2017/12/10 - 2017/12/13
1256位(同エリア19688件中)
k.sさん
HK EXPRESSで香港からの復路¥10のチケットをゲット!!
4年前に香港に一緒に行った友人を誘って野次喜多道中と思ったものの、そんな安いチケットは1時間後には売り切れてありませんでした。
友人と一緒ならば、前回行かなかったマカオに行こうかな、と考えていたのですが、さて、一人で香港で何をしましょうか?
食事の美味しい店を数軒は知っているのですが、すべて4~5人で行ったらいいところばかりで、1人では食べ切れません。中華料理は、一皿の盛りが1人では多すぎるのです。
”安くて美味しい”、1人でも入れるレストラン探しをしてみようかな?
歩くのが苦にならず、活気溢れる香港の街が好きなので、レストラン情報と地図をバッグに入れ、ひたすら原色の香港の街を歩き回る。そして、その風景写真に私の「思い出」を重ね合わせる。そのような旅行記もあってもいいのでは...。
具体的には、初日と最終日は移動だけで、街歩きはお休み。2日目の午前中は香港仔の散策をし、午後は九龍サイドに渡り、尖沙咀から北上し、佐敦、油麻地、旺角と歩き回り、時間があれば、太子、深水ポまで足を延ばす。3日目は、香港島の天后から上環をひたすら歩き回る。
行ったり、来たり、ぐるぐる回ったり、足の向くまま、気の向くまま...。一人旅なので、誰にも遠慮する必要がない。
ざくっと計画らしきものは立てましたが、どうなるのでしょうか?
なお、ホテルは、香港仔のカリタスを選びました。安くて広い部屋を香港で希望すれば、ロケーションは多少悪くなります。人の真似は嫌だと、粋がる悪い癖が出たのかもしれません。それが「吉」と出るか、はたまた「凶」となるか?
その香港旅行一人旅3泊4日のダイジェスト版です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- 香港エクスプレス航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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関空出発ゲート
今回の航空会社は、HK EXPRESSですが、搭乗する前から、少し身構えていました。帰りの便が元々12:15分発だったのが、9:15分になるとメールで連絡が来たからです。今回のホテルを香港仔にしたので、3時間の前倒しはかなり困ります。HK EXPRESSからは、「御免なさい」だけで、救済措置は全くありません。 -
香港空港 空港バス・切符売り場
香港の空港に着き、空港で両替をしましたが、1万円が611ドルでした。これは想定外です。自分が急に貧乏になったような感覚に襲われました。悪いことは、続いて起こります。オクトパス・カードにチャージしようとしたのですが、チャージできません。4年以上も使用しなかったので、カードが使えなくなりました。来年3月に65歳になるので、オクトパス・カード・エルダーを作ろうと考えているので、今回は、公共交通機関を利用するとき、現金でやってみます。
香港に来て、オクトパス・カードなしで、バス、電車、トラムに乗る。こんな無謀なことはやってはいけない事です。時間・労力の無駄です。それを承知で、ゲーム感覚でやってみます。 -
香港仔 好運点心専門店 (ホテル近く)
香港仔に着いたときは、とっぷりと日が暮れていました。晩ご飯に点心を食べることに抵抗はありましたが、「好運点心専門店」に入りました。吃驚したのは、この店でも、湯のみ、茶碗、箸をお茶で先に洗わないといけません。40年前にタイムスリップしたかのようでした。
この「好運点心専門店」は、24時間営業の店でした。 -
香港仔
香港2日目の朝、5時に目が覚め、もう少し寝ようとしたのですが、眠れません。それでは散歩にでも行こうか、と薄暗い中を香港仔の散策に出掛けました。
街は眠りからまだ目覚めていませんが、何軒かの店は、既に店を開き、出勤する人も結構います。 -
香港仔 早朝風景
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香港仔 早朝風景
祠もありました。地元の人は信心深いです。お祈りをして立ち去られる人を何人も見ました。 -
香港仔 早朝風景
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香港仔 早朝風景
祠の先の道はどうなっているのだろうか、と少し道を登って行きました。 -
香港仔 早朝風景
その坂道の途中から見えた風景です。 -
香港仔 早朝風景
アバディーン プロムナードからの風景です。黄竹坑駅方面へ向かっています。 -
香港仔 早朝風景
サンパンの乗り場です。 -
香港仔 早朝風景
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香港仔 早朝風景
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香港仔 早朝風景
黄竹坑から深湾に来ました。水上レストランの「ジャンボ」を近くで見るためです。 -
香港仔 早朝風景 水上レストラン・ジャンボ
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香港仔 早朝風景 深湾
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香港仔 早朝風景
プロムナードに戻りました。リックには、朝一番に買ったサンドイッチが入っているので、適当な公園で食べよう、と思っていました。 -
香港仔 早朝風景
プロムナードから見る、船と対岸の「Ap Lei Chau」に聳える高層ビルは美しいハーモニーを奏で、心を和ませてくれます。 -
香港仔 早朝風景
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香港仔 早朝風景
ここで朝食を摂りました。傍らでは太極拳を披露する十数名のグループがいました。ときたま風を切る、扇子の鋭い音がします。扇子を使った太極拳です。 -
香港仔 早朝風景
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香港仔 早朝風景
ホテル近くに戻っていました。昨日の晩、食事を摂った「好運点心専門店」も日中みると写真のように見えます。
一旦、ホテルに戻り、トイレを使わせてもらい、昼食を摂りに尖沙咀に向かいます。フロントで中環、尖沙咀へのバス停とバス番号を聞きましたが、バス停はホテルから近く、移動には想像していた程困らないようです。(中環行きのバスが7番、71番、91番の3種類。尖沙咀へは、973番の1種類あります) -
九龍サイド エアポートエクスプレス・九龍駅近く
香港仔から尖沙咀へは、973番のバスに乗りました。海底トンネルを抜け、九龍サイドに到着した最初の風景が、このコンテナ・ヤードです。 -
尖沙咀バス・ターミナル
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尖沙咀 ハーバーシティ入口付近の広場
クリスマスの飾りがされていました。派手ですね。 -
尖沙咀 香港ホテル6階 日本料理店「西村」
香港で日本食を食べる?これは反則です。以前の私ならば100パーセントしません。但し、私も年を取ったようです。香港ホテルの「西村」の花ちらし定食が食べたくなり、寄ったのですが、お茶だけ飲んで帰ろうかと不埒な考えが一瞬頭をよぎりました。だって、かつては、150ドルのものが、私の了解なしに、330ドルに値上げをしているのです。今回の空港でのレートを考えると、たかが海鮮丼に5000円以上のお金を払わないといけないのです!
相変わらず美味しかったですが、「西村」は私の行ける店ではなくなりました。 -
尖沙咀 九龍公園
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尖沙咀 九龍公園
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尖沙咀 金巴利道
尖沙咀で私が一番多く歩いた通りが、この金巴利道です。 -
尖沙咀 金巴利道
原色の看板は品がありませんが、嫌いではない。というより、私は香港らしいと思うのですが...。 -
尖沙咀 金巴利道
この階段を上がり、右手に行くと、ナッツフォード・テラスです。小奇麗な西洋料理の店が並んでいて、雰囲気がその空間だけ違います。 -
尖沙咀 金巴利道 「君怡酒店」
私にとって、一番目の香港での「定宿」でした。いろいろな思い出が詰まったホテルです。一点不満を言うのなら、ベッドが私には少し柔らか過ぎることです。 -
尖沙咀で見つけたART WALL
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尖沙咀
脇道も利用します。人の往来が多いので怖くはありません。 -
尖沙咀 金馬倫道
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尖沙咀 「香港老飯店」
金巴利道にもあったのですが、今回その看板がないため、寂しい思いをしていましたが、「香港老飯店」の看板が眼に飛び込んできて、嬉しくなりました。
とびきり美味しい店ではないのですが、納得いく上海料理を提供してくれます。 -
尖沙咀
こういう路地は「危険な」においがしますね。近寄らないことです。 -
尖沙咀 重慶大厦
空港で両替をしましたが、1万円が611ドルだったので、初めてあと2万円を両替しようとこの重慶大厦にやって来ました。
噂通りレートがいいですね。1万円が684ドルでした。但し、1万円が900ドル台を経験しているので、やはり悲しいです。
因みに、私が香港に住んでいた1977年は、香港ドル1ドルは日本円で60円でした。 -
地下鉄の改札口
尖沙咀をぶらぶらと歩いていると、4時を回ってしまいました。深水ポまで歩いて行くなんて無理です。どうしてもしたい買い物があったので、尖沙咀から油麻地まで地下鉄で行きました。 -
油麻地 イートン・ホテル
このイートン・ホテルも私のお気に入りの「定宿」です。 -
油麻地
今回の旅行は余り運がないので、店がまだあるかどうか、心配だったのですが、やりました!大発見です。それも値段は変わっていません!1本10ドル!大感激です! -
油麻地
買いたいものは、この舌の苔を取る道具です。子供の頃、母が四天王寺さんの参道の屋台で買っていた、鯨のひげからこしらえたものです。これで私の舌はいつも綺麗にできるのです! -
油麻地
舌の苔を取る道具を手に入れたので、気を良くした私は、「干し貝柱」でも買いましょうか、と店を覗いたのですが、またまた心臓に悪い数字を見てしまいました。1パック600~800ドルです!600ドル以下のものがありません!
仕方ないので、小さな声で言いました。半分でも売ってくれる?味見をさせて? -
香港仔
3日目の朝は中華粥を食べようと決めていた。朝早くから開店している店で、地元の客も結構入っている。店の前にメニューが出ていたので、どれにしようか、と眺めていたが、朝の6時台では、メニューが限られるのでは、と思い、とりあえず、入ることにした。 -
香港仔 「同和粥麺」
店の女性は珍客に大喜びで、他の客がいるのに、猫が獲物を弄ぶように、近づいては、二言三言声を掛け、遠のき、また近づくを繰り返した。「何処から来たの」「仕事?旅行?」「粥だけでは足りないでしょう。雲呑麺はどう。腸粉もあるよ」「お粥は美味しい?」
律儀にそれぞれの質問に答えていたが、正直食べている最中に突然声を掛けられるのは、あまり好きではない。それも、私が答える度に、大袈裟に体を仰け反らし、喜んでみせる。
しかし、これも旅の楽しい思い出になっている。
店の中に一人の女性が写っているが、その人が好奇心旺盛な女性だ。 -
中環バスターミナル
3日目も朝食のあと一旦ホテルに戻り、中環にバスで行った。予定を変更し、「Kau Kee Restaurant」の場所を確認して、銅鑼湾に二階建てのトラムで行くことにした。「Kau Kee Restaurant」の悪い評判は聞いたことがない。皆さん一様に「美味しいラーメンだ」と仰る。そうであるなら、一度は行ってみないと。 -
中環バスターミナル
利用したのは、バス番号91。 -
中環バスターミナル付近
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中環バスターミナル付近
オープントップの観光バスも見つけました。 -
中環 IFCモール
年をとればトイレが近くなりますね。利用しているのは、ホテル、百貨店ですが、ここの「IFCモール」もお薦めです。とても綺麗です。 -
中環 徳輔道中
中環散策のスタートは、ここ「トンミンタイハ」です。かつて支店があったところで、ここからスタートすれば、迷子になることを避けられます。 -
中環 利源西街
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中環 利源西街
よくこの通りを通りました。かつてこの通りの1軒の生地問屋が顧客で、その社長に可愛がられました。旧正月に頂いたお年玉が忘れられません。赤いポチ袋に100ドル紙幣が入ってました。
当時は、強盗に遭ったら、100ドルで命を救えるという時代です。 -
中環
上り坂になっていますが、上って行きます。 -
中環
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中環 士丹利街
緑の看板に「陸羽茶室」と書かれています。まだ行ったことはないのですが、飲茶をしに一度は行ってみたい店です。 -
中環 威霊頓街
「Shake's Buns」窓際の席に座りながら、名物のホットドッグを頬張り、道行く人を眺める。そんな時間を過ごしたい、と思わせる店です。 -
中環 威霊頓街
ミッドレベル・エスカレーターが見えています。話の種です。一度は試して下さい。 -
中環 威霊頓街
昔ながらの飲茶を楽しませてくれる「蓮香楼」。湯のみ、お椀、箸は、お茶で洗ってから、使いましょう。 -
中環 歌賦街
「Kau Kee Restaurant」はもう見えています。 -
中環 歌賦街 「Kau Kee Restaurant」
夕食に備え、位置確認はできたので、銅鑼湾に向かうことにします。
なお、Kau Kee Restaurantの営業時間は、12:30~19:15とのこと。 -
中環~銅鑼湾への途中
トラムで移動することにしました。 -
銅鑼湾 駱克道
銅鑼湾の街並みは一見したところでは、40年前とそう変わっておりません。但し、店の内容はころころと変わっているようです。私が食事に利用した店はどこかに移転したのか、今は銅鑼湾には一軒も残ってないようです。 -
銅鑼湾 駱克道
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銅鑼湾 駱克道
右の建物が百貨店「そごう」です。裏手になります。 -
銅鑼湾 「世界中心」
銅鑼湾に着くと、もう昼の12時を過ぎていた。「ヌーン・デイ・ガン」を見ようと思っていたが、その場所に行くことは行くが、昼食のあとにしよう、と決めた。 -
銅鑼湾 「世界中心」 とん吉
ところで、12時を過ぎてもお腹が空かないのである。そして困ったことに、銅鑼湾でも反則をしてしまった。
日本料理を選んでしまったのだ。とんかつの「とん吉」。ホテル「ザ・エクセルシオール」の隣にある「世界中心」の中にある日本料理店?! -
銅鑼湾 「世界中心」 とん吉
コーヒーを付け、220香港ドルを支払いました。贅沢ですが、私の感覚では、これが昼の日本食に対する限度一杯の値段です。
なお、キャベツは日本と同じで食べ放題になっております。 -
銅鑼湾 「世界中心」 とん吉
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銅鑼湾 「世界中心」 とん吉
店内風景 -
銅鑼湾 「世界中心」 とん吉
窓際の席から見えるヴィクトリア・ハーバー -
銅鑼湾 ヌーン・デイ・ガン
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銅鑼湾 ヌーン・デイ・ガン
ヴィクトリア・ハーバーを望む。 -
銅鑼湾 百徳新街
この通りのビルに宿舎はありました。 -
銅鑼湾 百徳新街
外壁は塗りなおされていますが、風景は40年前と変わっておりません。 -
銅鑼湾 百徳新街
「ホイワタイハ」この建物です。「9楼D」それが宿舎でした。二重扉になっており、内側は木製で、外側は鉄製でした。
最初その二重扉に違和感を感じたのですが、そのうちその違和感がなくなりました。馴れって恐いですね。 -
銅鑼湾 FOOD STREET
よくここで食事をしましたが、通った店は今は残っておりません。 -
銅鑼湾 FOOD STREET
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銅鑼湾 VICTORIA PARK
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銅鑼湾 VICTORIA PARK
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銅鑼湾 VICTORIA PARK
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銅鑼湾 VICTORIA PARK
この建物をこの公園で探していました。プールです。但し、私が利用させていただいたプールではありません。新しく建て直されたものと思われます。
香港でプールを利用するとき、特に注意しなければならないことは、使用後水着をよく水洗いしなければならないことです。そうしなければ、塩素たっぷりのプールの水が悪さをし、水着がパリパリになって、捨てないといけないことになります。 -
HAPPY VALLEYへ
歩き疲れ、夕食まで時間があるので、トラムに乗って競馬場へ向かいます。
香港とは長年の付き合いですが、競馬場には一度も行ったことはありません。 -
HAPPY VALLEY
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HAPPY VALLEY
HAPPY VALLEYから湾仔の街並みが望めます。 -
HAPPY VALLEY~中環
トラムからの風景 -
HAPPY VALLEY~中環
私の記憶で間違いなければ、「山頂」に通じる道です。よくタクシーでこの道を上りました。 -
中環 スターフェリー付近
夕食は、中環と上環の中間にある「Kau Kee Restaurant」と考えていたのですが、どうもお腹の調子が悪く、とりあえず、香港仔に戻ります。 -
香港仔 「大快活」
ファースト・フード店で香港式おこわをいただくことにしました。 -
香港仔 「大快活」
ファースト・フード店で料理に期待する方が間違っています。それなりの味です。 -
香港仔 「大快活」
但し、面白いことを教えていただきました。
日本で、大型スーパーのフード・コートを利用すれば、料理が出来ましたよ、と報せる器具を持たされますが、ここ「大快活」でも渡されました。日本と同じシステムと思い、席で待っていましたら、えらく店の人に怒られました。
その器具をテーブルの端にあるオレンジのところに置いておかないといけなかったのです。
そうしておけば、料理が出来上がれば、注文した人がどの席にいるかが分かり、その料理を運んでくれるというシステムです。 -
香港空港 9時15分発
香港仔からの始発バスは5時30分です。30分毎に便があるとのことでしたが、とりあえず始発バスに乗りました。
バスは15分ほど遅れて出発し、香港仔から空港まで1時間少々掛かったので、始発バスにして正解でした。
HK EXPRESSはターミナル2で、馴れていないので、時間のゆとりが必要です。 -
香港空港 9時15分発
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HK EXPRESSの機内食
最後に機内食を紹介します。
往きは「牛丼定食」、帰りは「そば定食」を選択しました。往きの「牛丼定食」は美味しくいただきましたが、帰りの「そば定食」のそばを見て、腰を抜かしました!かちかちに凍っているではないですか。
自然解凍に10分ほど待ち、食べることができましたが、HK EXPRESSへの不信感が残りました。
一人一人のキャビンアテンダントは一生懸命に仕事をこなしているようですが、仕事の流れが悪く、どこかに淀みがあるようです。暫くは、注意して付き合っていかないと...。
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