6度目の台湾は、初めてのキテイちゃんジェットで友人と3泊4日の台北へ行ってきました。台北が初めての友人のために、市内基本コースを入れつつ、マッサージや台湾シャンプーなど女同士ならではの旅行も楽しんできました。折角なら、と台風シーズンが終わった頃を計画したのにまんまと影響を受けてしまい、雨にも降られた旅でした。何より九份に行きたがっていた友人のため、3泊目の宿は九份老街の中に泊まり、日帰りでは味わえない雰囲気にも浸り、前回とは違った台湾を感じてきました。

Day1～2　キティちゃんジェットで行く小雨の台北　

16いいね！

2017/10/18 - 2017/10/21

15195位(同エリア28185件中)

エリア

台北(台湾)

旅行の満足度: 4.0

同行者: 友人

一人あたり費用: 5万円 - 10万円

交通手段: 鉄道タクシー

航空会社: エバー航空

旅行の手配内容: 個別手配

今回は昨年のソウルに一緒に行ったK子ちゃんが一緒に。
チケットを選ぶ時に
「出発は羽田からがいいな。安さを追求しなくていいよ。私は一年にそう回数行けないからあまり安くて不便よりも快適な旅がいいな」
という、チケットを選ぶ方としては、すごく有難い言葉をいただいたので、それなら、と今まで乗った事のないキティちゃんジェットで行くことにした。
時間も、朝早くない昼出発で、日本帰国は現地夕方の出発にした。
6度めの台湾。台北へは2011年以来だからなんと6年ぶり。

スケジュール
10/18　BR191 12:40 HND～15:05 TSA
10/21 BR190 16:00 TSA～19:55 HND
運賃　40200円　サーチャージ、税、その他　4520円

バスで羽田へ。
ANAのラウンジを案内される。
甘いものが欲しかったため、ANAの焼き印の付いた和菓子とチョコレートを。
定刻に羽田を出発。(これは台北に到着時、撮った機体。オールスターが描かれているドリームジェット)
枕もサンリオキャラクター。
ヘッドカバーだってサンリオ。
こうなると、シートの柄にキャラクターが隠れているんじゃないかと探してしまうが、そこは普通のシートだった。
もちろん機内食にも出てくるのさ。キティちゃんの人参リボンとピンクのチョコレート。
機内食のフォークとスプーンだってキティちゃん。こりゃキティちゃん好きにはたまらんだろうな。
CAさんのエプロンにも、どでかくキティちゃんのプリント。
これでもかと出てくるキティちゃんに初めはワクワク。
パンはむき出しだったけど、これ袋に入れて欲しいんだよなあ。
小腹が空いた時に助かるし。
あっという間に台北。むむ、天気がやはり良くないぞ。
イミグレはスムーズ。
入国証は前もってオンラインで申請しておいた。
松山空港は初めてだけどコンパクトでいいな。
空港内で両替をして、simカード3日間300元を買った。
店員さんにセットしてもらう。
タクシーでホテルへ移動。
2人だとタクシーも割り勘でいいな。
「リビエラホテル　欧華酒店」ここで2泊。
最上階の7階で部屋は広い。2人のスーツケースが充分広げられる。
バスルーム。トイレットペーパーホルダーが後ろに付いているのが難点かな。(体が硬いもんで)
アメニティも充分。
デンタルフロスまで付いている。必須だよね。
4時半を過ぎたので、そろそろ夜市に繰り出す。
一番近い歩いていけるところは、「雙城夜市」10分強。
台風21号の影響か、ぽつぽつと雨が降っている。
台風に当たらない10月末にこの旅行をわざわざ計画したのにな。

アーケードのようになって連なっている店先では濡れないけれど、ところどころ路地の切れている場所を渡るとやはり濡れる。

夜市の手前に、餃子店発見。
ここで今日の夕食。
店のおばさん一押しの酸っぱ辛いスープを頼む。
台湾パウダーの香りと香菜の香りが強い。
ゆでピーナツときゅうりは、作り置きしてある惣菜の棚から勝手に持ってきて、自己申告。
飲み物も冷蔵庫から勝手に取りだす。
水餃子は皮が厚く、もちもちで流石にウマイ。
これまたおばさん一押しの焼き餃子。
っていうか、もう揚げ餃子だね。これは。
うーん、いまいちだったな。味が死んでいる。
中国圏では、焼き餃子は水餃子が余った時に作るって聞いたけど、おばさん、余りものを消費したくてプッシュしたんじゃなかろうか。
値段も、水餃子10個は焼き餃子15個は、同じ値段だし。
二人で460元。一人850円くらい。
ソウルに二人で行った時、いつも多めに頼んでしまい常にお腹が苦しかったので、それを教訓に
「今回はほどほどに頼もうね」
と二人で言い合ったのに、初っ端からこれだ。
やはり異国での食事は楽しみなだけに食べなきゃ勿体ないよね。

店先。出る頃にはお客さんでテーブルは埋まっていた。
ここからは歩いてすぐに夜市。だけど雨は本降りになっている。
ここの雙城夜市はB級グルメの食べるための夜市で知られている。
雨だったためか、いつもなのか分からないけれど、店並みはすぐ終わってしまい、すごく小さな印象。
相変わらず臭豆腐の匂いが強烈。
何も買わずに、タクシーで次の目的マッサージへ。
「楽天養生会館・中山店」へ。
台北に来るたびにここに寄って、これで3度目。
足湯＋足裏マッサージ30分＋足裏角質取り＋上半身マッサージ30分のコース。
1600元が台北ナビのクーポンで1500元。
何しろ角質取りをすると足裏がつるつるになって嬉しい。
K子ちゃんも感激してくれて、連れてきて良かった。
またタクシーでホテルへ戻り、今日はおしまい。
台北市内だと大抵150元内で済む。
台湾はタクシーが安いからと言って、初日に3回はラクし過ぎだな。
2日目。
今日は市内をぐるぐるする予定。

まずは朝食。
Hotels.comで予約したこのホテル。朝食は有料でビュッフェが利用できるとあったので、ホテルで食べるよりはと近くの食堂でテイクアウトして部屋で食べた。
歩いて1分の「四海豆漿大王」
何にしようか考えていると一枚の日本語メニューを渡された。
塩味豆乳と焼餅を注文。
うーん。。
焼餅が、想像していたのとなんか違う。

豆乳は、揚げパンと搾菜入り。しょっぱい。これだけでお腹いっぱいになる。
食べていると最後の方は豆腐みたいに固まりが出来る。
焼餅はぷるぷるのお餅みたいなものにタレがかかっているものを想像していたんだけど、完全に胡麻のかかったパイだった。
まあ美味しいので良しとする。
台湾のザ・朝食を食べたかったしね。
起きた時は陽が見えていたのに、出かけるときには雨がぽつぽつ。
日本の梅雨みたい。
ホテルから「中山國小」駅まで10分弱歩く。
いいホテルなんだけど、駅まで少し歩くのがなあ。

駅で悠遊カードを自販機で買おうと思ったけれど無くて買えなかったので、窓口で買った。100元。
自販機で買えると記事を読んだけれど、この駅ではチャージのみの自販機だったようだ。
それを持って再び自販機に行き、500元をチャージ。
K子ちゃんは大きいお札しか手持ちが無く、自販機ではお釣りが出てこないので、再度窓口へ行き、チャージしてもらった。
お釣りが出てこないのは不便だわね。
一度乗り替えて、「龍山寺」へ。
雨だったせいか、朝まだ早いせいか、お寺の境内には人がまばら。
こんなに空いているのは初めて。
K子ちゃんから「台湾的な歴史建物も一つか二つコースに入れてね」
と言われていたため、この台湾最古のお寺をまず初めに見学。
名前の通り、屋根の上には龍がたくさん。

入り口の右側でお線香を1本もらう。
「ムリョウ」と日本語で教えてもらう。
さらに中に入ると、本尊の庭を隔てた真向かいにはたくさんの地元の人たちが膝をついて熱心にお祈りしていた。
「このお線香、どこにあげればいいんだろうね」
とウロウロしていると、地元の人が指を指して教えてくれる。
本堂の前にあるお線香をあげる場所に行き、拝み、ほっと一息。
皆、煙を手で浴びている。
本堂には大きな観音菩薩。
さらに裏手に行くと、商売の神様である関羽や航海の神様、媽祖も祀られていて、いろんな神様が一緒に祀られているところも興味深い。
また駅へ戻る。
連絡通路のシャッターは軒並み閉まっており、閑散としている。
どうしちゃったのかなと思っていたけれど、この時はまだ10時。
台湾の朝は遅く、店は11時にならないと開かないのだった。
2駅先の「台北駅」へ。
中に入ってみた。でかい。
台湾を取材したTVの旅番組で最近よく見る日本発祥の弁当売り場。
「便富」って書くんだね。
11時になったので駅前の「新光三越」へ。
地下へ行って、K子ちゃんがお土産にと頼まれたカラスミの値段をサーチ。
ついでに地下にあったタピオカミルクティー発祥の店「春水堂」に寄る。
テーブルに案内されると、注文を書きこむ紙が渡される。
書き込んで店員さんを呼ぼうとしたら、隣のテーブルの人が指さして「先に会計に行くのよ」と教えてくれた。
台湾の人のこのおせっかいがすごく有難いわ。色々な場所で助けられる。
K子ちゃんは王道のタピオカミルクティー、私は紫芋ミルクティー。
紫芋の方は、タピオカが入っていると思ったら、氷ばかりでがっかり。味は美味しかったけど。
地下には、「糖村」もあったので以前買って美味しかったヌガーをお土産に購入。
韓国人がグループで大量購入していた。
階段を登り下りしないと乗れないMRTで行くのはヤだね、と三越前でバスに乗ろうとするけど、ちょうどタクシーが止まり、またしてもタクシーで移動。
「中正記念堂」へ。どっかーん。いつ見てもデカイな。
写真じゃ分からないと思うけど、想像の何倍もでかいと思ってください。
中正は蒋介石の本名。蒋介石を記念して造られた建築物。
入って向かって左側はコンサートホール。
右側の同じような建物がシアター。
そして真正面が蒋介石の資料館のある記念堂。工事中で残念。
工事中のシートがよくあるヘンな絵が描かれてない分、良かったけど。
毎時、衛兵交代の儀式が見られるので階段を登り、中へ。
儀式を待つ観光客。あれ、帽子をかぶってちゃいけない訳なんだけどな。
瞬きしない衛兵たち。
さてお腹も空いたので、裏手にある「杭州小籠湯包」へ5分強、歩く。
人気店らしく店の前は待っている人で溢れる。
それでもメニューを渡され、決めている間の5分ぐらいで店内へ。
テーブルに着いたら、すぐ注文した品が来た。
手前のオクラの煮ものは「野菜を取らなくちゃ」とK子ちゃんが、惣菜の棚から取ってきた。
お皿とレンゲ、調味料、しょうがはまとめて置かれており、セルフサービス。
紙の小皿が小さすぎて食べずらい。
普通の小籠包と、ヘチマと海老の小籠包の二種類をオーダー。
1セイロ8個入りで2種類頼んだ訳なのだが、「まだ食べたい」という訳で、もう1セイロ普通の小籠包を追加。
ソフトドリンクを冷蔵庫から取って来て、自主申告。
で会計は二人で670元。
またお腹いっぱい。一人12個食べたからね。
店はオープンキッチン。

その後、グーグル先生に聞いて10分程歩いて「南門市場」へ。
K子ちゃんがお土産のカラスミを買うため、事前サーチして乾物ならココと目星を付けておいた。
１階は乾物や惣菜など。
何軒か見て、押しの強いおばさんからカラスミを買う。
２つで550元。
果物やもあったので、龍眼も一束買ってホテルで食べた。180元。
龍眼は少し高いような気がするんだけどな。

結局、中正記念堂の中を歩き、そこから小籠包の店、そして市場まで結構歩いたので帰りはタクシー。
メーターで220元かかったのだが、運転手さん200元でいいと20元を押し返してくる。
なんでか分からないけど、お礼を言って有難くいただいておく。
ホテルに戻ったのは3時過ぎ。
なんだか朝から歩き回ったような気がするけど、まだ時間はある。
本当は今日は「猫空」へも行きたかったのだが、こんな天気だしロープウエイに乗っても景色は望めないだろうからと中止。
その代り、台湾シャンプーを体験することにした。
ネットで調べるとホテルから徒歩圏内に店舗がある。
また小雨の中、歩いていく。
店の前に行くと看板があり、ネットで日本向けにある情報1000元よりも200元安い値段で799元とあった。
なので「店の前の看板を見て来たんですけど」
と伝えると、すぐに通された。

コップいっぱいに入ったお茶を出され、ヘッドマッサージ。
その後は水無しでシャンプー。
台湾シャンプー独特の髪を逆立ちさせて、「写真」と言われ、写真を撮る。
その後はシャンプー台へ行き、流した後はセット。
もうサッラサラ。顔にかかる感触がさらさらで気持ちいい。
今回は癒しの旅だわ～。
また雨の中、「髪の毛、濡らしたくないね～」と言いながらホテルへ戻って今日はおしまい。