近江八幡から甲賀へドライブ

2017/07/21 - 2017/07/22

テレビを見ていたら、名古屋ローカルの番組で近江八幡の旅が紹介されていていました。
水郷めぐりや街並み散策、「ラ　コリーナ」が人気だとか。
一緒に見ていた娘と休みが合う日に１泊で出かけることにしましたが、娘は風景よりセールが見たいからアウトレットパークに寄りたい～、甲賀の忍者屋敷にも行きたい～と言うので、近江八幡滞在は少しでだけで「三井アウトレットパーク滋賀竜王」「道の駅アグリパーク竜王」「甲賀流忍術屋敷」にも行ってきました。

エリア 近江八幡・安土(滋賀)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

山の景色を楽しみながら行こうと４２１号線を走り、三重県いなべ市から石槫峠を越えて滋賀県東近江市へ。

ずーっと何もなかった中、やっとあった「道の駅　奥永源寺　渓流の里」で休憩。
ここは、閉校した中学校が道の駅に生まれ変わったんだそう。

昼食を食べてから来たので食事はしなかったけど、永源寺ダムカレーや岩魚天丼がおいしそうで気になる・・

産直品売り場にも、ふな寿司やもろこ寿司などのご当地グルメが並んでいました。

道の駅に併設されている「緑と水の教室」には、淡水に生きる魚たちの展示がありました。

他にも、診療所や市役所の出張所がある珍しい道の駅です。

近江八幡市に入り、「グリーンホテルYes近江八幡」へ。

部屋はやや古い感じのダブルルーム。
でも備品やアメニティは揃っていて足りないものはないし、スリッパはビニール製だけどフロントに頼めば使い捨てと交換してくれます。

バスルームは新しいようでピカピカ、トイレは洗浄機つき。

ホテルの１階には中華料理の「是的菜館」が入っていて、クチコミを見たらなかなか評判がよかったので行ってみました。
宿泊者専用特別ディナーの２０００円のコースを注文。

前菜とカルパッチョ。
ウエイターのお兄さんが持って来るときに料理名を教えてくれるんだけど、声が小さくて聞き取れなくって、前菜が何だったかは不明・・

エビの甘いマヨネーズ炒め、もう少し小さい皿でいいよね～
点心はとてもおいしかった！

メイン料理よりお粥がおいしかったけど、量が少なかった～
デザートは杏仁豆腐でした。

ホテルの朝食会場は、１５～２３時はフリードリンクコーナーになっていました。
コーヒー・ジュースはもちろん、カフェモカやココアもあります。
部屋への持ち込みもＯＫ。

２日め。

温泉ではないけど、大浴場はやっぱり気持ちいい。
シャワーが３つしかないので、朝食前に行ったら貸切でした！
湯上り処には、無料のマッサージチェアがあります。

朝食には赤こんにゃくの煮物・えび豆・日野菜の漬物などのご当地グルメ。
レバーみたいな赤こんにゃくは、優しい味でおいしくっておかわりしました！

お味噌汁のみそは儀平みそ。
朝カレーは他のホテルでも見たことあるけど、朝グリーンカレーは珍しい。
本格的な味で辛かったので、味見だけにしました。

地元の「壱製パン所」のパンもおいしかったです。

チェックアウト後、車で１０分の「ラ　コリーナ近江八幡」へ。
土日は混雑すると聞いたので、オープンの９時に入りました。

これはメインショップで、１階がたねやとクラブハリエのショップ、２階がカフェになっています。

空いているうちにと、最初にカフェへ。
あっという間に行列になり、５分くらい待ちました。

このカフェでは、焼きたてのバームクーヘンが食べられます。
結構なお値段ですね～
愛知県なら、半額で豪華なモーニングセットが食べられるのに。

焼きたてバームクーヘンとミルクのセット　７０２円。

普段洋菓子を食べない私でも、ちょっとおいしいのはわかりました。
それにしてもコスパが悪い。

１階で、バームクーヘンを焼いている様子が見られます。

メインショップを出たら、あら田んぼ！
田んぼをぐるっと囲むように、お店が点在しています。

７月にできたばかりのフードガレージ。
バスの周りはもちろん、バスの中にもかわいいパッケージのお菓子があります。

この車にはコンフィテュールが・・って何それ？？
あー、ジャムなのねー

カステラショップでは、カステラとドリンクのセットやオムライスが食べられます。
カステラは買ったものを家で食べたけど、やっぱりちょっとおいしい。
バームクーヘンよりおいしかった。

メインショップの１階の「たねや」で、夫へのお土産にようかん２８０円とどらやき１６２円を購入。
夫も、普段食べているものよりちょっとおいしいと言っていました。
人気があるのはうなずけます。

ラコリーナからすぐ近くの「きてか～な」へ。
ＪＡの大きな産直市場です。

入口を入ったところにあったのは、大量のとうもろこしとメロン。
近江八幡市東川のメロンは有名なのかなと思ったら、琵琶湖周辺ではメロン栽培が盛んなんですねー
大玉の８００円のメロンを買いましたが、甘み十分でおいしかったです。

続いて、「三井アウトレットパーク滋賀竜王」でショッピング。
午前中だったからか空いていました。
夏物のセール中で、娘はあれもこれもと買っていました。

次は「道の駅　アグリパーク竜王」。
観光農園があってフルーツ狩りや野菜収穫体験ができ、この時期は桃狩りでした。
でも着いたのが午後だったので、受付は終了していました。

「農村田園資料館」の有料(２００円)エリアには、昔の農家の家が再現されています。
こういう乳母車、使ったことはないけど今でもありますよね！
家の中で牛(本物ではない)が飼われていて、近づくと「モ～」と鳴いていました。

かまどや五右衛門風呂、臼と杵、農機具などがあります。
子どもの頃に見たことある・・って、年がばれちゃう～
家の中には懐かしいラジオやミシンやレコードプレイヤー、遊び道具の福笑いもありました。

外の「動物ふれあい広場」にいたのは、ウサギやアヒル・ウマ・ヒツジ。
暑くてゆっくりは見られなかったけど、エサをもらおうと必死なヒツジとへっぴり腰でエサをあげる子どもたちのやりとりが笑えました。

甲賀に向かいます。
今回の旅は、ずっとこんな景色ばかり見ていたような気がする・・

甲賀市内のショッピングセンターのレストラン街で、昼食にします。
滋賀県は関西だから、お好み焼きは大阪風なのか～
メニューも豊富そうだしと、入ってみました。

豚玉５７０円と、オムそば定食８２０円。
久しぶりに食べた大阪のお好み焼き、さっくりふんわりでおいしかったです。

「甲賀流忍術屋敷」に到着。
住宅地の中にあって、実際に人が住んでいた屋敷だそう。

甲賀流忍者と伊賀流忍者は、山をはさんで存在していたんですね。

入場料は７００円で、忍者の衣装を借りるのは、２時間まで８００円。
「大人向けの施設」とありましたが、子どももいました。

そうそう、甲賀市に入ったときに読み方が「こうか・し」と知りました。
甲賀流忍者は「こうがりゅう」ですよね。

入館者は黒い引き戸の向こうの部屋で、屋敷の中のからくりの実演を見たり、甲賀忍者の暮らしぶりの説明を聞いたりして、その後自由見学になります。
引き戸のこちら側の引き手がないのは、敵が簡単に開けられないようにするためだとか。
忍者の衣装を着ている子どもがかわいい♪

説明を聞いた部屋。
一瞬で１８０度回るどんでん返しの壁や、紙一枚で開けられるしのび窓、廊下に抜ける途中の落とし穴、鴨居に隠された刀などなど、この部屋だけでもいろんな仕掛けがあります。

落とし穴は、敵が引き戸に手間取っているいる間に床の一部を上げて、かつては外までつながっていた穴に入って逃げたり、敵を穴に落としたりしていたんだそう。
深さ３メートルとかなり深いので、知らずに落ちたら尻餅どころではなかったでしょうね。

引き戸の上を見ると、忍者が張り付いていた！

ここは中二階。
天井が低いのは、刀を振り回せないようにするためだとか。

忍者は縄ばしごを使っていますが、さすがにこれは体験できません。

私たちは隠しばしごで上に上がります。
ここにも忍者がいます。

ここは、３階になる屋根裏部屋。
屋敷は仕掛けだけでなく建て方にも工夫があって、中二階・３階があっても外から見ると平屋なんです。

甲賀忍者は、薬売りに扮して情報収集をしていたそう。
屋敷の中には、多くの薬道具が展示されていました。
甲賀市は今でも製薬会社が多いそうです。

屋敷の中庭では、８投３００円で手裏剣投げ体験ができます。

この部屋で、薬草茶(健保茶)を自由に飲めます。
薬草くささはなく、おいしいお茶でした。

お土産コーナーもありました。

忍術屋敷では、説明３０分・見学３０分の１時間の滞在でした。
甲賀の忍者関連の施設は、もうひとつ「甲賀の里 忍術村」があって忍術修行などができるため、子ども連れならそっちのほうがいいかも。

帰りに、愛知川上流にある永源寺ダムに少し寄り道。
立ち入りはできなかったけど、とてもきれいなブルーの水をしばらく眺めていました。

娘は楽しんでいたし、いろいろおもしろかったけど、私はもう少しゆっくり近江八幡を見てみたかった～
夫が琵琶湖の小魚の佃煮が大好きなので買い物を兼ねて、次は夫と季節を変えて行ってみようかな。