2017/09/25 - 2017/09/25
44位(同エリア232件中)
マサラさん
今日は重慶小面50強にもランクインしていて、重慶のグルメ番組でも紹介された面屋さんで朝食を食べた後、重慶市内からバスで1時間程の所にある龍興古鎮へ行って来ました。
重慶で古鎮と言うと磁器口がメジャー過ぎるせいか、龍興古鎮は?旗河?汝のバスターミナルからバスで一本と割と行きやすいにも関わらず平日は殆ど観光客の姿は見当たらない、静かにのんびり散歩したい人にぴったりな古鎮です。
そして夕飯は旅の最後の夜ですのでもちろん鍋で締めくくりです。
火鍋街も捨てがたかったのですが、せっかくなのでここはちょっと趣向を変えて酸菜魚にしてみました。
なにげに盛りだくさんな1日ですが最後までお付き合いくださいね~!
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轻轨大龙山駅から徒歩10分ほどの住宅街にある板凳面庄。
早朝(5時くらいからかな?)から15時までしかやっていない小面専門店です。
メニューは小面オンリー。
大きさは2両(100g)と3両(150g)でそれぞれ6元と8元。
目玉焼きのトッピングは2元です。 -
朝9時近かったと思いますが、結構行列できてます。
そして、みんな外の街路樹のところに並べられた腰掛に座って食べています。
行列ができてるときは並んでいる間にお会計を済ませます。 -
順番が来たら自分が注文した量と卵の有り無しをおばさんに申告。
結構並んでいても手際が良いのであっという間にできちゃいます。 -
目玉焼き係のおばさん。
棚の後ろに並んでるのは今日の分の器でしょうか?
すでにタレはセットされています。 -
スープもちゃんと出汁を取ってつくってるようです。(麺の鍋の隣はスープの鍋)
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角地にある店を取り囲むようにして座席がセットしてあります。
車で来る人もすくなくありません。
さりげなく靴磨きやさんも商売しています。 -
これが板凳面庄の小麺です。(2両、卵あり)
具にキャベツが入っています。
これは汁ありタイプですが、
汁気が少ないのが好きな人は乾溜(ガンリョウ)と添えると汁なしにしてもらえます。 -
食べる前に良く混ぜてね!
うーん、ラー油がとっても香ばしいけど、辛みはほどほどで美味しいです!
麺もコシがあってシコシコしています。
辛い物食べすぎでお腹の調子がイマイチでもペロっと食べられちゃったので、調子が良いときなら3両でも食べられたなぁ。
この店は重慶小麺好きなら絶対行くべし!
グーグルマップにも百度マップにも出ています。 -
麺派じゃないモエ姉さまもご満悦のおいしさ!
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お腹も満たされ駅に向かっている途中に、公園の周りの歩道で陽気な音楽に合わせて体操している人たちが沢山!
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良く聞いてみると歌詞は「南無阿弥陀仏~南無阿弥陀仏~」の繰り返し(笑)
南無阿弥陀仏の陽気な歌に合わせて体をトントン叩く不思議な体操を100人以上の人たちが一緒にやってます。
かなり面白い光景でした。 -
轻轨で红旗河沟へ。
これから龍興古鎮へ行くので、
駅を出るとすぐにあるバスターミナルから龙兴(龍興)行きのバスに乗ります。
バス乗り場は1階で、乗客が集まり次第出発するスタイルのバスです。
龍興古鎮への行き方を百度マップなどで調べると路線バスを乗り継いでいく面倒くさい方法しか出てきませんが、红旗河沟のバスターミナルから1本で古鎮のそばの終点まで1本で行ける中距離バスが出ています。
乗車時間は40分ほどです。片道10元。 -
龍興のバスターミナル。
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バスターミナルを出てまっすぐ300mほど行ったところに古鎮の入り口があります。
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古鎮入口の門。
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古鎮っぽい雰囲気だけど、新しく作られたテーマパークっぽい雰囲気。
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柱の彫刻についた苔はいい雰囲気出してます。
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お寺の外の獅子。
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100m位しかない通り。
え?これで終わり?? -
この古鎮は「阴米」と言うもち米を蒸して陰干しした、日本でいう「干し飯」的なものが名産らしく、いたるところでこのようにご飯を干しているところを見かけました。
今調べてみたところ、阴米は中国でも四川省、重慶、湖南、湖北一帯でしか見られない郷土食らしいです。
おかゆやスープに入れたり、お湯で戻してそのまま食べたり、揚げたりして食べるそう。
腎臓、肺、脾臓の病後の回復食に良いらしいです。 -
もう一つ、この古鎮では豆花飯屋さんが多かったです。
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この店では店頭で豆腐を作っています。
後で良い店があったら食べてみたいと思います~。 -
あの100mほどの新しく作られた古鎮風の通りを抜けると本物の古鎮(笑?)の入り口がありました。
良かった、あれだけしかなかったら来た甲斐がなかったもん。(;^_^A -
うわぁ~
歴史を感じる木造の屋根付き通路。
ベンチになってるので老人の憩いの場所にもなってるみたい。 -
新しい建物に囲まれて風情はあんまりないけどね。
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欄間?みたいなのにも絵が彫ってある。
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屋根付きの通路を抜けると古鎮が現れます。
ほら、ここでも米干してる。 -
ここは病院。
病院の前でも米干してる。 -
左の赤い建物はお寺。
入場料かかるので入りませんでした。 -
お寺の正面。
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お寺の前は広場になっていて、右側に見えるのは茶館。
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明らかに地元の人達でにぎわっています。
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おじいちゃんたちの憩いの場。
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トランプや将棋やったりしてみなさん楽しそう。
ここに混ざってお茶したかったけど、喫煙率90%位で煙がすごかったからやめました。 -
井戸もあり。ゴミ入ってるけど、そこそこキレイな水。
井戸があるところはたいてい豆腐作りが盛ん。 -
奥に流し台があるから、井戸の水で洗濯している人がいます。
昔は手前に見えるこの石の洗濯板(?)を使って洗濯したんでしょうね。 -
この石畳も昔のまんまって感じで雰囲気良すぎ。
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古い建物のドアの飾りが見事。
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細かい彫刻。
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物語になってるみたい。
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可愛い。
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すごく細かい。
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この屋根付き通路は涼亭と言う名がついています。
暑い日はここで涼みながらおしゃべりするのかな? -
また米。
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それにしても観光客が全然いないんですよ。
土産物屋も少なくて、いわゆる古鎮と言う観光地じゃなくて、昔からの暮らしがそのまま続いているだけの雰囲気。
中国で古鎮は今まで何か所か行ってるけど、結構修復や整備がされてるところがほとんどだったので、ここまで昔のものがそのまま自然に残されてるのは珍しいかも。 -
古鎮の反対側の入り口まで出ました。
曲がりくねったりしてるけど、のんびり歩いても30分位かな。 -
もと来た道を戻ります。
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怪しい漢方薬屋さんの猫。
ここのご主人は仙人のように長いひげはやして貫禄がありすぎたので写真撮れませんでした。(笑) -
それにしてものんびり。
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時間もちょうどお昼時だし、せっかくなので名物らしい豆花飯を食べようということになり。
中でも百年老店の看板を掲げ、ひときわお客さんが入っていたこちらのお店で食べることにしました。 -
店頭に置かれた豆花。
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ほぼ満席で店の向かい側の空き建物の中にもいくつかテーブルが出ている繁盛ぶり。
しかもお客さんのほとんどが昼間からへべれけ(笑) -
着席すると渡されるメニュー。
ここから好きなものをチョイス。 -
ご飯はお変わり自由。
このおひつの色が味ありすぎ!格好いい! -
注文したのはザーサイの古漬けの回鍋肉15元
写真だと分かりづらいけど、かなりのボリューム。 -
ジャガイモの炒め物10元。
これも大盛。 -
山盛りの豆花飯2人前。(6元/1人)
ここの豆花(おぼろ豆腐)はちょっとむっちりした感じで今まで食べたことのない食感でした。
タレは店の奥のテーブルで自分で調合してつくります。
ねぎ、醤油、酢などをいれて。
お会計〆て37元!
安すぎ~!
お腹そんなに空いてなかったのにご飯お代わりしちゃうほど美味しかった!
私と一緒に中国旅すると麺ばっかりになって苦痛を感じていたご飯派のモエ姉さんも大満足でした! -
満腹になり古鎮歩き再開。
怪しげな路地発見!
奥になにがあるのかな? -
細くて暗い通路の先には・・・・
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住宅が。
そしてここにも井戸あり。 -
ただの民家でした。
井戸も見ていいよと住人の方に言われてのぞいてみたらとってもきれいな水でお魚も泳いでいました。 -
ここの石の洗濯板は現役のようです。
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フォトジェニックな(?)鬱蒼とした階段
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メインの通りに戻り・・・・。
古そうな教会。 -
ここも歴史のありそうな茶館。
中は老人ホームみたいな感じでイマイチでしたが。 -
この古鎮で見かけた観光客は5,6組でした。
平日といえどもこの閑散とした感じは旅行ブームの中国ではありえない。
かなり穴場ですね。 -
そうそう、豆干も名物っぽかったです。
豆干、好きな方だけど、買ってもすぐ食べ飽きて結局食べきれないパターンが多いので今回は買わず。 -
麻雀やさん。
皆さん、お仕事は?? -
古そうな薬局。
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時が止まったかのようですが、おそらく現役でしょう。
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阴米屋さん。
麻花(かりんとうみたいなやつ)も売ってます。 -
可愛い猫ちゃん!
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米、干しすぎでしょ(笑)
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散策+ご飯で2時間半もあれば十分です。
宿もそんなになさそうなので、重慶市内から日帰りがおすすめ。
重慶で磁器口以外の古鎮に行って見たかったら行って見てください。
のんびりできていいですよ。
帰りのバスも人数が集まり次第出発です。 -
红旗河沟に着いて、歩いて隣の駅の観音橋までやってきました。
観音橋はショッピングモールなどが立ち並ぶ若者の街って感じのところです。
去年初めて重慶に来た時の初日に泊まった宿があったのが観音橋でした。
宿も食べ物屋さんも多いので結構便利ですよ。
そして去年流行っていた奶盖茶(チーズクリームが乗った紅茶)飲んで一休み。
去年は街中でこれを飲んでる人たくさん見たけど、今年は全然見なかった。
ブームが去ってしまったのか。 -
観音橋にはカルフールもあるのでちょっと遠いけど腹ごなしに見に行って、その後夕飯どうしようかと悩んでいたら、高鉄のテレビ広告で見て気になっていた酸菜魚のお店がすぐ近くにあると分かり食べていくことにしました。
重慶最後の夜だし、紅油の火鍋も捨てがたかったけど、もう初日と成都でと2回も食べたし、趣向を変えてみたかったので。
九鍋一堂は酸菜魚のチェーン店で、重慶には11店舗あります。
今日来たのは観音橋の金源不夜城(地下のショッピングモール)B1にあります。
観音橋だけで3店舗、解放碑や沙坪バ、楊家坪などの主要な街にあります。 -
入口のディスプレイ。
スタイリッシュです。 -
食材にはこだわっていて、化学調味料無添加、スープに使われるのは農夫山泉のミネラルウォーター、酸菜は非物質文化遺産に認定された楽山?江産。
厨房のコックさんたちも唾防止のマスクまでして衛生面にはかなり気を付けているようです。
これなら神経質な日本人観光客でも安心して食べられますね。 -
高級レストランのようにセットされた取り皿。
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お通しのナッツとドライフルーツ、お茶。
お通しと、お茶、ご飯代はチャージされます。一人3元かな?
ご飯は食べ放題です。 -
そこまでお腹空いてなかったので酸菜魚だけ注文したらウエイトレスに露骨に嫌な顔されましたが、かなりのボリュームの酸菜魚59.9元。
直径30㎝位の土鍋になみなみと入っています。
女子2人だったらお腹空いててもこれ一つで十分でしょ!
でもメニューには炒め物や煮込み料理、蒸し物など色々あるので、大人数で来ても色んな料理を楽しめますよ! -
お魚は鯉っぽい白身のお魚で、骨なしで薄くスライスしてあるので食べやすいです。
しかも身が沢山入っています。
魚のほかに酸菜、タケノコが入っていて本当にボリューム満点。
鍋と言ってもテーブルにコンロがあってグツグツやるようなものではありません。
一応運ばれてきたときには固形燃料で一定時間温められて出てきますが、すぐに冷めちゃいます。それが残念ポイント。
味は酸菜だから酸味はもちろんあるけど、強すぎず、さっぱりしていくらでもスープ飲めちゃう感じ。
そういえば、「スープが飲める鍋」と言うのがこの店のキャッチフレーズでした。
酸っぱいもの好きな姉にはかなりのヒットだったようで、重慶に来たらまた食べたいと言っていました。 -
まだ明るいけど今日はこれにて終了です。
朝昼晩、食べすぎて苦しい~死にそうです~。
でも充実した良い一日でした!
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
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- よこぜきよしさん 2018/01/09 22:25:33
- 私も行ってきました!
- 遠いですよねw
でも行って好かったです。
重慶人も行かないって言っていました。
街中は風情があるのに、住民は賭けトランプ、賭け麻雀に
興じている、というところも街の暮らしが覗けて面白かったです。
- マサラさん からの返信 2018/01/10 00:28:34
- Re: 私も行ってきました!
- 龍興古鎮行かれたのですね!
あそこは穴場ですよね(笑)
やはり重慶の古鎮と言えば磁器口ってみんな思ってるから取り残されてる感じなのかな?
でも今古鎮ってどこ行っても土産物屋ばかりの観光スポットになっててローカルの人達の暮らしぶり見れるところって少ないので、できればこのままの状態を保って欲しいなと思います。
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