「チェコフェスティバル」は充実していて、楽しく見学することが出来た

2017/09/28 - 2017/09/28

「チェコフェスティバル」へ出かけてみた。チェコにはもう10数年前にまだチェコスロバキアと言う名前だった時に一度出かけたことがある。その後この国を訪れたことはないが、小生の最も興味のある国の一つで、本や映画などを通して関心を持ち続けてきた。

今年は「日本におけるチェコ文化年( The Year of Czech Culture )」ということで1年間を通して様々な事業が行われている。今、全国巡回されているミュシャ展もその一環であり、その他コンサート、アニメーション展、講演会、映画上映会等が行われている。

エリア 丸の内・大手町・八重洲(東京)

• 旅行の満足度: 4.5

「日本におけるチェコ文化年」に関する小冊子の表紙で、中を見ると1年間にわたって企画されているイベントが百以上はある。興味あるイベントが目白押しである。

チェコフェスティバルは東京駅南口JPタワーKitte地下１階で行われた。ここから入った。

別の入口もあり、ここからも大勢の人が出入りしている。よく見ると、比較的若い人がが多いようだ。

会場に着くと、快適な音楽が聞こえてきた。「ツィンバロバンド」という名前のバンドがモラビアから来た。モラビアというのはチェコの南部の地方を指す言葉で、独自の文化を持つ地域である。

バイオリンを持った、この方がリーダーのようだ。

日ごろあまり見る機会のないツィンバロを演奏している。繊細な響きが何とも心地よい。

プログラムの進行役をこの女性がしているが、日本語が大変上手なのには驚いた。

音楽に合わせて司会の女性と演奏者の一人が踊り出した。それに合わせて何組かの日本の方たちも踊り始めた。

会場内の様子。

こちらも会場の様子で、ブースはすべてワイン、ビール、絵本や書籍、化粧品、宝飾品、セラミック等チェコに関わりのあるものばかりである。

会場では画家ミュシャに関する書籍や絵などが販売されている。ミ―シャと言えば、今年は日本各地で彼の展覧会が開かれていたので、見に行かれた方も多いのではないだろうか。

「ブルーオニオン」という名の陶磁器が紹介されているが、よく見ると小生の家で使っているものと同じではないか。

招き猫まである。日本向けに造られたものだろう。

チェコと言えば、もちろんクリスタル製品もよく知られている。

チェコ伝統の藍染製品が売られていたが、これらは初めて見るものである。

このようなポスターが紹介されていた。

こんなにもたくさんチェコの紋章（エンブレム）が紹介されている。こうしたものは伝統的によく使われている。

子供向けの小物もある。なかなか楽しそうだ。

これらは毛糸だろうか。チェコはこのようなものが特産品なのだろう。

チェコはビールの生産国としては世界の上位に位置し、ピルセンビール等よく知られている。

化粧品や香水も販売されていて、こうしたものも初めて目にするものである。

児童向けのたくさんの童話や絵本が紹介されている。これらの絵本の翻訳をされたのは木村有子氏である。

チェコ音楽のコンサートがあり、3人の演奏者がこの国の音楽を演奏された。

演奏の後、司会者によって演奏者の皆さんの紹介があった。3人ともチェコで研鑽を積み、帰国してから演奏活動をしているそうだ。