パノラマ写真集2017；13北欧スカンジナビア３国の旅からスウェーデン・ストックホルム編

2008/07/05 - 2008/07/08

北欧スカンジナビアの旅の最後の国は北欧最大の国,森林の国、ヴァイキングで知られた国スウェーデン。

しかし残念ながらこの旅で訪れるのは首都ストックホルムとその界隈だけであった。

ストックホルムはバルト海に面しているが、周囲は１４の島に囲まれているため、ここは自然の城塞であった。

その島の一つ、スターズホルメン島にスウェーデン発祥の地ガムラ・スタン（古い街）はあり、その噴水を囲んだ中心広場は、小さいながら今でも”大広場”と呼ばれている。

更に砦を”木のマルタで囲んだ”（ストックホルム）ことから地名となった。

ストックホルムと云えば私の頭に浮かぶのは何はともあれノーベル賞。

今年度もノーベル文学賞でカズオ・イシグロさんが受賞され、、日本人（国籍は日本でない人も含む）のノーベル賞獲得者は４年連続、延べ７人。

更にノーベル賞平和賞は日本人に関連の深い、国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン（ICAN）」が受賞した。

繰り返し放映されたイシグロさんの受賞記念講演始め、ＮＨＫのインタビューを拝聴するつれ、イシグロさんがこれ迄に人生のほぼ大半を英国で過ごして来られたたのにも関わらず、日本人のＤＮＡを人一倍強く受け継いで居られることに感銘を受けた。

ノーベル賞の記念晩餐会と舞踏会の会場が市庁舎。

ストックホルムの旅はその市庁舎を訪れることから始まった。

エリア ストックホルム(スウェーデン)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

高さ106ｍの市庁舎の塔は市庁舎へ向かう途上は勿論、ストックホルムの至る所でその姿を現す。

壮大なレンガの市庁舎はメーラレン湖（フィヨルドに非ず）に面して建っているが、前庭からでは到底1枚写真に収まりきらない。

対岸は左に旧市街ガムラ・スタン

。

右手にセーデルマル島とロンダホルメン島のパノラマ。

市庁舎の中庭から望む入り口の壁の林立する柱の合間から垣間見えるメーラレン湖。

内部１階がノーベル賞の記念晩餐会場（青の間）。

晩餐会終了後２階のゴールデンホールで舞踏会が催される

晩餐会で供される食器。の一部

スターズホルメン島＝ガムラ・スタンの”大広場”に面して建つビルは旧証券取引所で、この建物の最上階のスエーデン・アカデミーでノーベル賞選考会が開かれる。

ガムラ・スタンの北東部に王宮が建つ。
中欧諸国と共に北欧は今でも皇室が存在し、皇室の住いの王宮があり、どの国も衛兵の交代式が行われているが、この旅行中で一番立派な交代式を見たのがスウェーデン王宮であった。
しかし現在ここは公の執務が行われているだけで、王家の家族は郊外のドロットホルム宮殿を住いとする。

翌朝改めてガムラ・スタン散策に出かける。
官庁街を通ってガムラ・スタンの北隣の小さな、国会議事堂のための島の様なヘランズホルメン島へ。

再び朝のガムラ・スタンに渡り、朝の”大広場”を覗き、
貴族の館の前を通り、ガムラ・スタンの西隣の島リッダーホルメン島へ。

リッダーホルム教会の美しい尖塔は、市庁舎の塔に負けじとストックホルムの至る所かその頭を覗かせる。

ストックホルム西部の郊外ロベ島の、現在の王室のお住まい、
”北欧のベルサイユ宮殿”ことドロットホルム宮殿へ。

ガチョウに出迎えられて、湖の畔に建つドロットホルム宮殿散策。

フランス風の幾何学模様の中庭がベルサイユ宮殿”風か。

夕食を摂った現カール６世グスタク王の姉君クリスティーナのお住まいウルリクスダール宮殿の敷地内の館。

一転東部郊外ノールマルム島の東端に聳えるカクネスター（128m）へ。

タワーの上からの市庁舎方向（西南）のパノラマ。

反対東北方向のパノラマ。

カクネスターからの帰路、バスから降り、美しく洒落た建物が並ぶストランドヴァーゲン(海岸通り）をホテルまで散策。

途上立ち寄った冬はスケートリンクになるという王立公園。

ストックホルムの最後の訪問地はセルゲル広場。
ストックホルムの文化・商業・交通の中心。
地下１階は地下鉄の出入り口、会談を上がるとロータリー。

その中心には噴水に囲まれた８万個のガラス片でくみ上げられた塔が建つ。