ソウルからのDay Trip 江南道 揚口の北朝鮮が掘った、『南侵　第４トンネル』

2017/11/01 - 2017/11/01

10/31～11/3で、会社の先輩と２人で、ソウルへ行ってきた。

その中で、11/1は、江原道(カンウォンド)　揚口(ヤング)にある　北朝鮮が掘った　南侵　第４トンネルへ行ってきた。

簡単に行く方法は、春川駅を出発する揚口シティツアーに申し込む方法があるが、最低催行人数が１０名　秋の終わりかけた平日では、催行される日は月に２，３回というところ。ギリギリまで状況を見守ったが、ツアーキャンセルは不可避の状況だった。

コネストのホームページに「事前に申し込めば日本語を話せるガイドさんが乗ってくれる」と書いてあったので、主催者の観光案内所に「どうしても行きたい」と連絡してみたところ、日本人の職員の方から連絡をいただけて、上司の許可を取って、私たち２人のためにガイドをしていただけることになった。
揚口の観光案内所は、揚口の市街地、今回行ったDMZ、頭陀淵(ドゥタヨン)に事務所が有り、普段は頭陀淵にお勤めとのこと。

足は揚口市外バスターミナルからタクシーをチャーターして100,000KRWだった。　揚口までは、東ソウルバスターミナルから、高速バスを利用した。


南侵　第４トンネルとは、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が韓国に向けて掘ったトンネル。　南侵トンネルは金日成がベトナムのクチの洞窟を参考に掘ったとされて、発見された４本のトンネル以外にも、何本もあると言われている。
韓国では、南侵トンネルに対し、ボーリング調査をしていて、第４トンネルは1989年に発見された。(第３トンネルは1978年発見)　それに対して、韓国では、迎え掘りを行った。
発見されたトンネルは、第３トンネルより断面が大きく、地下140～150メートルに設置され、1時間に武装兵士2万～3万人が通過できる規模となっている。

エリア その他の都市(韓国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー 自転車
• 航空会社: アシアナ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

ホテルは梨泰院（イテウォン）にとっていたので、早朝から地下鉄を乗り継いで、東ソウルバスターミナルへ。

東ソウル総合バスターミナル バス系

バスの発車まで時間があるので、朝食を取ることに。
まったくメニューが読めない。
お店の外に、日本と同じような食品サンプルがおいてあったので、店のおばちゃんに外まで来てもらって、「コレとコレ」って言って注文した。

韓国のとんかつ。
断面が大きく、厚さは日本よりも薄い。
ご飯が端の方にお子様ランチのように盛られるのが韓国のスタイル。
とんかつは、韓国語で、トンカチュ
ラーメンは、ラーミョン　　注文できそうだ。

東ソウル総合バスターミナル バス系

7:50発　揚口(揚口)行きは、錦江(クムガン)高速バスのヒュンダイ・ユニバースだった。
中もけっこうきれいだった。

東ソウル総合バスターミナル バス系

揚口バスターミナルで、ガイドさんと待ち合わせ、タクシーに乗り換える。
女性の職員の方から電話をいただいていたのに、見知らぬ韓国人の男性から、ハングル語で話しかけられて、びっくりした。手配してくれていた、タクシーの運転手さんだった。

最初に、乙支展望台に行く予定だったが、雲が多かったので、タクシーの運転手さんの判断で、第四トンネルに先に行った。

第四トンネルの入り口の近くには、戦闘機も置かれていた。
民間人統制区域内(DMZ)にあるので、パスポートは絶対に必要。

南侵第四トンネル入り口のモニュメント。
奥にトンネルの入り口が見える。

韓国は、南侵トンネルを見つけるのには、地上から垂直に穴を開けて、そこにカメラを入れる方法で見つけている。
発見後、韓国側から、迎え掘りをする。
この犬は、迎え掘りして、北朝鮮側に進むときに、地雷の犠牲になった犬。

韓国は、ここから、迎え掘りしていった。
北朝鮮から掘った証拠は、
１．岩にダイナマイトを詰める穴は、すべて、北朝鮮側から、韓国側に向かって掘られている。
２．水がたまらないように、傾斜が付いているが、排水は北朝鮮に向かうようになっている。

トンネル内部は撮影禁止となっている。

トンネル内部では、トロッコの線路が引かれて、見学の人は１００ｍくらい進むことができる。
このトロッコは、昔使用していたもの。

トンネルの隣にあった、資料館の展示。

乙支(ウルジ)展望台
本来は、軍事境界線を境に、南北それぞれが2kmずつ　非武装地帯(DMZ)が設定されている。非武装とは、名ばかりで、地雷原となっている。
この乙支展望台のあたりは、北朝鮮が無視して、国境から780mのところまで、非武装地帯を縮小したので、韓国も対抗上、780mまで近づけた。
つまり、この展望台から、北朝鮮までは1560mしかない。
ふつうのサイズの北朝鮮の国旗が、肉眼で確認できる。

北朝鮮側は撮影禁止。

同じ場所から、北朝鮮側とは反対側を移した物。
四方八方を丘に囲まれ、すり鉢状になっている。　これが『揚口パンチボウル』と呼ばれる。
朝鮮戦争の時代に、フルーツパンチのボウルのような形状だから、パンチボウルと呼ばれ始めた。このエリアは、朝鮮戦争時の激戦地でもある。

レストランPulhyang-Gi　にて、昼食
山菜が名物なので、山菜定食にした。
１人11,000KRWで、このボリューム！
鴨のベーコンとか、納豆味噌汁、山菜　などなど、いっぱい出た。
食い切れない。

揚口市外バスターミナルの中。帰りのバスは、江原道高速バスのKIAグランバード。
行き先は東ソウルバスターミナル。
ここは、市内を走る一般のバスは乗降できない。

ソウルに戻ったら、ラインフレンズストア　フラッグシップ明洞店に行く。
相変わらず、ブラウンはかわいい。

LINEフレンズ(明洞フラッグシップ店) 専門店

ソウル駅はきれいにライトアップされていた。
ここからホテルまではバスで１本

国鉄ソウル駅 駅

韓国のマクドナルドには　１９５５クラシックという、スペシャルバーガーがある。

１９５５バーガー
日本で言う、マックグランみたいな感じで、肉が厚くジューシー

途中でビールを仕込んで買える。
これらのほかに、有名なカスとハイトがある。
スーパードライは日本とは味が違う。海外で売っている、サッポロも黒ラベルとは異なる。
個人的には、右下のMaxがいちばん気に入った。
韓国から、日本にビールを持ち込む場合、350缶6本までは免税。

イテウォン クラウン ホテル ホテル