2017/10/06 - 2017/10/07
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多摩川コナンさん
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今回の旅の最終目的地、中央アジアの秘境キルギス・ビシュケクへ。
カザフスタンのアルマトイからマルシュルートカ(ミニバス)に乗って陸路でキルギスタンへ入った。
このキルギスという国、人の顔が日本人と全く同じでびっくり。韓国中国以上に日本人に似ていると感じた。聞こえてくる言葉はロシア語だらけだが、おばさんたちが話しているキルギス語はどことなく日本語に似ている気がする。きっと日本人のルーツもこの辺にあるのかもしれない。
また、事前に情報収集をしていると、この国では警察の腐敗が蔓延っているらしく、外国人観光客を見つけては調査と称してパスポートや現金を抜き取ったりするトラブルが後を絶たないという。現金ならまだしもパスポートはシャレにならないので、外国人と気づかれないようリュックを背負わず、人前で写真を撮らないよう心掛けながら街歩き。バザールや通りにたくさん警官がいたが、すべてすり抜けることができた。(ちなみにスリや強盗も多いという)
1泊しかしなかったけど、コンパクトな街なので問題なく回れました。
今回の旅行はこれで終了だが、機械があればトルクメニスタンとパキスタンにも行ってみたい。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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アルマトイのホテルをチェックアウトした後、地下鉄に乗ってサイラン駅で下車。そこから30分くらい歩いてサイランバスターミナルへ向かう。
途中、貯水池みたいなところから天山山脈が見えた。 -
サイランバスターミナルでチケットを購入し、キルギス・ビシュケク行きのマルシュルートカに乗車。料金は確か1,300テンゲ。
30分後に人が集まって発車した。
マルシュの中はキルギス人とカザフ人だけで、外国人は自分だけだった。 -
2時間くらい走ったのち、サービスエリアで休憩。
ちなみにここのトイレは有料だった。 -
乗ってきたマルシュ。
国境を越えた時に自分がどのマルシュに乗ればよいのかわかるように写真を撮影。ナンバーを覚えておく。 -
車窓からはのどかな景色が見える。
そしてこの後国境検問に到着。イミグレで全員おりて、出国手続きを行った後、徒歩でチュイ川という濁流の川を渡ってキルギスに入国。
しかし、キルギスの入国審査のカウンターの前には100人近くの人だかりができており(たぶん出稼ぎから帰ってきたキルギスの人たち)、カオスな状態だった。
そんな中をかき分けて、まずカウンターの横にある事務所のようなところでスタンプをもらう。「ヤーヤポニチェット(俺日本人だよ)」と伝えると、なにやら周りがざわつき始め、30秒くらいの快速審査でスタンプを押してくれた。菊の紋章の強さを思い知る。よく見るとカウンターのパソコンが日本からの寄付で送られたものだったり、国境付近の橋も日本の予算で造られたものだったりと、かなり日本とつながりが深い国のようだ。 -
ビシュケクの西バスターミナル到着後、外国人と気づかれないよう地元のお兄ちゃんたちの後ろにぴったりと突きながらホテルに向かって徒歩で移動。
ホテルにチェックイン後、そばにある日本センターを訪れてみた。日本センター 建造物
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日本センターの看板。日本センターはJICAのプロジェクトで設立された施設で、ここで多くの学生が日本語を学んでいる。
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日が暮れる前にマナス広場へ。中央にはマナス王像がある。
マナス王像 モニュメント・記念碑
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建物はソ連風のものが多い。
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マナス王像をそばで。
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若い人が多いと思ったら、すぐそばにキルギス民族大学があった。
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うずまき
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キルギス民族大学。
パキスタンと思しき留学生が多くいた。 -
大学前の噴水。
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翌朝、今回泊まったグランドホテルを撮影。
朝食がとてもおいしかった。
今日は飛行機の時間まで街歩き。
外国人を狙った悪徳警察に見つからないよう、
①リュックは背負わない(旅行者とばれるから)、
②ニット帽を深くかぶる(髪型で外国人とばれないよう)、
③ダミーでイヤホンを耳にかける(ここの若い人たちはみんな音楽聞いていたから)、
④ビニール袋に服を詰めて手にもって歩く(地元民ぽく見せるため)、
⑤変なところで立ち止まらず、素早く写真を撮る(これも観光客とばれないため)、
等の武装をしながら出発。 -
長いイス。
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前方にあるのは地学博物館。
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再びマナス広場へ。
休日の朝ということもあり、人はまばら。 -
レトロなトロリーバス。
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ビシュケクの街角。
道はガタガタだが緑が多く空気もきれい。 -
中央アジア最大規模のバザール、「オシュバザール」に到着。
ここが一大観光スポットである反面、一大腐敗警察によるカツアゲ被害多発スポットでもある。この国では警官の給料が極端に低く、みんな身分証チェックと称して財布からお金を抜き取るなど、カツアゲ行為を日常的に行ているらしい。
意表をついてバザールには表から入らず、裏口から入場する。
もう地元感がすごい。 -
市場に潜入。入口付近で2回警官とすれ違ったがスルーされた。作戦成功だ。
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パン屋街。いい匂い。
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幸い日本人とキルギス人は顔が似ているため、お店のおばちゃんからも外国人とは思われなかった。みんなロシア語で話しかけてくる。
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バザールの中心地へ。
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カラフルな漬物が積みあがった一角に到着。
ここで写真を撮影した直後、角で警官と鉢合わせになるが、特に何もなくスルーされた。オシュ バザール 市場
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最後に表門から外に出る。さりげなく振り返って写真撮影。
ちなみにこの辺が一番警官が多いので要注意。 -
何とか最大の難関を無事クリアすることができた。
トータルで4回くらい警官とすれ違ったが、すべてスルー。
地元民変装作戦は無事成功した。 -
再び街に出て街歩きを再開。
ここでも2回警官と目が合ったが特に何もなかった。
ってゆうか警官多いな、この国。 -
車が展示されていた。
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綺麗な建物。マナス広場まで戻ってきた。
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白亜の大統領府。
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アラトー広場に到着。
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お花がきれいで市民の憩いの場のようだったが、ここにも警官はたくさんいた。
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奥にあるのは歴史博物館。
いま改装中だった。 -
パンフィロフ公園付近。
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ツム百貨店付近のにぎやかな広場に出た。
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街歩きを堪能した後、徒歩でホテルに戻り15時に予約した送迎車で空港に向かう。
結局全行程無事故・無トラブルで切り抜けることができた。
この後アルマトイ経由で中国に戻りました。
閲覧いただきありがとうございました。
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現地駐在員の国慶節シルクロード一人旅2017
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