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2017年の夏はバルカン半島の3国、コソボ、マケドニア、アルバニアへ。<br /><br />その11は、いよいよ最終日。ヒマラからロガラ山岳道路を抜けて、フィエリ、デュラス経由、ティラナまで。首都ティラナでは、トーチカや独裁者ホジャのピラミッドなど、負の遺産も取り込みながら発展する街を丹念に歩きました。イスタンブールであわや乗り継げないか、というアクシデントもありながら、無事帰国の途につくことができました。<br /><br />・ヒマラから山道を抜けて<br />・ロガラ山岳道路<br />・ヴローラを通過<br />・フィエリで昼食<br />・デュラスの港を横目に<br />・ティラナ到着<br />  マザーテレサ広場、イスマイリ・ケマルの像のある公園、トーチカ・ベルリンの壁・炭鉱のモニュメント<br />  政府機関の建物、ホッジャのピラミッド、共産主義と訣別の鐘、ラナ川、国立絵画館のインスタレーション<br />  エザムベイ・モスク(内部)、スカンデルベク広場、秘密警察の跡、アルバニア正教会、台湾ハウス<br />・空港へ<br /><br />表紙写真は、公園内にある記念のトーチカの内部。

2017夏バルカン3国 その11~負の遺産も取り込んだアルバニアの首都ティラナ

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2017/08/16 - 2017/08/16

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ROSARY

ROSARYさん

2017年の夏はバルカン半島の3国、コソボ、マケドニア、アルバニアへ。

その11は、いよいよ最終日。ヒマラからロガラ山岳道路を抜けて、フィエリ、デュラス経由、ティラナまで。首都ティラナでは、トーチカや独裁者ホジャのピラミッドなど、負の遺産も取り込みながら発展する街を丹念に歩きました。イスタンブールであわや乗り継げないか、というアクシデントもありながら、無事帰国の途につくことができました。

・ヒマラから山道を抜けて
・ロガラ山岳道路
・ヴローラを通過
・フィエリで昼食
・デュラスの港を横目に
・ティラナ到着
  マザーテレサ広場、イスマイリ・ケマルの像のある公園、トーチカ・ベルリンの壁・炭鉱のモニュメント
  政府機関の建物、ホッジャのピラミッド、共産主義と訣別の鐘、ラナ川、国立絵画館のインスタレーション
  エザムベイ・モスク(内部)、スカンデルベク広場、秘密警察の跡、アルバニア正教会、台湾ハウス
・空港へ

表紙写真は、公園内にある記念のトーチカの内部。

旅行の満足度
3.5
観光
3.5
交通手段
観光バス 徒歩
航空会社
ターキッシュ エアラインズ
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

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  • ヒマラを出て、すぐに山道になりました。道の脇にヤギが。

    ヒマラを出て、すぐに山道になりました。道の脇にヤギが。

  • 崖の上のDhermiの街。<br /><br />ここから、ロガラ山岳道路に入ります。

    崖の上のDhermiの街。

    ここから、ロガラ山岳道路に入ります。

  • 見えるでしょうか、向かいの山に線のように入っている道。<br /><br />くねくねと、この山を登っていくのです。

    見えるでしょうか、向かいの山に線のように入っている道。

    くねくねと、この山を登っていくのです。

  • しばらく行くと、眼下に河口の扇状地と美しいビーチが見えてきました。<br /><br />グリーンコーストビーチのようです。

    イチオシ

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    しばらく行くと、眼下に河口の扇状地と美しいビーチが見えてきました。

    グリーンコーストビーチのようです。

  • グネグネ道の途中で写真ストップ。<br /><br />パラグライダー、気持ちよさそう!

    グネグネ道の途中で写真ストップ。

    パラグライダー、気持ちよさそう!

  • 標高差1000mくらいでしょうか。

    標高差1000mくらいでしょうか。

  • ビーチまで。

    ビーチまで。

  • ミツバチの巣箱をたくさん見かけました。羊もね。<br /><br />ロガラ国立公園です。

    ミツバチの巣箱をたくさん見かけました。羊もね。

    ロガラ国立公園です。

  • ようやく街に入りました。<br /><br />ヴローラのモスクです。

    ようやく街に入りました。

    ヴローラのモスクです。

  • そのすぐ先には独立記念碑。

    そのすぐ先には独立記念碑。

  • 続いてはフィエリの街。来たときに渋滞していたところです。<br /><br />この町で昼食をとりました。

    続いてはフィエリの街。来たときに渋滞していたところです。

    この町で昼食をとりました。

  • 先を急ぎます。デュラスに入りました。<br /><br />ようやく稼働している鉄道を目にしました。

    先を急ぎます。デュラスに入りました。

    ようやく稼働している鉄道を目にしました。

  • デュラスは紀元前7世紀、ギリシャ人の植民によって始まった街。<br />ローマ時代の円形劇場はバルカン半島最大なのだとか。<br /><br />街にはこんなにかわいい建物もありました。銀行のようです。

    デュラスは紀元前7世紀、ギリシャ人の植民によって始まった街。
    ローマ時代の円形劇場はバルカン半島最大なのだとか。

    街にはこんなにかわいい建物もありました。銀行のようです。

  • ベネチア時代の城壁も残っていました。

    ベネチア時代の城壁も残っていました。

  • 港には大きなフェリー。イタリアとの間にいくつも定期航路があるようです。

    港には大きなフェリー。イタリアとの間にいくつも定期航路があるようです。

  • デュラスからティラナまでは高速道路であっという間。20分ほどで到着です。<br /><br />まずはマザーテレサ広場へ。

    デュラスからティラナまでは高速道路であっという間。20分ほどで到着です。

    まずはマザーテレサ広場へ。

    マザーテレサ広場 広場・公園

  • 周囲を大学や考古学博物館などの建物に囲まれた、巨大な広場です。<br /><br />これは工科大学。

    周囲を大学や考古学博物館などの建物に囲まれた、巨大な広場です。

    これは工科大学。

  • 街にはレンタサイクルも。私たちは歩いて回りましたが、自転車も気持ちよさそうです。

    街にはレンタサイクルも。私たちは歩いて回りましたが、自転車も気持ちよさそうです。

  • オスマントルコからの独立の立役者、イスマイル・ケマル・ヴローラの像。

    オスマントルコからの独立の立役者、イスマイル・ケマル・ヴローラの像。

  • その近くに、過去を忘れないための記念物が。<br /><br />まずはトーチカ。

    その近くに、過去を忘れないための記念物が。

    まずはトーチカ。

  • 中に入れるようになっています。<br /><br />中の様子は表紙写真をどうぞ。

    中に入れるようになっています。

    中の様子は表紙写真をどうぞ。

  • その横には、炭鉱の模型。過酷な労働環境だったとのことです。

    その横には、炭鉱の模型。過酷な労働環境だったとのことです。

  • そしてベルリンの壁の一片。<br /><br />厳しい過去、誤った選択を忘れないために、こうして人目に付く場所に展示しているのです。

    そしてベルリンの壁の一片。

    厳しい過去、誤った選択を忘れないために、こうして人目に付く場所に展示しているのです。

  • 周囲は官庁街。議会とのことです。

    周囲は官庁街。議会とのことです。

  • ラジオ局。<br /><br />ティラナの街ではかっこいい女性をたくさん見かけました。

    ラジオ局。

    ティラナの街ではかっこいい女性をたくさん見かけました。

  • 教皇ヨハネスパウロ二世が訪問したことを記念して、道路の名前になっていました。

    教皇ヨハネスパウロ二世が訪問したことを記念して、道路の名前になっていました。

  • なんだか、不思議な場所で新郎新婦が記念撮影の準備中。

    なんだか、不思議な場所で新郎新婦が記念撮影の準備中。

  • 独裁者だったホッジャの記念ピラミッドです。1988年にホッジャの死後、生誕80年を記念して建てられたものですが、90年以降、共産党の一党支配を脱する動きの中で廃棄され、今は廃墟となっています。<br /><br />とはいえ、これも過去を忘れないために残しているとのことです。

    独裁者だったホッジャの記念ピラミッドです。1988年にホッジャの死後、生誕80年を記念して建てられたものですが、90年以降、共産党の一党支配を脱する動きの中で廃棄され、今は廃墟となっています。

    とはいえ、これも過去を忘れないために残しているとのことです。

  • 階段も何もない外壁を上る若者。元気だなあ。

    階段も何もない外壁を上る若者。元気だなあ。

  • ピラミッドの手前には、共産主義訣別の鐘。

    ピラミッドの手前には、共産主義訣別の鐘。

  • ティラナ市街にはこうした案内図が整備されていて、とてもわかりやすいです。

    ティラナ市街にはこうした案内図が整備されていて、とてもわかりやすいです。

  • 公園の中を流れるラナ川。奥に見えるのはダイティ山。

    公園の中を流れるラナ川。奥に見えるのはダイティ山。

  • 市街の信号。信号にあわせて、縦の部分も赤や青に変化します。

    市街の信号。信号にあわせて、縦の部分も赤や青に変化します。

  • 国立美術館の前には、日本人のアーティストによるインスタレーションが。

    国立美術館の前には、日本人のアーティストによるインスタレーションが。

    ティラナ国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

  • 政府機関の向こうにミナレットが見えてきました。

    政府機関の向こうにミナレットが見えてきました。

  • すぐ横には、かつての地下道を活用した博物館もありました。

    すぐ横には、かつての地下道を活用した博物館もありました。

  • エザムベイ・モスク。

    エザムベイ・モスク。

    ジャーミア エトへム べウト 寺院・教会

  • 中に入ってみます。

    中に入ってみます。

  • 中は、一面の唐草模様。<br /><br />ミフラーブも一体化しています。

    中は、一面の唐草模様。

    ミフラーブも一体化しています。

  • 天井から、壁から、隙間なく埋め尽くされています。

    イチオシ

    天井から、壁から、隙間なく埋め尽くされています。

  • 二階のテラスは女性用。

    二階のテラスは女性用。

  • 説教台。

    説教台。

  • テラスの装飾もきれいです。

    テラスの装飾もきれいです。

  • 電光表示のお祈りの時間。<br /><br />気温も表示されてますね。今日は30度。外は日差しが強く、もっと暑く感じましたが・・・

    電光表示のお祈りの時間。

    気温も表示されてますね。今日は30度。外は日差しが強く、もっと暑く感じましたが・・・

  • モスクの外側にも装飾が。ベラットでも見たように、建物の絵など具象的に描かれています。<br /><br />美しいモスクで建築学的にも重要と考えられ、宗教が禁じられた共産党時代にも破壊をまぬかれたのだそう。

    モスクの外側にも装飾が。ベラットでも見たように、建物の絵など具象的に描かれています。

    美しいモスクで建築学的にも重要と考えられ、宗教が禁じられた共産党時代にも破壊をまぬかれたのだそう。

  • モスクと時計塔。

    モスクと時計塔。

  • モスクが面する、スカンデルベク広場。<br /><br />ここも巨大な広場です。右手はオペラハウス。

    モスクが面する、スカンデルベク広場。

    ここも巨大な広場です。右手はオペラハウス。

  • スカンデルベクの像。バルカン半島のあちこちで見かけました。

    スカンデルベクの像。バルカン半島のあちこちで見かけました。

    スカンデルベグ像 モニュメント・記念碑

  • 国立歴史博物館。こうした建物は社会主義時代の雰囲気がありますね。<br /><br />中に入る時間がなかったのが残念です。

    国立歴史博物館。こうした建物は社会主義時代の雰囲気がありますね。

    中に入る時間がなかったのが残念です。

  • 巨大な広場。一角からは地面から直接噴水が吹き上がっていました。<br /><br />子供たちがびしょ濡れになって遊んでいます。

    巨大な広場。一角からは地面から直接噴水が吹き上がっていました。

    子供たちがびしょ濡れになって遊んでいます。

    スカンデベルグ広場 広場・公園

  • 大喜び。

    イチオシ

    大喜び。

  • このあと、切手を買いたい人がいたので、郵便局へ。

    このあと、切手を買いたい人がいたので、郵便局へ。

  • 木立の中、塀に囲まれて入れなくなっている建物は、かつての秘密警察の跡。<br /><br />当時は周囲の誰も信用できないほどたくさんのスパイが、国民を相互に見張っていたそうです。その過去を忘れないために、残してある建物です。

    木立の中、塀に囲まれて入れなくなっている建物は、かつての秘密警察の跡。

    当時は周囲の誰も信用できないほどたくさんのスパイが、国民を相互に見張っていたそうです。その過去を忘れないために、残してある建物です。

  • 向かい側には新しい教会。アルバニア正教会です。

    向かい側には新しい教会。アルバニア正教会です。

  • 中に入ってみます。

    中に入ってみます。

  • ドーム。近代的ですね。

    ドーム。近代的ですね。

  • イコノスタシスも。

    イコノスタシスも。

  • 教会の中で静かに祈る修道女。<br /><br />アルバニアは7割ほどがムスリム、正教が2割、カトリックが1割くらいの比率なのだそう。

    教会の中で静かに祈る修道女。

    アルバニアは7割ほどがムスリム、正教が2割、カトリックが1割くらいの比率なのだそう。

  • マザーテレサ広場に向かう途中、台湾ハウスと呼ばれる建物の前を通りました。<br />ホッジャが、開放路線をとるようになった中国と断交し、台湾に接近した際に作られたものだそう。<br /><br />今は台湾とは全く関係のない商業施設になっています。

    マザーテレサ広場に向かう途中、台湾ハウスと呼ばれる建物の前を通りました。
    ホッジャが、開放路線をとるようになった中国と断交し、台湾に接近した際に作られたものだそう。

    今は台湾とは全く関係のない商業施設になっています。

  • ティラナの街を後にします。<br /><br />空港に行く途中、ショッピングモールが建設中。その手前に牛の姿が見えるのが微笑ましかったです。

    ティラナの街を後にします。

    空港に行く途中、ショッピングモールが建設中。その手前に牛の姿が見えるのが微笑ましかったです。

  • 新しい管制塔。発展を続けるアルバニア、次に来るときには大きく変化しているのでしょうね。

    新しい管制塔。発展を続けるアルバニア、次に来るときには大きく変化しているのでしょうね。

    ティラナ リナス国際空港 (TIA) 空港

  • 空港の建物も近代的です。

    空港の建物も近代的です。

  • この後、待ち受けている事態を知りもせず、空港内のカフェで時間をつぶします。フレッシュのオレンジジュース、おいしかった。<br /><br />ゲートに行くと遅延の表示。ただでさえ、イスタンブールでの乗継が2時間しかないのに、1時間以上遅れての出発でした。

    この後、待ち受けている事態を知りもせず、空港内のカフェで時間をつぶします。フレッシュのオレンジジュース、おいしかった。

    ゲートに行くと遅延の表示。ただでさえ、イスタンブールでの乗継が2時間しかないのに、1時間以上遅れての出発でした。

  • イスタンブールに到着したのは、ボーディングの最終案内中。離陸の30分前です。<br />乗継の手荷物検査、そしてゲートまでダッシュ。<br /><br />まさにゲートが閉まろうとしているときに滑り込みセーフ。<br />イスタンブールの空港。荷物もしっかり乗っていて、驚きの効率ですね。<br /><br />最後があわただしかったけど、バルカンの3か国をじっくり回れた旅でした。

    イスタンブールに到着したのは、ボーディングの最終案内中。離陸の30分前です。
    乗継の手荷物検査、そしてゲートまでダッシュ。

    まさにゲートが閉まろうとしているときに滑り込みセーフ。
    イスタンブールの空港。荷物もしっかり乗っていて、驚きの効率ですね。

    最後があわただしかったけど、バルカンの3か国をじっくり回れた旅でした。

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