中朝国境の街、丹東へ 復路

2017/11/03 - 2017/11/05

近頃世界を騒がせている近くて遠い国である北朝鮮。
その北朝鮮を間近で見れる街、丹東へと行ってきました。
以前は辺境の街でしたが高速鉄道の開業により気軽に行けるようになりました。

エリア 中国

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝起きると部屋から北朝鮮が見渡せました。

朝食はヌードルバーもあり満足。

コリアンタウン高麗街

朝鮮風モニュメント

ハングルと漢字が併記。
日本料理店もありますが経営は朝鮮系です。

丹東口岸。
トラックやバスはここから出入国。
国連制裁の影響か閑散としています。

北朝鮮へ向かう列車？
と思ったら入替作業で中国側に戻って行きました。

中朝友誼橋。
経済制裁の影響で列車も車も全く走っていません。

鴨緑江断橋。
元々は中央部分が鉄道橋で両脇が歩道だったようです。

元々は可動橋だったそうです。

北朝鮮側は橋脚のみが残っています。
北朝鮮の動くことのない観覧車も見えます。

左岸が北朝鮮、右岸が丹東です。

断橋部分
朝鮮戦争で爆撃された箇所になります。

鴨緑江断橋の電子チケットです。
中国では観光地の入場券の電子化がすすんでいます。

監視カメラは橋の上ではなく橋の下を監視しています。

韓服のレンタルがありますが、中国と南北朝鮮との関係悪化で閑古鳥です。

対岸が北朝鮮になります。

ホテルに戻ると結婚披露宴のようです。
外では爆竹の音が鳴り響いていました。

丹東の街の通りの名前は京都の通り名のように順に数字が入っています。

駅前の毛沢東像は首都北京の方角を向いています。

駅の2階の半分は出国用の制限エリアとなっています。

CRH5G(左）CRH5A(右）の並びです。

最新CRH380BGが瀋陽に向けて発車しました。

北京からの長距離列車。
曜日によって一部車両が北朝鮮の平壌まで乗り入れます。

北朝鮮側のホーム先端部まで行こうとしたら
駅員に怒鳴られてしまいまいました。

丹東から大連への帰りの切符です。
ネット予約で二等座2人がけ窓側F席を指定しました。

3人掛け席がABC

2人掛け席がDFになります。
窓割とシートピッチは合っていません。

車端部にはコンセントがあります。

トイレは始発駅直後は掃除されていますが終点近くなるころには床がビシャビシャになります。

中国の鉄道に欠かせない給湯器です。
ホテルから持ってきたティーバッグでお茶を飲みます。

この列車は隣席に乗客もなく快適に移動できました。
以前の切符の販売方法では前方の車輛は満席で後方は無人といったことが多々ありましたがネット予約では座席も選べるようになり並び席もとれるように改善がすすんでいるようです。

この列車は大連北駅が終点ですが終点一つ手前の金州駅で在来線の大連行列車に乗り換えるために途中下車しました。