モスクワ音楽旅行

2011/03/17 - 2011/03/24

6年前の２０１１年３月の７日間のロシア旅行の記録。
新千歳～成田～モスクワ（SVO)
春休みに帰省し、小さい頃通っていた音楽教室の研修旅行に参加しました。大学生や大人は私を含め数名。ほとんど団体行動だったので、バス移動のみです。
音楽院での講習会や音楽学校での演奏会、博物館や赤の広場、ボリショイ歌劇場など。

エリア モスクワ(ロシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 2.5
• ショッピング: 3.0

• 航空会社: アエロフロート・ロシア航空

新千歳から成田まではJAL、そこからアエロフロートに乗換えモスクワへ出発！

電光掲示板

オレンジジュース

アエロフロート機内は古い機体で座席番号も違い(ロシア人のおばちゃんCAにそこじゃない、こっちよ。と怒られた)、モニターも全部壊れてて映画を見たりする事が出来ず、CA達も滅茶苦茶強そうな体格の良いおばちゃんから陽気なロシアン青年まで様々で面白かったです。

機内食はまあまあ美味しかったです。ビーフシチュー的な物と野菜寿司とケーキ。

CAのロシアン青年が「みどり～」と言いながらくれたアイス。彼は仕事中にもかかわらず飲み物のカートをほったらかしにしたまま、乗客のロシアン美女達と自らもコーラを飲みながら談笑をしてました。おそロシア…

2食目。パスタ＝焼うどんだった模様。ふにゃんふにゃん

札幌もまだまだ真冬だったので、親近感が湧く

シェレメチェボ空港の外観。丁度東日本大地震の数日後だったので、到着するなり機械を使って一人一人放射線量を測定されました。。
入国審査は激混み。それなのに沢山ある窓口がどんどん閉まっていって、最終的に2つだけになって長蛇の列に。
入国審査は数分審査官にじっと睨まれながら観光VISAと宿泊先を確認されて、机が破壊されるくらいの轟音を響かせながらスタンプを押してもらいました。通過後友人を待っていたら警備員がこっちに向かって歩いて来たので、そそくさと逃げました。

ロシアの運転は荒くて、列も適当で滅茶苦茶。無理矢理な横入りも多い。太い道路に車がひしめき合って、空港から出るのに時間がかかった。

ホテルはアエロスターホテル。

眠いけどお腹が空いたのでホテルのラウンジレストランで友人達と夕食。英語のメニューがあったけど店員さん達も理解していないようで、注文した後メニュー表を再確認しにテーブルに戻ってきた。このケーキはメレンゲ生地でとっても甘い。注文はショーケース越しに簡単なロシア語でやってみた。
友人達が頼んだ料理がメニューとは違って、切ってないエシャロットが寂しく乗っただけのしょっぱ過ぎる冷たいお米とやたら辛い麺で、初日からロシアの洗礼を受けて思わずみんなで笑ってしまいました。

翌日は大型バス移動。これはトラムかな？

チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院
今日からここでマスタークラスが始まります

ラフマニノフザール

ホール

歴代の有名な音楽家達がずらり

ラフマニノフ像の前で同じポーズで写真を撮る勇気はありませんでした

ペパーミントカラーが綺麗なホール

博物館や学校、レストランではレセプションでコートを預けるようになっていたのだけど、この旅行中色んな場所で出会った受付のおばちゃん達が機嫌が悪い事が非常に多く(団体で来ると仕事が大変なため)、「入れない」と言われたり「自分たちでやって」と言われて皆んな自分でコートを掛けに行ったり、ロシアだなぁという感じでした。

グリンカ中央音楽博物館

バラライカ

動物の体をそのまま使った楽器

博物館内のレストランで。キエフ風カツレツとペトルーシュカ(ディル)が大量に乗ったスープ

赤の広場

グム内のBOSCO SPORT

カザンの聖母聖堂

聖ワシリー大聖堂

クレムリンの塔

レーニン廟
レーニンのお墓

処刑台

ロシア男子

イコン

ロシアは広いので、今はインターネットを使って遠く離れた人達のレッスンを行なっているとか。

グネーシン音楽学校

キーシンだったかな

大好きなプレトニョフ

グネーシン音楽学校の食堂で歓迎会を開いていただきました。目の前に有名な先生方が沢山座っているにも関わらず、何１つ喋れず…

翌日はマスタークラスが終わった後アルバート通りへ

陽気なお土産屋さんのおばちゃんと

ホテルの朝食はブュッフェ形式。美味しかったけど他にスポーツの団体も泊まっていて、その食欲の凄さにスタッフ達がストライキを起こして、休みになった日もありました…。食べ屑だらけのテーブルの掃除もしないし、無くなったフードも取り替えない。実演のシェフもいない。食べ物もほとんど無い日が何日かあって悲しかった…

ボリショイ歌劇場。丁度改修工事中で、小劇場でオペラを観ました

豪華。

オケピット

夜の風景も素敵

お腹が空いたので、夜11時位でかなり遅いけどホテルのレストランで…。ずっと食べたかったペリメニ(餃子)。サワークリームをつけて食べる。とっても美味しかった！

モスクワからバスでクリンへ。ロシア人は休日は都会を離れて郊外にあるダーチャ(別荘)で過ごすそう。ここは物凄く空気が澄んでいて、気持ちよかった！

クリンにあるチャイコフスキー博物館&ホールへコンサートを聴きに来ました

ホール

チャイコフスキーが晩年を過ごした家

チャイコフスキーが使っていたピアノ

ここで物思いにふけることも。

コンサート前にレストランでランチ。鶏肉のチーズ焼き。

東日本大地震の募金もしてくれた

バラキレフ音楽演劇学校へ

ロシアの伝統的な儀式を見せてくれた

ロシアの伝統的な民族音楽(バラライカでの演奏)は、人々が抱き方なロシアの冷たくて陰鬱なイメージとは違って、とても暖かくて陽気だった。

バレエ

生徒達の作品

食堂でランチ。またまたキノコスープとサラダ

鶏肉のクリーム煮

コンサート前の控え室。前日、行程の関係でピアノに触れなかったからドキドキだった！

コンサート。この後別の場所でレッスンを受ける予定だったため、1番最初に演奏させて頂けた。ラフマニノフの楽興の時から数曲演奏した。とても暖かい拍手をくださって嬉しかった。

その翌日はグネーシン音楽学校でコンサート。

コンサート後は近くのカフェへ

ブリヌイ(クレープ)と蜂蜜

ホットワインを頼んだら皮付き果物とクローブがごろごろ！クローブは大量に入っていて、飲むたびに口の中に入って来て大変でした笑 美味しかった

夜ご飯はお疲れ様会として、日本人が勤めているお寿司屋さんへ。

久しぶりのお茶！

チャーハンにイカリングに唐揚げ(3人分)

巨大な焼き鳥。味付けは甘め。置いてある醤油も甘い。

お、お寿司ーー！！！サーモンと鰻とマグロとクリチのロールと…。これも3人分！お店の日本人店長さんがサービスしまくってくれました。しかしこの他にも沢山お料理があったので全然食べられず…無念

食べきれずパッキングしてもらいました

最終日は朝食が復活。実演のオムレツ

最終日は再び赤の広場へ

グム(デパート)

この日は寒いけど太陽が出てて赤が綺麗に写った

シャッターを切る数秒前までOrzのポーズを取っていたのに…

軍人

ロシアは建物も電飾もカラフルでテーマパークのようだった

カラフルケーキ 甘そう

アイスクリーム！50円くらい。ロシアのアイスは評判通り美味しかった。

アルバート通り

お土産屋さんでグリーンの琥珀のブレスレット(偽物かもしれない)を購入

ロシアのマック！メガマック。顔と同じ大きさ！味は普通だけど、美味しかったのはこのポテト。ストリングか皮付き大きめカットかを選べて、ソースも選べた。日本とは違ってスパイスが付いていてすごーく美味しかった！これはチーズソース。またいつか食べたい

空港に行く前にホテルに荷物を取りに行く

ホテルの外観。綺麗で良いホテルでした。4つ星。
ただ、何日か目の朝、団体バスが車上荒らしにあって窓ガラスが割られていました…。取られたのはマイクだけだったようです。その日は極寒の中窓ガラスの無いバスに乗っての移動でした。

再びシェレメチェボ空港、アエロフロート

飛行機に乗る前にアイスティーとチョコマフィン。どちらもすごく甘い

さようならロシア

帰りの機内食はサーモン。こちらもまあまあ美味しい。

成田に着いて、新千歳に行くまでに友人達とお疲れ様会としてお茶。

お土産の一部。ロシア帽とモスクワ音楽院で買ったCDとスタバで買ったロシアタンブラーとボスコのチェブラーシカと、お土産屋さんの喋るチェブラーシカ。オペラのパンフ