2017/10/18 - 2017/10/21
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violetさん
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6度目の台湾は、初めてのキテイちゃんジェットで友人と3泊4日の台北へ行ってきました。台北が初めての友人のために、市内基本コースを入れつつ、マッサージや台湾シャンプーなど女同士ならではの旅行も楽しんできました。折角なら、と台風シーズンが終わった頃を計画したのにまんまと影響を受けてしまい、雨にも降られた旅でした。何より九份に行きたがっていた友人のため、3泊目の宿は九份老街の中に泊まり、日帰りでは味わえない雰囲気にも浸り、前回とは違った台湾を感じてきました。
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今日はいよいよK子ちゃんの行きたかった九份へ。
九份の通りを歩いて観光するだけなら2時間あれば充分だし、今日は九份に泊まるので午後から行けば充分。
午前中は、「老爺酒店でヌガーを買ってきて」という私のオットからのミッションを遂行するかどうか昨日から考えていたのだが、また12月に台北に家族で旅行する計画があるのでその時まで我慢してもらう事にした。
その代り、隣駅の行天宮に行き、商売繁盛のお守りを買って来ようと思った。
その前に朝食。
ホテルの朝食も食べてみたかったのでレストランへ。
予約の明細書には、「アメリカンビュッフェ(有料)がお愉しみいただけます」と書いてあったので、チェックアウトの時に支払おうと思っていたのだが、部屋番号を言って、サインするのかと思ったら必要ないと言われる。
解さないので、レストランを出るときも「サインは」と聞くと必要ないと言う。
隣のテーブルには、男性が一人食べていてにこにことこちらをチラ見するので、会話。
ドイツからの一人旅、台湾一周8日間の最終日だとか。
食事はパンが美味しく、アメリカンとあったが、点心も豊富にあった。
と思ったら、ここ朝食が美味しいと評判のホテルだったのね。知らなかった。。。
ホテルをチェックアウト。
何も精算されなかったので「朝食は?」と聞くと含まれているという。
。。。1泊一人7000円にあの朝食が含まれているの?
アメニティも良く、あの広い部屋で?
駅から少し歩くのが難点だけど、居心地は良いのでリピ有りのホテルだった。
傘を差し、スーツケースを転がしながら中山國小駅へ。
駅に行くと、コインロッカーが無い。
仕方が無い、コイツも連れて隣駅へ。 -
行天宮駅に着いた。ここにもコインロッカーが見当たらなかった。
駅を出ると、占い横丁の日本語案内板が。 -
歩いて5分程で、行天宮へ。中はすごい人だ。
お祈りする場所は、地元の人たちで溢れている。
日本じゃ大みそかと正月三が日しか人が集まらないけれど、台湾では生活に溶け込んでいるんだわね。
K子ちゃんがスーツケースを見張ってくれている間、順番でお祈りをしてくる。
その後、お守りを買おうと部屋に入っていったら、ずらっとカウンターに女性が並んでいる。
話しかけやすそうな女性のところに行くと、あっちと指を指された。
あっちに行き、申込書と思われる場所にオットの住所、名前、生年月日を記入し、またさっきの女性のところに持って行くと、それを見てピンクの紙に書き写していた。
それを渡され、「オカネ」と言われたので100元渡したら、受け取った。
よく見ると、男性じゃなくて女性のところに印があるような。
英語も日本語も分からない目の前の女性に、日本語で「オトコです。私のじゃない」と言うと、その箇所に二本線を引いて、男に訂正した。
こんなんでご利益があるのかな。
100元で良かったのかな。
モヤモヤとして疑問は多少残るが、信じるものは救われる。良しとしよう。
ピンクの紙もぺらぺらだし訂正してあるしで、プラスしてこれにお守りを買って行こうと思い辺りを探すが無い。
K子ちゃんも交代して探してくれたが無い。龍山寺ではたくさん売っていたのにな -
行天宮を出て、真正面の地下道に行く入り口を降りていくと、占い横丁。
閉まっている店もあったけど、日本語で呼び込みされる。 -
占いはあまり信じないので素通り。
道路の反対側に渡り、また駅へ戻る。
そこから忠孝復興駅へ。
前回来た時と違い、九份行きのバス停の位置が移動されていて、事前のサーチでは駅の2番出口を出て右側に行くとあったが、どうも記憶違いで左に行ってしまった。
その後、方向修正して高架道路に沿った道路にバス停発見。
すぐに、わっとタクシーの運転手が寄ってきて、「200元で相乗りタクシーどう?」と聞かれたけど、すぐにバスがそこに到着。乗りこんだ。
easyカードで乗車時にピッと。
渋滞の市街地を抜け、高速道路を通り、山間部に入っていく。 -
「九份老街」でまたカードをピッとして降り、先の通りを入っていく。
雨が強いのにすごい人だ。
両側の店が軒を出しているがその隙間から雨が落ちるものだから、傘は指さなくちゃならないし、人混みは多いし、
街全体でアーケードにするとかなんとかするように考えて欲しい。
と言っても、昔からあった通りだし、これを替えてしまったら老街にはならないのか。
この通りを行ったり来たり、グーグルマップを眺めながら宿を探すが、見つからない。
仕方ないので通りの店の人に2度訊ねてたどり着いた。
本当に通りに面している。今まで気が付かなかったな。「九重町客桟」 -
受付と荷物を持って部屋へ上がってくれたスタッフは、若い感じの良い男の子。
部屋もきれいにリノベーションしてある。
窓からは提灯を提げた家々が見え、風情満点。
ホテルレビューによると、最上階では海も見えるらしい。
ここは1部屋3000元なので、一人5700円くらいか。
ただ、トイレとシャワーが一緒で(これはよくあるが)、備え付けのドライヤーがトイレの便器の背の壁にあるため、すごく使いにくいし狭すぎてストレスに感じた。
荷物を置いて、散策。
ロケーションはこれ以上ってものはないぐらいに良い。 -
お腹も空いていたので、まずは「阿柑姨芋圓」
ガイドブックに載っている店なのだが、行きたいと思いつつ毎回行けずにいたけれど今回は達成。
狭い階段を登り、丘の上にある。
階段に面した店先で注文して、奥に持っていけば、景色を見ながら食べることが出来る。
。。。期待し過ぎたかな。
中のイモはもちもちで美味しいんだけれど、小豆が日本のお汁粉と比べるからいけないんだろうけれどお湯で薄めたような感じ。
おまけに窓が壊れていて雨が吹きこんできて、部屋はびしゃびしゃ。
傍には、残り物をセルフで片付る流しがあり汚い。
やはり美味しくても、場所は大事だな。
ここから見渡す景色は良い筈らしいけれど、雨で霞んで見えない。 -
階段を降りていって、ここを見なくちゃ始まらない「阿妹茶酒館」
でも階段まで行列で並んでいるので写真だけ収めてパス。 -
さらに下に下ると映画館。
工事の車が入って来ていて雰囲気ぶち壊し。
何年かぶりに来たら、こじゃれた雑貨屋さんが周りに増えていた。 -
右に折れると景色が見渡せる撮影スポットがある。
。。。残念です。九份は雨の日が多いけれど、天気だと景色が良いだけに気分は天気に左右されるなあ。
さっき芋圓で食べたというのに、あれはデザート。
ランチを食べていないので、この喧騒から逃れたくていつも行く「芋仔蕃薯茶坊」へ。
ここなら間違え無くゆったり出来る。
阿妹茶酒館の洞窟のような入り口のトンネルを抜けると、左手にある建物。
窓際の席を案内されるが、この雨。海からの強い風。
日本でいうと台風の様だ。 -
窓ガラスが割れるんじゃないかと心配だけど、ここは台湾。慣れているらしくちっとも気にしない。
良い景色なんだけどなあ。初めて来たK子ちゃん気の毒だな。
ここは、台湾家庭料理が食べられる。 -
豚肉と野菜の炒め物とフィッシュボールのスープ。
-
おすすめの鶏の煮込み。
初めは美味しく食べていたんだけど、上の黒いの分かりますでしょうか?
お手手ですのよ。
いや、アジアの露天市場とかで、鶏の手の山盛りになって売っているのを見たりしては、いる。
そしてレストランで客がしゃぶっているのを見てもいる。
だけどねえ、自分がそれを口にしようとは。
一口目からちょっと疑心暗疑ではいたんだよね。
小さな小骨が含まれていたから、一匹潰して煮込んだんだろうなとは思った。
食べ進めるうちに、頭丸ごとあったらヤだなと思い、箸でひっくり返したりした。
中から出てきたのはこれですわ。
もうここからは箸が進まない。
他の二品は優しい味でした。
はうー、アジア制覇も間近だけれど、鶏の手ごときにおののくとは、まだまだだわ。
へこたれて宿に戻る。
もうこの日は窓から赤い提灯が灯る家並みを見ながら強い雨音にびびり、部屋にこもった。 -
今日は帰国の日。
朝食は、宿併設のレストランで。
ここは、日中は食事とカフェを営業している。
初めに出てくるのは、サラダと目玉焼き、ハムと食パンの薄切りが添えられたワンプレート。
それにコーヒー。
カウンター前には、何やら鍋が2つ3つ置いてある。
きれいに盛られたプレートを食べ終わる頃、スタッフが終わったかを確認に来て
「魯肉飯と芋圓も食べてね」(多分)
と言ったと思うので早速盛りに行く。
昨日がっかりした芋圓のリベンジだ。
ん、ここのは美味しい。
今回は魯肉飯も食べていないので、ここで食べられて嬉しい。
食べ終わった後は、チェックアウト。
スタッフに「バスは7-11のなんちゃら」
と言われて見送られ、宿を一歩出ると中とはかけ離れた混沌とした通りを行く。
まだ午前中早いのに観光客がたくさん。
7-11の道路向かい側が前回バス停のあったところ。
ここでしばらくいたのだが、皆、上の方に向かって歩いていく。
おかしいなと思い、店の人に聞くと
「ここから100mぐらい行ったところにあるわよ」
と言うので、移動。
100mも行かなかったけれど、新しいバス停が出来ていた。
おまけにここからの見晴らしも良い。 -
大勢のグループは違う目的地のバスに乗っていった。
少し不安になったが、次のバスは何分と表示が出るのを見て一安心。
10分程待って、台北行きのバスに乗る。
満員の乗客だったが、一つめか二つ目の坂を降りたところのバス停で大方降りた。
ハイキング道があるみたいだ。
バスは市内に入り、松山駅あたりから渋滞になる。
終点の忠孝復興駅でバスを降り、板南線ブルーラインに乗り、2駅で松山機場駅。
松山空港、楽でいいわあ。
空港駅に着いたところで、K子ちゃんは悠遊カードを返金手続き。
さて、出発までこの荷物をどうしよう。
インフォでコインロッカーがあるか聞くとあった。航空カウンター6のトイレの近く。
日本でコインロッカーといえば、白や薄緑色の扉で見つけやすいのだが、ここではロッカー全体に絵が描いてあるため、見つけにくかった。 -
扉を開けていると、日本女性二人組と会話していた一人のおばあさんがこっち、こっちと手招きする。
「なんだろ」と思いながらも、手前のロッカーに入れようとすると
「そこは一日用だよ。奥に3時間用があるからね」
と教えてくれた。
3時間用で80元、270円ぐらいか。
二人分の荷物も入れられる大きさ。
入れ終わって↑のレシートを受け取ると、「写真に撮るんだよ」と言うので言われるままに撮る。
「撮影しておくと紙を失くしたとき、大丈夫デショ」
ははー(ひれ伏)、ごもっとも。
説明し終わると、傍の椅子にどかっと座った。
どうもこのおばあさん、日本人相手に説明するためにここにいるみたいだ。
日本統治終了から今年で72年。
日本語を話すお年寄りを台湾で見かけるけれど、こうやって喋っていれば忘れない。
統治されていたのは、このおばあさんが10歳ぐらいの年だったんだな。
いろいろと考えさせられるな。 -
空港を背にしてグーグル先生に聞きながら、今度はお土産のパイナップルケーキを買いに「微熱山丘」へ行く。
微熱山丘は青山にも支店があるけれど、10個3000円とお高い。
折角来たならと、試食もさせてくれる本店に行きたかったので15分程歩く。 -
空港を背に真っ直ぐ進み、途中左折すると団地のような中にあった。
入ると、すぐにテーブルに案内され、お茶とパイナップルケーキ1個が出される。
何も添加物が入っていない、自然な味。美味しい。
大きなテーブルが二つ並んでいるが、席は埋まり皆、ゆっくりとお茶を飲んでいる。
私たちは早々に退散したのだが、カウンターでも並ぶことなく注文出来た。 -
帰りは暑くて途中でカフェに入り、コーヒー。
帰り道にこんなレンタル自転車を見かけた。観光客用にだろうけど、この周りには何も観光場所はないと思うんだけどあったのかな。
セキュリティに長い列だった。
VIP LOUNGEに入り、点心をつまむ。
帰りの機内では、またしてもキティちゃん関連が見られたのだがもう心動かず。 -
機内食。
なんか往きの機内食とほとんど同じなような。。。
雨に降られたけれど、やはり気の合う同士の女子旅は楽しいな。お疲れ様~。
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