チェコ・ドイツ一人旅 ３日目

2016/12/21 - 2016/12/25

3日目は日帰りでドイツのドレスデンへ！
メインはアルテ・マイスター美術館と、世界最古と言われるクリスマスマーケットです！

エリア ドレスデン(ドイツ)

3日目も早起きをして、地下鉄でプラハ本駅にやってきました。

電光掲示板に、どのホームに電車が到着するか表示されるので、みんな電光掲示板の前で待っています。

電車の到着まで少し時間があったので、駅の3階に行ってみました。

3階はドーム状になっていて、1階の現代的な雰囲気とは違って、アールヌーヴォー調。

私の乗る電車の到着ホームが表示されたので、ホームへ。

今回は2等車のコンパートメント席。
子供の頃、コンパートメント席をよく利用していたので、懐かしくて1等車ではなく2等車にしてみました。

窓側の席を予約していたのですが、結局私以外誰もいなかったので（みんなドレスデンより先からの予約でした）、一部屋独り占め！

こんな感じでいくつか部屋があります。

そしていよいよ出発！

しばらく独り占めの部屋で横になって寝てみたり、景色を眺めてみたりしたのですが、暇なので食堂車に行ってみることに。
食堂車はなぜかワクワクします（笑）

朝ご飯からあまり時間が経っていなかったのですが、食堂車で何か食べたかったので、スープ（グヤーシュ）を注文。
濃厚でとても美味しかったです！

ちなみにこちらが1等車。

そうこうしているうちにドレスデン中央駅に到着。

ヨーロッパの駅ってかっこいいです。

ドレスデン中央駅にも大きなクリスマスツリー。

早速外に出て行動開始！

トラムの切符を買います。

こちらがトラム。
街並みもトラムも、プラハより現代的です。

ゼンパーオーパー（ザクセン州立歌劇場）の前の停留所で降りました。

ドレスデン城。
ドレスデンの建物はプラハよりも重い雰囲気です。

ゼンパーオーパーの隣にあるツヴィンガー宮殿にやってきました。

写真には写っていませんが、右側にバイオリンを弾いている方がいました。

ツヴィンガー宮殿は華やか。

そして楽しみにしていた、アルテ・マイスター美術館へ！

フェルメールの「窓辺で手紙を読む女」
海外の美術館は写真OKなのが良いです。

ラファエロの「システィーナの聖母」
この天使ちゃん、色々なグッズになっていますが、ここにオリジナルがあったとは！イタリアだとばかり思っていました。

他にもレンブラントやルーベンスの作品もあり、結構長い時間かけて見学しました。

芸術に触れた後は、ドレスデン城の方に向かって歩きます。

渡り廊下マニアです（笑）

マイセン磁器を2万5000枚使った壁画
「君主の行列」

第二次世界大戦の爆撃を免れた数少ないもの。
やっぱり戦争はいらない。

こちらがアウグスト強王。
豹柄（笑）！

反対側からも。
なんて書いてあるかは全くわかりません。

少し歩いたところにマイセンのお店があり、覗いてみましたが、お高くてすぐに出てきました（笑）
そしてマイセンのお店の壁に、ワーグナーの銅板がありました。
ワーグナーはドレスデンに住んでいたんですね。

適当にぶらぶら歩いていると、いたるところにクリスマスの飾りがあって、とても楽しかったです。

聖母教会に到着。
ここにはピアノを弾いている人がいました。ヨーロッパに行くと街中で楽器を弾いている人が多く、街並みとマッチしていて、とても心地よいです。

そしてまたぶらぶら歩き、ついにクリスマスマーケットにやってきました！

この3日前に、ベルリンのクリスマスマーケットにトラックが突っ込むというテロが起きていたため、警備が厳重でした。
テロは本当に許せないです。

そしてここでちょっと休憩。
ドレスデンで絶対に行こうと思っていたクロイツカムです！

もちろんバウムクーヘンを注文。
日本の物とは違い、結構しっかりしていますが、風味が良くてとても美味しかったです♪
他にも日本の方が何組かいらっしゃいました。

ケーキも美味しそうでした。
ここでは小さめのバウムクーヘンをお土産用に5つ購入。これがなかなかの重量…

そしてまたクリスマスマーケットをぶらぶら。
可愛いオーナメントがたくさん。

そして小腹が空いたので、クリスマスマーケット内の屋台で、ジャーマンポテト的な物を食べました。

有名なアンペルマン。
青信号の女の子バージョン。

赤信号の男の子と女の子。
青信号の男の子バージョンも撮ったのですが、信号の写真ばかりになるので割愛（笑）

ここで爆音が聞こえてきたので通りを見ると、サンタクロース暴走族（笑）一瞬で走り去ったのでブレブレですが。

そしてまた適当にぶらぶら。
全身黄金の微動だにしないエルビス（？）

馬車もいました。
1人じゃなかったら乗りたかった。

ホテルも可愛く装飾してあります。

ここで、日本人の方が経営されているワインショップへ。このお土産屋さんの地下にあります。
ここではワインを2本購入。送りたかったのですが、送料が高かったので持ち帰ることに。

ワイン2本とバウムクーヘン5個で、かなり辛くなってきました（笑）

重い荷物を持ちながら、その後もおみやげ屋さんをぶらぶら。

メルヘンな世界です。
どれもとっても可愛いです。

くるみ割り人形もありました。

荷物が重いので、アルトマルクトギャラリーのカフェで一休み。

カフェでお金を払った時に、ポケットから紙幣（15ユーロ）を落としたことに気づかず、しばらくショッピングセンター内をウロウロしていて、30分後ぐらいに気づきお店に戻ってキョロキョロ探していたところ、店員さんが「あ、15ユーロでしょ！そこに落ちてたよ」と言って返してくれました。

海外でお金を落として返ってくるとは…
店員さんありがとう。ドイツ大好き←単純

そして再び、少し薄暗くなってきたクリスマスマーケットをうろうろ。

子供達が集まっているので何かと思って見てみると、人形劇をやっていました。
しかしドイツ語全くわからず（笑）

キリスト誕生の場面を再現した木の飾り。

聖歌隊かな。可愛いです。

ライトアップされて、どんどん雰囲気が良くなっていきます。

観覧車もあるし、子供にはすごく楽しい場所なんだろうな。

582というのは、582回目ということです。
つまり582年前。日本は室町時代ぐらい？

この辺りで腕が限界に達したので、予約していた列車の時間を変更してもらおうと、駅に向かうことにしました。

しかし、駅の窓口で変更してもらおうとしたところ、私の予約したチケットはスペシャルプライスのため、変更不可とのこと。
変更するには買い直しになり、勿体無いので列車の変更はやめることにしました。

窓口のおばちゃんはとても親切で、私の列車の到着ホームを調べてくれて、何度も1番ホームだよと教えてくれました。子供に見えたのかな（笑）

ということで、またトラムに乗ってゼンパーオーパーにやってきました。
もうこの辺は気力だけで動いています（笑）

でも、素晴らしい夜景を見ることができたので、列車変更しなくて良かったです。
ただ、気温はそんなに低くないのに道が凍っていて、ちょっと怖かったです。

ひたすら夜景を撮影していると、可愛らしい老夫婦が「写真撮ってあげるよー」と声をかけてくれたのでお言葉に甘えて撮ってもらい、お二人も撮ってあげました。どこの国の方かはわかりませんが、とても和みました。

そしてまた聖母教会へ。
特設ステージでイベントが行われていて、盛り上がっていました。

そして最後にまたまたクリスマスマーケットへ。

お土産にホットワインのカップを買おうと色々見ていたところ、おじさん5人が飲んでいるカップが可愛かったので、どこに売ってるか聞いたところ、「そのお店だよー」と教えてくれて、その後もドイツ語で色々ご機嫌に話しかけてくれたのですが、またしてもドイツ語全くわからず…
ごめん、おじさん。

本場のクリスマスはやっぱり楽しい！
これを味わってしまったら、日本のクリスマスってなんなんだろうと思えてしまいます…
そもそも日本（仏教・神道）のイベントではないしな。

お腹が空いてきたので、ここで本場のソーセージをのせたホットドッグをいただきました。

かなり大きかったのですが、ソーセージがさすがの美味しさで完食！
こうして、ドレスデン観光は終了ー。

こちらはベルリンのテロで亡くなった方を追悼するキャンドル。私も心の中で冥福を祈りました。

夜のドレスデン中央駅も良い感じです。

こちらの列車でプラハに戻ります。
帰りは満席で、チェコ人らしき年配のご夫婦と、スペイン人らしき若い女の子2人組と、アジア系の若い女の子が同じ部屋でした。

こちらが私が苦労して持ち帰ったワイン（笑）
ワイン好きの両親へのお土産です。