教のいろいろ名神様を祀るために作った寺院とも記されていましたので、神々かも?? -
ここは、食堂。
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それでは、戻ります。
バコンの特徴の売りの一つが、この絵画のようにみえる窓。
門の上の枠から、ちょうどぴったりに中央祠堂が見えます。 -
階段を登りきりました。
-
中央祠堂
-
後ろ姿の像はナラ・シンハ=ライオンの獣人(Nara=人, simha=ライオン)
ライオンキング(ディズニー)の主人公「シンバ」はココから名付けられたそうです。 -
中央祠堂のレリーフ。
どういうわけか、ガイドさんは登ってこらず、下で待っておられたので、もう一つのレリーフ阿修羅の像は見落としました。 -
影絵人形を売っています。
影絵人形はどこでも売っているというわけではありません。
テーブルの上に並べてあった大きめのもの$25と言われ、交渉の結果、大きめのものと小さめのもの合わせて$21で購入。 -
影絵人形、こんな子供が作っています。
-
付近の住居の見学
ガイドさんの説明を正確に理解したかわかりませんが記します。
カンボジアでは、年をとると、かなりの人が寺に入ります。
伴侶を失った女性も、かなり尼さんになります。 -
ここは、そのための住居で、尼さんたちは、お坊さんの食事を作っています。
-
裕福な尼さんの住居。
中を拝見させてもらいました。
テレビがありましたが、ガイドさんの説明では、一般の番組を見るためでなく、高僧のお話を聞くためだけのテレビだそうです?? -
最後は、ヤショヴァルマン1世が祖先を祀るため建立した「ロレイ」
ロリュオス遺跡群の中では最も新しいヒンドゥー教寺院で893年にヤショーヴァルマン1世が、父母とシヴァ神と祀るために建てたようです。
レンガを積み上げた祠堂で損壊が激しく、ただいま修復工事中。 -
建築材料は、ロリュオス遺跡の時代はレンガで、アンコールワットの時代になるとラテライトや砂岩になったようです。
-
ちなみに祠堂はレンガ造りで、彫像は砂岩。
砂岩は、構造材だけでなく、彫刻のしやすい赤色砂岩、青色砂岩、灰色砂岩が仕上げ材として利用され始めた。 -
仏教寺院も隣接しており、学校もあります(寺院が学校を兼ねているのかも?)。
パソコン教室かな? -
日本語も!
寄付を募るためかな? 考えすぎ? -
全ての観光を終えシェムリアップ市内へ戻りました。
昼食のため、バブストリートで下ろしてもらう。
レストラン「クメールキッチン」で昼食。 -
今回の旅行で、バブストリートには何回も来ましたが、全て夜のため、ホテルに戻る際はトゥクトゥク($3)を利用しました。
最後の本日は、昼間ですので徒歩で戻ります。1,2kmですので、・・・・。
シヴァタ通りを進みます。
おー3日目に観劇した「Smile of Angkor」の広告塔 -
HIS。
時間があったらのぞきたかたっが、・・・ -
ラッキーモール。
ガイドブックに載っていますが、どんなに時間が余っても、寄るところではありません。
昔は(何年前?)は大きなマーケットだったのかもしれませんが、・・・・ -
国道6号線を越えると、右側が最初に宿泊したヴィクトリア・アンコール・リゾートホテル。
ここを右折すると、左側がラッフルズ・グランドホテル。 -
空港への出発まで時間がかなりありましたので、最も高級なホテルであるラッフルズ・グランドホテルでコーヒータイム。
宿泊していない方は喫茶室から出てプールへ降りることは禁止でした。
写真のみ。 -
宿泊しているJ7ホテルに戻ります。
-
18:20発の便ですので2時間前の16時にホテルを出ればよいかなと思っていたら、ガイドさんは3時間前に空港へ着くようにしてくださいとの事。
結局15時前にホテルをスタートすることになりました。
何故、こんな前に空港へ着けというのかな??
今回の旅行で、シェムリアップでも広州でも同じように3時間前に空港へと言われました。何故?
ひょっとすると観光客に中国人が増え、中国人は時間を守らないから、3時間前と言っても2時間前にしか来ない。こういう事かな?
実際空港に着いたら、中国南方航空のカウンターが空くのは離陸2時間前との事で、かなり待つ事になりました。
ただ、チェックインが始まってから、一人一人がカウンターで係員と話す時間が長いこと長いこと、何を揉めているのか?
しかし、空港はこんなに立派になりました。
写真は、出発ゲート付近のお店。 -
2005年当時の手荷物検査風景
-
2005年もう一枚
出国審査
こんな程度の観光地でした。
それが、先ほどのような大きな空港に変わりました。 -
でも、徒歩での搭乗は変わりません。
-
(写真は広州のホテル)
シェムリアップ発18:20 広州着22:00 1泊します。
ここからホテルまでの交通で苦戦。
ホテルのシャトルバスがあるという事で探したが、大苦戦。結局タクシーで行きました。皆さん、広州ではどこのホテルに宿泊しようが、シャトルバスを探すのに苦戦するので私は問題なく見つけると内心自信があったが、NGでした。
シャトルバスはどこからかと聞くと、あそこへ行け、あそこで聞け、挙句の果てにはそのホテルのシャトルバスは無いとの事。
何とか親切な方にお会いし、ホテルに電話をかけてもらったが、事前にBooking.comからの案内メールに書かれていた停車場30番ではなく、違う停車所だと言われる。
ここで、発車時刻まで時間がないことから焦り、20番と28番を聞き間違えてしまうというミスを犯しました。
ということで結局タクシー。
ちなみに広州のタクシー乗り場までは結構歩きます。かつ長蛇の列です。もっとも、どんどんタクシーは来ますので、あまり待ちませんが、・・・
タクシーの運転手が、宿泊するホテルを知らず、聞きまわる。乗客としては不安です。
何とか着きましたが、・・・。
宿泊は、クラウンプラザ広州ファドウホテル。4つ星半のホテルなのに、運転手が分らないとは? -
ところで、ホテルのシャトルバスは、0:30分まで30分おきにあります。
南ゲートの20番が発車停車場。
booking.comのメールでは30番でした。20と30、結構離れています。 -
加えて、ホテルのシャトルバスだけでなく、公共のシャトルバスもあるではありませんか?
実は、事前調査では、このバスは見つけられませんでした(これは、私のミス)。 -
空港に近い4つ星半のビジネスホテルという感じです。
-
21日帰国日。
14:45分発の飛行機です。
チェックインした際、フロントの方が、(またまた)3時間前に空港へ着いていていただきたい、その為には12時発のシャトルバス(空港まで15分くらい)では遅く、11時のシャトルバスを勧める。10:55にロビーに集合して欲しいが、チェックアウトに時間がかかるから10:30にはカウンターに来てください。
要するに、空港まで15分のホテルを選んだはずなのに、4時間以上前にはチェックアウトのためカウンターに来てくださいとの事。
これはやはり、時間にルーズな中国人対策なのか?
今までの海外旅行で経験したことのない時間概念でした。 -
広州空港です。
ここも、サラリーマンの現役時代に利用した空港とは思えない大空港になりました。
案の定、中国南方航空のカウンターは待ち時間は、ほとんどなく、出発ゲートで2時間以上待つ羽目になりました。通常なら、2時間少し前に空港へ到着し、搭乗手続き、荷物検査、出国審査を終えると搭乗ゲートで1時間弱余裕というパターンですが、今回は常に2時間以上待ちます。 -
最後に、空港でのフリーwifi設定。
航空会社ごとの搭乗ゲート付近で使用できるフリーWiFiもあるようですが、私の利用したのは、空港内全てでのフリーWifi。
フリーwifiと看板の出ている場所、出発時には混雑していましたが、帰国時には誰も並んでいません。
パスポートをスキャナーで読む込むと、画面が変わり ID,PWが表示される。
これを即、スマホかカメラで撮影する(すぐ撮影しないと画面が変わってしまう)という仕組みです。
以上で2017・アンコールワット旅行記は終了です。
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