2017/03/11 - 2017/03/11
4147位(同エリア8157件中)
TAKAさん
千葉県から、アラフォー男西日本一人旅をしてきました。
ズボラな性格なので、②から半年ぶりの投稿です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
小豆島の小瀬という場所のペンションに宿泊しました。
僕の一人旅は通常プライベート空間を乱されない
ビジネスホテルを選ぶ事が常ですが、今回は島旅中心ということで、
たまにははめ外して、ペンションなども良いのではないか?
と思い、思いきってこちらを予約してみました。
ペンションとはいえ民宿のような風貌でしたが、
客室はオーシャンビューで満足いく場所でした。
夕陽でキラキラ輝いていた瀬戸内海は、
凪いでおり、時折行き交う漁船や旅客船。
夜になれば、ライトを灯し移動する船達。。。
全てが関東民からすれば、新鮮でした。
関西圏の人達は、このような旅を、やろうと思えば
日帰りでもできてしまうのだから、その立地的条件には羨ましたを感じずにはいられません。
朝食のみのプランとしましたが、
朝食は1Fのレストラン兼用フロアで食べましたが、
こちらもオーシャンビューでした。
早朝の瀬戸内海というのは、また格別で、
トースト
サラダ
コーンスープ
となにげない料理でさえ、至福に感じました。
普段の生活、時間を浪費しているところがあり、毎日反省の日々なのですが、
このような充実した午前を毎日迎えられれば良いのに。。とさえ思えてきます。
次の目的地、四国の高松に行くため、土庄港に向かいましたが、
この時、ペンションのご主人のご厚意で送迎してもらうこととしました。
小豆島の歴史の話、地質の話。
大阪城の石垣は小豆島の岩石を切り落として運搬して出来上がった話。。
色々車中で物語を聞けて、有意義でした。
いよいよ、小豆島の土庄港を後にします。 -
小豆島出航前に待機中
次の目的に向かう高揚感というのは
船旅ならではのものでしょう
船着き場でチケットを買ったり、船が車で待合室で待つひととき、、
何気ない時間でも、全ての行為が旅の中のプロセスとして、上手く歯車にかみ合わさり、とても充実感を覚えます。
よく、旅をすることで、人間形成云々、人生経験云々、などの話になりがちですが、僕はそんな仰々しいことを旅には求めていませんし、旅をすることで、人間性がそんなに簡単に磨かれれば誰も苦労はしません。
そもそも、旅にそのような利己的な、自己啓発的な意識が加われば、旅が窮屈になってしまうのではないか?と考える派でさえもあります。
勿論、旅のスタイルとして色々あるでしょうから、旅に何かの意義を見出す人がいても不思議ではありません。
一方で、
ただ、心地よい時間を、楽しいひとときを過ごせればそれでも良いんじゃないか?とも思います。難しく考えることは無い。
興味ある場所を見つけ、地図で調べて、そこをただ目指すのみ。
黙々と歩き、黙々とドライブをし、黙々と移動する。
流れる景色にひたすら没入していく。。
楽しいと思う事を毎日積み重ねて、人生を生きて、死ぬ。それも悪くない哉?と思います。
まあ、時間とお金の浪費だといわれればそれまでですが(苦笑) -
いよいよ出航です。
船から出るスクリューの泡が尾を引く姿に
妙に涙腺が緩んでしまいました。
30代になってから、涙腺が緩みやすくても、どうどうにもなりません。
わずか一泊だけの滞在とはいえ、
視界から離れていく小豆島の姿に旅情を抱いてしまいました。
これこそが、船旅の醍醐味ですね -
ひょっこりひょうたん島のようなユニークな島々。
手を伸ばせば届きそうな、仲間船とのすれ違い
凪いだ海
。。。。
初春ということで、屋外のデッキに出ている人は
ほとんどいませんでしたが、
高松までの船旅小一時間。ぼくは
噛みしめるように、屋外のデッキベンチに座り
ひたすら無心に瀬戸内海の情景を眺めていました。
シンプルだけど、なんて贅沢な時間なのだろう。
頭上には、かもめ達も伴走してくれました。
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