2017/11/05 - 2017/11/05
163位(同エリア256件中)
ジバゴさん
後日
- 旅行の満足度
- 5.0
-
古三島茶碗 15世紀
三島手の早い時期の作品です。 高麗青磁から三島手に移行したと雖も釉薬は灰釉を使用しており幾分青みを残しています。
解説書に拠る 以下同じ -
三島茶碗 李朝 15~16世紀
大ぶりな平茶碗で内側には飛カンナのような線があり、見込みには7つの花三島模様があります。 外側は刷毛面となっています。 -
御本三島茶碗 17世紀
本家の三島茶碗と比べれば胎土が細く、ねっとりとした雰囲気があります。 -
刷毛目茶碗 銘 養老 李朝 15~16世紀
豪快な刷毛目です。 まだ生の状態で手に取ってしまい、片側の高台が潰れて片がっしまっ茶碗です。 小堀権十郎が銘を付けました。 -
刷毛目茶碗 李朝 15~16世紀 小山富士夫 鑑
胎土は鉄分の多い黒い土を使っている所へ、ロクロを回しながら濃厚な白泥を一刷毛塗りつけたが、よく付かなかったのか、剥離してしまった。 そこを漆で直し青海波の蒔絵を施しました。 -
御本刷毛目茶碗 銘 祥雲 李朝 17世紀
日本の茶人が朝鮮へ注文して作らせてた茶碗です。 大振りな茶碗ですが薄作りとなっている為、非常に軽い茶碗です。 -
熊川茶碗 李朝 16世紀
口辺は端反りで見込みに大きな削りがあり教科書通りの熊谷です 腰の部分がやや肉厚でやや重さを感じます。 -
井戸脇茶碗 李朝 15~16世紀
ロクロをきれいに引き上げ、釉薬もむらなくきれいに掛けられた完成度の高い茶碗と言えます。 目跡も5つと教科書通りです。 -
小井戸茶碗 李朝 16世紀
誠に見所のある、味のある茶碗です。 縁から流れた釉薬が下に溜まって、カイラギとなる迄に流れて自然の景色となっています。 外側の裏蓋に小堀家書付と書かれた歌銘が書き付けてあります。 くれ果てし いささながれに うつるかな もみじの客を おくる灯火 -
大井戸茶碗 銘 玉の井 李朝 16世紀
益田鈍翁が旧蔵した茶碗で、その前は結城松平家に伝わった茶碗です。 一井戸・二楽・三唐津と言われるように茶碗の第一等たる風格十分な逸品です。 -
井戸塩笥茶碗 李朝 15~16世紀
昭和33年5月小山富士夫の鑑を受けた結果、この塩笥茶碗は根津根津美術館蔵の井戸(銘)此世の香炉と同一手であると推奨されました。 この塩笥茶碗も火舎をのせれば香炉と云っても通りそうな形です。 -
無地刷毛目塩笥茶碗 李朝 15~16世紀
無地刷毛目とは総釉ではなく、腰より下には白釉をかけずに作られたものを類別する名称です。 元は塩壺か味噌壺として、朝鮮の人たちが日用品として使用したものです。 -
無地刷毛目茶碗 李朝 15~16世紀
かなり高温で焼かれたようです。 姿も整い白泥の佗びた風情が美しい。 箱書きは小山富士夫によります。 -
無地刷毛目茶碗 李朝 15~16世紀
無地刷毛目に刷毛目はありません。 大振りな茶碗です。 やや低温で焼かれたせいか内に雨漏り模様が表れています。 -
堅手茶碗 李朝 16世紀
朝鮮半島の白い焼き物が、陶器から磁器に変化する頃の茶碗です。 よく焼き締まっている様子を堅手と表現しました。 -
堅手茶碗 李朝 16~17世紀
妙に高台が大きい茶碗です。 箱には高麗やわらか手と書いてあり、張り紙には御本堅手とあります。 見ようによって色々な表情を持った茶碗です。 -
堅手茶碗 李朝 16~17世紀
小振りで手の中にスポッと入りそうな半筒茶碗。 画ともに記号とも思える様な単純な模様を持った茶碗です。 -
粉引大編笠茶碗 銘 白雨 李朝 15~16世紀
象牙が時代を重ねたような色合いを表す茶碗です。 16世紀に焼かれすぎて捨てられ、土中に300年。 又、地上に現れ、茶人により美を見出されて茶席いに居場所を得ました。 小山冨士夫が銘を付けています。 -
粉引大茶碗 李朝 15~16世紀 浅川伯教 箱書
時代がつき変化はしているものの、元の白の色はすがすがしい色をしています。 李朝が求めた儒教の白の世界を連想させる焼き物です。 -
彫三島芋頭水指 15世紀
元は鶴首の徳利であったものを上部を切り取り、日本の茶人が水指に転用をしました。 -
茶席での彫三島芋頭水指
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刷毛目壺 李朝 15世紀 浅川伯教 箱書
刷毛を使って化粧白土が口辺から胴の丸いふくらみまで掛かり、素地の深みが味わえます。高台は土見せで、高台脇の数多い目跡の景色が楽しめます。 -
彫三島徳利 李朝 16世紀
釉は還元炎のせいで青磁のような発色をしています。 姿はドタッとしたドロクササはありますが、反面何とも安心感のある朝鮮陶磁らしい徳利です。 -
彫三島徳利 李朝 16世紀
胎土に白泥を刷毛で塗り、箆で羽根とも葉とも見える模様が描いている。 灰釉を還元炎で焼き上げられているため高麗青磁の雰囲気もあります。 -
彫刷毛目扁壺 李朝 15世紀
黒い胎土の上に白泥を刷毛で塗りつけた後、箆で模様を付け、透明釉を掛け焼成しました。
扁壺とは屋外の持ち出し用の水筒として作られました。 -
白磁壺 李朝
儒教を尊ぶ朝鮮士族らしい、飾り気のなく透明感ただよう白き壺です。 -
染付梅花文瓶 李朝 18~19世紀
李朝磁器の美しさは、失透性の光を放つ器地のやわらかい雰囲気だと思います。 これは窯の温度を上げ過ぎず時間をかける事により、生み出されたものです。 -
鶏龍山絵刷毛目徳利 李朝 15世紀
これはおそらく副葬品として作られたものと思われます。 出来を論ずる様ではない ロクロ成形の上に、刷毛目を付けて絵まで書くと云う、とんでもなく無頓着な徳利が愛らしく思えるのは何故でしょうか。 -
鶏龍山絵刷毛目徳利 李朝 15世紀
刷毛目の上に、のびのびと思うがままに曲線を書いた徳利です。 首から上は補修されているところから、おそらく副葬品であったと思われます。 -
粉引盃 李朝 15~16世紀
高台裏まで厚く白泥を掛け、その上に透明釉をさらに全体に掛けた盃です。 もとは盃なのか皿なのか微妙な大きさです。 -
刷毛目向付 15世紀
5枚中2枚に内贍とあります。 これは李朝王府の役所名であり器物の紛失をふせぐ為に名を入れたと云う事です。
以上
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