2017/12/01 - 2017/12/02
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FUKUJIROさん
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アンコール遺跡の観光も佳境に入り、アンコール王朝が最も華やかだった時代の遺跡をめぐりました。
1113-1145年頃:アンコール・ワット
1186年:タ・プローム
12世紀末-13世紀初頭:アンコール・トム
ところで、シェムリアップで宿泊したシティ・アンコール・ホテルですが、宿泊翌日の昼から突然警備が厳しくなりました。
理由はカンボジアのフン・セン首相がこのホテルに泊まるから、ということでした。私たちがホテルをチェックアウトした12月3日にアンコール・ワットで政府主催の大きな行事が行われたようです。
今回のツアーメンバーの中にも、首相を見た人や首相夫人にあった人もいて、話が盛り上がりました。
フン・セン首相といえば、カンボジアの独裁者として知られていますが、それほど大した警護もなく行動できるのは、まあまあ国の経済が伸びているからなのかも知れませんね。
何はともあれ、二度と内戦状態など悲惨なことがおきないよう願っております。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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結構な道のりを歩いて、アンコール・ワットが見えてきました。
乾期なのでさほど大変ではありませんでしたが、雨期だったら辛いでしょうね。
西門からは入場できなかったので、東参道から近づきます。
1145年頃に完成、スーリヤヴァルマン2世が建立したヒンドゥー教(ヴィシュヌ)寺院。 -
すごい人です。
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東門の前まできました。
すごい人です。 -
城郭の北側を西へ進んでます。
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まだまだ歩きます。
中央祠堂とそれを囲むように4つの尖塔があり、東西南北のどこから見ても同じような見え方をします。 -
北側からの写真、逆光です。
中央祠堂は須弥山、回りの4つの尖塔はヒマラヤ連峰なんだとか。 -
西側の聖池の前から全景。
乾期になったばかりで水がありましたが、季節が進むと池が小さくなってしまうようです。
この日は、聖池の辺りの人が少なく、池に映るアンコール・ワットをじっくりと見ることができました。 -
池の畔にはお土産屋さんもたくさんあります。
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パトカーと救急車。パトカーはトヨタカムリ。
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第1回廊。
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壁にはレリーフが続きます。
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翌日に大きな行事があるそうで、お坊さんが集まっていました。
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アンコール・ワットは、はじめヒンドゥー教寺院として建てられましたが、後に上座部仏教となり、クメール王朝滅亡後も大勢のお坊さんが守り続けたことから、他のアンコール遺跡に比べて保存状態が良いのだそうです。
現在も、地元の方々がお参りしています。 -
第2回廊。壁のレリーフやデヴァターはありません。
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第2回廊はアップダウンが多いて、大変です。
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第三回廊への石段。
65度の急傾斜の石段からは過去に二人落ちて亡くなったようで、現在は使用禁止。 -
第3回廊へ登るために待っている人たち。
第3回廊は、 「神々の住む場所」といわれる中央祠堂にあるため、一度に100人までとの制限があり、降りた人数だけ登ることができる仕組みになっています。 -
ここから15分待ちの案内板。
この日は混雑してない方らしいです。 -
現在は観光客用の階段がありますが、それもかなりの急勾配です。
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第3回廊につきました。
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第3回廊から見た四隅にある尖塔。
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第3回廊からの景色。
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第3回廊にもデヴァターがいろいろあります。
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ナーガと仏陀。
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ここでもお参りしている人達がいました。
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登るよりも降りる方が怖かった階段。
なお第三回廊は、カンボジアの仏日には入場が できません。
個人で行く方は注意してください。 -
有料で記念写真を撮ることもできます。
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デヴァターがいろいろあります。
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デヴァターがいろいろあります。
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第1回廊。
一部分だけ天井が復元されています。
本来は全ての回廊に天井があったようですが、復元といっても想像に過ぎないので、世界遺産としては復元してはいけないそうです。 -
760mにもおよぶ第1回廊は、ヒンドゥー教の神話をもとに8つの物語が彫り刻まれています。
この綱引きをしている場面は、物語上重要なんだとか。ふむふむ。 -
象に乗ったまま入場するためのテラス(階段がない)。
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東参道に戻ってきました。
観光客が少なくなった夕刻、5人のお坊さんとすれ違いました。 -
乾期で歩きやすいと書きましたが、白いのは噴き出した汗の跡です。
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タ・プロームの西塔門。
かなり傷んでいます。 -
タ・プロームの参道。
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1186年にジャヤヴァルマン7世が建立した仏教(観音菩薩)寺院です。後にヒンドゥー教へ改宗。
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日本人は、タ・プロームとベンメリアが大好きなんだとか。探検気分が味わえるらしいのですが...
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鉄枠で支えています。
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この遺蹟も、もともとは3重の回廊がありました。
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根っこは元気いっぱいです。
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樹もすくすくと成長しています。
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遺跡というよりも密林です。
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回廊の跡です。
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こうなると、樹を取り除くことはできないですね。
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遺跡と一体化してます。
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まだ崩れていない場所もありますが...
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ここが一番の見所でしょうか。
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こういう遺跡らしい姿の方が好きです。
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タ・プローム、西塔門へ戻りました。
裏から見ると観世音菩薩様のお顔が見えます。 -
アンコール・トム。
12世紀末~13世紀初頭にかけてジャヤヴァルマン7世が建てた仏教(観音菩薩)寺院、アンコール朝最盛期の遺跡です。
観光客を乗せた象がいっぱい。 -
奥に見えているのが南大門。
参道の右側にはナーガと阿修羅像。 -
54体の阿修羅像。
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参道の左側にはナーガと神々の像。
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54体の神々の像。
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象に近づいて1枚。
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南大門への参道(橋)。
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大門は塔になっていて、東西南北の四面に観世音菩薩の彫刻が施されています。
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南大門の裏側(内側)。
この門は自動車も通行可能です。 -
今年から5年間、日本の支援でバイヨン寺院の補修工事を行うとの看板。
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南大門を抜けてバイヨン寺院への参道。
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バイヨン寺院に近づいてます。
クメール語で、バ・ヨンと発音するらしい。美しい塔の意味。 -
石の門が、枠だけ残っています。
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門にはデヴァターのレリーフ。
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第1回廊の壁画。
砂岩に直接彫り込んでいます。 -
柱のレリーフ。
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チャンパ軍との戦いの場面が多い。そういう時代に建てられました。
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何やら熱心に見ていました。
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何のレリーフだったかな。
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内戦時の銃痕が残っています。
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このデヴァターはかわいい。
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54の塔が立っています。
それぞれ4面に菩薩様のお顔があります。 -
木材で補修。
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アンコール・トムも、やはり現在もお参りされています。
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観世音菩薩を彫り込んだ中央祠堂。
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前の写真の中央、こちらが「クメールの微笑み」と言われているお顔。
唇が厚いのが魅力だそうです。 -
菩薩様の眉間から木が生えています。
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どこを見ても菩薩様です。
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アンコール・トムにはバイヨン以外にも多くの遺蹟があります。
橋みたいな道がバプーオンへの参道。
空中参道とも言うらしい。 -
バプーオンは、1060年頃にウダヤーディティヤヴァルマン2世が建立したヒンドゥー教の寺院です。15世紀以降は仏教に改宗。
正面にある本堂にも上れるようですが、私たちはパス。 -
ピミアナカスへ通じる門。
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王宮付近の案内図。
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ピミアナカス。
10世紀末~11世紀初頭にスーリヤヴァルマン1世が建てたヒンドゥー教寺院で、「天上の寺院」とも呼ばれています。
この頃、アンコール王朝の領土はタイのチャオプラヤー川流域にあるロッブリーまで領土を拡大しました。 -
王のプール。
手前の小さいのが男性用、奥に女性用の大きなプールがあります。 -
象のテラス。
アンコール・トムの城壁の一部を成しています。 -
壁面には象のレリーフ。
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象の像。
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ライ王のテラス。
象のテラスの北側にあって、軍隊を視閲するために使われていたようです。 -
ライ王の像(レプリカ)。本物は国立博物館で見ました。
ライ王とは、ハンセン病を患っていた王様のことだと言われていましたが、基部にはダルマラーヤと記されており、片足を立てた坐像はヒンドゥー教の地獄神ヤマ(閻魔)を表現しています。 -
テラスからは広場全体を見渡すことができます。
左から5枚連続写真で。 -
中央左。
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中央。
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中央右。
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右。
翌日、「2017第22回アンコールワット国際ハーフマラソン」が行われるとのことで、入念な準備が進められていました。
例年はアンコール・ワットからスタートするらしいのですが、今年は政府主催の行事と日程が重なってしまい、会場が変更となりました。 -
スタート&ゴール。
因みに、リオデジャネイロオリンピック男子マラソンのカンボジア代表、猫ひろしさん(40歳)が2位(カンボジア人では1位)に入賞したとのことです。
マラソンは苦手ですが、イブディナーパーティーだけなら参加したいなあ。
これでカンボジア旅行の記録もひとまず完了です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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