2015/08/10 - 2015/08/12
59位(同エリア147件中)
れおんさん
群馬県の温泉と言えば、大きな湯畑の草津温泉と石段街の伊香保温泉が有名ですが、当時はどちらもまだ行ったことがなく、いつか行こうと常々思っていました。
しかし今回はあえてそれを外し、どうしても泊まりたかった憧れの宿を巡った宿ありきの旅。妻と、髪型がベリーショートのためいつも男子と間違えられる元気な娘を連れた、3人での家族旅行を綴っています。
前後編の2編にわたる長編ですが、どうぞ最後までお付き合いください。
[こちらは前編です]
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
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【1日目】
自宅を早朝4時に出発し最初に訪れたのが、関越道の沼田ICを降りて30分位のところにある《吹割の滝》です。到着したのが7時頃で早かったためか、閑散としていて僕たち以外にはまだ誰もいません。 車はNPO法人が運営する「滝の駅・吹割」に駐車しました。吹割渓谷 吹割の滝 自然・景勝地
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こちらの案内板に従い、坂道を下っていきます。
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朝早いため途中にある露店は閉まっていますが、日中は焼き魚などが売られているようです(影が写っとるがな)。
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せせらぎを聞きながら、さらに川沿いを歩いていきます。
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たどり着いたのはこちら。“ナイアガラ”とまではいかない大きさだとしても、このような形状の滝は日本では珍しいと思います。もっと近くまで寄って写真を撮りたかったのですが、転落事故が起きたことがあるのか、張られたロープから先には入れませんでした。
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吹割の滝から関越道をいったん東京方面に戻り、1時間ほどして着いたのが《伊香保おもちゃと人形・自動車博物館》。8時半の開館と同時に入館しました。
伊香保おもちゃと人形 自動車博物館 美術館・博物館
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中には、テディベア博物館、おもちゃと人形博物館、自動車博物館など、いくつもの展示スペースがあります。
まずは巨大なテディベアがお出迎え。 -
次は昭和レトロパークに進みます。
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昭和感が満載の通り。僕と妻の大好物です。
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ここで娘とスマートボールを楽しみました。こういうのっていざやってみると楽しいもんで、あまり乗り気じゃなかった娘も、途中からは「わーっ!惜しい!」「やったー!」と歓声を上げながらの大騒ぎ。それぞれ持ち玉15球のうち、僕は6球、娘は5球を穴に入れ、計3つの景品を頂きました。
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自動車博物館の入口にある藤原豆腐店とハチロクです。知らない人は「なんだこれ?なんで豆腐屋??」でしょうが、頭文字Dが好きな人にはよだれモノの展示物。妻と娘もこれを見た瞬間「パパの好きなやつじゃん!」と一緒にテンションMAX!
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このフロアーには昭和30~40年代の邦画に登場していたような、数々の旧車・名車が展示してあります。
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中には「あっ、これ昔のドリフの映画で見たことある!」といった感動の出会いもありました。
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そう言えば僕が子供の頃、父親がこの車に乗ってたような気が...この時代の車はデザインの似ている車種が多いので間違ってるかも知れませんが、とても懐かしいです。
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中古車でも1億円近くする名車の2000GTは、この中でもひときわ異彩を放ってました。
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出口付近にはこちらのようにヨーロッパのカフェを思わせる街並みがあったりして、じっくり見学すれば2時間はかかりそうな見ごたえのあるスポットでした。
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さて、次に来たのは、伊香保から車で1時間ほどの《たくみの里》にある《ふれあいの家》です。ここでは昼食としてそばをいただきます。
ふれあいの家 グルメ・レストラン
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でも、ただの昼食ではありません。裏手のこの建物で、そば打ち体験をやってみます。
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娘「えっ!ここから!?」
そうですが何か?
そば打ち体験なので、そば粉を練るところから始めます。 -
麺棒で厚さが均一になるように伸ばしていきます。
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娘「こっちがパパの(プッ)」
写真の右側は娘が切ったもので上手に切れていますが、左側のビローンとしたのが僕が切ったもの、というか下半分は切れてない(確かにプッ)。でもお店の方は「大丈夫、大丈夫」と言いながらそのまま茹でてしまいました(ええっ!)。 -
体験場所から店内に移り、自分たちで打ったそばをいただきます。こちらはサービスの冷やしトマトです。軽く塩が振られていて、瑞々しいトマトの甘さがより際立ちます。
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娘の大好物、きゅうり。なぜそこまで好きなのか、未だ不明です。
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別注した天ぷらと一緒にそばが運ばれてきました。よく見ると、細切りのそばの中にきしめんのような太さのそばが混じってます(やっぱりプッ)。でも口に入れちゃえば同じ、適度な歯ごたえとそばの香りが味わえた、楽しく美味しい昼食でした。
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昼食を終えた後は、「たくみの里」の入口付近にある総合案内所《豊楽館》に来ました。トップシーズンに差し掛かったこともあり、駐車場はほぼ満車です。
こちらの「たくみの里」は里全体が様々な工房・体験施設の集合地で、至るところで色々なモノ作りが体験できます。道の駅 たくみの里 道の駅
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僕たちはこの豊楽館に車を停め自転車をレンタルし、里中を散策することにします。
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里中では周遊馬車がのんびり歩いています。
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ギコギコ自転車をこぎながら里のはずれまで来ましたが...
妻「ちょ、まっ、待って...」
日頃の運動不足の成果です。加えてこの暑さ。自転車で回るのはちょっと無理があったかな... -
とうとう暑さに耐えられず、こちらで休憩。完全にバテててしまい、結局何も体験しませんでした。体験したのは、それこそ汗だくで自転車をこいだ、と言うことくらい。今から考えると、ちょっともったいないことしました。
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自転車を返した後、こちらの店内をショッピング。何も買わなかったけど。
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宿に着くまでにちょっとだけ時間があったので、少し手前の《赤谷湖》に立ち寄りました。こちらは人造湖のようで、特に何か珍しいものがあるわけでもありませんが、この見慣れない景色を見ていると今まさに旅行していることを実感しました。
赤谷湖 自然・景勝地
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たくみの里から車で15分ほど、猿ヶ京温泉にある今夜の宿《囲炉裏の個室 炭火ダイニング 温宿 三河屋》に到着。こちらは部屋数が10室の小さな宿ですが、色々な旅行サイトの口コミでも大変評価が高い人気の宿です。以前から来たいと憧れていたのですが、今回ようやく実現しました。
駐車場に車を停めると、すぐに宿の方が出てきて温かくお迎えいただきました。猿ヶ京温泉 温宿 三河屋 宿・ホテル
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玄関に入ると、帳場(フロント)と囲炉裏があります。これを見た時点で「ハイ、ここにして正解」って感じです。
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浴衣はこちらで好きなものを選べます。妻と娘はどれにしようか随分と悩んでましたが、こういう悩みもまた楽しいもの。
またここではDVDを借りて、部屋に備え付けられたデッキで鑑賞することが出来ます。ただし種類は多くありませんので、あくまで暇つぶし程度に。もしがっつりDVD鑑賞を楽しみたいのであれば、自宅から持ってくるのが良いかも知れません。 -
館内の通路は畳敷きになっていて、裸足のままで過ごせます。夏のこの時期は嬉しいですね、まさに“裸足の季節”です(古いよ)
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お部屋はこちらの「蔵の間」で、写真では分かりにくいですが12畳ほどありゆったりとしています。なお、娘が座っているのは部屋に備え付けられたマッサージ機で、これがめちゃ気持ちよくて、滞在中は僕も娘もずっと座ってマッサージしてました
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さて、こちらのお宿の大きな特徴の一つが、大浴場が無い代わりに無料の貸切風呂が5つもあり、一つを除いていつでも入り放題です。部屋数が10室に対して貸切風呂が5つなんて、なんという贅沢設計。これらの風呂はこの通路に並んでいて、それぞれに草花の名前が付けられています。
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こちらは「月見草」のお風呂です。長さ2mはあろうかという長方形で、全身を伸ばして入浴することができます。僕はこの風呂が一番気に入りました。
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こちらは「水芭蕉」で、浴槽はジャグジーになっています。ここは入浴できる時間が決まってますので、注意してください。
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「都忘れ」です。少し小さめの湯船ですが、充分に湯を楽しむことができます。
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こちらは「二輪草」で、内風呂と露天風呂の2つがあり、それぞれの大きさも充分です。妻と娘はこちらが気に入ったようでした。
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「福寿草」で、こちらも内風呂と露天風呂の2つがあります。湯船は「二輪草」ほど大きくはありませんが、大人数で入らない限りはこの大きさでも問題ありません。
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5つの風呂を入り比べていると、あっという間に時間が過ぎてしまい、いよいよお待ちかねの夕食の時間に。
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夕食はこちらの「ダイニング炉庵」でいただきます。
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このお宿のもう一つの大きな特徴は、宿名のとおり食事処が全て囲炉裏を備えた個室になっていて、周囲を気にすることなく食事が楽しめます。まさに10室だけの宿だからこそできる贅沢です。
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個室に入るとすでに食前酒、先付け小鉢が3つ、茶碗蒸し、炭火焼の材料がセットしてあります。
先付け小鉢ですが、葉型の小鉢が「舞茸の卵巻(黄身酢添え)」、黄色の小鉢が「長芋とオクラのしそ風味和え」、球状の器が「茄子びたし」です。 -
「舞茸の卵巻」は軽く煮付けた舞茸を薄い卵焼で巻いたシンプルな料理で、下に敷かれたふんわり甘い黄身酢がとてもよく合います。
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「茄子びたし」も素揚げした茄子とピーマンに、少し酸味のあるお出汁がかかっている夏らしい美味しい一品です。
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食前酒をいただきます。こちらは自家製のしそ酒のロックです。アルコール度数はそんなに高くないので、お酒に弱い方でも楽しめそうです。
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茶碗蒸しは温かいうちにいただきましょう。特に目立った特徴はありませんが、これぞザ・茶碗蒸し、といった王道のお味で、スルスルっと入っちゃいます。
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さて、ここで僕の相棒がやってきました。宿オリジナルの日本酒を冷でいただきます。ちなみに後ろで焼いているとうもろこしは、すでに悲劇が起こった後です(後述)。
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こちらは炭火焼の材料です。肉は上州の牛・豚・鶏のゴールデントリオが揃い踏み。特に今回は宿泊プランを「上州牛<満腹萬福>ボリュームUPプラン 」にしていたので、牛が通常より倍増となっています。
また右側の盆には、アスパラの豚肉巻き、エリンギ、ピーマン、じゃがバター、水茄子、とうもろこし、生揚げが乗っています。野菜類をいただくときに嬉しいのは、旬を感じられること、地の物を味わえることですね。
これらを焼いて、右上に写っている3種のタレ(岩塩・ポン酢・甘味噌)に付けていただきます。 -
テーブルに備えられた炭火囲炉裏の溶岩プレートに、鶏と生揚げを置きました。焦げないようにトングで引っくり返しながら焼きますが、その際に材料をプレートから落とさないように!。僕は大好きなとうもろこしを落としてしまい、炭まみれになってしまいました(トホホ)
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お刺身が大皿で運ばれてきました。岩魚の造りと、自家製こんにゃくのお刺身で、どちらも酢味噌でいただきます。岩魚の造りにはまったく臭みがなく、娘がそのうまさに感動して全て平らげてしまいました。こんにゃくのお刺身も、こんにゃく特有のエグみやにおいがなく、クニュクニュとした食感とともに美味しくいただきました。
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お刺身と同時に揚げ物も来ました。じゃがいも、舞茸、茄子、ししとうの天ぷらで、揚げたてアツアツを塩に付けていただきます。
中でも、じゃがいもには甘味噌が乗っているので、そのままいただくも良し、塩を付け甘じょっぱくして味わうも良し、いずれにしてもおいも本来の味を楽しめます。 -
ここでメインの牛を焼きます。これを岩塩に付けていただくと...ヤバイです、お酒が止まりません。牛、酒、牛、酒...(会津旅行記の再現かよ)。 ヒレだったのかな?どこの部位か聞きませんでしたが、箸でもちぎれそうなくらいとにかく柔らかい赤身の美味しいお肉でした。
この辺りで僕と妻はだいぶお腹いっぱいになってきましたが、娘がお品書きを見て一言、「まだ料理来るよ~。楽しみ♪」。痩せてるくせに、本当によく食べるなあ。 -
そうこうしているうちに運ばれてきたのは、こちらの煮物です。ビジュアル的に「え?煮物?」って感じですが、冷製煮物ってところでしょうか。トマト、冬瓜、パプリカをコンソメ風味のゼリーに浸してあります。夏を感じる涼しい品です。
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「ソフトシェルクラブのから揚げ」です。ソフトシェルクラブとは脱皮したばかりの甲羅の柔らかい蟹のことで、甲羅ごと食べられます。蟹の風味を存分に味わえ、大変美味しかったです。
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焼きたての「岩魚の塩焼き」が来ました。身だけでなく骨も食べられます。特に僕は塩がたくさん振られた尾びれをパリパリ食べながらお酒を飲むのが大好きです。尾びれ、酒、尾びれ、さry(ワンパターン)。
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汁物は冷汁。冷たい吸物の中にはしそやみょうがなどが入っており、さっぱり・あっさりいただけます。
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最後に一口サイズのおにぎりを、焦げないようにクッキングシートを敷いて焼きます。もうこの時点でお腹はパンパンですが、香ばしいにおいにつられ、つい口の中に放り込んでしまいました。もちろん美味しくないわけがありません。
ちなみに他にもお櫃に入った白飯やお漬物がありましたが、僕も妻もはギブアップ。でも娘が全部平らげてしまいました(えーいっ、連邦の娘はバケモノか!)。
この後は部屋に戻り酔いを醒ました後、風呂三昧と深夜TVで夜を過ごしました。 -
【2日目】
翌朝、目が覚めると、部屋の入口には保冷バックに入ったヨーグルトが...。嬉しいですね、こういう気遣いがこの宿の高評価の理由かも知れません。 -
さて、朝食は昨日と同じ個室です。焼き魚は自分で焼きながら、自分の好きな焼き加減でいただきます。タジン鍋は豚と野菜の蒸し焼きです。
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小鍋はお味噌汁。昨日はお腹いっぱいでいただけなかった白飯をお茶碗にてんこもり。やっぱり白飯はおいしい!いろんなおかずに手をつけながら、白飯をバクバクいただきました。
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昨夜は急いで個室に入ったので気づきませんでしたが、ダイニングにはところどころに花が彩りよく生けられていました。
さていよいよ出発の時間です。荷造りをした僕たちは帳場でチェックアウトを済ませ、9時には宿を後にしました。 -
三河屋を出発してから2時間弱、給油以外にはどこにも立ち寄らず、そのまま今日のお宿《かやぶきの郷 薬師温泉 旅籠》に到着。
こちらもずっと前から来たかった憧れの宿ですが、大変人気があって予約がとりにくいこと、また料金が少々お高いのもあってこれまで実現しませんでしたが、今回はふるさとクーポンを入手できたので(2015年当時)、比較的安い料金で利用することができました。かやぶきの郷 薬師温泉旅籠 宿・ホテル
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到着した時刻は昼前の11時で、チェックインの15時までにはまだまだ時間がありますが、こんなに早くに訪れたのには理由があります。
こちらの駐車場に面した入口「薬師温泉 長屋門」で、宿泊者だけが持てる宿泊手形をいただきます。なお、ここで荷物を預けておくと、チェックインする時にはフロントのある「本陣」まで運んでくれます。 -
長屋門の2階に上がってみました。風が涼しくて気持ちいい~!
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全景が写真に収まりきらないくらい広い敷地内には、趣のある建物や展示物がたくさんあり、ちょっとした歴史的建造物のテーマパークになっていて、じっくり見学することができます。また、チェックイン前に風呂に入ることもでき、まさにこれらが僕たちが早く訪れた理由です。
早速、敷地内を見学してみたいと思います。
~続きは後編をご覧ください~
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旅行記グループ 2泊3日 群馬県 憧れの2つの宿と囲炉裏料理
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