上海ツアーのメリットデメリットを感じた旅①

2017/10/20 - 2017/10/23

夫の３連休が取れたので「北海道にカニを食べに行こう！」から、なぜか上海に上海ガニを食べに行くツアーに。
そういえば昨年の台湾も北海道からの予定変更だったっけ・・

何しろ北海道より安く行ける！というのについ目がくらんでしまう。
安いからそれなりに落とし穴があるのは覚悟済み。

そんなことを客観的に見ながら激安ツアーを楽しんできました。
メリット、デメリットを含めて参考になればと思います。


ツアー名【憧れのリッツカールトンに２連泊！上海蟹を食す上海・蘇州・無錫３日間】※訳あって４日間

料金　１人￥38,000円（空港税、施設使用料、サーチャージ込み）

エリア 上海(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 2.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: 中国国際航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

デメリットの１つとしてはツアーでは搭乗する飛行機がギリギリまで決まらなかったりします。

今回もエアチャイナか中国東方航空どちらかということですが、成田のターミナルが違うので要注意です。
（JALかANA指定のコースもあり）

今回はチャイナエアに決まりました。
朝の08：55発ということで、集合時間は06：55と少し早めです。

この日は雨が降っていて寒かったです。

成田空港第1ターミナル 空港

チェックインが終わり、最近は出国手続きが混むので早めに入ります。

今回の搭乗口は審査場から近かったので、ゲートを確認してから少し先のカフェにお茶を飲みに行ってみましたがまだオープンしていない・・

８時からということでしたが搭乗開始が8：25なのでやめました。

けっこう広めのオープンカフェで居心地が良さそう。
スタバ的な感じです。

FaSoLa 第1ターミナル3F免税エリア スーパー・コンビニ・量販店

エアチャイナは出発時刻より早く飛ぶことがあると聞いたことがありましたが、30分前の搭乗開始からあっという間にハッチが閉まりゲートから離れていきました。

客室乗務員もキビキビしているし、日本語も片言通じます。

１時間もするとすぐに機内食も運ばれてきます。

こちらは鶏肉のあん？がかかったうどんです。

こちらは中華丼のようなご飯もの。豚肉だったかな？

これにサラダ、フルーツ、チョコ。
思ったより味は美味しかったです。

到着は若干早かったものの、入国審査場の混みようと言ったら！！
入国する人数の多さもさることながら、審査も時間がかかり、結局１時間半くらいかかってしまった。

もちろん到着ロビーでみんなが揃うまで待機。
空港のWi-fiを使うがまったく役に立たず（理由が後でわかる）

そして揃ったところで全員移動！
上海空港はターミナルが２つあり、JAL便到着のお客さんと合流するために第２ターミナルまでスーツケースを持って歩く！（かなり）
ツアーならではですので仕方ありません。

時間はもう13時です。
お昼は付かないのでここで食べる人は・・どうぞ。
でも再集合まで20分！

迷っている時間はない！ので間違いないマックに落ち着きます。

味や大きさは日本と変わらず、値段もほぼ一緒でした。

20分で急いで食べ終わり、またスーツケースをひいてバス乗り場へ向かいます。

成田と違ってとってもいいお天気。
ちょっと暑いくらいですね。

向こう側にエアポートホテルが見えます。

バスで上海市内に向かいます。

空港をぐるっと回っていくのですがこうしてみると大きくて立派ですね。

３０分くらい走るとだんだん上海市内に近づいてきました。

テレビ塔や２年前にできた上海タワーがそびえ立つ様子が遠くからでも見ることができます。

バスから見る外灘（バトン）の街並み。

思った以上にヨーロッパと同じ景観で感動。

外灘 散歩・街歩き

道が混んでいて14時過ぎにようやく上海博物館にやってきました。

中国4000年の歴史を見ることができます。
どうやら無料のようなので旅行会社にとってはありがたいスポットですね。

とはいえ、そのせいか入場も混んでいて入るのに20分くらいかかりました。
なのでこんなに広い博物館も見学は40分です。

上海博物館 博物館・美術館・ギャラリー

各階ごとに陶磁器だったり書だったり、昔の様子を展示しているスペースもありました。

写真撮影は書などのように光に弱いもの以外は撮影ができます
（でもフラッシュはダメです）

こんな大きな陶磁器がいくつも展示されていました。

上海博物館 博物館・美術館・ギャラリー

中央のエントランスは吹き抜けになっていて上から見下ろすことができます。
他にレストランや売店もありました。

各階にトイレもあるのでバス移動もあるし利用しておくといいです。

上海博物館 博物館・美術館・ギャラリー

やはり道は混んでいます。

ガイドさんはやきもき、見学行程はパスできないし、お土産の提携店にも絶対に連れて行かねばならず・・気の毒だわ。

それにしても外白渡橋の散策が５分とは！
バスから降りて走ります(笑)

外白渡橋 建造物

ここからの眺めは主要なビル群を見るには絶好のポイントです。

皆さんパシャパシャと写真撮影（もちろん私も）
幸いお天気が良かったので撮れ高はバッチリでした。

外白渡橋 建造物

バスから見ているとあちこちに自転車があります。
どうやらレンタサイクルのようでした。

この時は夫と「精算機とかないけどどうやって借りるんだろ～」なんて言ってたのですが、あとから調べたらみんなスマホでピッとやるだけみたいですね。
市民が自転車を買わないで移動できるようにあるみたいです。

でも自転車じだい乗ってる人は少なかったですけど。

街のいたるところがこの風景です。

とにかく新しいビルが続々と建設中。
これが今の中国の発展を物語っていますね。

中国茶のお店に着きました。

外白渡橋では５分でもここではたっぷり４０分。
まぁお店との契約なのでしょうね。

いくつかのお茶を淹れてくれて飲み比べます。
確かにおいしい・・けど家に帰ったら飲まないのは台湾旅で実証済み。

それよりもお姉さんのセールストークの上手なこと！
買いたくなるトーク、見習いたいものです。
実際に数組は買い込んでいましたから。

車窓からはボロボロの古い建物と高い立派なビルが混在しています。

数十年前は手前のように４階建てくらいの長屋的な住まいが多かったと言います。
開発で立ち退き、お金を得た人、そうじゃない人もいるようです。

少し時間に余裕ができたのか、最終日に行くことになっていた「新天地」に先に行きます、、ということに。
何より行程を実施させるのに行ける時に詰めちゃおうというわけです。

ここ新天地はビルの谷間にある若者に人気のおしゃれスポットです。
ガイドさんのあとから路地を抜けて行きます。

新天地 散歩・街歩き

とにかくどこもかしこもオシャレです。
そして観光客や若者でごった返しています。

どのレストランも東京並みに値段が高い！
けどどこも若者でにぎわっています。
上海、中国の発展のすごさを垣間見れるところです。

次回はここでのんびり食事でもしたいなぁ

新天地 散歩・街歩き

このあと夕食も控えているので、おいしそうなGODIVAのソフトクリームを。
味も値段も日本と一緒です。
でも美味しかった♪

新天地 散歩・街歩き

オリンピックのトーチが飾ってありました。

新天地 散歩・街歩き

新天地からバスで少し移動したところにある四川料理のお店に入ります。

一般客も入れるようですが、ツアー客は奥の広いテーブルに案内されます。

辛いけどなかなか美味しかったです。

ツアーでお約束の円卓スタイル、一気にコースが出てくるのでみんなでクルクル回しながらあっという間に完食。

今日の予定は終了、これからホテルに向かいます。

ホテルの中で上海雑技の鑑賞ができ、オプショナルツアーでこの雑技を鑑賞するツアーがあります。
私たちは明日の夜景ツアーを申し込んでいるので今日しかお土産が買えない・・のでやめました。

結局またバスが渋滞して雑技鑑賞の人は着くなり走っておりました(笑)

渋滞を抜けて７時半にようやくリッツカールトンに到着です。

中国に３つしかない「プラチナ５つ星のホテル」というのが今回のツアーのウリです。

確かにこの値段では泊まれるものではないですからお得です。

思ったよりもエントランスが賑やかでした。
この中で雑技団のショーがあるからでしょうか、ツアーバスや個人の車、タクシーなどが入り乱れていました。

ザ ポートマン リッツカールトン シャンハイ ホテル

ロビーに入ると華やかな照明がお出迎え、両脇がソファがある待合いのコーナーになっていて、正面がレストラン、右手奥がフロントです。

ザ ポートマン リッツカールトン シャンハイ ホテル

部屋は16Fでした。

他のトラベラーさんの記事を見るとだいたいこの上下の階が多いので、たぶん旅行会社で押さえた部屋なのでしょう。
中には22Fの方とかもいらっしゃったけど内容はわからず・・

ツインのベットは寝心地のよいマットで枕もいい感じ。
気に入りました。

ザ ポートマン リッツカールトン シャンハイ ホテル

バスルームもさすがです。

タオルなどのリネンも申し分ないです。

ザ ポートマン リッツカールトン シャンハイ ホテル

バスタブの反対側がシャワールームになってます。

シャワーの出も温度もいいのでこれだけでも充分な私(笑)
若干ですがガラス戸の下に隙間があるので気を付けないと外が濡れます。

ザ ポートマン リッツカールトン シャンハイ ホテル

洗面台の引き出しの中にアメニティが入っています。
歯ブラシの質もなかなか良かったです。

ボディシャンプーの香りが柑橘系で気に入ったのでお持ち帰りさせていただきました。
スリッパもしっかりとした履き心地でした。
ドライヤーは風量があり音も静か、渇きも速いです。

ザ ポートマン リッツカールトン シャンハイ ホテル

テレビはベットの向かい側に壁付けです。

ザ ポートマン リッツカールトン シャンハイ ホテル

各階の廊下はエレベーターホールを中心に両サイドに部屋があります。

全部ではないですがこの階は下の階に吹き抜けていました。

ザ ポートマン リッツカールトン シャンハイ ホテル

お土産探しに外に出ます。

ツアーだし、ホテルのWi-Fi繋いで調べればいいやと全く地図が頭に入ってなかったので、Wi-Fiが繋がらないのは衝撃的でした。

後から聞けば外国人が使うようなアプリや会社は規制があって繋がりにくいとのこと。
台湾ではどこでもサクサク繋がったので同じ感覚でいました。

とりあえず、敷地内の地下にあるスーパー？に行ってみます。

なんだかスーパーのようなコンビニのような中途半端な感じで、
目新しいお土産などはありませんでした。

上海蟹が売ってましたが、誰が買いに来るのでしょうね。
不思議なショップでした。

仕方ないので街に出てみることにします。

少しウロウロしましたがメイン通りはほとんどがブランドショップです。
まぁ、そういうエリアらしいです。

オシャレではあるけれどお土産が売ってる店などはなさそうです。

歩けども・・でキリがないので途中で戻ります。

戻る途中、ちょっと裏に入ったところにようやくそれっぽいお店を発見。

中国っぽいお菓子がばら売りされていて量り売りしているお店です。
地元の人もちょっとおやつで食べるのに・・という感じで買っていました。

とりあえずバラマキ用に買い込みました。

あと近くにファミマもあったので限定のポッキーを少し。
明日もキッチリスケジュールなので買う暇がなさそうです。

２日目の朝、部屋からの眺めです。
下に見えるのがエントランスです。

ザ ポートマン リッツカールトン シャンハイ ホテル

朝食は１階で６：30～との事で20分くらいに行ったらもう始まっていました。
部屋番号で名前をチェックしてテーブルへ案内されます。

出発が8：00なので早く食べられればゆっくりできるので明日は早く来ようと思いました。
料理もけっこう充実しています。

ザ ポートマン リッツカールトン シャンハイ ホテル

日本食は味噌汁くらいしかありませんでしたが、お粥や中華めん、炒めものなどは充実していました。

パンがおいしそうだったので今日は洋食をチョイス。
サラダ、チーズにパン、オムレツを作ってもらって食べました。

食後のコーヒーは美味しかったので次の日は部屋に持っていきました。
お願いするとカップに入れてくれます。

ザ ポートマン リッツカールトン シャンハイ ホテル

7：50集合でもさすが、もう皆さん集合されていました。

安いツアーでも意外に年配で旅慣れた人も多く、きっと世界中をリピートしているのでしょう。
時間もバスツアーのごとく早めの集合だし、すぐに交流がはじまって連帯感を持つのは素晴らしいな～と思いました。

こういう交流や楽しみ方は個人旅行ではないかもしれません。

ロビーの花が昨日とは変わっていました。


長くなりましたので、２日目の行程は②でまとめたいと思います。

ザ ポートマン リッツカールトン シャンハイ ホテル

この旅行記へのコメント （2）

• picotabiさん 2017/12/10 09:34:46

  こんにちは

  ツアーでの旅行記、楽しく読ませていただきました。
  普段はほぼ個人手配なのですが、やはり安いのと他の人との交流も楽しそうで興味があります。阪急トラベルの冊子を横目でみながら平日休みが取れるようになって個人手配に疲れたらツアー参加かなーとか思ったり。参考になりました。他の旅行記もこれかれ行きたいところがあるのでフォローさせてくださいね。次の旅行記楽しみにしてます。

  nagiさん からの返信 2017/12/10 22:23:04

  RE: こんにちは

  旅行記読んでいただき、コメントいただいてありがとうございます！
  私も個人手配も好きですが、たまにお任せの旅も頭を空っぽにして参加することがあります。値段なりのデメリットもありますが、参加したからにはメリットに目を向けて楽しむことにしています♪
  私もフォローさせていただきます。
  これからもよろしくお願い致します(^^)