2017 JUL 久しぶりの関西(5/5）【日本100名城No.55】千早城：落ちなかったのも納得の山城

2017/07/03 - 2017/07/03

【表紙の写真】千早城跡の碑

久しぶりの関西シリーズ最終の第５弾は、日本100名城５５番の千早城

かつて日本史で学んだ鎌倉時代の末期
一度は敗北していた河内（今の大阪南部）の豪族、楠木正成が大阪府の最高地がある金剛山の西に、今から700年近くまえの1332年築いた山城。
千早城以外にも、金剛山一帯には、多くの山城があって、千早城は司令部的存在であったとか。

鎌倉幕府の大軍を相手に、知略の限りを尽くして100日もちこたえ、
その間に、各地で討幕の軍が立ち上がり、ついには、関東の武将・新田義貞により鎌倉が攻め落とされ、幕府が滅亡することになった。

このように、日本史の中でも重要なターニングポイントを演出する舞台となったことからも、100名城の１つとして選ばれたのでしょう。

実際に現地へ行くと、よくもまあ、大昔に、こんなところに籠城したものだと、そして、大軍相手に落ちなかったのも納得の要害ぶりでした。
ほとんど登山といったところです。

【本旅行記のコンテンツ】
・まつまさ
　http://www.matsumasa.org/
・千早城
　http://www.chihayaakasaka.org/tourism/j_castle.html


★久しぶりの関西シリーズ
その①明石焼きと【日本100名城No.58】明石城
　　　https://4travel.jp/travelogue/11281924

その②はじめての大阪城【日本100名城No.54】
　　　https://4travel.jp/travelogue/11281930

その③桃鉄グルメ「帰ってきた宮田麺児」とミナミをぶらぶら
　　　https://4travel.jp/travelogue/11281931

その④大阪ミナミの新旧タワー　通天閣と阿倍野ハルカス
　　　https://4travel.jp/travelogue/11281932

その⑤【日本100名城No.55】千早城：落ちなかったのも納得の山城
　　　　☆この旅行記☆
　　　https://4travel.jp/travelogue/11281934

エリア 河内長野(大阪)

• 旅行の満足度: 3.0

【近鉄　阿倍野橋駅】アクセスの起点

今回の旅行は、
近鉄の南大阪線⇒長野線利用で、河内長野へ

【近鉄　河内長野駅】アクセス　バスに乗り換え

阿倍野橋から乗り換えなしで河内長野まできて、
南海バスに乗り換えです

【近鉄　河内長野駅】アクセス　バスに乗り換え

河内長野駅は、近鉄と南海の路線があり、
駅前広場のバス停で南海バスに乗り換えです

【近鉄　河内長野駅】アクセス　バスに乗り換え

３番のバス停　
系統番号８番、もしくは11番の
金剛山ロープウェイ　行
に乗りましょう

【近鉄　河内長野駅】アクセス　バスに乗り換え

ちなみに、これが時刻表
土休日は、時間２～４本ですが、平日は、時間１本

金剛山へ登山する人が多いのでしょう

【南海バス】アクセス　バス

山に向かってずんずん進んでいきます

【南海バス】アクセス　バス

山に向かってずんずん進んでいきます

【南海バス　金剛登山口　バス停】アクセス　

30分以上かけて、ようやく到着です
いよいよ山登りなのですが、
その前に、ご飯をたべる「まつまさ」を目指します。
決め打ちなのは、そこに、100名城のスタンプがあるからなのです。

【南海バス　金剛登山口　バス停】

バスが行っちゃいました
ちょうど、バスがいるあたりから、千早城址（千早神社）へ上ることができます。
ここが正面です。

【南海バス　金剛登山口　バス停】帰りの時刻表

いろいろと活動する前に、帰りの時間を確認しときましょう！
帰りも見事に時間１本
しかもあまりお店もないので、逃すと厳しい

【金剛登山口】

バスがきたところを少し戻ってから、右にまがると目的地

【金剛登山口】

目的地の『まつまさ』は
国産大豆100％　山の豆腐　が売りらしい

あと100ｍ

【金剛登山口】

【金剛登山口】

７月初めの結構暑い日だったけれども
まだ紫陽花が
さすが標高600mくらいの山の中

【まつまさ】

ゆるやかな坂をのぼって昼ごはんの場所に到着

金剛山麓 まつまさ グルメ・レストラン

【まつまさ】

平日昼間
誰もお客はいませんでした

100名城スタンプは、レジのところにあります。

金剛山麓 まつまさ グルメ・レストラン

【まつまさ】

バルコニー

金剛山麓 まつまさ グルメ・レストラン

【まつまさ】

金剛山麓 まつまさ グルメ・レストラン

【まつまさ】

金剛山麓 まつまさ グルメ・レストラン

【まつまさ】

地のものをいろいろと販売してましたが、
重くなるので、今日はパス

デカい鞄をもっていたので、預かっても良いよ~とのことでしたが、
帰りのバスもあるので頼みませんでした

金剛山麓 まつまさ グルメ・レストラン

【千早城】

まつまさの先、
金剛山へつながる山道から千早城へアクセス

先ほどのバス停のところが正面とすると、
裏口から入ることに。

【千早城】

【千早城】

林道をどんどん登っていく

すれ違う人は、ガチの登山客

【千早城】

ほどなくして振り返ったところ
まだまだ続きます

【千早城】

【千早城】

林道を離れ、本格的な登山へ

【千早城】

こんな階段がずっと続いていく
千早城址は千早神社となっているだけあって

【千早城】

はじめは緩やかな部分もありますが

【千早城】

徐々に息がきれはじめてきます

【千早城】

上ってきたところを見下ろしたところ、
チョットの区間で、結構上りました

【千早城】

【千早城】四の丸跡

裏口からのぼり、突然現れたちょっと開けた場所
開けたといっても、ほんとちょっとだけ
ほとんど平地がなく、両側は切り立っている

この階段を上ると二の丸跡で、千早神社が今はあります

【千早城】三の丸跡

【千早城】三の丸跡

「千早城趾」の石碑
昭和14年建立

【千早城】三の丸跡

この先も行くべきか、帰りのバスがあるから引き返すべきか迷った

正直、城跡らしい遺構は皆無のようであったし、
神社があるだけのように思えたので、
時間の都合でここから引き返すことに。

ちなみに、足はパンパンで、息も上がりきっていたので、
体力的にもかなりきつかったこともある

【千早城】三の丸跡

神社へ続く階段を振り返ったところ

【千早城】四の丸跡

【千早城】四の丸跡

残念ながら遠くはかすんでいたが、
晴れた日は、関空を含む大阪湾が眺めらるとか

【千早城】四の丸跡

【千早城】四の丸へ続く階段

千早城の曲輪は、
本丸から四の丸で構成されてたらしく、
この四の丸へ続く階段が、実質城城へのアクセスであったのでしょう

【千早城】四の丸へ続く階段

かなり長いこと、
九十九折りで階段が伸びています

【千早城】四の丸へ続く階段

立派な石碑
「楠公之功與此山倶高」

【千早城】四の丸へ続く階段

降りてもおりても到達できない

【千早城】四の丸へ続く階段

【千早城】四の丸へ続く階段

【千早城】登山口

ひたすら石段をくだって、バスの通る道路まで降りてきました
この甲冑と看板が目印

【千早城】

むかいはこのような案内版が

これにて、駆け足で見て回った千早城は終了。

これからゆっくりと関空へ向かいました

【関西空港】

時間があまったので、マンガ喫茶みたいなラウンジで
１時間程度時間をつぶしました

【関西空港】

帰りのＡＮＡ　Ｂ７３７