2017/08/21 - 2017/08/28
854位(同エリア3769件中)
こじ。さん
15年前に観た「冷静と情熱のあいだ」という映画。その映画で描かれていたフィレンツェの景色に
中学生だった僕は感動し、憧れていた。いつか行きたいと強く思ってはいたが、なかなか踏み出せないまま
時間だけが過ぎて、気づいたら、もう15年の月日が経っていた。
今回、やっとの思いでフィレンツェに行くことができた。ローマから列車で向かいフィレンツェに着き、
ドゥ―モが見えたとき、時間が止まって15年前に戻れたように感動が蘇ってきた。
その瞬間に僕の旅の目的の100%は達成した。
だが、そこに行くまで、そして行ったあともいろんなことがあった。
長くなるかもしれないが、もしイタリアにひとり旅を計画している人の参考になればと、
つたない文章で申し訳ないが語ります。
お付き合いお願いいたします。
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今回のひとり旅はイタリアへの直行便ではない。
乗り継ぎのほうが安いし、時間が許せば空港の外に出て観光もできるから
おすすめだ。
ちなみにこの写真は一つ目の乗り継ぎ地アブダビ空港でのラウンジで
ブッフェのデザートだ。これは豪華だ。
ちなみに私はラウンジに入るのに高いクレジットカードなどは持っていない。
なぜ入れるのかというと、楽天ゴールドカードを作るともらえるプライオリティ
カードを持っているからだ。
今回の旅での私のベストパートナーはこのカードだ。 -
アブダビ空港はアラブ首長国連邦の首都で、主にエディハド航空が就航している。
ちなみに有名なエミレーツ航空がドバイを拠点としている。まあ、日本でいえば
JALとANAの関係がわかりやすい。
行きでは乗り継ぎ時間がないのでラウンジで30分くらい過ごし移動した。
ちなみに場所は第一ターミナルの検査を抜けた右側にある。
日本からの乗り継ぎ便は第3ターミナルに着くことが多いので、
10分くらい歩くがその価値は十分ある。 -
次の乗り継ぎ地はベルリンだ。時間があったら、空港の外に出てベルリンの壁を
見に行こうと思っていたが、飛行機が遅れて時間が微妙になったので、
今回はあきらめ、またラウンジで2時間くらい過ごした。
ここではドイツのビールが飲めたり、パンやオレオサンドなどの軽食があったので
のんびり過ごせた。
日本からアブダビ、ベルリンまではエディハド航空だった。
とても満足できる機内サービスに快適な旅ができた。 -
ベルリンからローマへは、エアベルリンで行った。やはりエディハド航空と
比べるとちょっと「あれ?」と思うが、それは床をみたらお菓子が散乱していた。
でも、イタリア人たちはそういうのをまったく気にかけないみたいだったけどね。
ローマに着いたら、空港からレオナルドエクスプレスに乗って市内に向かう予定
だったが、なぜか駅のチケット売り場がたくさんあって、、、、
よくわからずに、ローマ市内までの券を買うと、、、、
なんだか、おかしい。。8人くらいで車に乗って市内に向かうではないか。。
まあ、いいか。外国人ばかりだし、まあだまされても8人いれば大丈夫と気楽に
考えて車に乗って、無事に市内に着いた。
早いし、安いし、結果良かった(笑) もっと慎重に行動しなければと。。少し反省。 -
ローマに16時くらいに着いたので、まずはホテルへ。
駅からすぐのところを予約していたので、まあすぐに見つかってよかった。
今回で結果的に一番いいホテルはここだった。
「ローマメディセオ★★★★」少し休憩して、散歩へ。
フィレンツェのことばかりでローマのことは調べてないし、
地図もない。ホテルでわかりずらい地図をもらい、歩いてみることに。 -
散策するのに、いい天候で、初めてのヨーロッパにやや興奮気味で、
街を歩きます。こんな建物ばかりで、ついつい見とれてしまう -
ちょっとした路地をみてるだけでも面白い。
-
なんとなく歩いていたら、コロッセオに着いた。
時間的に中に入ることはできなかったけど、
外からみてるだけでも、なんだか貫禄みたいなのを感じる -
ここで、かつて殺し合いが行われていたなんて想像できない。
-
とあるローマの街角で。。
映画のワンシーンか。 -
明るいけど、もう18時過ぎで、、
お腹が空いたので、何か食べたい
やっぱり、パスタを食べねばなーー
店はたくさんあるので迷う!! -
トマトソースのパスタです!!
このあと、パルミジャーノチーズがきて
それをたっぷり振りかけたら、濃厚なお味に!!
うーん、ボーノ!!おいしい!!
初めは、2軒くらいはしごしたかったけど、これを食べたら満腹になった -
満腹でまた散策していたら、なんだか迷ってしまった。
歩いていたら、、「ハローマイフレンド」と知らない外国人に
いきなり話しかけられた。
スマホを見せてきて「俺の子供赤ちゃん!祝って!」
と言われ、20ユーロ(2600円くらい)と。
「はあああー!なんで友達でもないお前にあげなきゃいけないんだー」
て思って退散した。
でも、けっこうフレンドリーな感じでだまされそうだった。
ヨーロッパは巧妙な手口を使ってくるもんなんだなー -
ASローマのオフィシャルストア!!
今度きたらセリアAみたいなー!! -
急ですが、一夜あけて早朝の散歩に出かけてます。
朝の散歩にあこがれていたので、昨日は早めに出てのんびり散歩に
出掛けました。 -
フォロ・ロマーノの一部。
右下の柱の一部は修復のあとが見られる。
ローマの街の風景が何千年も変わらずに残っていることがすごいし
これだけの文明があったことも驚き -
大聖堂。ローマにはいつくもある。
町の中心に造られるみたいなので、このあたりはかつては栄えて
いたのかなー。 -
わからないけど、何かの像
-
朝日がまぶしい景色。
中には入れないので、上から眺めてます。
今度来たら、じっくり中をみてまわりたい -
イタリアといったら、バール!!
朝飲むカプチーノは、今まで飲んだ中でベストだ!
カウンターで「くいっ」と飲んで店を出る。
イタリア人ぶってみました -
ホテルに戻り、、ローマテルミニ駅へ。
さて、ここからついにフィレンツェへ向かいます。
あらかじめ、日本で特急イタロを予約しておいたので
そのままホームへ。 -
きたーーー!!!
ヨーロッパで特急乗るのが夢だった。
かっこいい。たくさん撮りまくったけどこの1枚だけで。
もちろん1等席へ。5000円くらいでした。 -
これが車内です!!
3列シート×20で一車両60席です。
だからゆったり気持ちいいです。
窓側の席でずっと外の景色を眺めて、もうすぐ着くフィレンツェに
思いを馳せながら。
そして、、ついにフィレンツェ到着へ -
フィレンツェに到着したら、まずはサンタマリアノヴェラ駅の正面にある観光案内所へ行きます。そこで今回のフィレンツェ観光にはかかせないフィレンツェカードを
入手します!!
中に入ると、銀行みたいに番号札があって呼ばれたらカウンターに行って話が
できるシステム。。。でも俺は観光案内じゃなくてただフィレンツェカードが
ほしいだけなんだけどなあと思いつつ、、それにしても混雑してていつ順番が
来るのか目途が立たない。。。
係りの人に聞いてみたら外の窓口なら現金のみで買うことができるそう。
よかった、そっちで買おう!! -
フィレンツェカードは、72ユーロ(9000円)くらいしてかなり高いけど、、、
3日間はフィレンツェでは最強になれます。ほとんどの美術館や教会、博物館などに優先的に入場できます。特に混むウフィツィ美術館やアカデミア美術館では効力を
発揮します。私もかなり回ったけど、元をとれたかは微妙です(笑)
でも、時間短縮になれたので効率よく回れました。 -
ここは、サンタマリアノヴェッラ教会です。
駅のすぐ裏手にあります。フィレンツェに着いたら、まずはここ!って感じかな。 -
見えた!!!
これが私とドゥ―モとの初めての出会い。
やっぱり美しい!!この距離からでも感じる!!
もう、ここでしばらく座って物思いにふけってしまいましたよ -
ジョットの鐘楼です。
目の前にこんなに素晴らしい建物に囲まれて
もう脳が追いつかない。 -
キリスト教徒ではないけれども、教会の雰囲気が好きです。
いつも座ってのんびり眺めてしまいます。 -
フィレンツェを支配していた一大貴族メディチ家の紋章です
天井にありました。
本当に細かいところまで手が行き届いている -
フィレンツェにはたくさんの広場があります。
今日はとても暑いので、みなさんのんびり座って休んでいたりします。 -
ジュース1本買うのにベルトコンベヤーに乗ってレジです。
お腹のすごさで写真撮ったわけではありませんよ。 -
教会ばかりですね。。
暗い中に差し込む光がいい雰囲気を作り出してるな。 -
よく映画で出てくる部屋。
悪いことがしてしまったから、ここで洗いざらい話そう!! -
フィレンツェの教会壁画は本当に美しい。
一つ一つをじっくり見てたら、たぶん一生かかるわってくらいに
今回は本をもっていったので、それを読みながら壁画の内容を
確認しながら観ることができたので、よく理解できた -
ここの教会に入るときに、ヨーロッパ系の少年がドアを「どうぞ」
って開けてくれた。優しくて、少しほっこりしてしまった(笑)
フィレンツェでの私は意外に思われるかもしれないが、あまり人と話してなかった
とにかく、この街にいれることで満足してしまい、自分のために時間を使いたかったんだろう。ヨーロッパのどこの国のことばかはわからなかったけど、伝えたいことはわかる。やっぱり言語よりも大切なものがあるって気づいた。 -
街のいろんなところから、ドゥ―モをみることができる。
ここは、水を汲めるところがあり汲んで水分補給をしていた。 -
いろいろ歩き疲れて広場で休んでいるところ。
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ドゥ―モをみながら、のんびり本を読む!!!
こんなとこに座っていても違和感なく、自然と街に溶け込んでいるよう。 -
ここは、アルノ川沿いから、遠くにヴェッキオ橋を臨む。
-
初めてのフィレンツェに興奮冷めやらぬ状態が続き、疲れてしまい、
もうこの時間になると、美術館も閉まっているので、散策してます。
昼間に見えますが、もう18時前です。日が長いんです。 -
右手には明日行くウフィツィ美術館があります。
フィレンツェにきたら。必ず行くべき美術館!!
教科書でも有名なボッティチェリ「春」を見ずにフィレンツェを
去ることはできない。
そして、レオナルドダヴィンチも。 -
ヴェッキオ橋には、今も昔も貴金属店が軒を連ねてます。
冷やかすことだけしました。
金が輝いてましたよ。
それにしても、そんな華やかな中でも、路上で絵を売っている人が多い。
パッとみた目はいい絵なんだけど、本当にその人が書いたのかわからないし
捕まったらしつこそうなので、素通りしました。 -
映画のワンシーンみたいな素敵な感じだったので、つい撮ってしまいました。
なんでも絵になるな。 -
これから、フィレンツェを一望できるミケランジェロ広場に向かいます。
途中の休憩ポイントです。
急な坂で息が切れて苦しい。 -
昔からよくテレビで見てきた風景が、今、自分の目の前にある。
信じられないが、現実だ。
夢のような日々が続き、イタリアを満喫している。 -
ずっと見たかった風景。
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世界各地からこのフィレンツェに人が集まってきています
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こんなテラスに座って、優雅にワインを飲む。
以前、戦争でピリピリしていたとは想像もつかない。
本当に平和だなと思う -
イタリアと言えば、「ジェラート」
ジェラートと言えば、「イタリア」
今回は冗談抜きで、20回くらい食べたと思う。
種類でいえば、40種類(笑)食べすぎだ。
おすすめは、やはりレモーナ(レモン)。 -
なにげないショーケースが美しいっと思ったことはありませんか?
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フィレンツェの街を歩いていると、けっこう迷います。
同じような建物が続き、路地も多いため、わかりずらいのです。
私も迷いこんでしまいましたが、偶然にもライトアップされた教会を
みることができてラッキーでした。 -
こういう路地にひかれてしまう。
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夜もいいですよー
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人通りもまばらになってきました。
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夜に見上げるドゥ―モもいい
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一転、朝の散歩です。
私の旅では、恒例です。
世界中どこでも、朝は平等に訪れる。
今、この瞬間も世界のどこかで朝を迎えてる。 -
朝にのんびり散歩できるのも旅人の特権
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カメラ片手に散歩してると時間がかかるけど、、ね
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朝一番で、ウフィツィ美術館にやってきました。
本来なら大行列のところ、フィレンツェカードのおかげで優先入場できて
ゆっくり鑑賞できました。 -
独り占めですね
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これが日本でも有名なボッティチェリの「春」ですね。
私の絵の鑑賞法はただ見る。感じる。
なんですが、この絵に関してはメディチ家の隆盛と衰退を行き来していた
歴史を知ってると、またいろんなことを考えてしまいますね。 -
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この旅行記へのコメント (2)
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- しろたんさん 2017/09/29 12:27:48
- 初めまして!
- タイトル見てもしかして、、!と思いましたが私も同じく中学生の時に観たこの映画に憧れて来年30歳という年齢に合わせて(今まで行くのを我慢しようやく)
渡伊を計画中です!笑
素敵な写真ばかりですね。色々参考になりました(^^)
- こじ。さん からの返信 2017/10/04 22:52:55
- RE: 初めまして!
- はじめまして
ぜひ、行かれることをおすすめします。
ただ、ずっと居たい気持ちになってしまいますので注意です(笑)
また、何か聞きたいことがございましたらなんでも
聞いてください。
> タイトル見てもしかして、、!と思いましたが私も同じく中学生の時に観たこの映画に憧れて来年30歳という年齢に合わせて(今まで行くのを我慢しようやく)
> 渡伊を計画中です!笑
> 素敵な写真ばかりですね。色々参考になりました(^^)
>
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