9月にアイスランドに行ってきたばかりなのに、家内のハワイ病がぶり返してしまい、オワフ島に行ってきました。我が家には許されない贅沢ですが、今回は病気の治療が目的なので仕方ありません。<br /><br />今回で9度目となるオアフ島ですが、いつも訪れるハナウマ湾はもちろん、ラニカイビーチを眼下に見下ろすピルボックス・ハイクやアホウドリの保護区であるカエナ・ポイント州立公園といった初めて訪れた場所も素晴らしいところで、なかなか充実した旅になりました。<br /><br />11月20日（月）成田発、ホノルル着、アラモアナセンターなど<br />11月21日（火）オアフ島一周ドライブ<br />11月22日（水）ハナウマ湾<br />11月23日（木）ワイケレ・アウトレット、ラニカイビーチ<br />11月24日（金）ピルボックス・ハイク、ハナウマ湾<br />11月25日（土）ハウ・ツリー・ラナイ、ワイキキ散策<br />11月26日（日）カエナ・ポイント州立公園<br />11月27日（月）ホノルル発<br />11月28日（火）成田着<br /><br />後編では、ピルボックス・ハイクとカエナ・ポイント州立公園を中心にご紹介します。

オアフ島、7泊の旅（後編）

45いいね！

2017/11/20 - 2017/11/28

1216位(同エリア11177件中)

エリア

オアフ島(ハワイ)

旅行の満足度: 4.5

観光: 4.5

ホテル: 3.0

グルメ: 4.0

同行者: カップル・夫婦

一人あたり費用: 20万円 - 25万円

交通手段: レンタカー徒歩

航空会社: JAL

旅行の手配内容: 個別手配

5日目のこの日はブラック・フライデーですが、特に買いたいものもなかったので、ラニカイビーチを眼下に見下ろすことができるピルボックス・ハイクにやって来ました。

この登り口はGoogle Mapにも載っていますが、近くには駐車場はないので、麓の住宅地に路駐しました。
登り始めるとすぐに急な坂になります。この辺りの地面は土ですが、滑りやすいので慎重に登りました。また所々にロープが張ってあるので、掴みながら登りました。

斜面は上に行くに従って岩盤がむき出しになりますし、急坂も多いのでサンダルでは無理だと思います。また、足を滑らせると膝を擦りむく恐れがあるので、長ズボンの方が無難です。
少し登ったところで後ろを振り返ってみました。
コンクリートでできた小屋が見えて来ました。下から見上げるととても高く見えたのですが、それほど疲れもせずに簡単に登って来れました。

ところが、小屋に着いてみるとまだ先がありました。
こちらの小屋が頂上です。登り始めてから30分くらいで到着しました。
小屋の上に登ってみました。
眼下にラニカイビーチが広がります。
ここからだと西の方まで見渡すことができます。
こちらは東側です。
近くにあるポポイア島でウインドサーフィンを楽しんでいる人達が見えます。
ピルボックス・ハイクの後は、ハナウマ湾にやって来ました。

ハナウマ湾は朝一番でないと駐車場が一杯になってしまいますが、午後になれば空いてくるので、午後から楽しむのも一つの手です。

水中ではシマハギ？がたくさん群れていました。
海から上がると紅冠鳥がいました。
ムナグロという鳥に似ていますが、この子の胸は白かったです。
オナガカエデチョウです。スズメよりもさらに小さい鳥です。
セレブっぽいニャンちゃんがいました。ここのネコ達は公園の管理スタッフから餌をもらっていました。
駐車場の脇に鶏がいました。
6日目の朝です。虹の端が海の中に消えています。
この日の朝食は、ニューオータニのハウ・ツリー・ラナイにエッグベネディクトを食べに来ました。名物料理らしく沢山の人がこれを食べていました。濃厚な味で、とても美味しかったです。
ビーチではウエディング・フォトを撮っていました。鳩も祝福しています。
隣のホテルの前のビーチでは、ハワイアン・モンク・シールが昼寝をしていました。絶滅危惧種がこんな都会のビーチにいるなんて、素晴らしいことですね。
ニューオータニからの帰り道にあった木のトンネルです。小さな自動車が走っていました。
ワイキキビーチは今日も賑わっています。
この日の夕食は、アランチーノ・ディマーレにしました。

家内の友人が一緒だったので、二人は二人前をシェアするコースにしました。こちらは二人前の前菜の盛り合わせです。
こちらは私のメインのペスカトーレです。ここのはトマトソースを使っていないので、魚介の味が引き立ってとても美味しいです。
オアフ島最終日は、以前から気になっていた島の最西端に位置するカエナ・ポイント州立公園にやって来ました。

ハイウエイをおりて93号線をひたすら西に進むとマカハ・ビーチ・パークに着きました。トイレがあるのはここが最後です。

舗装道路はもう少し先まであって終点に駐車場があり、そこからは未舗装道になるので徒歩で岬の突端に向かいます。
未舗装道は道幅が広いので車の通行も可能のように見えましたが、しばらく歩くと崖下に落下した車の残骸がありました。

どうやら路肩が崩れて落下したようです。
さらに進んで行くと道が崩れて無くなっていました。歩行者用の迂回路が設けてあったのでそこを通って先に進みます。
岬の突端は金網が張り巡らされていて、外部からの動物の侵入を防いでいました。扉をあけて中に入ります。

ここまでのんびり歩いて1時間ほどで到着しました。
フェンスを過ぎて少し歩くと、すぐにアホウドリのつがいがいました。
岬の突端は、遮るもののない太平洋を渡って来た北風が吹き付けて、すごい強風が吹き荒れています。半ズボンだったので、素足に砂粒がぶつかって痛いほどでした。
内陸方面を振り返った景色です。

画面左の島の北岸は白波が立っていますが、右側の南岸は穏やかな海が広がっています。
波打ち際にはハワイアン・モンク・シールが二頭いました。黒い方のアザラシが場所を移動しています。

周りにいた観光客は、決して近づかず静かにアザラシ達を見守っていました。こういうところにも、自然保護に関する啓蒙活動の成果が現われているのかも知れません。
薄茶の方のアザラシも後を追いかけます。
気に入った場所が見つかったようです。
ひとしきりアザラシを観察した後、アホウドリが飛ぶところを見たいと思い、強風の中で待機しました。

岬の突端には白い鉄塔が立っているだけで建物は何もありません。唯一風を凌げるのは倒壊したコンクリート製の塔の土台部分で、中が祠のようになっているので、その中でアホウドリが飛ぶのを待ちました。

この時期は抱卵しているせいか、なかなか飛んでくれませんでしたが、なんとか撮影できました。翼を広げると2ｍもあるだけあって、とても優雅で迫力のある姿です。
アホウドリの飛ぶ姿は一見、カモメに似ていますが、後ろから見ると胴体がずんぐりしているのが判ります。

草むらの中に3つ見える白いのもアホウドリで、そこら中にいました。絶滅危惧種なので、ここでは手厚く保護されています。
アホウドリやアザラシをひとしきり楽しんだ後、帰路につきました。

山蔭に入るとさっきまでの強風が嘘のように静まり、代わりに照りつける太陽でとても暑くなって来ました。500mlの水を持参していたのですが、帰路につく頃には飲み干してしまっていて、とても喉が乾きました。ノースショアからアクセスすれば、時間帯によっては日陰を歩くことができそうなので、北風の吹かない時期ならそちらの方が楽なのかも知れません。

駐車場を朝10時に発って2時に帰り着きました。片道1時間程度だったので、岬には2時間ほど居たことになります。
来るときには気がつかなかったのですが、海岸沿いにはカウアイ島のナ・パリ・コーストに似た景色が広がっています。
ワイキキに帰ると夜の街をぶらぶらしました。

こちらはワイキキ随一の人気店、丸亀製麺ワイキキ店です。以前見た時は行列は一列でしたが、この時は夕食どきということもあってか、途中で折り返して二列になっていました。
楽しかったオアフ島滞在もあっという間に終わってしましました。

今回は前半はお馴染みの場所を巡ってマッタリと過ごし、後半はピルボックス・ハイクやカエナ・ポイントを楽しむことができました。

特にカエナ・ポイントは雄大な景色とアザラシ、アホウドリがとても印象的で、北風の吹かない時期にノースショア側から是非再訪したいと思っています。

最後まで私たちの旅にお付合い下さり、ありがとうございます。

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この旅行記へのコメント（2）

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kikiさん 2017/12/19 03:12:35

aloha～

コージ様

楽しく拝見させて頂きました！

Hawaii行き、治療なら垢仕方なく
私も同じです (^^)

とても、お写真綺麗ですね
どの写真も見惚れてしまいました～

カエナポイントの絶景も、数々の動物達も本当に素晴らしいのですが

私的には、ハナウマベイの後の絶景
そして、ポボイア島 (フラット島）

どちらも想い出があり
懐かしく思いました～～

今度は是非
フラット島に上陸してみて下さい
沢山の、蟹や魚が居ますよ
とても素敵な小島です

素敵な投稿、mahaloでございます

kiki (^^)

コージさんからの返信 2017/12/19 22:12:20

RE: aloha?

kiki様

わざわざコメント下さり、ありがとうございます。
４トラをやっていて、コメントを頂けるのが何より嬉しいです。

ハナウマ湾を過ぎたあたりから続く絶景は本当に何度見ても素晴らしいですよね。ハワイのいろいろな島に行きましたが、ここの景色が一番好きです。

ポボイア島に渡れるって初めて知りました。次回は是非行って見たいと思います。今回のカエナ・ポイントもそうでしたが、何度行っても新たな発見があるのがオアフ島の魅力ですね。

次回はいつになるか判りませんが、kikiさんのお陰で何だかワクワクしてきました。

ありがとうございます。

コージ

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