LaLaLa 自由に楽しむシニア一人旅　ロシア・バルト三国・フィンランド14日間(ヘルシンキ)

2017/07/01 - 2017/07/14

長く憧れだったロシア、でも個人旅行しにくい国、言葉も文字も分からない国、おまけに人も冷たそう、そのようなイメージで今まで訪れる事がありませんでした。でも、シニアになった今エネルギーのある間に行きたい所には行かなくては。若い旅行者のブログにロシアのVISAは取り易くなったとか人がやさしい等と書かれているのを読むと、今かなとひそかに思っていた時、モスクワ行のお安いチケットを見つけました。シニアの特権で時間だけは自由に使えます。ロシアのついでにヘルシンキ、そしてバルト三国へ足を伸ばしてみる事にしました。
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2017年　7月1日〜14日　

7/1(土）
関空　−（広州）−　モスクワ　　　　　　　　　（モスクワ泊）

7/2（日）
赤の広場、ワシリー寺院、グム百貨店、ヴェルサージュ市場　　　　　　　　　　　（モスクワ泊）

7/3（月)
クレムリン（武器庫とその付近の聖堂）、アルバート通り
　　　　　　　　（モスクワ泊）

7/4（火）
血の上の教会、ネフスキー大通り　　　　　　（サンクトペテルブルグ）

7/5（水）　
ペトロハヴロフスク要塞、エカテリーナ宮殿
　　　（サンクトペテルブルグ）

7/6（木）　
エルミタージュ美術館、ペテルゴーフ、イサク聖堂
　　　（サンクトペテルブルグ）

7/7（金）　
タリン旧市街
　　　　　　　　　（タリン泊）

7/8（土）　
ヘルシンキ、タリン旧市街
　　　　　　　　　（タリン泊）

7/9（日）　
リーガ旧市街、中央市場
　　　　　　　　 （リーガ泊）

7/10（月）　リーガ新市街
　　　　　　　　（リーガ泊）

7/11（火）
ヴィリニュス旧市街
　　　　　　（ヴィリニュス泊）

7/12（水）
ヴィリニュス街歩き
　　　　　　　（ビリニュス泊）

7/13（木）
ビリニュスーモスクワ　　　　（モスクワ市内観光）

モスクワー(広州)　　（機内泊）

7/14（金）関空着
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(ロシアVISA申請について）

１．Voucherを手に入れる
モスクワのホテルがVISAサポートを有料（１０００rub)で提供していたので利用。必要な情報を提供すると、メールでVoucherが送付されるので印刷。（注意：ロシアinのあと北欧やバルトの国を廻り、ロシアoutする場合は、ダブルエントリービザが必要です。フライトのトラブルも考慮し滞在期間を少し長めにして欲しいと希望すると、私の場合は帰国日プラス5日でVoucherが作成されていました。航空券を提示する必要は無いので、帰国日はその日付にしておけば安心です）

２．On-Line visa application form
ロシア大使館のウェブサイトで必要事項を英語で記入し印刷。帰国日はVoucherの日付で。

３．上記１．２．の書類に他の必要書類を添えて、決められた日時にロシア領事館に申請、受領。受領が申請の2週間後以降であれば、手数料は掛かりません。（私の場合は、5月30日申請、6月15日受領でしたので、早めの手配をお勧めします)

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

船が半分進んだところで船内見学を始めました。

10F−展望デッキで風があるので長く居られません。

9F−音楽が流れているバーのようなコーナーがあるかと思えば、古い電車のような90度の座席が並んでいてビックリ。ロッカー、販売機、キッズコーナー、バーガーキングなどもありました。

2017年7月8日（土）

午前７:３０分発タリンクシリア（Megastar, star class,D-terminal)をネット予約（日帰りの往復の場合割引料金あり）していたので、１時間前に着くようにホテルを出ました。ホテルからは１０分ぐらいの距離。

チケットカウンターでプリントした紙を見せて、搭乗券（往復）を貰います。早く来ていたので船内にも早く入りましたが、どこへ座っていいか分からず、取敢えず窓際の席を確保します。超ピークでは無いので席は十分にありました。

8F−私がいた階。普通の座席の他に長椅子もあり、そこで横になっている人もいました。空港内にあるような化粧品やお酒、お土産の免税店があり、ここでお土産のムーミンキャンディーとキーホルダーを購入。ヘルシンキで探し歩く時間を節約する事が出来ました。

午前９時３０分に船はヘルシンキwest harbour terminal 2へ到着。

トラム９番で市内に入ります。切符を買うために並んでいると、前に日本人の女性が２人が並んでいました。一人は会社を辞めたのを機にマルタ島やハンガリーなどを旅し、今回はお友達とタリンで合流したそうです。彼女によると、リーガ、ヴィリニュスと段々田舎になり、その鄙びた感じが良いとの事なので楽しみです。

自由に旅している若い人を見ると、自分も後に続こうと思います。

ヘルシンキ中央駅の１つ手前の駅で降り、２番のトラムでテンペリアウキオ教会を目指します。１時間以内の乗り換えなら同じ切符が使えます。降りてからの道は、女性の運転手さんが親切に教えてくれました。

教会は中国からの団体さんで混んでいましたが、オルガンの演奏がありしばらく聞いて、教会内と外を一回りして終わりました。逆方向の２番で中央駅に戻りましたが、切符はそのまま有効でした。

中央駅からは徒歩での観光です。

まず、ヘルシンキ大聖堂へ。シンボル的な存在ですが中はとても簡素です。入場料は寄付ですが、１ユーロでトイレを借りて、大変失礼ですが寄付替わりとさせて頂きました。

その後マーケット広場の露店を見学、昨日タリン旧市街の広場で見た物と同じ商品を売るお店が沢山ありました。何も買わずに眺めるだけで、ウスペンスキー寺院へ。

質素な大聖堂に比べ、ウスペンスキー寺院の内部はとっても豪華です。ロシアで沢山出会った美しいイコノスタシス（イコンで飾られた壁）をまた見る事が出来ました。

ウスペンスキー寺院は、フィンランドの君主がロシア皇帝だった時に建設されたとか。タリンのネフスキー聖堂も同じような経緯で建てられていますが、地元の人にとっては、ちょっと複雑な思いになる場所かもしれませんね。

疲れてきたので、エスプラナーディ公園近くにある観光案内所の隣にあったRobert coffeeで休憩。テラス席にも沢山人が居ましたが、中は予想以上に広くソファー席や普通のテーブル席など雰囲気の違う空間に別れていました。Wifiもあるのでソファー席で軽いランチにしようと、いつもはスモールしか飲まないカフェ・ラテのミディアム（4.9e)を注文しました。バリスタの絵はもうひとつで、神戸のバリスタ方が上手でした。ロシアもタリンもヘルシンキも、町を歩いているとカフェが至る所にあるのに驚きます。皆さん、コーヒー大好きですね。

広々としたカフェで休憩し、歩く元気が出てきました。充電を終えたシニアは、エスプラナーディ公園を通り抜け、北上し中央駅へ。そして又トラムでwest harbour terminal 2へ戻りました。

16:30フェリーは定刻に出発。予定通り9Fのバー・セクションに行き音楽を聞きながら、旅の記録をつけます。18:30にタリンD-terminalに到着。

そのままタリン旧市街に向かいます。

ところが、昨日見残しているアレクサンドル・ネフスキー聖堂に行くと、まさかの閉館です。20:00まで入場できるとガイドブックに書いていたのにです。残念ですが、ネットの写真を見ておきます。

それより、聖堂の前で物乞いをしている二人のおばあさんが気になりました。手持ちのユーロを二人に渡すと、”スパシーバ”と言っていたので、ロシア人だと思います。ロシアの人に親切にしてもらったお礼ですが、ロシアで見なかった物乞いの人をタリンで見ました。

コフトゥオツァの展望台からの眺めは、屋根の赤い色が青い空に映えて綺麗でした。旧市街は今日も一層賑やかでした。明日の朝静かな通りを歩くのを楽しみにホテルに戻りました。

2017年7月9日（日）

今日はリーガへ向かいますが、タリンの静かな旧市街を歩きたくて、朝の散歩に出かけます。ホテルから近道をして旧市街に入りました。人がいないので道の標識も良く見えます。午前7時前でしたが、ラエコヤ広場では既に露店の準備が始まっていました。今日もまた活気あふれる一日になるのでしょう。

ホテルに戻り、チェックアウトを済ませ、親切な地元のご夫婦に教えて頂いた近道を通りトラム駅へ。

バス停へはちょうど良いタイミングで到着しました。Lux expressは午前１０時にリーガに向けて出発。青空のもと整備された道路の緑も輝いて見えました。絶好のドライブ日和です。