2017/10/15 - 2017/10/18
111位(同エリア1268件中)
クッキーさん
川平湾の美を堪能し、友人の一人を見送った後、一人で竹富島へ渡りました。
ツアーでは行けなかったビーチをレンタサイクルで回り、集落も一望でき 大満足でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 タクシー ANAグループ
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8時半ごろにホテルを出てタクシーで川平湾へ。
途中、ドライバーさんに連れられて行った高台から。
系統9番の川平リゾート線という路線バスがあるのですが、ちょうどいい時刻のバスがなく3人ということもあってタクシーを選択。 -
エメラルドグリーンの海は 息をのむばかりの美しさです。
こんな場所へ連れて行ってもらえたのですから、タクシーを選んだのは大正解でした。 -
緑豊かな島々が点在する海は 美しさが際立っています。
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二度と訪れる機会はなさそうなので、石垣島のマップも添えておきます。
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車中で運転手さんと相談した結果、グラスボートに乗る間の1時間 待ってもらえることになりました。それなら荷物をホテルに預ける必要はなかったかも。
青いさんご礁という名前のグラスボートです。 -
海の乗り場に向かう途中にあった祠?
光の中で神々しい雰囲気です。 -
途中で展望台に向かいます。
展望台では テレビのロケをしている最中でした。 -
ひとしきり過ごした後、海へ下りていきます。
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川平湾に降り立つと、エメラルドグリーンの海の色に 白い砂浜のコントラスト。
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乗客は私たち3人を含め6人でした。
3人の親子連れは北海道・十勝からですって。気温差はすごいでしょうね。
フレンドリーな親子でしたので、乗船中の会話も楽しめました。
グラスボートの船底から見えるサンゴです。 -
このでっかい二枚貝は、昨日見たシジミだったかな?
これは間違い、シャコ貝だそうです。4トラベラーさんのGenさんに教えていただきました。
青い小魚が気持ちよさそうに泳いでいます。 -
シュノーケリングをすると、こんな世界が間近に見られるんでしょうね。
この年になると 新しい事に挑戦する気持ちも薄れます。まあ、それ以上に時間の制約が大きいですから。 -
場所を移動中。
こんな紺碧の海を見られたのですから、真夏日であっても怨めませんね。 -
もこもこのサンゴ。
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流線型のスマートな魚。
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海風が気持ちいいです。
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次の見所へ。
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ニモがいます。
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30分程のグラスボート遊覧でした。
タクシーでホテルに戻り荷物を引き取って、バスターミナルに行ってもらいました。友人の一人はこの日に帰宅します。
ちなみにフサキリゾートから川平湾、川平湾からバスターミナルまでのタクシー料金は7,680円でした。 -
市内のホテルに荷物を預け、市内でショッピングをするという友人とは別行動をします。
ホテルから離島ターミナルへと歩く途中に見かけたゆるキャラ・ぱいーぐる。 -
離島ターミナルからフェリーで再び竹富島へ。
港で待機中のマイクロバスは数社ありましたが適当に選んだのは 友利レンタサイクルのマイクロバス。
ママチャリを借りて 早速集落へ向かいます。毎日の足なので電動アシストは必要なし。 -
昨日は水牛車で回った集落です。
心配していた程には混雑してなくてよかった。 -
地図は頂いたものの、全く機能していません。
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竹富小学校です。
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こんな通りは やはり自転車よりも歩いて回りたいところ。
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石垣と サンゴの砂が敷き詰められた通りが 趣があります。
「竹富島憲章」が定める細則では、 建物を新築、増改築、修繕する際には、伝統的な様式を踏襲すること、屋敷の周囲の囲いはサンゴ石灰岩の野面積みとすること、などが決められているそうです。 -
竹富島の人口は約300人ほど。
そんな小さな集落が、主要産業が観光業とはいえ 多くの観光客を受け入れるために、大変な努力をされているんでしょうね -
竹富島の集落は、赤瓦の屋根、魔よけのシーサー、石灰岩の石垣、ひんぷん、福木の並木、サンゴ砂の道、草花の植え込みなどで構成されています。
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そろそろカイジ浜へ行こうと思っているのですが、人っ子一人歩いていないので、訊くこともできません。
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やっとこんな標識を見つけることができました。
地図の上では 隣り合う浜ですから、方向は間違っていないはず。 -
これぞ竹富島の民家というような建物。
全てよそ様のお宅ですから、こうしてカメラを向けるのも 心持ち気が引けます。 -
やっと集落を囲む環状線の さらに外側を走る舗装道路に出られ、少し走った所でレンタサイクルに乗る人を見かけたので道を訊ねると 道はあっているようで 走り始めたものの・・・
途中の標識通りに小道に入っていくと まるでけもの道の気配。諦めて引き返す途中に出会った二人の女性が、その道をどんどん走っていくので安心してついていくと・・・ようやくカイジ浜に出られました。
蔵元跡とは 当時の役所のこと。この近くが駐輪場になっていました。 -
皆治浜というのですね。
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八重山の島々の船が往来する港だったとは思えないような 岩礁だらけの浜です。
隆起サンゴ礁でできているため稲作に適さない この島に対し、琉球王府は米での納税を求めたため、島民は船で西表島に渡って耕作する通耕を行っていたのだそうです。 -
通耕は1879年(明治12年)の琉球処分後も続けられていましたが、1945年(昭和20年)の太平洋戦争終結後、台湾や本土へ出稼ぎに出ていた出身者が大挙島に戻り島内の食糧事情は悪化しました。
そこで、島民の食糧確保のために1950年(昭和25年)、西桟橋が現在の姿に整備されました。西表島への通耕は本土復帰前後まで行われていたそうです。 -
水平線上に見えているのは 小浜島か西表島でしょうか。
本土から遠く離れた島の歴史を 少しだけ知ることができました。 -
カイジ浜からコンドイビーチまでは 一直線の道路を走るだけですから、迷いようがありません。
道路の脇には 「この島には これ以上のホテルはいらない」という開発反対の立て札が一面にかけられていました。 -
コンドイビーチ。
帰宅して知ったのですが、この浜の様子は干潮時のものです。
丸一日 島に滞在出来たら、満潮時の様子も見られるのでしょうが・・・ -
写真で見た どこか南洋の島みたいです。
こういう所で のんびり過ごすのが、正しい島時間の過ごし方なのかもしれませんが、私には無理だということが 今回の旅でよく分かりましたよ。
ハムスターのように くるくる動き回るのが自分流なのかもしれません。 -
せめてサンダルで来ていたらねえ。
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コンドイビーチを出てさらに一直線の道路を走って西桟橋へ。
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干潮時の西桟橋です。
かつての過酷な歴史にもかかわらず、穏やかな光景。 -
環状線を越えて再び集落内へ。
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蒐集館。
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喜宝院蒐集館とありますが、一見して普通の民家みたいに見えます。
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カイダー字(象形文字)、藁算、パナリ焼、銭などの歴史民俗資料を収集・展示しており、その一部は「竹富島の生活用具842点」として登録有形民俗文化財に登録されているそうです。
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古い漁具。
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古民具などの展示。
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離島間の航海用?
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館内は誰もおらず ゆっくり見学。
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ゆっくりといっても さほど興味の惹かれる展示はなかったかな。
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島の植物染め。
真ん中の 月桃という名称を持つ色が素敵です。 -
福木の木や すおうの木で染めているんですって。
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文字のない庶民の生活の中から生まれた 百姓のメモ。
藁算というそうです。
藁の結び方、編み方、ねじり方、藁のシンの堅さ、長さ、高さをいろいろ組み合わせて数字の代用にしたもの。
すごい庶民の知恵ですね。 -
竹富島の代表的な民家の造りそのままです。
屋根の上のシーサーは お茶目な顔立ちで ちっとも怖くありませんね。 -
世持御嶽。
集落の中央あたりに広い広場があり、その突き当たりにあるのが世持御嶽です。
沖縄でも、離島では昔からの信仰、文化が根強く残っている所が多く、1914年から38年の間は、この場所に竹富村の村役場がありましたが、その後 火の神と農耕の神を祭ったものが世持御嶽です。 -
御嶽は神聖な場所なので むやみに入っていくのは憚られるのですが、かつては村役場だったということもあって、神秘的な場所というより 比較的オープンさが感じられる場所です。
御嶽の様子よりも その奥にある石垣?塔?に惹かれます。 -
御嶽の広場から見た所。
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世持御嶽と知らなければ 普通の民家の入口っぽいかも。
竹富島で一番大きく有名な行事で、五穀豊穣と島民の健康繁栄を祈願する国の重要無形文化財、「種取祭」は、ここから島全体に広がっていきます。
離島ツアーを予約しようとしていた時のことですが、この種取祭が執り行われる10月30,31日にはツアー予約ができないようになっていました。 -
御嶽の外側の小路を奥に歩くと 塔の外観が見えてきました。
小城盛(クックムイ)というそうです。
何の説明もありませんが、ここが役場だったこともあって おそらく はるか以前の物見の塔か何かの跡ではないかと推測して 想像を楽しみます。 -
もう少し集落の中を歩いてみます。
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ブーゲンビリアが咲き乱れる通り。
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なごみの塔の向かいにあるなごみカフェには屋上展望台があります。
カフェで一休みする代わりに 展望台に上がってみました。
展望台から見渡す集落。 -
展望台に上がるのは有料ですが、
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なごみの塔よりも高いので 集落だけでなく遠く海までも見渡せます。
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竹富島を代表する 赤瓦の集落。
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なごみの塔は、今ではモニュメント。
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ブーゲンビリアの通りもよく見えています。
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風に吹かれながら ずっと景色を見つめていたいような気分になります。
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この向こうの島は西表島でしょうね。
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なごみの塔には 現在では上れなくなっています。老朽化のためだそうです。
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展望台を下りて、さらに集落を散策。
小さな公園のような所の片隅に ポツンとある西塘御嶽。 -
西塘というのは人物名で、那覇の園比屋武御嶽の石門を築造した人で、王都首里の優れた石造り建築の技術者でした。
その後 カイジに蔵元(役所)を置いて、八重山全域を統治しました。
西塘の屋敷跡には 死後お墓が造られ、後には島の守り神として祀られたそうです。 -
敷き詰められたサンゴの砂は けっこう深い所があって走りにくいので 自転車を押して進まなければいけない所もありました。
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この日の竹富島は 32度を超す真夏日でした。
レンタサイクル屋さんで買っておいたペットボトルの水も 生ぬるくなっています。 -
食事処かにふ。
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設えの様子に心惹かれますが・・・
レンタサイクルの利用料は1時間毎の清算なので、時間を気にしながら そろそろレンタサイクル屋さんに戻ろうかと・・・ -
2時間半余りで戻ってきました。
店内は、返却する人と、これから借りようとする人の波で 混雑状態。
3時間の料金は900円でした。
返却後 ゆっくり集落内を散策できないというシステムになっていたのは少し残念。満席のマイクロバスで港へ戻ります。 -
離島ターミナルには3時頃に戻ってきました。多くのタクシーが人待ち顔。
早朝ほどには混雑していません。 -
離島ターミナルの裏手は ひっそりとしています。
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石垣港。
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石垣港から。
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もうショッピングモールに行く気力もないのでホテルに戻ります。
離島ターミナルを振り返って。 -
道路に敷かれたマングローブ。
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石垣市魚はハマフエフキ。
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今夜の宿はベッセルホテル石垣島です。
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フロント脇には無料の飲物やアイスが置かれていました。
ジュースとアイスで一息つきます。 -
部屋はツインルーム。
シニア割引で宿泊できました。一人7,425円です。 -
チェックしていた飲食店は 軒並み予約が取れなかったので、フロントでお勧めの居酒屋さんを教えてもらいました。
そのうちの一つ、源美崎店に行くことに。 -
友人が行きたいというので、こちらの図書館をのぞいてみました。
開館時間が驚くほど長く、蔵書も充実しているようでした。 -
源美崎店。開店直後に入店しました。
刺身盛り合わせは 二人でも多すぎるほど。サラダはアダンサラダというもの。 -
今夜も 石垣牛の握りははずせません。
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魚のから揚げ(アーサー入り)。
グルクンのから揚げを注文しようとしたら、漁に出られないので入荷していないと言われました。海が荒れていたからでしょうか。 -
海人居酒屋・源というチェーン店のようです。
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カウンター席の後ろにあるお座敷席はこんな感じ。
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お値段はお値打ちだと、泡盛古酒は請福ビンテージ、一合を注文。
友人は ほんの少ししか飲まないので、ほとんど私が消費。
普通のロックのグラス一杯に比べて はるかに量が多いのですが、口当たりもよく飲み過ぎだと思いつつもいい気分で飲み干してしまいました。 -
ホテルの窓から早朝の石垣市を。
なんだか雲行きが怪しそうです。 -
ホテルは 朝食付の予約でした。
沖縄らしいメニューが盛り沢山なので、あれもこれもと手が伸びます。
この日は帰宅日で 昼食をとる時間をみていないので 食べ過ぎ位でちょうどいいかも。 -
朝食後、腹ごなしのためにホテルの近場を散歩。
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昨日訪れた図書館の前にある新栄公園です。
世界平和の鐘。 -
広々とした公園には 早朝散歩の方が数人。
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石垣市立図書館。
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ベッセルホテル石垣島が朝日に照らされています。
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公園を囲む石垣の様子は、何かの遺構かな・・とも思ったのですが、何の記載もなく。
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昨夜の居酒屋・源美崎店。
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朝食をとっていた時に雨が降っていたと思ったら、ホテルをチェックアウトする直前の部屋の窓から こんな虹を見ることができましたよ。
荷物もあるので、ホテルからバスセンターまではワンメーターのタクシーで移動。 -
石垣空港。
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国内線とあるからには 国際線もあります。
台湾はすぐそこですね。香港にも飛んでいるそう。 -
飛行場の外には レンタカー会社の送迎バスがひしめき合っていました。
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空港内。
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朝の晴天が一転、黒い雲に覆われ始め、離陸する頃には大粒の雨。
観光中はずっと快晴だったことに感謝です。 -
雲の上に出ると、行けなかった 石垣島の南の方の景色が見えてきました。
サンゴ環礁も綺麗に見えています。 -
日本列島が、本当に 南北に長いのだと実感できた旅でもありました。
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久米島辺りでしょうか。
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沖縄本島へ。
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那覇空港にて。
石垣島での女子会も無事終わりました。
来年は 福岡で同窓会の予定。1年後の再会が楽しみです。 -
もうすっかりお腹に収まってしまったお土産各種。
くんぺんは好みが分かれるようです。 -
おもろは期待を裏切らない味でした。
塩せんべいフロランタンは 塩味と甘さの加減が絶妙。 -
期待以上だった沖縄塩おかきは 海老塩味と黒糖味の二種。
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泡盛二本は ほぼ自分用。
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ふくぎや;紅の木・クリーム入りはSサイズ。帰宅後すぐにお腹に直行。
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娘に頼まれていたアクセサリーは 川平のしずくと、琉球ガラスとサンゴのアクセサリー・星の記憶です。名前も素敵ですね。
ネットで見つけて お土産にと言われたのですが、ユーグレナモール内で探すのが大変でした。 -
那覇空港で買った紅いもレアケーキは評価ナンバー1。
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ふくぎや;ガジュマルというバームクーヘンは黒糖味で やや硬め。
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こちらは いわゆる普通のバームクーヘンでした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- GenKiさん 2017/11/28 10:29:47
- 充実の八重山
- 初めまして。
前編と本編を拝見させて頂きました。
本当に充実した八重山旅でしたね。しかも仲の良いお仲間と一緒だと、楽しさもひとしおだと思います。
石垣島は何度も通いました。
石垣島で友人が塩を作っているので、ボクが遊びに行くと、友人は仕事を休んで一緒に何もない浜でキャンプしたりしています(県外者のキャンプ場以外でのキャンプは禁止されています)。
ただし、いつも友人の家に世話になるので、ホテルに泊まったことがありません。ですから、ホテルの詳細も知ることができて楽しませていただきました。
ちなみに、グラスボートで見た二枚貝は、シャコ貝ですよ。
昔は、1メーター超えで100kg超えのものもあったそうですが、現在は希少になり人工的に増やしています。
- クッキーさん からの返信 2017/11/28 14:38:57
- RE: 充実の八重山
- 初めまして、Genさん
拙い旅行記を読んでいただいて ありがとうございました。
その上に貴重なご指摘をいただき感謝です。
シジミ、と書いた後、ちょっと違和感があったのですが 調べる方法もなく、そのままにしてしまいました。
石垣島に何度も行かれているとのこと、羨ましいです。
ホテルは割高だったのですが、友人たちとの語らいの場としては最適だったようです。
ただ 折角 フサキリゾートホテルに泊まったのに、ビーチの利用がなかったのは残念な思いでした。
クッキー
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