2017/12/07 - 2017/12/07
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fernandoさん
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今年(2017年:平成29年)、「百舌鳥・古市古墳群」が世界遺産の推薦候補となりました。
来年、ICOMOS(イコモス)による審査・現地調査があり、順調ですと2019年に世界遺産に登録されるかもしれません。
ちなみに、来年(2018年)は「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界遺産の候補になっています。
百舌鳥は堺市、古市は羽曳野市・藤井寺市です。
この10月の九州の旅のついでにと考えていた旅先でしたが、台風の影響で立ち寄れませんでした。
世界遺産に登録されてからだと大混雑が予想されるので、今のうちに訪ねます。
1日では足りませんね。主だったところを巡ったにすぎません。
参考:百舌鳥・古市古墳群ウオーキング・マップ
※2019.7.6世界遺産に登録されました。
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12月7日(木)。
8時ちょっと前に自宅を出ます。
天気のよさそうな日を選んで日帰りのドライブです。 -
伊勢湾岸自動車道→東名阪自動車道→名阪国道→西名阪自動車道と乗り継いで羽曳野市(大阪府)を目指します。
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10時ちょっとすぎに「LICはびきの」に到着しました。
案内によるとここの駐車場は2時間まで無料です。 -
「LICはびきの」を横断歩道から撮りました。
古市(フルイチ)古墳群を一周の予定なのでちょうどいい場所かな。 -
初めに古市駅に向かいます。
その道がきれいに整備されています。 -
最初の遺跡は「白鳥(ハクチョウ)陵古墳」です。
「日本武尊(ヤマトタケルノミコト)」の「白鳥伝説」の舞台だそうです。 -
逆光ですが、初めて前方後円墳と対面します。
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参拝道を逆から来ましたが、この道は「竹内街道(タケノウチカイドウ)」といい、飛鳥時代から東西交通の大動脈であった。
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近鉄古市駅に来ました。
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その駅の先に観光案内所がある。
この辺りで自転車を借りれるはずです。 -
何と!本日休館日です。
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歩いて古墳群を巡るしかないですね。
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ここ白鳥神社は日本武尊と素戔嗚尊(スサノオノミコト)を祀っているという。
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北に向かって歩きます。
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誉田(コンダ)八幡宮に来ました。
古墳も多いが神社も多い。 -
応神天皇を祀る神社です。
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その裏手に応神天皇陵古墳があります。
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ここから入れるかと思いきや柵があります。
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柵の向こうには石の反橋の、放生(ホウジョウ)橋がある。
秋季大祭では応神天皇の神霊をのせた神輿が、本殿からこの橋を渡って応神天皇陵へ渡御する神事が執り行われるという。(現在は脇の平橋を渡る) -
とにかく応神天皇陵に行くにはぐるりと回りこまなくてはいけません。
この道行き止まりでした。川向こうの道に戻ります。 -
原っぱのような場所に出ます。
ここは応神天皇陵古墳外濠外堤(ガイゴウガイテイ)です。
二重の堀の外側の遺構ということでしょうか。 -
そんな堀に作物が植えられている。
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収穫が終わったイチジク畑のようです。
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応神天皇陵古墳は、墳丘の長さが425mの前方後円墳で、堺市の仁徳天皇陵古墳(長さ486m)に次ぐ第2の規模です。
前方後円墳だとよくわかる写真は飛行機から撮ったものと思われます。 -
その濠と堤ですがその長さを実感してもらえるでしょうか。
その濠に沿ってここまで歩いて来ました。 -
ここは宮内庁の管轄です。
発掘調査なんてとんでもありません。
なので未だ謎の部分が多いようです。 -
応神天皇陵の拝所です。
これ以上中には入れません。 -
古市古墳群は、その数45基が現存しています。
写真は「大鳥塚古墳」です。
ここから藤井寺市になります。 -
ここは中に入れるようです。
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次は古室山(コムロヤマ)古墳です。
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小さい古墳といっても墳丘長は150mもあります。
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そのまま北に向かうと仲姫命(ナカツヒメノミコト)陵古墳がある。
仲姫命は応神天皇の皇后であり、仁徳天皇の母でもあるという。 -
ここは前方後円墳ですが、拝所からはこんもりした森しか見えません。
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仲姫命陵古墳に沿って歩くと、神社がある。
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仲姫命陵古墳の案内看板です。
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拝所はこの右手の家と家の間にありました。
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濠沿いに土師(ハジ)ノ里駅方面に歩きます。
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駅の手前に鍋塚古墳がある。
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古墳の上に登れるようです。
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仲姫命陵古墳が見える。
こうしてみると、住宅街の裏山のようです。 -
土師ノ里駅が見えます。
歩き始めて1時間半経過しています。
当初は自転車で仲哀天皇陵方面への周遊コースを考えていたのですが、もう疲れました。 -
電車で古市に戻ることにします。
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古市に着いた頃にはもうお昼になってしまいました。
駐車場は2時間を超えると有料になります。 -
どうせ有料になるのでしたらと、食事にします。
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古市駅から「LICはびきの」に行く途中に「古市大溝(オオミゾ)」がある。
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6~7世紀頃の灌漑用水路か運河と考えられている。
駐車場代200円を支払い堺に向かいます。 -
南西の地に「LICはびきの」があります。
北東の地に「土師ノ里駅」があります。 -
堺市の大仙公園仁徳御陵駐車場に来ました。
ガラガラでよかった。 -
仁徳天皇陵古墳のすぐ南にある駐車場です。
この地域は百舌鳥(モズ)古墳群です。
100基以上の古墳が築かれましたが、現在は44基が残っています。
この地図では仁徳天皇陵古墳だけ写真をはめ込んでいるようです。 -
仁徳天皇陵古墳は三重の濠がめぐらされている。
写真は一番外側の濠です。 -
仁徳天皇陵古墳は墳丘長が486mの日本最大の前方後円墳です。
5世紀中頃の築造と考えられている。 -
この景色は地上からは見ることができません。
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宮内庁がしっかりと管理しています。
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今日3ヶ所目の拝所ですが、どこも同じように見えてしまいます。
そしてこのアングルですと、陵は森にしか見えません。 -
無料ガイドのミニツアーが2時から出発します。
約1時間のコースです。 -
大仙公園にある古墳をガイドの方の解説とともに歩きます。
解説があるとないのとでは大違いです。 -
公園内には大小様々な古墳があります。
「陪塚(バイチョウ)」と呼ばれるものがほとんどです。
特に仁徳天皇陵古墳の周りにはそれが特徴的に残っている。
それは大型の古墳(仁徳天皇陵古墳、応神天皇陵古墳、履中天皇陵古墳 等)とともに古墳群を形成する小型の古墳で、親族を埋葬したものや副葬品のためのものもある。
写真は竜佐山(タツサヤマ)古墳です。 -
平和塔です。
太平洋戦争における空襲での戦没者らの鎮魂を祈念したものです。
階段で頂上階に登れるようですが、一般人は入れないようです。 -
日本庭園です。
足立美術館庭園を作庭した中根金作氏によるものです。
ミニツアーではここの見学は含まれていませんが、時間があればぜひ訪れたい場所です。 -
「平成の森見晴らし台」です。
丸い古墳(円墳)を模して造られている。
左半分が当時の様子を再現している。 -
そこから見る履中天皇陵古墳です。
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北方面には堺市役所の展望棟が見えます。
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履中天皇陵古墳に見晴らし台があります。
墳丘長365mの日本で3番目の大きさの前方後円墳です。
一重の濠のようですが、当時は二重であったようです。 -
旗塚古墳です。
濠に花を植える場所を作ってしまったらしい。 -
グワショウ坊古墳です。
とても大きな円墳ですが、きれいに石垣を積み直しています。 -
堺市役所に来ました。
高層棟の21階に展望台があります。 -
駐車場は有料ですが、展望台は無料です。
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仁徳天皇陵古墳と履中天皇陵古墳が見えますが、森にしか見えませんね。
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高層ビルの手前に見える森が反正(ハンゼイ)天皇陵古墳です。
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アップにしますが、やはり森にしか見えません。
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大阪方面です。
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「あべのハルカス」がかすかに見えます。
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大仙公園を中心に堺市役所の展望ロビーも訪れました。
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もう4時半、暗くなる前に帰りたいですね。
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途中渋滞もあり、帰り着いたのが7時。
もうすっかり暗くなってしまいました。
今回はかなり端折った訪問になってしまいました。
百舌鳥、古市それぞれに1日かけるとよかったかもしれません。
今年の旅はこれでお終いです。
来年もよろしくお願いいたします。 -
※2019.7.6 世界遺産に登録されました。
これで日本の文化遺産は19件となり、自然遺産と合わせて23件となりました。
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