2017/12/15 - 2017/12/16
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無知無謀さん
2017年12月15日(金曜日)から12月21日(木曜日)まで6泊7日(実質4泊5日)で、個人手配による夫婦のアンコールワット遺跡群の旅を楽しんできました。
アンコールワットには10年前に一人旅で行きましたので2回目です(1回目の旅行記もアップしてあります)。アンコールワットの印象を3つ並べます。
① アジア一般に言えることですが、若者が多く、活気があります。
② 遺跡群、シェムリアップ市内は、米ドルの世界で、こんな国は他で経験したことがありません。しかし、ベトナムと異なり、観光地には欧米の方がそれほど多いとは感じませんでした。中国、台湾、ベトナム、タイからの旅行者が非常に多い。日本からはベトナムほど多くはありません。
③ ISに揺れる欧米に比較すると安全では?
物価が安く、コストパフォーマンスの良い旅行ができます。
さて本旅行記は5本の観光編で構成しています。
この旅行記は、どちらかと言うと備忘録であり、自己満足の記録です。本旅行記は写真と共に、フリー旅行のすばらしさと失敗談、および、こんなことを知りたい等も記しています。
尚、ツアー旅行以上に個人旅行では年齢による企画面・実行面で相違が生まれると思います。その意味では、65歳前後の夫婦の旅であることを考慮してお読みください。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
アンコールワット旅行のスタートです。
でも、最初の写真は中国・広州の空港です。何故?
それでは、航空券の購入から。
日本からシェムリアップへの直行便はありません。従って、直行便(チャータ便)なら、6,7時間のところ、乗り継ぎ時間を考えると10時間を越します。
そして帰国時には2時間の時差をたすと(逆に出国時は2時間引きます)現地離陸時刻に対して日本帰国時刻は12時間を超すことになります。従って、帰国時、同日に日本へ帰国する便はほとんどなく、多くは、深夜便です。又は、シェムリアップ4時起きの早朝便でしょう。深夜便や深夜に乗り継ぐ便よりは、ゆっくりと乗り継ぎ都市で宿泊することにしました。
この説明は、帰国の話であり、出国時には、少し無理をすれば、ほとんど同日にシェムリアップに着きます。
しかし、時間に余裕のある定年退職者は、往復ともに乗り継ぎ都市で1泊することにしました。ちなみに、宿泊代は2泊分増えますが、航空券の選択の幅が広がりますから、金銭的には負担になりません。
日本からの便は、ほとんど、プノンペン、バンコク、ハノイ、そして、ホーチミン経由です。多分、アンコールワットとベトナムを合わせたパック旅行が多いことから、ベトナム経由が多いと思います。
私が選んだのは、羽田空港利用で、価格の安い、中国・広州経由の中国南方航空です。
このチケットの値段がまた面白い。
ちなみに、Expediaサイトよりは航空会社のサイトからの購入が安い。
まず、出発日と便を選ぶと1名購入だと38、000円。夫婦ですので、人数2名と入力すると1名あたり5万円弱の値段。何故?
誰でも考えると思いますが、1名ずつ2回購入すると38000円*2となると思ったが、甘かった。
私は、この値段で購入できたが、直後、画面を開いたら、この値段のチケットはなく、家内は52、000円でした。ただし、2名同時に買うよりは安かったので「成功」とします。
良心的に考えると、この便の38000円券は1枚しかないという事でしょうか?
2010年にスイスへ行った時、中国国際航空のチケット購入時にも同じことがあったことを思い出しました。
https://4travel.jp/travelogue/10483244
ということで、12月15日は乗り継ぎの広州泊りです。 -
その前に、カンボジアは最近では珍しい入国ビザを必要とする国です。
ビザを取得する方法には、日本のカンボジア大使館の窓口申請、大使館への郵送、ツアーなら旅行会社に依頼、あるいは、シェムリアップ空港入国時などいろいろありますが、最もオーソドックスなのはインターネットで取得ではないでしょうか?
参考とするサイトと公式サイトを以下に記します。
https://onna-hitoritabi.com/cambodia/e-visa
https://www.evisa.gov.kh/?lang=Jap -
中国白雲国際空港。
15年前の現役時代から何回か利用している空港ですが、毎年のように、どんどん大型空港へ変貌している。10年前までは都会に出るのにタクシーかシャトルバスであったのに今は地下鉄利用です。
ただ、何しろ広い。されど利便性はいまいち。
タクシー乗り場まで延々と歩きます。
加えて、空港内の案内が貧弱。このような表示板しかなく、羽田空港にあるようなパンフレットがありません。スマホを持っていても、中国でのモバイル通信はできないし、wifi設定の時間余裕もない。
ということで、もし、空港内で悩むリスクがあるなら、事前に十分調査しておく、空港案内図をダウンロードしておく、プリントアウトしておくなどが必要です。 -
広州の宿泊ホテルは、カントリーガーデンエアポートフェニックスホテル。
空港からタクシー23元で、4つ星、1泊400元弱です。
かなり綺麗なホテルです。 -
そして、いよいよ、16日10時半、シェムリアップ空港着です。真冬の日本から真夏のアンコールワットへ。
ところが、実際には暑かったのは、この16日のみ。
16日のみ、Tシャツでの観光でしたが、翌日からはTシャツの上にポロシャツを着ていましたし、朝夕はセーターを着ていました。
次に、空港での仕事が三つ。
まずは、スマホのSIMカードを購入。下記のサイトの写真の店で購入。多く方が購入するのかなと思ったが以外にもほとんどいません。
https://blog.nzakr.com/siemreap-sim/
まず、お店の方は、結構高いメニューを示されましたが、旅行者用のSIMをというと、低価格のメニューを出されました。データ3.5Gで6$のSIMを購入。ちなみに電話はフリーと言われましたが、・・・・
多分、Smart社同士の端末の通話かな?
ちなみに、日本での電話番号は使えませんので、このSIMの電話番号で通話する事になります。動画をほとんど見ず、観光案内とメール送受信だけなら3.5Gで十分(日本でも3Gの契約ですので)。
(尚、フリーSIMのお店は10軒弱並んでおり、一番手前のお店で購入しましたが、ほかのお店は、もっと安いかも?)
次は、ATMでドルをキャッシュング。
どのATM機器もほとんど同じで、引き出せる最高額は、500ドルか600ドル。手数料が1回ごとに5ドルか6ドルかかります。
(昔、カナダ銀行のATMは手数料なしだったそうです。)
最後に、市内への定額タクシー券10ドルを購入。 -
アンコールワット、最初の2泊はヴィクトリアアンコールワットです。
-
ホテルの写真をもう一枚
まずは、ホテルから徒歩数分の「タケオ ゲストハウス」へ。
http://angkor.main.jp/takeo/
ツアーでなく個人旅行の面でのベトナム旅行とアンコールワット旅行の大きな相違は、前者が、現地でもグループツアーがほとんどなのに対し(シンカフェという有名な現地ツアーの旅行会社があります)、アンコールワットは、ほとんどがプライベートツアーです。
そこで、個人旅行者の間で人気の「タケオ ゲストハウス」に行き、観光について相談。当方から、日程案を提示し、価格を聞きます。
驚いたことに、宿泊している(どうやら数カ月宿泊しているようです)日本人が相談にのってくれました。
車の一日チャータは、アンコールワットなどの近くは4,50ドル、ベンメリアなど遠くへ行くと7,80ドルです。日本語ガイドは1日50ドル。
結果として、16日以外は日本語のガイドをお願いしました。
16日 アンコールワットとプノンバケンの夕日)
17日 ベンメリアン、コーケー遺跡
18日 アンコールワット朝日観光、アンコールトムなど有名なところの観光
19日 バンデアイ・スレイ、プノンクーレン、トンレサップ湖で夕日
20日 早朝市場、ロリュオス遺跡群をみて、空港へ
ところで、ガイドの有無について、タケオハウスの宿泊日本人に意見を聞いたところ、若者は誰も頼まないが、シニアは頼みますよ とのこと。
ちなみに、タケオハウスの宿泊者は、ほとんどバックパッカーですから、ここの宿泊者は車のチャータか宿泊者同士の相乗りでガイドを頼む人は皆無でしょう。 -
一日目は、13時からの車をチャータしての観光です。
それではアンコールワットから。
西参道正門から西塔門への道(橋)は工事中(左に見えます)で、暫定的な橋が作られ、そこを渡ります。
直射日光が当たり、本当に暑い。
ところで、アンコールワットは西面に向いていることから、午前は逆光になることから午後の観光を推奨しています。 -
西塔門のヴィシュヌ神
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最初のお会いしたデヴァタ―像
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西参道からの道が工事中のため、横に移動し、やっと正面からのアンコールワットを写します。
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まずは、第1回廊の歴史絵巻(壁面レリーフ)
南面西側
スールヤヴァルマン2世の行軍 -
同じくスールヤヴァルマン2世
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東面南側
乳海攪拌(ヒンズー教の天地創生)
大マンダラ山の上で指揮を執るヴィシュヌ神 -
回廊にあるデヴァタ―像
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もう一枚
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柱にもデヴァター像
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ガイドブックによると天井にも注目せよと。
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プノンバケンへ3時半にという計画を、運転手と決めたため、本日は第1回廊のみとなりました。残りは明後日。ここは、食堂やお土産屋さんが並んでいる聖池。
逆さアンコールワットが見えます。 -
もう一枚。
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そして、プノンバケンへ。
プノンバケンは夕日観光の有名地で、かつ、入場者300名の制限があることから、日の入りが5時半ですが、観光客が増える前、4時前には登っている必要があります。トゥクトゥクに乗って欧米観光客が到着 -
プノンバケンの頂上にある中央祠堂。
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みんな夕日の方を見ています。
ところで、16時に登った時は、暑くて暑くて、皆さん日陰を探して待ちます。
従って、夕日鑑賞のためには西側の席をとる必要がありますが、日陰をさがすと東側の席になります。17時ごろから西側に移動しますが、300名いますので、結構大変です。 -
ちなみに、300名の制限は登山口で入山時のチェックでなく、最後の中央祠堂に登る階段でチェックされます。
私たちは、結構早めに登り始めましたが、入山時から中央祠堂に到着するまでの20分間で若者5,60名の方に抜かれてしまいました。多分、最終的には200番目ぐらいの到着だと思います。 -
さあー夕日の時刻です。
しかし、雲が多く、NGでした。
実は、明後日もトンレサップ湖でも夕日を見ましたが、いまいち。
2005年に来た時も、登ってはみたものの小雨になり、何もせず帰りました。
正直、夕日鑑賞は、(15時半に登る必要があるので)時間をかける割には、実りの少ない観光だと思います。
この3時間を他の観光に振り向けた方が良いと思います(日本にも、いくらでも夕日の綺麗な場所はありますので)。また、どうしても夕陽というなら、観光客の少ないプレ・ループはどうでしょうか?
じっくりアンコールワットを観光し、17時半にプレ・ループへが良かったと後悔。 -
ここにもデヴァタ―
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プノンバケンはアンコール3聖山の一つだそうで、中央祠堂だけでなく周辺にも多くの祠堂跡。
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日の入り観光終了後(18時半)、一度、「タケオ ゲストハウス」に戻り、(ゲストハウスのオーナーや長期宿泊している日本人客と)明日からの観光の確認をし、そして、夜の観光目玉である、アプサラダンス鑑賞のため、クーレンⅡへ
(写真は最終日の昼間に写しました。) -
ブッフェ込みで12ドルのところ、「タケオ ゲストハウス」からの予約で10ドル。実は、この価格は、2005年と変わっていませんでした。車チャータは2倍になっていましたが、・・・・。
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ショーはアプサラダンスのみではなく、大衆の踊りが半分くらい
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それでは、アプサラダンスの踊り子の写真を3枚
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その2
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その3
シムリアップ第1日目は終了
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