黒川温泉ってトトロの世界みたい

2017/11/26 - 2017/11/27

日田豆田町商店街に行った後、黒川温泉で宿泊。
次の日は、温泉街を散策した後、竹田を周って帰りました。

エリア 日田(大分)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

高速道路を日田インターで下りて豆田町商店街へ。
西駐車場は満車だったので、はずれにある北駐車場に停めました。

駐車場は月隈城址に隣接していて、お堀が残っています。

橋を渡ったら、すぐに薫長酒造の煙突が見えます。

薫長酒造にはお酒の学習室があり、団体の方に紛れて説明を聞かせて頂きました。ここも北部水害の被害にあって大変だったとか。

二階には昔使っていた道具が、沢山展示してありました。

豆田町商店街は白壁の風情のある街並みで、古い薬局や、おんた焼きのお店、道の駅などをブラブラ楽しみました。

人気の鰻屋千屋さんです。30分程待ってやっとありつけました。

イチオシの櫃まぶし。
一杯目はそのまま、二杯目は柚子胡椒など薬味と一緒に。
そして三杯目は出し汁をかけてお茶漬けでいただきました。
美味しい！とにかく美味しい！
大満足でした。

食後の散歩。学者廣瀬淡窓旧宅です。
質素な佇まいですが、綺麗に管理してありました。

豆田町歴史館にも行きました。
古い病院を改装してあり、おんた焼きの歴史や、数々の作品が展示てありました。

日田で有名な赤司ようかん。
お土産に抹茶味を買いました。

路地を入ったところに小さなカフェを見つけました。
若い女性オーナーで、クッキーや可愛いグッズも並んでました。
お腹いっぱいだったので、コーヒーのみいただきました。

一路黒川温泉へ。
温泉街に入ると、車一台がやっと通れる細い道をどんどん下って行きます。浴衣姿の宿泊者をゆっくり追い越しながら、木々の中を下って行っていると、トトロの森に入って行くような気になりました。

宿泊する御客屋の外観です。
歴史の宿と言われていて、創業は享保7年、明治以前は肥後細川藩の御用宿だったそうです。
歴史を感じるな～

お部屋はこじんまりしていて、落ち着きます。
食事は部屋食とのこと。
まず、お風呂へ。

お風呂までの通路も風情があります。

温泉は、内湯と露天風呂があって、その後浴衣を羽織って、三つ目の立湯にも入りました。
湯気で見えにくいですが、竹を持って立って入ります。

夕食は、ベニマスの刺身や馬刺し、豊後牛蒸しなど。
この後天ぷらと茶碗蒸し、ご飯と赤だしが出て、どれもとても美味しかったです。

朝からお風呂へ。
お部屋からの廊下も風情があります。

露天風呂へ行く通路も川の横を通ります。
朝からすがすがしい気分になります。

朝食です。
朝食では他の宿泊の方にも会いますが、全部で13部屋なので静かで落ち着いた宿です。

名残おしいですが、チェックアウト、玄関横のいろり風景です。
外国人の方も泊まってらしゃいました。
従業員の人は若い方が多かったように思います。
皆さん、親切でした。

前日は散策しなかったので、荷物を車に積んでおいて、黒川温泉街をブラブラしました。
美味しいと聞いていたパティスリー麓(ろく)でシュークリームをゲット。
朝食を食べたばかりだったので、後ほど食べようかな。

お店のお向かいに、なにやら湯気の出ている窓。
顔湯 って書いてありました。
足湯は知ってるけど、顔湯って?

お土産屋さんや酒屋、お漬物屋など楽しく散策しました。酒屋さんの前には懐かしいサイダーが冷やしてありました。

竹田を周って帰ろうということになりました。
途中で、黒川温泉のお店で買ったシュークリームを食べました。
中のクリームが濃厚で 美味。

竹田は滝廉太郎が学生時代を過ごした家があるのですが、今も子孫の方がお住まいとのことで、感動しました。

武家屋敷の塀が続く道を行くと、はずれの丘の上にキリシタンの洞窟跡があります。迫害を逃れて信仰していた場所なので、大きな木に囲まれた静かな場所でした。

本格的な藍染のお店がありました。
バッグや小物の可愛らしい品が販売されていましたし、季節物の準備中で、お雛様や端午の節句の染物の最中でした。

帰り道、遅めの昼食のためにお蕎麦屋へ。
ひっそりとした佇まいですが、知る人ぞ知る蕎麦屋でした。

ザルでも食べれるし、暖かくも食べれる合鴨蕎麦を注文。
新そばを多めに盛ってくれていて、冷たくザルそばもいいし、左上が固形燃料で熱してる鴨蕎麦の出汁です。
どちらもすごく美味しくて、もっと食べたいくらいでした。
旅の締めとして最高！