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イタリア五日目(8/26)の今日は、、、<br />「現地ローマ発着《南イタリアツアー》」の三日目でもあり…<br />我等夫婦は此処ソレントで、(英語組で一緒だったメンバーの大半が向かう)アマルフィ方面組とは別れて…<br />更に、南下して(“ブーツ”に喩えられる)「かかと」に当たる地域へと向かった。<br /><br /><br />「好々爺風のズングリむっくりしたベテランドライバー」と、「40過ぎの若作りガイド嬢?」が、[Grand Hotel Vesurio-Sorrento]のロビーに迎えに来たのは、定刻のam7:30より可成り早めであった。<br /><br />昨日の騒ぎ好きな若者達も去って、やがて揃った「リタイヤ後の悠々自適風の白人3名(目印なる位長身の旦那夫婦とその友人らしい女性)」を含めた、たった客総員5名を乗せたバンは出発した!<br />5名と言う少人数ゆえの融通の利く行程等の期待感を滲ませながらも夫々の胸に秘めての《二泊三日の南イタリア・ツアー》がスタートした。<br /><br />山沿いの狭い路を抜け開けた視界の先の景色に我等が興味を示した途端に…<br />その期待は具体化した。<br /><br />即、路端に停車し、臨時下車をさせてのシャッターチャンスを案内すると共に…<br />地元ソレント育ちと言うドライバーが(出身地は田舎と言う)ガイド嬢以上に…<br />眼下遥かに見える綺麗な街についての説明を張り切って始めた。<br /><br />以降、この二人の説明合戦が行く先々で展開された(これも少人数グループ故に出来た事であった。<br /><br /><br />ドライブインでのコーヒータイムを挟んでの二時間半のドライブ中に交わした客同士の自己紹介では、、、<br />「3人組は(豪州)シドニー」からの由であったが、訊かれて答えた「我が<豪州1ヵ月旅>で巡った世界遺産の地域」の広さには驚かれた!<br />特に、「ダゥインから行った“カガドゥ国立公園”」は豪州人でも(東部の人は)滅多に行けないエリアだ、との事。<br /><br /><br />そんな行程の最初の見学ポイントである、最も輝く鉱物と言う「アラバスター(雪花石膏)」の乳白色の表面にライトを照らすと様々な色彩に輝き、ヨーロッパ有数の洞窟の1つと言う「(プーリア州)グロッテ・ディ・カステラーナ鍾乳洞」に着いた。<br /><br />『なんて凄い!のかぁ~』と思わず呟いた程の…<br />「1km、50分コース」と「3km、2時間コース」のチケット売り場の行列に一寸吃驚しながらも…<br />急ごしらえ編成グループ毎に、(当該鍾乳洞の専属)ガイドの引率に従って…<br />ポイント毎の説明を受けながら、遥かに天井から射し込む光の下で展開する幻想的白さが印象的な造形美を、遠足で来ていた学童達と歩調を合わせてじっくりと見学した!<br />勿論、約一時間の短距離コースの方ではあったが…。<br /><br /><br /><br />16世紀から17世紀にかけて開拓のために集められた農民によって造られた「トゥルッロ」と呼ばれる、白壁に円錐形の石積み屋根を載せた伝統的な家屋(課税調査の時には、石積みならば簡単に取り壊せるからと言うが…?!)が、約1500軒も現存し(住居や店舗として)利用されている景観は、「アルベロベッロのトゥルッリ」として世界遺産に登録されている、「美しい樹」を意味する「Alberobello」の街(プッリャ州)まで来た。<br /><br />世界遺産の地域は、「アイア・ピッコラ」地区(トゥルッリ1030軒)と「モンティ」地区(同590軒)が、広い通りを挟んで在った。<br /><br />余談になるが、、、<br />同行グループの白人女性が“日傘”を携行している事に一寸驚いたが…<br />思えば「紫外線注意報がよく出る豪州東岸地域」から来ている人達であった。<br /><br />先ずは、住居がメインの「アイア・ピッコラ」地区(トゥルッリ1030軒)を周り…<br />住居群の“トアル一軒”にお邪魔する事になった!。<br /><br />外の炎暑に比べて、その室内は涼しくて…<br />一息入れながら眺める視線の先では、日常風景その侭に?“ドライ空豆”にする為の「鞘出しの手伝い」をしていた二人の男児の手つきの手慣れ具合も印象的に感じていたら…此処の奥方の「冷たい水とカットメロンの接待」が始まると共に…<br />『どうぞ遠慮なく室内を観て、ユックリして下さい』との事であった。<br /><br />「仕掛け(予定)通りの展開かぁ!?」とも一瞬思ったが…<br />ご家族の表情の純朴さを観ては素直に(接待を)受けて、帰り際にお礼の「寸志を少しばかり“弾んで”、そっーと置いた」ら、“恐縮”している様な感じでもあった。<br /><br /><br />次には、、、<br />大路を挟んだ向かい側の「店舗エリア」に移動したところで…<br />(我等グループの)豪州三人組が『サンタントニオ教会の見学等はパスして、決めた時刻までは自由行動(店のハシゴ)したい』と言う事になった。<br /><br />一方の我等は、円錐形の高さ21.5mのトゥルッリ屋根が一際目立ち、ギリシア十次式設計と言う縦と横の長さが同じ十字形の内部の祭壇画を観た後は(迷子にならぬ程度に“徘徊”を楽しめた。<br /><br />これは余談だが、、、<br />豪州三人組が、終盤に観光コースからドロップアウトした事は解る!<br />此処までの陽射し厳しき中(場所によっては40℃を示していた)の徒歩巡り観光と…<br />「ガイドの(解り難い)下手過ぎる英語での説明」に、度々“訊き直す”事等に疲れて仕舞っていた様でもあった。<br />多分、今案内して呉れている“ツア・コン”が所属する会社は、二人の仕事振りから…<br />此方方面が守備範囲の「孫請け的会社」ではないだろうか!?と思った。<br /><br /><br />珍しくも日本語も中国語の会話も耳にしない一日を終えて…<br />異国に来ている実感の侭に着いた街『ノッチ』の[Hotel Ristorant Cavaliere]は、“四つ星”ながら…<br />「バスタブは無し!水捌けは悪い(メンテナンスに問題)」、「シールド性悪くシャワーの水が外にも飛び散るブース扉の建付け不具合」、「“冷蔵”の効かないアイスボックス」や、更には「温度調節機能が効かないクーラー」等から判断しても…<br />殆んど“バタン・キュー”タイプのお疲れ組が泊まるだけのホテルであろう。<br /><br />『これでも“四つ星”とは、よく世間様が許すなぁ~』等と思い、この評価ランクは、イタリアでは極普通の「四つ星でも、“色々アルさっあ~!”」って言う“イタリア流いい加減”な格付けであろう!?」等と解釈して寝床に就いた。<br /><br />しかし、好い点もあった!昨夜のディナーは、予想を好い方に裏切った!<br />名前が示す通りの日本流では“料理旅館?”の内容で。<br />因みに、昨夜(全てオーダー・チョイスで)食べた「オードブル、キノコ野菜のリゾット、地元海魚のソテイ、フレッシュ・フルーツ」の味も量にも大いに感激した。<br /><br />少し離れた席に陣取った豪州グループ3名のオーダーは、(矢張り)“肉”が主体であったが…<br />帰り際には『明日は、自分たちも“シー・フード”にする!』と仰っていた。。。

「南イタリア(ツアーからツアー)」三日目は、少人数だ!。

3いいね!

2015/07/16 - 2015/09/10

442位(同エリア563件中)

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旅空黄昏

旅空黄昏さん

イタリア五日目(8/26)の今日は、、、
「現地ローマ発着《南イタリアツアー》」の三日目でもあり…
我等夫婦は此処ソレントで、(英語組で一緒だったメンバーの大半が向かう)アマルフィ方面組とは別れて…
更に、南下して(“ブーツ”に喩えられる)「かかと」に当たる地域へと向かった。


「好々爺風のズングリむっくりしたベテランドライバー」と、「40過ぎの若作りガイド嬢?」が、[Grand Hotel Vesurio-Sorrento]のロビーに迎えに来たのは、定刻のam7:30より可成り早めであった。

昨日の騒ぎ好きな若者達も去って、やがて揃った「リタイヤ後の悠々自適風の白人3名(目印なる位長身の旦那夫婦とその友人らしい女性)」を含めた、たった客総員5名を乗せたバンは出発した!
5名と言う少人数ゆえの融通の利く行程等の期待感を滲ませながらも夫々の胸に秘めての《二泊三日の南イタリア・ツアー》がスタートした。

山沿いの狭い路を抜け開けた視界の先の景色に我等が興味を示した途端に…
その期待は具体化した。

即、路端に停車し、臨時下車をさせてのシャッターチャンスを案内すると共に…
地元ソレント育ちと言うドライバーが(出身地は田舎と言う)ガイド嬢以上に…
眼下遥かに見える綺麗な街についての説明を張り切って始めた。

以降、この二人の説明合戦が行く先々で展開された(これも少人数グループ故に出来た事であった。


ドライブインでのコーヒータイムを挟んでの二時間半のドライブ中に交わした客同士の自己紹介では、、、
「3人組は(豪州)シドニー」からの由であったが、訊かれて答えた「我が<豪州1ヵ月旅>で巡った世界遺産の地域」の広さには驚かれた!
特に、「ダゥインから行った“カガドゥ国立公園”」は豪州人でも(東部の人は)滅多に行けないエリアだ、との事。


そんな行程の最初の見学ポイントである、最も輝く鉱物と言う「アラバスター(雪花石膏)」の乳白色の表面にライトを照らすと様々な色彩に輝き、ヨーロッパ有数の洞窟の1つと言う「(プーリア州)グロッテ・ディ・カステラーナ鍾乳洞」に着いた。

『なんて凄い!のかぁ~』と思わず呟いた程の…
「1km、50分コース」と「3km、2時間コース」のチケット売り場の行列に一寸吃驚しながらも…
急ごしらえ編成グループ毎に、(当該鍾乳洞の専属)ガイドの引率に従って…
ポイント毎の説明を受けながら、遥かに天井から射し込む光の下で展開する幻想的白さが印象的な造形美を、遠足で来ていた学童達と歩調を合わせてじっくりと見学した!
勿論、約一時間の短距離コースの方ではあったが…。



16世紀から17世紀にかけて開拓のために集められた農民によって造られた「トゥルッロ」と呼ばれる、白壁に円錐形の石積み屋根を載せた伝統的な家屋(課税調査の時には、石積みならば簡単に取り壊せるからと言うが…?!)が、約1500軒も現存し(住居や店舗として)利用されている景観は、「アルベロベッロのトゥルッリ」として世界遺産に登録されている、「美しい樹」を意味する「Alberobello」の街(プッリャ州)まで来た。

世界遺産の地域は、「アイア・ピッコラ」地区(トゥルッリ1030軒)と「モンティ」地区(同590軒)が、広い通りを挟んで在った。

余談になるが、、、
同行グループの白人女性が“日傘”を携行している事に一寸驚いたが…
思えば「紫外線注意報がよく出る豪州東岸地域」から来ている人達であった。

先ずは、住居がメインの「アイア・ピッコラ」地区(トゥルッリ1030軒)を周り…
住居群の“トアル一軒”にお邪魔する事になった!。

外の炎暑に比べて、その室内は涼しくて…
一息入れながら眺める視線の先では、日常風景その侭に?“ドライ空豆”にする為の「鞘出しの手伝い」をしていた二人の男児の手つきの手慣れ具合も印象的に感じていたら…此処の奥方の「冷たい水とカットメロンの接待」が始まると共に…
『どうぞ遠慮なく室内を観て、ユックリして下さい』との事であった。

「仕掛け(予定)通りの展開かぁ!?」とも一瞬思ったが…
ご家族の表情の純朴さを観ては素直に(接待を)受けて、帰り際にお礼の「寸志を少しばかり“弾んで”、そっーと置いた」ら、“恐縮”している様な感じでもあった。


次には、、、
大路を挟んだ向かい側の「店舗エリア」に移動したところで…
(我等グループの)豪州三人組が『サンタントニオ教会の見学等はパスして、決めた時刻までは自由行動(店のハシゴ)したい』と言う事になった。

一方の我等は、円錐形の高さ21.5mのトゥルッリ屋根が一際目立ち、ギリシア十次式設計と言う縦と横の長さが同じ十字形の内部の祭壇画を観た後は(迷子にならぬ程度に“徘徊”を楽しめた。

これは余談だが、、、
豪州三人組が、終盤に観光コースからドロップアウトした事は解る!
此処までの陽射し厳しき中(場所によっては40℃を示していた)の徒歩巡り観光と…
「ガイドの(解り難い)下手過ぎる英語での説明」に、度々“訊き直す”事等に疲れて仕舞っていた様でもあった。
多分、今案内して呉れている“ツア・コン”が所属する会社は、二人の仕事振りから…
此方方面が守備範囲の「孫請け的会社」ではないだろうか!?と思った。


珍しくも日本語も中国語の会話も耳にしない一日を終えて…
異国に来ている実感の侭に着いた街『ノッチ』の[Hotel Ristorant Cavaliere]は、“四つ星”ながら…
「バスタブは無し!水捌けは悪い(メンテナンスに問題)」、「シールド性悪くシャワーの水が外にも飛び散るブース扉の建付け不具合」、「“冷蔵”の効かないアイスボックス」や、更には「温度調節機能が効かないクーラー」等から判断しても…
殆んど“バタン・キュー”タイプのお疲れ組が泊まるだけのホテルであろう。

『これでも“四つ星”とは、よく世間様が許すなぁ~』等と思い、この評価ランクは、イタリアでは極普通の「四つ星でも、“色々アルさっあ~!”」って言う“イタリア流いい加減”な格付けであろう!?」等と解釈して寝床に就いた。

しかし、好い点もあった!昨夜のディナーは、予想を好い方に裏切った!
名前が示す通りの日本流では“料理旅館?”の内容で。
因みに、昨夜(全てオーダー・チョイスで)食べた「オードブル、キノコ野菜のリゾット、地元海魚のソテイ、フレッシュ・フルーツ」の味も量にも大いに感激した。

少し離れた席に陣取った豪州グループ3名のオーダーは、(矢張り)“肉”が主体であったが…
帰り際には『明日は、自分たちも“シー・フード”にする!』と仰っていた。。。

同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
観光バス
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
3いいね!

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