石垣島北部6泊 生き物探しとホテルステイ(2歳6か月子連れ）vol.3

2017/07/02 - 2017/07/08

7月6日～8日の記録です。
最終日まで特にしっかり予定は決めず、引き続き行き当たりばったりで過ごしました。

＜行程＞
【7月2日(日)】
ANA 767
大阪(伊丹)(14:00) - 沖縄(那覇)(16:05)

ANA1777
沖縄(那覇)(16:25) - 石垣(17:25)

18:45 都合で福岡から石垣へ向かってきた妻と合流。
空港で簡単に夕食
すーじ泊
（台風通過）

【7月3日(月)】
早朝：息子と周辺散策
朝食後、林道で生き物探索
市街地で昼食
ミルミル本舗でアイスクリーム食べながら休憩
市街地の商店街散策
空港の食堂で夕食
ナイトツアー参加
すーじ泊

【7月4日(火)】
朝食後、林道で生き物探索
エメラルドの展望台訪問
島野菜カフェでランチ
御神崎展望台
川平湾
ばんやファームで夕食
自力でナイトサファリ（中央部）
すーじ泊

【7月5日(水)】
朝食後、林道で生き物探索
明石海岸
明石食堂で昼食
石垣島最北端・平久保崎展望台
ホテルのプール
アレーズドバレ泊

【7月6日(木)】
早朝：林道で生き物探索後、朝食
吉野のビーチ（雨）
新垣食堂
野底林道探索
ホテルのプール、夕食
サガリバナ観察
アレーズドバレ泊

【7月7日(金)】
ホテルのプール
近隣 Forestale Uno （フォレスターレウーノ）でパスタランチ
吉野のビーチ
ホテルのプール
自力でナイトサファリ
アレーズドバレ泊

【7月8日(土)】
プール
林道で生き物探索
空港でランチ

ANA1774
石垣(14:55)- 沖縄(那覇)(15:50)
ANA 770
沖縄(那覇)(16:55)-大阪(伊丹)(18:55)

エリア 石垣島(沖縄)

この日は家族を巻き込まず、朝食前に一人で林道に行ってみることにしました。

途中でムラサキサギを発見！
初見です。

アオサギと同等もしくはそれ以上の大きさですね。
もう少し日が昇れば、美しい羽根色を堪能できたかもしれません。

林道の入り口でセマルハコガメを発見。

昨日出会った個体より若い個体に見えます。大きさも小さめ。

腹甲をパタンと閉じてくれないかと期待しましたが、時間がかかりそうなので諦めました。

林道ではリュウキュウアカショウビンが飛び回っていましたが、早朝だったため暗くて撮影は困難でした。

ようやく撮影したボケボケの1枚です。

林道から出ると、キンバトに出会いました。こちらも初見です。

ホテルに戻って朝食です。

朝食後はふらっと通称「吉野のビーチ」へ。
有名なサンセットビーチのすぐ近くです。
あまり情報がなかったのですが、寄ってみたらかなり良いビーチでした。

人も少なく、僅かですが日陰もあり、駐車スペースもある（雑草だらけですが）ので穴場のビーチなのかもしれません。

昼食は有名な「新垣食堂」へ行ってみることにしました。

開店前から並ぶことをおすすめします。

20分ほど並んで、ようやく入店。

名物の牛そばは従来の沖縄そばとは一線を画す、感動的な味わいでした！

雨が降り出したのでホテルへ戻りました。
当初宿泊する予定だった和室の修理が終わったということで、和室に移動しました。
（前の宿泊客がガラスにスーツケースをぶつけて破損したのだとか。）
結果的に洋室・和室両方に泊まることができましたがホテル側は災難だったと思います。
丁寧に対応してくださり、感謝しています。

息子が昼寝している隙を見て、またしても独りで脱走を企てます。

ホテルの近くの林道を徘徊。
毎日通っている林道とは植生や標高が違うせいか、全く生き物の気配がありません。

諦めかけていると、目の前の木にカンムリワシが留まりました。

警戒心が強めの個体のようなので車でそろりそろりと近づき、撮影しました。

雨が強くなってきたのでホテルへ引き上げました。

夕食前に前日買い込んでいた「わけありマンゴー」を切ってもらいました。

どこが「わけあり」なのかわからないくらい、美味しいかったです。
これだけ食べて実質600円程度。
奇跡的なコストパフォーマンスです。

夜はサガリバナが植えられているという農園（Googleでは"平久保サガリバナ群落"となってます）を教えてもらい、向かうことに。

農園というだけあり、ワサワサとサガリバナが植えらえていました。
http://www.yaeyama.or.jp/docs/2014070100018/

22:00すぎが見ごろということです。
サガリバナは初見です。

野生の状態でもいつか見てみたいですね。

サガリバナの近くでサキシマヌマガエル発見。
粘り強く防御姿勢を維持していました。

帰り道、道路はオカガニの仲間でいっぱいでした。産卵時期を迎えているのか、山から海に向かっていたようです。
相当な数が道路を横断していたので、たくさんの個体が車に轢かれて命を落とすことは明らかで、自分たちも何かできないものかと自問自答してしまいます。

こちらはカクレイワガニ。紫色が美しいカニです。何とか生き残ってほしいものです。

翌日。

朝食後はずっとホテルのプールでだらだらしてから、ランチ。

フォレスターレ・ウーノというお店です。
http://forestaleuno-ishigaki.com/

相当わかりづらい場所にあり、「たどり着けないのではないか」という不安に駆られますが味は最高。
漆の食器類もやさしい気分にさせてくれます。

天気が回復したので、再び吉野のビーチへ。

今回訪れたビーチの中では最も雰囲気が良かったビーチなのですが。。

よほど知名度が低いのでしょうか、

人影がまばらです。

近隣のサンセットビーチに行ってしまうんですかね。

サンセットビーチより断然こちらの方が雰囲気はよいです。

最後の夜はホテルで早めに夕食を食べ、再び自力でナイトサファリすることになりました。

この夜もリュウキュウコノハズクにフォーカスします。
こちらはおそらく一昨日撮影したのと同じ個体です。

こちらは少し若い個体のようです。

木の上にこけしが座っているように見えてしまいます・・・

翌朝はチェックアウトギリギリまでホテルのプールで過ごし、持参したゴールドパインを切ってもらって楽しみました。

それにしても贅沢な切り方だ。。

空港へ向かう途中にいつもの林道で時間調整。

最後の最後でまた愛想の良いリュウキュウアカショウビンに出会えました。

とても暗かったですが、南国のジャングルらしく蔦とシダをバックに撮影できた1枚。

帰り際、目の前に留まりました！

背景がよくないので写真としてはイマイチですが、思う存分リュウキュウアカショウビンを堪能しました。

南西諸島の生き物観察を楽しむなら夏が一番、そして石垣島ははずれがない？ことを思い知らされた旅でした。