信仰のお山・身延山～みなと横浜の夜景を愉しむ

2016/08/01 - 2016/08/02

西山温泉・慶雲館でゆったりと一夜を過ごし、元気いっぱいに身延山久遠寺へと出発しました。

送迎車で身延駅に送ってもらい、バスで久遠寺に向かいます。長い階段を登り本堂や五重塔など拝観した後、余勢をかってロープウェイで山頂へ。

日蓮上人の心の一端に触れ、遠く富士を見渡す山頂からの眺めに感動しました。信心深い現地の暖かい人情にも触れ思い出深いも旅となりました。

夕方、横浜みなとみらいに着きホテルに寛いで港の夜景を満喫しました。

エリア 身延(山梨)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 新幹線 JR特急 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝一の脱衣所は誰もいず

朝風呂のだいご味、

お食事処で朝食を済ませて９：４５の送迎車で（約一時間）

身延駅まで送ってもらい、コインロッカーに荷物を預け

改めて１１：１５発の身延山行きのバスに乗ります。

身延山の地図を手に入山します。

広大なお山の入り口にあたる「総門」。

日蓮上人が入山のおり出迎えの南部公と対面された跡に建立されました。

しばらく進むと立派な「三門」が姿を現しました。

「空」「無祖」「無願」を表し楼上には16体の羅漢像が奉安されている

といい間口２３ｍ、奥行き９ｍ、高さ２１ｍの総欅造り。

更に「菩提楼」と名付けられた三門から本堂へと続く287段の

石段を（1632年起工、完成）登らねばなりません。

高さ１０４ｍ、7区画に分かれていて悟りに至るのだとか。

何度も休みながらなんとか登り切りました。

階段を登らずに坂道を登る人もいます。左は険しい男坂、

右は長いけれどゆるやかな女坂です。

やっと本堂のある境内に到着手水を使い身を清めます。

左手には明治の大火で焼失後、２００９年に復元・建立された

「五重塔」高さ３８．２ｍ、第一層の総間５．６ｍで

心柱には樹齢500年の霊木が使用されています。

正面の「本堂」は９７０坪、間口３２ｍ奥行き５１ｍあり、2500人

の法要が一度に行える広さ。天井には加山又造画伯の「黒龍」が

見る者を圧倒します。

上人の神霊を祀るお堂「祖師堂」。

明治14年に移築・再建したもので春にはしだれ桜が満開になるそうです。

これはその参考資料です。家康が寄進したとか聞きました。

ロープウェイ乗り場にやってきました。

１１５３ｍの高みから眺める山々

ゴンドラ、駅舎、売店食堂はJR九州新幹線「つばめ」や

「ななつぼし」をデザインした水戸岡さんのデザインです。

秒速５ｍ、高低差７６３ｍ、全長１１５３ｍ。

7分で頂上に着く予定です。目のくらむ勾配です。

頂上からは富士川の流れと対岸の山々が一望です。

霊峰富士の姿

ふじかわの緩やかな蛇行

「奥の院」

上人のの立像

石段の途中にありちょっと一服しました。

「祖師堂」

上人御手植えの「千本杉」

お山を揺るがす白装束の信者さんたちの読経に感動。

そろそろ下山しましょう

ちょっと立ち寄った「清水屋さん」でお接待を受け

シイタケなどのお土産までいただいた上に車で駅まで

送っていただきました。

ちなみに観光案内所で貰ったリーフレットには身延の

土産として「ミネラルウォーター」、

アイス加工品

下部味噌

小雨がぱらついてきたからと言って駅まで送っていただき

恐縮しましたがとても有難かったです。

門前町を信者さんの一団が通ると地元の人達は一斉に門口で

立って声かけをされるのにもびっくりしました。

駅に着きました。7晴れてきたみたいです。

「大阪の御実家に帰られるときはぜひお立ち寄りくださいね」

とお礼を述べてお別れしました。

ふじかわワイドビュー10号に間に合いました。

窓が広く座席もgoodです。左側に座りました。

ゆったりとのびやかな景色が続き、

見えました！！！

みなとみらいの駅ビルで簡単な夕食を摂ったりしていたので

「ヨコハマニューコンチネンタルホテル」に着いたのは

すっかり暗くなってからでした。