2011/01/14 - 2011/01/15
8894位(同エリア15522件中)
のうりかさん
北緯2度11分20秒の空に朝日が昇る。
マラッカのマコタ・ホスピタル前。
KLIA行きのバスが発車するのは10分後。
昨日、比叡山延暦寺千日回峰のように街歩きをしまくった相棒こと、nakaさんを携帯でたたき起こしたのが30分前。
「渡したいものがあるので、マコタまで来てくれ」との言葉に彼は事情も理解しないまま「OK!」と電話を切った。
おそらく彼は風よりも速く走る神々の伝令ヘルメスさながらに、ここを目指し向かっている。
もちろん自分の脚で走りつづけて。
GPSのモニタに示された赤いポインタが目的地を指し、今まさに、サイクロンがマレー半島のアブラヤシを次々となぎ倒すような勢いで、彼のサンダルがマラッカの歩道の赤い土をけ散らし、ひた走る姿を思い描いてみた。
僕はただ静かに彼の到着を待っている。
Mr.Nakamasa O.と書いた、ホテル名入りの封筒の上質な手触りを感じながら。
彼の名はnakamasananiwaオヤジ。
人は彼をオーチャードロードに輝く星、「なにわの大将」と呼ぶ。
Melaka is situated in latitude 02 degrees 11 minutes 20 seconds North and longitude 102 degrees East .
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
14,jan clear
1週間の休みを確定させたのは実にクリスマス前日
こんなときに頼りになるのはキャセイだと思ったら、成田発は既に満席。
もしや?と探った羽田便は「少しサプルはありまっせ!」の気配を漂わせ、Webのラジオボタンを早く押してくださいと言わんばかりに輝いていた。
冷静になって考える。
成田と羽田、近いのは羽田。
30分の違いがある。
成田は待ち時間があればさらに30分。
交通費は方や往復6千円、羽田は1千円弱。
今回のエクセレントチョイスは「羽田飛行場だ」
マウスに強い意思をこめてポチっとな! -
さて、どこへ行くのだったっけ?
あ、nakaさんのとこに会いに行くんだった。
予約後、nakaさんへメール。
有無を言わさずマラッカへの案内をとりつけ、ならばこの際、行ったことのない街へ行ってみようではないか?
と決めたバンコクとエア・アジア(乗ってみようかと思ってなっつ)
今度こそはマラッカへ。
羽田は本当に近いのだろうか?
モノレールも空港快速に乗れないと近いとは感じない。
国際線ビル駅で降りる乗客数名。
東京モノレールのホームと同じ階が出発ゲート。
これは香港国際空港のアレと同じ考え方かな?
出発フロアの小じんまりとした雰囲気は、まるでセントレアか福岡空港国際線ターミナルと一緒。
成田の第2旅客ターミナルも人がいないときはカラーン!としているけど、羽田のここは寂しささえ感じる。
まずはabcでコートを預けて。 -
キャセイのマルコポーロクラブでチェックイン。
ここで、わざわざ質問するネコオヤジ。
「荷物を預けても大丈夫ですか?」
香港での乗継はMCTきっかりの50分。
「もちろん!大丈夫です!」
と笑顔のカウンター小姐。
カウンターのMさん、その笑顔、信じます。
「では、シンガポールまでバッグ1個、よろしく!」
ネコオヤジは珍しく手荷物を預けた。
Jaluxの店で買った、お土産は煎餅。
「それ以外もそれ以上も要らない」と言っていたnakamasaオヤジ。
煎餅は醤油味だと信じているのは僕だけだろうか?nakaさんは七味とうがらしじゃないとダメだなんて言わないはずだ。たぶん。 -
とても閑散としている。
寂しさも通り越したワビサビのワサビがツンして、なじかはしらねど泪おつの状態。 -
出国審査を終えて、案内されたサクララウンジへ。
-
入口正面にドーンとサクラバーのタワー。
だからって、ここのボトルからグラスに注ぐ人はいないだろうな。 -
飲み物を取りに行くと、すれ違いざまに「料理が少ない」と漏らす利用者あり。
他のエアラインのラウンジと比較してそう言う気持ちはわからないではないが、ラウンジの軽食は機内食とは明らかにその性格を異にすると考える。
腹を満たす料理をラウンジに頼るのが間違い。 -
ネコオヤジが手にとったのは、ロゼのヴァンムスー。
ピンクシャンパンじゃないけどそれなりに気分が高揚する色。 -
「おはようさん!」
NakaさんからSMS。
「これから乗るよって、よろしゅうに!」と返信。
搭乗30分前になった。
さて、ボーディングしまひょか。
わけもなく関西モード。 -
しかし、けっこう遠い搭乗口。
出発のチェックインするホールは小さくても、搭乗ゲートはそれなりに伸びていたわけです。 -
ウェルカムシャンペン。
最近気にもしなかったが、キャセイの小姐がいつのまにか「シャンパン」と皆言うようになった。
つまり「シャンペイン」ではなくて。
日本人の客室乗務員は例外なくどのエアラインでも「シャンパン」。
だれも「シャンパーニュ」とは言わない。
それがたとえスパークリングワインであったとしても。 -
D滑走路へのアプローチは上り坂。
桟橋部分が見える
離陸待ちの間に、3方向へ進む機影を確認。
羽田のコントロールタワーが優秀なのか、埼玉県の東京コントロールが超人的なのか?
3方向へ進む航空機を空中で管理するなんて、「常人」には永遠に理解できないテクニックだな。 -
D滑走路の05からテイクオフ
東京湾を右回り
「海ほたる」が見える -
D滑走路と羽田を右手に、しばらくすれば横浜港を通過
-
厚木基地を確認(いつも静岡空港と違いがわからん)
静岡県民が「自分たちの山」と言ってはばからないMt.Fuji
冬の富士山がいちばん美しいのはなぜなのだろう?
セントレアから先は雲で下界が見えなくなる -
午餐のサービス
-
昨年学習したネコオヤジ。
短時間に何食も摂ってはいけない。
半分しか食べないことにしよっと! -
東シナ海上空。
しばらく一緒にランデブーする旅客機あり。
かすかに空色の垂直尾翼。
向かっているのはあの航空会社のベースがある街。あるいは僕が永遠に行くこともない中国のどこか。 -
映画は久しぶりにジュリア・ロバーツが主演している作品
「EAT PRAY LOVE」
(邦題:食べて、祈って、恋をして)
原作:エリザベス・ギルバート
原題: Eat, Pray, Love: One Woman's Search for Everything Across Italy, India and Indonesia.
を見た。 -
nakaさんは「国境を越える」ことは簡単だと言う。
今回は、nakaさんにマラッカを案内してもらったあと、単身バンコクへ行く予定にした。
nakamasaオヤジがアンダマン海の休日を楽しんでいたころ、三賀日休みだったネコオヤジはマラッカからKLIAを結ぶバス予約のためwebと激しく格闘しながらも、とうとう、その予約を完了することはなかった。
Transnasional社のバスチケットを、マレーシア国外のクレジットカードで購入しようとする旅行者などいないのだ。 -
さっそくnakaさんへ泣きつくネコオヤジ。
心やさしいnakamasaオヤジは休日わざわざJBまで行ってバスのチケットを買ってきてくれた。
21.9MYRなり
キャセイは到着前に機内で何番ゲートに付ける予定かを表示する。
ハブ空港の自覚か、ホームグラウンドの余裕か?。
香港国際空港到着。
いつのまにか誰も「CLK」と呼ばなくなった。 -
冬晴れの空。
暖かなそうな日差しの良い天気 -
いつもカバンをころがしてトランスファーを抜けていたが、荷物を預けてしまったので身軽。
乗り換えは平行より垂直の移動が面倒なんだな。 -
羽田で案内されたので、当然覗いてみた新しいキャセイのラウンジ。
「CABIN」
いったい、キャセイはこの空港にどこまでラウンジを増やすつもりなのだろう? -
シンガポール航空の本拠地チャンギ空港のラウンジはもっと「素晴らしい!」らしいんだが。
なにが素晴らしいかと言うと、シンガポール航空を利用する搭乗客以外は入れないラウンジをわざわざ置いてあること。
ANAのCクラス利用者はもちろん、スター・アライアンスの上級会員でさえも利用できないだなんて・・・。 -
でもよく考えるとこれってとても「公平な」考え方だと納得した。
自社便を利用してくれるお客様を徹底して優遇し、他社便利用者と差別化しているのだから。 -
ボーディングが始まり、ストレイツタイムズなどを手にシートへ。
-
チップ・ラック・コックをテイクオフ。
遠ざかるランタオ島 -
たまには違うものをリクエストしてみましたの、クラウドナイン。
-
香港から先のデザートは必ずホールケーキを切り分けたピースがサーヴされる。
なんだか嬉しいきもち。 -
ネコおやじが大好きな西瓜は無かった。
落胆の度合いは著しくも、サムフルーツ。 -
ヤケ食いではない。
機内では地上で絶対に手を伸ばすことのないスィーツを平気で平らげる。
ティラミスにロイヤルミルクティー。 -
夕闇にマレーシア半島が近づいてきた。
シンガポール沖に停泊する船舶の整列。
チャンギ国際空港へのアプローチは、空港の南を東から西へパスした後、右に旋回し、西からのアプローチが多い。
夜の機窓からはマレー半島の輪郭もマリーナベイの灯りも定かでなく、夕闇の中、かすかに下端がオレンジに輝くカーテンの上空には、時おり音を消した遠雷のライトニングが点いたり消えたり。 -
機内を出てボーディングブリッジを歩くと、まとわりつく熱を帯びた湿気。
シンガポールへようこそ。 -
そう待たずに出国審査できるのがチャンギ空港のいいところ。
が、だ。
タクシー乗り場は相変わらずの長いライン。 -
タクシーに乗り込み、行き先を告げると、今夜の宿のコンコルド・ホテルの前身がメリディアンだったことを知らされる。
夜の高速道路からマリーナベイの大観覧車を左に見て、高台を降りダウンタウンへ。 -
ホテルの玄関はオーチャードロード側ではなく東側の2階が車寄せだった。
-
チェックインして、部屋で荷物を解き、nakaさんへ到着の電話を入れ、カッページ・プラザを目指す。
-
いざ、居酒屋なにわへ出陣。
オーチャードロードには不夜城のようなイオンの輝き。
リフトで3階へ。 -
古代柄風の暖簾の向こうは、本日も盛況、商売繁盛の居酒屋なにわ。
nakaさんの奥様に迎えられ、靴を脱ぎ、羽田で買ったお土産の煎餅を渡して、カウンターへ案内される。 -
nakaさん、おひさしぶりでした。
-
本日はnakaさんのご長男が店をヘルプしてくれているということで、ご紹介をいただく。
笑顔の良い好青年は、写真で知る限りではあるが、若いときのnakaさんに似ていると思われた。(同時に「月と六ペンス」のストリックランドがアタとの間にもうけた子供のことを思いだすに十分だったことも認める)
お父さんにご面倒をおかけしているネコオヤジです。よろしゅうに。 -
タイガー・ビールで生き返り。
牛スジのやわらかさに驚き。
焼酎などを少々。
この店のテレビに日本の番組が流れている不思議の種明かしをしてもらって、明日の打合せを確認。
と言っても、ネコオヤジが勝手にリクエストした3つのディスティネーションをどのように巡るかについて。
ネコオヤジが知るよしもなく、すべてはnakaさんのバンダナに隠された頭のなかにお任せする旨、丁重にお願い申し上げた。
店の滞在時間は1時間程度。
お代を受け取ってもらえないネコオヤジは早々に店をあとに、ホテルへ帰る。
nakaさん、明日またね! -
オーチャード・ロードに怪しく輝くイオン・モールの威容。
「毎週国境越えに固執するシンガポール市民」と公言してはばからないnakaさん。彼が僕にマラッカを案内しよう、と言ったのはちょうど1年前。
僕がオーチャードはサマッセット近くの彼が経営する店の暖簾を僕が初めて祓ったとき。
そのときは彼が風邪ぎみだったのと、僕の滞在時間の都合でマラッカ訪問は実現をみなかった。
ネコオヤジはnakamasaオヤジの案内により、明日晴れてマラッカ入りする。
その夜、早々と就寝。 -
15,jan clear
電話の音で目が覚める。
昨夜、電話でピポパとモーニングコールをセットしたから電話が鳴るのは当然なのだが、受話器をとると男性スタッフの声で、「おはようございます。」の生声。
意外だった。少しうれしいサービス。女性の声なら大いに。
窓の外には、夜明け前のシンガポール。 -
ルームサービスは和食。
マクナウッティと呼びたいような重箱弁当。
決して、ふざけているわけではない。
旅先で朝食に和食を食べてみたくなっただけ。 -
マラッカまではバスに乗る。
このホテルをチョイスしたのは、nakaさんの店に近いという理由もある。
http://singapore.concordehotelsresorts.com/promotions_room.php
Webサイトを見て確信した。
なんと、マラッカへのバスがホテルの目の前から出ているというではないか。
まさしく、僕のために用意されたホテル。
LUXURY COACH SERVICE
http://www.luxurycoach.com.sg/
予めWebで座席指定したチケットを、ホテル階下の窓口で受け取り、バスへ。 -
このあたりで、この旅行記を見ている(読んでいる)メンバーの方々が疑問に思うことは容易に想像できる。
このバスにnakaさんは乗らない。
つまり、別々のバスでマラッカへ向かうオヤジども。
それは、車中で、人生も半ばをとうに超したオヤジ2人がスネ毛や腕の剛毛をからませる、目も眩むような、サイド・バイ・サイドの事態を回避しようとしたからではない。
断じて。固く断じて。
すべては、ネコオヤジの早起きが苦手という日頃の恥じ入る習性に起因していると、nakamasaオヤジの名誉にかけて、(nakaさんの残り少ない髪の毛にも誓って、自分もまたalso)に誓って申し上げる。 -
LUXURY COACH SERVICEなる会社は道楽でバスを走らせているわけではなく、当然、旅行会社であるから、マラッカへのパックツアーを催行している。
少人数単位のグループが乗り込み車内はほぼ満席。 -
にぎやかな雰囲気のなかでバスがスタート。
ネコオヤジを乗せたバスはシンガポール川を渡り、一路、マラッカを目指す。
・・・MELAKA Vol.2へつづく。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- nakamasananiwaさん 2019/01/01 03:27:41
- (*'∇')/゚・:*【祝】*:・゚\('∇'*)
- お疲れ様です(笑)
- のうりかさん からの返信 2019/01/02 16:02:08
- Re: (*'∇')/゚・:*【祝】*:・゚\('∇'*)
- ($・∀・)ノ【ΗΑΡΡΥ ΝΕШ ΥΕΑЯ】ヽ(・∀・$)
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