初級者にお勧めの金時山！と言うけれど・・・。

2017/11/05 - 2017/11/05

思い立ちサクッと言ってきた「菊花山」に味をしめて、前回同様、職場の派遣仲間と低山トレッキングに再挑戦。
今回は三人で。
行先は、安近短で大人気の「金時山」。
超ド級の初級レベルなのかと、安心して登ってみたものの・・・・・。
運動不足のBBAには結構きつかったよ～。
しかも、時間スケジュールの誤算で、せっかく箱根まで行ったものの、ほぼ山道を歩いただけで終わってしまったと言う・・・。
旅情がほぼなしの日帰り合宿モードであった。

エリア 仙石原(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

三連休最終日。
他の山登り趣味の知人に「遅っ！」と笑われたバスタ新宿9時過ぎ発の高速バスで箱根に行くよ。

いいんだよ。気楽に行きますです。

バスタ新宿 乗り物

乗り込む前にトイレを済ませて置かないとね。
でも、ちょっと混んでいそうだから、「３Ｆにもトイレがあります。」との張り紙をみて、３Ｆに降りてみた。
突き当りは、「東京都観光案内所」。

バスタ新宿 乗り物

そしたら、３Ｆのトイレの方が混んでいたと言う、あるあるトラップ。
なんなのかしら。
ってか、バスタ新宿、日本最大級のバスターミナルのくせにトイレが少なすぎるだろ。
これでも、今年の６月の二回目の増設が終わったということだった。
ほんじゃ、それまではどんな修羅場だったのかと・・・・。
もっかい言うけれど、日本最大級なんだよね～。計画がお粗末すぎる。
乗り場フロアのベンチの数も少ないし。
二年後のオリンピック、色々と心配ですな～。

画像は、「東京都観光案内所」。
ペッパー君もとい、「ハッピー君」がおるよ。
案内係のお姉さんたちは和装でそれなりに頑張っているけれど、
着物を着ているときはもう少し歩き方とか気を付けた方がより美しく見えるわよと老婆心ながら、思った。

バスタ新宿 乗り物

箱根行きの小田急高速バスは乗り合いバスで停留所がかなりの数あるので、思ったよりも時間がかかる。
それに混んでいて、後から乗り込んできた人は助手席に座る事になっていた。

トイレ休憩は無いが、トイレ付のバスだからと安心していたのだけれど、
これじゃ、トイレに立つのは難しいなぁ・・・・。
幸い　nature calls me　なくて良かったけれど。

予定よりちょっと遅れて、１１時過ぎに「乙女峠」停留所に到着。
乙女峠の登山口のすぐ近くに停留所があるからすごぶる便利。
しかも、「乙女峠ふじみ茶屋」があるからトイレを済ませて置くことが可能。
でも、トイレを借りる際はお店で何か購入してね。
（箱根土産もあるし、飲料やお菓子も売っているよ。）
また、店内へのバックパックの持ち入れは禁止だってさ。

乙女峠 ふじみ茶屋 グルメ・レストラン

なぜ、観光地に「鐘」を置きたがるのか・・・・。
ふじみ茶屋周辺では、鐘の音が響き渡っていた。
・・・・う～ん。

さて、本日のコースは、
乙女峠→長尾山→金時山。
ゆっく～り＋休憩で２時間ぐらいかな？

乙女峠 (静岡県) 自然・景勝地

三連休の二日目までは、インディアンサマーのごとく汗ばむ程の陽気だったけれども、本日は気温は平年通りとなり、登山日和。
紅葉も始めってる。

乙女峠までこんな道を進む。

実は病み上がりで体調がいまいち。
でも、言いだしっぺなので、頑張る。
が、体がおも～い。
直ぐに息がきれてきた。

３０分程で乙女峠に到着。

・・・・やっぱり出発が遅すぎたのか・・・・。
雲がかかってきてしまったよ。

それでもこの展望。
御殿場の街と雄大な富士山。

益々、曇ってきたよ。

でも、時々の晴れ間に観る事が出来る「青空に映えた紅葉」を餌にして、重たい脚を前に運ぶ。

秋ですな。

実際、目で見たときはもっと綺麗だったんだけれどな。

開けたところからは、大涌谷から蒸気が噴出しているのが見えた。

第二チェックポイントの「長尾山頂」。
特に何もない、展望もない広場だった。

神奈川県に入ってきた。

見頃ＭＡＸは11月半ば頃かな？

これでも十分、綺麗だったけれどね。

山を登っていて、イラっと来る瞬間。

まだ、登りの途中なのに、下りがあるとき～～～。

しかも、かなり急だでよ。
今までの頑張りを返して！

そして、降りた分を取り返すべくの、Ｒｅ：キツイ登り。

そして、登り始めて２時間過ぎ。
やっとこ、このサインが見えてきた。

１，１２１ｍ。

スロバキアのタトリで１，５００ｍぐらいまで登った時よりも、遥かにきつかった。

金時山山頂 自然・景勝地

お腹ペコペコ。

「金時娘」で有名な茶屋で「なめこ汁」を頂くつもりだったのだが、
まんまと「売れ切れ！」

でも、温かい物が欲しいので、隣の「マサカリ―」の金太郎茶屋でお味噌汁を購入。３００円也。

なめこはね～、ダイエットの助けとなる善玉菌を増やしてくれる「水溶性食物繊維」がたっぷ～り、とＴＶで観たばかりだったから、食べたかったんだよな。

おにぎり丸でちゃちゃっと作ったおにぎり。
そして、ビールも買ったよ。５００円。

三連休の二日間は体調不良で酒を飲まなかったから、
一本でちょっと良い気分になってしまったｗ

お店の前のテーブルは混んでいたので、岩場で頂く。

雲が立ち込めて、画像的にはいまいちだが、
実際の展望は素晴らしかった。

芦ノ湖、大涌谷、仙石原、遠くに相模湾。
そして、その時は雲に邪魔されてしまったけれど、
富士山が間近に見えるハズだ。

なる程、大人気っての。納得。

スロースターターの私たちがいた時でさえ、山頂はイモ洗い状態だった。

若者たちのグループや、ちびっ子と一緒のファミリー、
私たちのような山ガール（・・・すみません）や、
人生を謳歌中の先輩グループ等、
それぞれに気持ちの良い風に吹かれながら、展望を楽しんでいた。

でも、そんなゆっくりしてられない。
帰りのバスの時間は、１６時半だから。

転がるように山道を下る。

これは、登ってきた乙女峠から金時山を矢倉沢峠辺りから眺めた画像。

落ち葉は綺麗だけれど、滑るから注意ね。

実際、一人一回づつ滑っちゃった。

岩場って程ではないけれど、所々に補助のロープが張ってあったり、
手を使う場所があるので、
出来ればグローブがあった方が良い。
勿論、軍手でもおＫ。

一回だけの休憩で麓の仙石原に降りてきた。

本当は体力的に楽でも、下りもちょくちょく休憩した方が良いのだけれどね。
案の定、三人とも、脚がゲラゲラｗｗｗｗだわさ。

さて、時間もないし、次の目的地に急ぐ。

紅葉同様、秋の箱根のお楽しみ、仙石原のススキ。

仙石原高原 自然・景勝地

夕日が見れる日なら、ススキの穂がキラキラと黄金に輝いて綺麗だったんだろうなぁ。

仙石原高原 自然・景勝地

人が入っていない画像ばかり載せているけれど、
実際は、観光客の方がうじゃうじゃ。

Ｙｏｕも沢山。

ススキ原は通り抜け出来ない一本道。
道は山道の様に石で凸凹で歩きにくいので、ウォーキング用でない靴の場合は遠くまで行くのはお勧めしないよ。

私たちは靴は問題なかったけれど時間がないので、途中で見切りをつけて戻ってきた。

ここから満月が昇るのをみたい。

三女（子猫）を連れてきたら、
狂喜乱舞しそうだな。

永遠に続く、おもちゃ群。

金時山登山口から仙石原高原まで徒歩で２０分ぐらいとＧｏｏｇｌｅ先生が言うので、歩いて来ようと思っていたけれど、
友達が色々調べてくれたら、思ったよりも時間がかかりそうだとのことで、
バスでやってきていた。
１０分ぐらいで、上り坂もあったから、バスで正解。
２０分ってのはないと思われる。

そして、帰りの高速バスはここ、仙石原高原より乗車出来る。
新宿から観光地までダイレクトでイン・アウト出来るなんて、なんて便利なんだ。

バス停とススキ原の目の前にあるファミマ。
一年で一番の書入れ時なんだろう。かなり混んでいた。
もちろん、トイレも長蛇の列。

バス停横の公園に簡易トイレが設置されていたけれど、誰も使っていなかった。
やっぱ綺麗な方が良いものね。

１６時３１分発のバスに乗る頃は日が暮れ始めた。
本当は日帰り温泉に寄ってから帰るつもりだったのに、時間がなくて家のお風呂にこれで我慢したよ。

帰りの高速バスは東名の事故渋滞で２時間遅れ！
御殿場を過ぎてから寝落ちして、かなり寝たつもりで起きた時、
まだ厚木の手前で驚いた。
新宿に着いたのは２１時前だった。
運転手さん、お疲れ様です。
お腹が丈夫な人じゃないと、バスには限らず運転手にはなれないよな～っていつも思うわ。

そして、途中の車中でお父さんと兄弟（小学低学年と幼稚園生ぐらい）がおやつを新宿まで持たすべく、効率よく食べる方法について話し合っていたのが印象的だったｗｗ

家に帰ったら、お土産がなかったので、家族からブーイング。
だって、お店に寄る時間なんてなかったんだもん。

さてさて、初級クラスの金時山で息が切れまくってしまった私。
病み上がりの影響なのか、
加齢により体力減少なのか・・・・・、
いえいえ、単なる脂肪増加のせいなんだろうな。

・・・・・もっと高い山にも挑戦してみたいから、
そろそろ真剣にダイエット、考えないとな～～、とほほほ。