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昨日夕方に目撃した自衛艦の見物をしてきた。いただいたパンフレットによると、練習艦ゆきかぜは、もともとは1986年に就役した3050トンの護衛艦だったが、2012年に練習艦隊に編成替えされたそうだ。で、ウィキペディアによると、このゆきかぜには、2013年から東良子が女性初の艦長を務めているようだ。もっとも、艦内見物の現場では、そのことは、どこにも表現されていなかったが。。。   <br />  <br />旅行記で何度か護衛艦の見物記録は書いたが、これはこれで、現在、練習艦となっているとのことで興味深く見物した。艦内で隊員から伺った話によると、若い隊員の訓練だけでなく、15年くらいたって上官になる場合の訓練にも使用されるそうだ。昨日と今日で交代して、休み時間も取り、隊員たちは、唐戸市場の名物の寿司も食べに行っているそうだ!<br /><br />なお、護衛艦だった本艦が、練習艦になったいきさつは、装備の旧型化があるようだ。ミサイルなどの配備の仕方が旧式だから、実践的ではない。。。新式の護衛艦のミサイルは縦に並んでいて、まっすぐに打ち上げるが、この旧式の護衛艦のミサイルは8連発の回転式で、上下を移動させる方式で、発射後の追加作業が大変だから、8発以上の連続発射ができない。後ろに向けて発射すると自分を攻撃することになってしまう。今の新方式は、すべて垂直に打ち上げ、それから姿勢制御するので、360度の方向が狙えるそうだ。<br /><br />一枚目は元の護衛艦、今の練習艦ゆきかぜ。<br /><br />

自衛艦見物―「ゆきかぜ」は女性艦長ー  

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2017/09/24 - 2017/09/24

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tad

tadさん

昨日夕方に目撃した自衛艦の見物をしてきた。いただいたパンフレットによると、練習艦ゆきかぜは、もともとは1986年に就役した3050トンの護衛艦だったが、2012年に練習艦隊に編成替えされたそうだ。で、ウィキペディアによると、このゆきかぜには、2013年から東良子が女性初の艦長を務めているようだ。もっとも、艦内見物の現場では、そのことは、どこにも表現されていなかったが。。。
  
旅行記で何度か護衛艦の見物記録は書いたが、これはこれで、現在、練習艦となっているとのことで興味深く見物した。艦内で隊員から伺った話によると、若い隊員の訓練だけでなく、15年くらいたって上官になる場合の訓練にも使用されるそうだ。昨日と今日で交代して、休み時間も取り、隊員たちは、唐戸市場の名物の寿司も食べに行っているそうだ!

なお、護衛艦だった本艦が、練習艦になったいきさつは、装備の旧型化があるようだ。ミサイルなどの配備の仕方が旧式だから、実践的ではない。。。新式の護衛艦のミサイルは縦に並んでいて、まっすぐに打ち上げるが、この旧式の護衛艦のミサイルは8連発の回転式で、上下を移動させる方式で、発射後の追加作業が大変だから、8発以上の連続発射ができない。後ろに向けて発射すると自分を攻撃することになってしまう。今の新方式は、すべて垂直に打ち上げ、それから姿勢制御するので、360度の方向が狙えるそうだ。

一枚目は元の護衛艦、今の練習艦ゆきかぜ。

旅行の満足度
5.0

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  • 前にいるのはもう一隻の練習艦やまゆき。こちらは昨日が公開日だったそうだ。後ろに少し見えるのが今から乗艦するゆきかぜ。どちらも元は護衛艦でどちらも3050トン。長さは130m。<br /><br />下関港という表示は範囲が広いので、地図の場所とはずれる。このあたりは「あるかぽーと」と呼ばれることもあるが、隣の関門連絡船の発着場所である唐戸桟橋も広い意味では含むのであろうか?きちんと地図上で、場所名をつけてほしいものだ。国際フェリーの出発場所は少し西にあるが、やはり、下関港の一部なのであろう。

    前にいるのはもう一隻の練習艦やまゆき。こちらは昨日が公開日だったそうだ。後ろに少し見えるのが今から乗艦するゆきかぜ。どちらも元は護衛艦でどちらも3050トン。長さは130m。

    下関港という表示は範囲が広いので、地図の場所とはずれる。このあたりは「あるかぽーと」と呼ばれることもあるが、隣の関門連絡船の発着場所である唐戸桟橋も広い意味では含むのであろうか?きちんと地図上で、場所名をつけてほしいものだ。国際フェリーの出発場所は少し西にあるが、やはり、下関港の一部なのであろう。

    下関港 名所・史跡

  • 遊園地の向こうに停泊している。

    遊園地の向こうに停泊している。

  • 主砲の後ろはミサイル発射台。

    主砲の後ろはミサイル発射台。

  • やまゆきの船尾。長さは130m。

    やまゆきの船尾。長さは130m。

  • 後ろにいるのが今から乗艦するゆきかぜ。

    後ろにいるのが今から乗艦するゆきかぜ。

  • 乗艦前に、広場で説明展示があった。戦時中に米軍が5千発以上の機雷をこの関門海峡におとしているのだが、長い期間をかけて、自衛隊は、掃海作業してきたのだ。今はほとんど危険はないそうだ。赤い点ひとつが、機雷をおとした位置だそうで、アメリカ軍に、詳細な記録があるのだそうだ。それをもらいうけて、処理してきたそうだ。この情報は呉でも見たことがある。<br /><br />

    乗艦前に、広場で説明展示があった。戦時中に米軍が5千発以上の機雷をこの関門海峡におとしているのだが、長い期間をかけて、自衛隊は、掃海作業してきたのだ。今はほとんど危険はないそうだ。赤い点ひとつが、機雷をおとした位置だそうで、アメリカ軍に、詳細な記録があるのだそうだ。それをもらいうけて、処理してきたそうだ。この情報は呉でも見たことがある。

  • この下関港にいた機雷を破壊する当時の自衛隊の船の写真。

    この下関港にいた機雷を破壊する当時の自衛隊の船の写真。

  • 昭和46年、下関市吉見で引き上げられたアメリカ軍の機雷。

    昭和46年、下関市吉見で引き上げられたアメリカ軍の機雷。

  • これはなんと4年前に関門海峡で発見され、現場で爆発処理された機雷。

    これはなんと4年前に関門海峡で発見され、現場で爆発処理された機雷。

  • 大戦中、といっても、終戦前の数か月で、全国で落とされたアメリカ軍の機雷は1万1千発くらいだそうだが、およそ半分の5千発が関門海峡に落とされた!!!

    大戦中、といっても、終戦前の数か月で、全国で落とされたアメリカ軍の機雷は1万1千発くらいだそうだが、およそ半分の5千発が関門海峡に落とされた!!!

  • で、今からゆきかぜに乗艦。

    で、今からゆきかぜに乗艦。

  • 爆音がするので、振り向くと、自衛艦の反対側はヘリコプター乗り場。かなり前に乗ったことがある関門海峡観覧のヘリコプターだ。今でも、週末は飛んでいる。旅行記に書いた。

    爆音がするので、振り向くと、自衛艦の反対側はヘリコプター乗り場。かなり前に乗ったことがある関門海峡観覧のヘリコプターだ。今でも、週末は飛んでいる。旅行記に書いた。

  • 前の方から乗艦。

    前の方から乗艦。

  • ミサイル発射装置。ただし、旧式。

    ミサイル発射装置。ただし、旧式。

  • アスロックはもともとアメリカのミサイルだが、国内製造になっている。アメリカではもはやアスロックは使用していないそうだ。隊員から聞いた話。

    アスロックはもともとアメリカのミサイルだが、国内製造になっている。アメリカではもはやアスロックは使用していないそうだ。隊員から聞いた話。

  • 主砲の説明。

    主砲の説明。

  • 艦首から前にいるやまゆきが見える。向こうは関門橋。

    艦首から前にいるやまゆきが見える。向こうは関門橋。

  • 関門橋が向こうに見える。

    関門橋が向こうに見える。

  • 次ぎの対空ミサイルの説明。

    次ぎの対空ミサイルの説明。

  • 水中魚雷torpidoの発射装置。

    水中魚雷torpidoの発射装置。

  • 上の説明。

    上の説明。

  • 船尾に移動。ここにも旧式のミサイル。

    船尾に移動。ここにも旧式のミサイル。

  • 一発のミサイルは覗けるようになっているが、これはモック。模型とのこと。

    一発のミサイルは覗けるようになっているが、これはモック。模型とのこと。

  • 上の説明。シー・スパロウというミサイル。

    上の説明。シー・スパロウというミサイル。

  • 飛距離等は未公開。

    飛距離等は未公開。

  • うしろから見る。

    うしろから見る。

  • 通信連絡の機器

    通信連絡の機器

  • 船尾

    船尾

  • 十分に見物したので、下船。

    十分に見物したので、下船。

  • 下船。

    下船。

  • この桟橋の広場に立つ記念碑。高杉晋作と坂本龍馬の出会いの記念碑。

    この桟橋の広場に立つ記念碑。高杉晋作と坂本龍馬の出会いの記念碑。

  • 乗艦したのは後ろのほうだ。

    乗艦したのは後ろのほうだ。

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