台北から日帰り初マカオ 最後に見たパリジャンマカオの印象が圧倒的でした

2017/12/15 - 2017/12/15

マカオはホテルが高かったので台北からLCCで日帰り。朝８時半に到着して夜11時に出発するフライト。

エリア マカオ(マカオ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: スクート

午前３時半に出発。まずは台北駅近くの桃園空港行きの國光専用バスステーションに到着。新しく移設されて、台北バスステーション(台北轉運站)の向かいになったので、宿舎のある圓山エリアからだとちょっと近くなって便利に。

６時半に台北発のタイガーエアに乗って、２時間足らずでマカオに到着。空港の建物への接続バスの車内から。澳門航空のフォントが渋め。

マカオ国際空港 (MFM) 空港

外国についてまずすることは両替なのですが、香港ドルが少し手元にあったので、まずはSIMカードを入手。っていうかふつうにHKDが使えます。

税関を出てすぐにSIMカードの自販機があったのですが、カウンターから声をかけられたので販売員から直接購入。30日間有効の700MBデータ通信用SIMが50HKD。日帰りなら十分。

いったんカウンターを離れてさあ出発となってから、通信ができてないことに気づいてふたたびカウンターへ。スマートホンのアクセスポイントを設定してもらってようやく出発。

マカオ国際空港 (MFM) 空港

空港のあるタイパから市内へ向かうMT1というナンバーのバスに乗車。運賃は4.2ドルですがバスはお釣りが出ません。面倒なので5HKD硬貨を投入。

マカオ国際空港 (MFM) 空港

バスはしばらくタイパ側の停留所をいくつもまわります。15分ほどしてようやくタイパと市内を結ぶ橋を渡ります。Google Mapで事前に地図を見ておいて、左右どちらの橋をわたるのかと思っていたら、真ん中にあるほっそい橋を渡りました。それなりに長いのですが、また歩いてはいけないような気がするのですが、路肩を歩いて渡っている人がいました。夜に時間があれば夜景を見ながら歩いてみようかな。

橋を渡りきったところでバスを下りていきなりグランドリスボア。テンション上がるわー。

出発が早朝すぎて桃園空港ではレストランも売店も空いていなかったので、すでにかなり空腹。とりあえず朝食を。ピンときたカフェの看板があったので向かおうと思いましたが、SIMカードを買って10HKDと小銭しか財布に残ってなかったので、まずは両替。近くの両替所へ。

現在台湾ドルが強いので、手持ちの台灣ドルを両替しようと思っていたのですが、悲しいかなマイナー通貨、スプレッドが大きかったので素直に日本円で両替しました。5000円が319.8HKDに。窓口ではHKDに両替ですか？と聞かれます。そして小銭はパタカで。他の地域の通貨が普通に使えるなんて.. 銀行ごっこみたい。

そしてお目当てのカフェへ。メニューを見て、黒パンのサンドイッチにトマトとチーズをはさむようオーダー。コーヒーを追加して38HKD。店先で座って食べていると、次々と客が来店。みんなエッグタルトを食べているので、ああここはエッグタルトが有名なんだと気づいて、自分もふたたび店内に入って購入。10HKD。広州に住んでいたことがあるので、広東式の食事スタイルなマカオに一気に親近感がわきました。

マーガレット カフェ ナタ カフェ

さて観光。とりあえず大三巴に向かって歩いてみます。噴水のある広場のすぐ奥、この路地には中華風なファストフードの屋台がずらり。

路端のミニ噴水。まだ歩いたばかりですが、教会が多くてカトリック色が強い印象のマカオ。

コロニアル調の建物。

中華風三年坂といった雰囲気です。朝９時すぎですが、けっこうなにぎわい。

アイスクリームのチェーン店でしょうか。猫山王。目立ってました。

大陸からの観光客と思われ。コレなら迷子にならないよね..。でも..。

というわけでデーンと大三巴。驚きの薄さ、よりもジャージ姿の大陸観光客の団体に目が釘付け。

聖ポール天主堂跡 (大三巴牌坊) 史跡・遺跡

大陸の観光客の服装や振る舞いをつい眺めてしまう。楽しい。

聖ポール天主堂跡 (大三巴牌坊) 史跡・遺跡

インスタ映えしそうなこの路地の名前は戀愛巷。

中華女子に大人気です。

上海レトロなデザインのバン。

路地を歩きます。淡いピンクとエメラルドグリーンが建物の外観に多く見られます。

ずっと路地を歩いてましたが、ちょっと見晴らしのいいバスターミナルに出ました。奥に公園があるようです。

按摩屋さんの洗濯物がずらり。

背後からの視線を感じたのか、鳥かごをかざしてくれました。遠慮なく写真を一枚。

市民の憩いの場のようです。中華将棋を楽しむ人達。

歩道のモザイクは港町を連想させるいろいろなモチーフでした。

住宅ばかりの路地がつづいていましたが、ようやくお店の並ぶ通りを発見。昼食はこのへんでとろうかとあたりをつけます。

さらにちょっと歩いて海(川？)の方まで歩いてきましたが、漁港でフェンスが張り巡らされていて、見晴らしのいい場所を見つけられませんでした。

漁港直結の海鮮屋が多く並んでいました。道端には鱗がボロボロと。魚インフルエンザとかあったら検疫でアウトなくらいいっぱい踏んでしまいました。

先ほど通った十月初五通りに戻って来て、たくさんのお店の中から昼食のための店を探します。点心の店が美味しそうで地元の人で賑わっていましたが..

最初に目をつけておいたこちらの店で昼食。招牌焼きそばを注文。あとから来た客が自分の料理を見て同じものを頼んだのでちょっと誇らしげ。

黄枝記粥麺店（本店） 地元の料理

広東に来たので、レモン水も注文。

レトロなメニュー表だったので、一枚。

しめて85HKDでした。ふたたび街歩き開始。広東スタイルの建物を発見。

お廟のようです。

貼紙厳禁。いいフォント。

インパクトのある路地。個人的にはもう少し道幅が狭いと見栄えがすると思うんですが、そういう問題じゃないですよね。実用性が第一。

白亜の建物。

マカオの教会は質実剛健。欧米の教会に比べるとちょっと地味ですね。

ポルトガルっぽい派手な配色ですが、街並みに溶け込んでいます。

見晴らしのいい東望洋燈塔にやってきました。

ギアの要塞、ギアの灯台とギア教会 寺院・教会

台風の多いマカオ。アナログな警報表示装置が展示してありました。

ギアの要塞、ギアの灯台とギア教会 寺院・教会

マカオの街を一望。天気が残念。

ギアの要塞、ギアの灯台とギア教会 寺院・教会

タイパと結ぶ右側の橋。

ギアの要塞、ギアの灯台とギア教会 寺院・教会

埋め立てがつづいています。

ギアの要塞、ギアの灯台とギア教会 寺院・教会

墓地でしょうか。配色が目立っています。

灯台と隣接する教会。とにかくそこかしこに教会がある、という印象。内部は撮影禁止です。うっすらと光がさしてきましたが、青空はのぞめそうにありません。あきらめて、夜景を見にまた戻ってこようかなと思いながら下ります。

ギアの要塞、ギアの灯台とギア教会 寺院・教会

再び大三巴に戻って来ました。さっきは見なかった大砲台へ。手前は小学校の屋内運動場。小さいマカオの小さい校舎。

大砲台 展覧室 博物館・美術館・ギャラリー

高台を登る坂の途中から入場するマカオ博物館は屋上テラスにつながっていました。。

大砲台 展覧室 博物館・美術館・ギャラリー

見晴らしがいいので四方が撮影スポットです。

大砲台 展覧室 博物館・美術館・ギャラリー

撃てー。

大砲台 展覧室 博物館・美術館・ギャラリー

対岸もうマカオではなく中国なんですね。

大砲台 展覧室 博物館・美術館・ギャラリー

大三巴を見下ろします。カメラのトイカメラ風機能に最適なアングル。

大砲台 展覧室 博物館・美術館・ギャラリー

三色のビルディングに惹かれます。あとその脇の路地にも。

大砲台 展覧室 博物館・美術館・ギャラリー

下りて少し早い夕食をと路地を通り抜けます。ここにもパステルグリーンの建物が。

夕食は近くでてっとり早くすませようか迷いましたが、せっかくなので昼に見た点心の店に挑戦しようと歩きはじめます。途中に趣の異なる路地が。毛さん発見。

到着したものの閉まっていました。昼間だけの営業なのか、もう少ししたら再オープンするのか。残念。

この「飯」と看板のかかったところはどうかな、と思いましたが、台灣の自助餐みたいな感じだったのでパス。

時間も気になってきたので、近くにあった比較的混雑しているレストランへ。やはりレモン水を一緒に注文。北京語で注文したので、「大陸の人はね～」みたいに隣席の地元の人たちががいろいろ話しかけてきてやはりフレンドリーな広東スタイル。

夜景を見にふたたび東望洋燈塔へ登ろうと思っていたのですが、Google Mapで時間をチェックするとすでに閉まっているもよう..。というわけでふたたび大三巴の大砲台へ登りましたが、やはり間もなく閉まってしまいました。意外に早いマカオの晩。大三巴の前では何やら始まりそう。

聖ポール天主堂跡 (大三巴牌坊) 史跡・遺跡

19時からプロジェクションマッピングが始まりました。もとのファサードをうまく使った映像が次々と流れていきました。

聖ポール天主堂跡 (大三巴牌坊) 史跡・遺跡

30分おきにやっているようです。

聖ポール天主堂跡 (大三巴牌坊) 史跡・遺跡

セナド広場あたりも見て回ります。この教会もかなり有名ですが、個人的にはあまりそそられませんでした。撮影順番待ちなのかすごい行列が。

セナド広場 広場・公園

日が落ちてクリスマスらしいイルミネーション。すごい人。

セナド広場 広場・公園

右端の二人がいい感じ。

セナド広場 広場・公園

教会と噴水のある広場にあったキリスト生誕モチーフのオブジェ。昼間は藁屋根の地味ーな様相でしたが、晩になってライトアップされてぐっと雰囲気が出てきました。

午後８時前。時間が気になっています。タイパへ向かうバスに乗らなければ。路地から見上げるグランドリスボア。

グランド リスボア ホテル ホテル

グランドリスボアのふもと。最初に到着したバスターミナルに戻ってきました。ここでデジカメの電池が切れてしまいます。事前に買ったモバイルバッテリーが、カメラの充電には使えなかったので、ケータイのみの撮影になってしまいます。ここからは夜景が続くのに..。残念。

グランド リスボア ホテル ホテル

リスボアホテルのカジノ部分。すごくテンションの上がるイルミネーション。

カジノ　リスボア カジノ・ギャンブル

空港方面へ向かうバスでタイパに移動。ギャラクシーホテルも間近で見たかったのですが、時間がなくなってきたのでベネチアンマカオとパリジャンマカオだけでも、とロータリー付近でバスを下車。

遠くに見えるギャラクシーホテル。

ギャラクシー マカオ ホテル

とりあえずベネチア全部載せ、なベネチアンマカオ。ジャパニーズマカオとか出来たらなにを並べるんでしょうね。姫路城と、金閣寺と、あとなんだろう。

フォーシーズンズホテルのデザインも落ち着いていて渋い。

フォーシーズンズ ホテル マカオ ホテル

エッフェル塔もどきが見えてきました。

ライトアップされたホテル本体が見えたときのインパクト。写真はそこそこのデジカメのAUTOモードでそれなりに撮れるもんだと深入りしていませんでしたが、このきらびやかさを再現するためにはもっとリソースを注ぎ込んでみようかと思ってしまいました。一日歩き回っていろいろとマカオを見たはずなのですが、最後にこのパリジャンマカオが全部持っていきました。

写真を撮っていると、化粧の派手なおねーさんが次々とやってきて、マッサージに誘われます。一人だとね。これもマカオ。ここでタイムアップ

微妙な距離ですが歩いて空港まで戻りました。何にもないので退屈で余計疲れた。タクシーにすればよかった。帰りの飛行機では爆睡で、桃園空港に着いてからもスムーズにバスに乗ることができ、帰宅しました。

マカオは小さいし、一日でも時間をもてあますだろうと思っていましたが、あれもこれも、同じところを夜景でも..。ぜんぜん時間が足りませんでした。

マカオ国際空港 (MFM) 空港

この旅行記へのコメント （2）

• まっつんさん 2018/01/16 18:46:21

  日帰りマカオ

  さとう様、こんばんは
  
  良いですね、日帰りマカオ。
  以前に台北→金門→厦門→金門→台北はやりましたが、マカオは思いつきもしませんでした。
  マカオ自体が小さいので、日帰り観光もありですね。
  いつかマネしてみようかな(^-^)
  
  まっつんより
  

  さとうさん からの返信 2018/01/18 11:06:32

  Re: 日帰りマカオ

  まっつんさんお元気ですか。
  まっつんさんの行動力ならマカオ日帰りじゅうぶん楽しめると思いますよ。台湾とはまた違った風情があリます。
  いま香港に来ているのですが、天気はいいのに大気汚染がひどいです。冬は避けたほうが無難ですね。
  暑すぎない初夏か秋あたりにぜひ！