2017/08/17 - 2017/08/17
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oneonekukikoさん
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2017年は2度にわたる雄物川の氾濫に見舞われた、秋田県ですが、大曲の花火大会も無事開催されて、県民の心意気を嬉しく思います。
数年前、横手に住むいとこから、秋田県、西馬音内盆踊りの様子を聞き、いつか訪れたいと思っておりました。昨年計画が進みましたが、一年の延期で秋田夏祭り巡りの実現となりました。。
まずは最近とみに注目されてきている「西馬音内(にしもない)盆踊り」の秋田県羽後町西馬音内までドライブ旅の始まりです。この時期ホテルは一気に高騰、満室状態となりようやく「横手プラザアネックスホテル」ダブルルーム1、シングルルーム1を確保しました。旅友はいつものS子さんです。Y氏は恒例の夏季ザグレブ滞在で欠席です。ドライバーが3人そろったので、ドライブ旅の決行となりました。
6:00出発。早起きなので苦になりません。
3時から当日席の販売があるというので、ホテルには立ち寄らず現地へ直行です。
町役場に1000円で駐車できるとの情報を得てます。
町役場隣の「道の駅」で昼食を済ませ、「この時間行けば大丈夫、手に入りますよ」と情報を得て会場偵察を兼ねて、当日券が販売されるという図書館へ向かいます。歩いて15分足らずです。
2:30に着きました。100名ほどが並んでいました。
桟敷席:一人2,000円、仕切台:1本5,000円
仕切台は踊り手のすぐ近くで板を渡して4人座れる席です。板なのですわり心地は悪いけど、すぐ近くで見たいので、こちらを希望しています。
さてさて、お天気はどうなるのでしょうね。雨天決行。ひどい雨の場合は屋内への移動となります。
流麗な振り付け、ダイナミックなお囃子、そして美しい衣装も楽しみです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
3時に係りの人の説明があり、当日券の販売となりました。ところが、この列がなかなか進まない。みると、一人一人の希望を丁寧に聞いて対処しているのでした。なかなか進まない列にイライラしていた人たちも、係りの人の丁寧な対応にむしろ安らぎを覚え、順番を待ちます。嬉しい光景です。私たちも、お囃子に近い「仕切り台」が手に入り、インターシップでお手伝いの高校生に導かれ、席を見つけました。
地域の人達の協力による盆踊りを実感して、心が温かくなりました。
いいな。西馬音内。 -
続いて、交流会が行われている「コミュニティセンター」ヘ向かいます。
ちょうど、お囃子が入って、踊りの練習が始まっていました。
ゆったりした流れなのですが、手と足を合わせるのは難しく、とても覚えられません。踊れるようになったら、衣装を着けて、列に入らせてもらえるようです。参加型の「ねぶた」とは相対しています。 -
「ねぶた」は誰でも参加できますが、さすがにこの盆踊りはちょっとの練習では難しいです。じっくり鑑賞するお祭りです。
外は大雨との情報が入りました。雨だと屋内になるようです。
「編笠、端縫い衣装」の踊り手と、「彦三頭巾、藍染浴衣」の踊り手がいます。
どちらも顔を隠して踊ります。 -
編笠の赤いリボンと、端布を縫い合わせた衣装「端縫い衣装」が魅力的です。
細くて白いうなじにオババの私もウットリしてしまいます。
外で踊れるといいな。 -
車を会場近くのスイカやさんのパーキングに1000円で停めて、祭りが始まるまで一休みしました。
19:00
ソロソロ繰り出しますか。
提灯の灯りが祭りを盛り上げてます。 -
数メートルごとに置かれている、篝火に火が入り、準備完了です。
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お囃子が始まってます。
子供達の踊りの列がやって来ます。
心配そうに見守るお母さんやお父さんの姿も見えます。
前を見て、一生懸命真似をして踊る子供達の姿も微笑ましく、町を挙げてのお祭りです。 -
大人の踊り手がやって来ました。
手の反りと、足のさばき、笠から覗く細いうなじ、色とりどりの端布を縫い合わせた衣装、編笠の赤いリボン。
それらが、篝火に浮き上がり、流麗な動きとなり、魅了します。 -
どの衣装も、それぞれの想いのこもった色調で、次代へ大切につなげている心意気を感じます。
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ひこざ頭巾と藍染浴衣の踊り手です。
ひこざ頭巾は未成年、編み笠は成年だそうです。 -
藍染浴衣も、それぞれの個性に合わせた絞り染めで、袖口の赤が藍染を引き立てています。
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前を踊る先輩のまねをして一生懸命踊る姿に「ガンバレ」の拍手がわきます。
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親子でしょうか?
お揃いの藍染の絞りの浴衣で決めてます。 -
こちらは男性のようです。
頭巾をかぶっているので判定が難しいですが、繊細さの中に踊りがやはり大きくてダイナミックです。 -
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夏の終わりを惜しむ北国の祭り。
エネルギッシュで、もの悲しくて。
ハンブルクに住む娘が、「秋が来ると思うと、せめてその前にパーット南の国行きたいな。」
北国に住む人々の冬への準備.
祭りもその一つかな? -
音頭にあわせた踊りもそろそろ終盤です。
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間もなく九時です。
子供たちは踊りの列からだんだん抜けていき休憩となります。
地面に砂をまき始めています。
帰りの時間もあるので、席を立とうとしたら、隣のおじさんから袖を引っ張られ、「これからが見どころだから見ていきなさいよ。」「『がんげ』が始まるよ。」
そう彼は西馬音内盆踊り三回目のベテランです。初めはもう20年近く前だそうです。「お囃子と踊りとくるっと回るときの砂の音がいいんだよ」「こういう風にね」と砂をまいた地面をくるっと回ってくれました。
夜道の運転は不安だけれど、好奇心が勝ちました。 -
九時
踊り手がそろいました。
お囃子の調子も変わり、第二部の始まりです。 -
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ゆったりと流れながら、びっくりするほど客席近くまで近づいてきます。
編み笠、頭巾のおかげでお互い恥ずかしくありません。 -
「秋田音頭」の歌詞にあるように、祭りで、見初め、見初められたカップル誕生がうなずけます。
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中には、編み笠をかぶって女装の男性の踊り手も現れます。
男性の踊りは、ダイナミックな動きの中にも、繊細さを持ち合わせ、ひときわ目立ち、観衆を魅了します。 -
藍染の絞りの浴衣の袖口の赤も踊りを魅せる大きな要因です。
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こちらもね。
少し先輩かな? -
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まだまだ踊りは続きますが、提灯の明かりを頼りに、駐車場に戻ります。
夜道を頑張って走りました。
22:40
横手駅前のホテルに到着です。
忙しい1日でした。
充実した1日でした。
ホテルには、24時間入浴可の温泉がありますので、ゆっくり疲れを癒し、明日に備えて休みました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- はんなりさん 2017/09/01 11:02:43
- 流麗な盆踊り♪
- oneonekukikoさん
こんにちは(^^♪
編み笠の赤いリボンがアクセント
何より端布の衣装に感動!
しました。
次代につなぐ心意気が流麗な踊りに
表れてるのでしょうね。
画面で見入ってしまいました。
- oneonekukikoさん からの返信 2017/09/01 21:20:54
- RE: 流麗な盆踊り♪
- はんなりさん
西馬音内盆踊りを見ていただき、ありがとうございます。
西馬音内(にしもない)は秋田県内陸の
湯沢に近い雪深い地域です。
踊りの流れるような美しさと、端布を利用した美しい衣装に魅了されました。
たくさんの踊り手の衣装がそれぞれの趣向を凝らした
端縫いや藍染絞りのの浴衣で登場するので
息をつく間も無く過ぎて行く時間でした。
普段は静かなこの地域が、毎年8月16.17.18日の三日間、
盆踊りの熱気に沸き立ちます。
いつもは、しばらく放置のoneonekukikoですが
この夏祭りを見ていただきたくて
珍しく頑張って、早くアップしました。
心に留めていただいて
嬉しく思います。
8月19日の「花輪ばやし」
も又、若者のエネルギーを感じる祭りでした。
oneonekukiko
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