パノラマ写真集2017；12北欧スカンジナビア３国の旅からノルウェー編

2008/07/02 - 2008/07/05

北欧スカンジナビアの旅の2か国目はノルウェーのフィヨルド紀行。

訪れたフィヨルドランドは勿論、ベルゲンも、首都のオスロもフィヨルドの沿岸に開けた街。

＊ソグネフィヨルド遊覧を動画にしてＵＰしました。
題して”ソグネフィヨルド遊覧旅情”。

エリア ベルゲン(ノルウェー)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

その最初の訪問地ベルゲンはフィヨドル沿岸の干しダラで隆盛を誇ったの商人たちの、ブリッゲン（木造家屋）が軒を連ねる美しい港街。

ケーブルカーで海抜320mのフロイエン山へ。
山頂からは 眼下に広がるフィヨルド風景の洗礼が待っていた。

フィヨルド遊覧のベースキャンプ・ソールストランホテルは干しダラで財を成した豪商の元別荘。

ホテルの前に広がるビョーネフィヨルド。

温泉プールに浸りながら刻々変わるビョーネフィヨルドの眺めは絶景
ビユーネフィヨルド独り占め？？

しかし何よりもソールストランホテルの若女将Pernille さん（当時はまだお子さんが居られなかったが、現在は２児の母親も兼務との事）の”おもてなし”は忘れられない。

（参考：Pernille さんがお仕事で来日の際、ソールストランホテル訪問時にPernille さんと一緒に撮った写真を差し上げようとの小川TDの提案があり、折角だからとソールストランホテルで撮った写真をスライドショーのCDにして差し上げた。

そのCDを作成した当時のままで、今回初めてYou TubeにUPしてみました。

１０年前と現在とでは様子も変わっているところもあるかと思いますが・・。

ソールストランホテル
https://www.youtube.com/watch?v=O4rTyhQnfDE&t=53s

ノルウェー観光のハイライト・ソグネフィヨルド遊覧へ。

と云っても遊覧コースはソグネフィヨルドの200kmもの奥深くにある世界遺産ネーロイフィヨルドとアウランフィヨルドを繋ぐコース。

朝ソールストランホテルを出発したバスは、４０ものトンネルを潜り、石作りの教会の建つヴァングス湖、”若返りの滝”こと”ツヴィンネの滝”花嫁の滝”に出迎えられて、遊覧船の出航地グドヴァンゲンへ。

ソグネフィヨルド遊覧船コースマップ

心配した予想が的中し、遊覧船は日本人のチャーター機旅行団で満席。

遊覧船の出航地グドヴァンゲン

海抜1800mの岩盤を滑り落ちる滝があるかと思えば、苔の群生化とも見えるやわらかい岩肌。

真夏なのに残雪が残る頂。

雄大な風景につい普通の山岳渓谷と錯覚してしまい、船べりの先端で身を乗り出している女の子が振り落とされないか気をもんだが、ここは海抜０ｍ。

鏡の様に滑らかな水面を、船は滑るように進む。

写真はその中を何とか陣取った遊覧船の帆先からのもの。

唯一の遊覧船寄港地ウンドレダール
（終点フロムと勘違いして下船してしまい、置いてきぼりにされそうになったお二人あり。ご用心！）

フロムではフロム鉄道も待ち受けており、観光客で大賑わい。

フロム鉄道でミュルダールへの途上、トンネルの中で列車はストップ。

トンネルを出ると豪快に水飛沫を上げて流れ落ちるショースの滝が目を奪う。

ミュルダールからベルゲン鉄道に乗り換えヴォスまで。

富士山そっくり

ヴォス駅に到着。
ここでソグネフィヨルド遊覧は終わる。

参考：ソグネフィヨルド遊覧を動画にしてみました。
”ソグネフィヨルド遊覧旅情”
https://www.youtube.com/watch?v=0DxFVpaomqk

ベルゲン空港から飛び立った飛行機は、眼下に雄大なフィヨルド渓谷と穏やかな水辺のパノラマを楽しんでいるうちに、ノルウェーの首都のオスロ空港に到着。

中央駅から伸びるオスロきっての繁華街カールヨハン通り。
沿線にはオスロ大聖堂や国会議事堂、そして国立劇場も。
我々の宿舎グランドホテルもここにあった。
正面には王宮が覗く。

ここオスロもフィヨルドの100km奥の沿岸に開けた街。

沿岸に建つ市庁舎前の広場の先の港と湾もフィヨルド恩恵。

港に沿って左側に目をやると、夕日で朱色に染まったアーケフシュース城をバックにした、
繋留中の純白の帆船のコントラストが際立つ。

夕方の散歩で出会った夕日を浴びた国会議事堂、

国立劇場裏庭

国立劇場前の噴水でポーズをとってくれたお二人。

1800年前のヴァイキングの喫水の浅い見事な船を飾るヴァイキング博物館。

そして”怒りん坊”のいるフログネル公園。

宿舎のグランドホテルは、ノーベル賞平和賞受賞者の宿舎となるらしい。
今夜はライダーたちの集まりでもあるのか？