シブはマレーシアのサラワク州（ボルネオ島）第３の地方都市です。マレーシア最長の大河ラジャン川の中流域に位置し、ラジャン川流域の商業伐採による木材加工工場や、近年盛んになっているアブラヤシ産業の拠点となっている町です。ラジャン川の上流域へ移動する中継地となっていますが、特に観光資源はありませんが、街を歩いているといろいろと興味深いポイントがあります。

マレーシアの地方都市・サラワク州のシブの魅力

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2017/03/26 - 2017/03/30

146位(同エリア232件中)

エリア

その他の都市(マレーシア)

旅行の満足度: 4.5

観光: 3.0

ホテル: 4.0

グルメ: 3.0

ショッピング: 4.0

交通: 2.5

同行者: 一人旅

交通手段: 高速・路線バス船徒歩飛行機

旅行の手配内容: 個別手配

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【Tua Pek Kong Temple～ぜひ塔の上まで登ってみてください！～】
三国志に登場する関羽はそろばんと縁が深いそうで、中国では商売の神様として崇められています。復建省の福州出身者が多いシブの町にも関羽を奉った寺院があり、商売繁盛を願う信者で賑わっています。5階建ての塔があるのでぜひ登ることをお勧めします。上への階段は鍵がかかっていますので、お寺の人にお願いして鍵をもらいます。上からの眺めは、周囲に高い建物がないので360度の地平線、ジャングル、ラジャン川、シブの町が一望できます。
【シブ・ナイトマーケット①～地元の人で毎晩にぎわう夜市～】
夕方からはじまるシブの夜市。日常雑貨や服などを売る屋台、マレー系(ムスリム)の食べ物屋台、中華系の食べ物屋台があります。マレー系屋台ではサテーや焼き魚、マレー料理のおかずなどが売られ、注文を受けると炭火で温めてくれます。
【シブ・ナイトマーケット②～地元の人で毎晩にぎわう夜市～】
中華系屋台では肉まんやシュウマイ、点心や豆乳などの飲物に混じって、ブタのローストが売られ、注文を受けると一口サイズに切ってタレを付けてくれます。その場で食べるよりは持ち帰りが多いです。おそらくここで売っているビールはマレーシアで最も安いと思います。また、ムスリムと中華系が同じ場所で商売しているのが、マレー半島などでは絶対に見られない光景で、面白いです。
【シブ・ヘリテージセンター～ミニ博物館、カフェ、土産物屋が一カ所にあります～】
以前はシブの町議会と図書館だった建物で、ドーナッツのような構造になっています。２階は無料の博物館になっていて、シブの歴史、中華系住民やイバンなどの先住民族の紹介、産業やお祭りなど、シブに関することがコンパクトに展示されています。同じ建物にはカフェや、シブで数少ない土産物屋もあります。
【シブ・セントラルマーケット①～ジャングルからの収穫物がいっぱい～】
シブの中心に位置する大きな市場です。常設の店舗と日によって出店者が異なるネイティブ・マーケットがあります。ネイティブ・マーケットはシブ周辺の熱帯林に暮らす先住民族の人々が、収穫物を持ち寄っていて見ているだけで楽しいです。
【シブ・セントラルマーケット②～ニワトリを売るコーナーも必見～】
ニワトリが生きたまま新聞紙に包まれて売られているのは、この市場でしか見たことがありません。２階にはフードコートもあります。
　※この楽しい市場の動画は、こちら→ https://youtu.be/q0DFtZagOwE
【Hai Bing Restaurant～ワタリガニがお勧め！～】
地元の人に人気の海鮮レストラン。お勧めなのが干しナマコのスープとワタリガニ。ナマコのスープはお店の人に頼んで黒酢をもらい、好みで混ぜるとととても美味しい。ワタリガニはハンマーが一緒に出てきますが、これは固い殻をたたき割るためです。お皿の上ではなくテーブルの上で使ってください。野菜料理２種類、ナマコのスープ、川魚の蒸したもの、ワタリガニ、ビール３本で10人で食べて1万円弱でした。
【Tanahmas Hotel～高層階のリバービューのお部屋が絶景！～】
シブの街の中心に位置し、中央市場や港などにも近くて便利です。部屋はリノベーションされていて大変清潔。バスタブもあります。お湯も十分熱いです。テレビ、冷蔵庫もあります。朝食もまあまあ。部屋は高層階のリバービューがおすすめです。眼下にマレイシア一の大河ラジャン川、地平線まで広がるジャングルが望めます。