2016/04/29 - 2016/05/08
46位(同エリア247件中)
まつみさん
2016年のGWは憧れ続けたイランへ。
高校の世界史の授業でエマーム広場を見てから、マスジェデ・エマームをずっと見てみたかったのと、
「エスファハーンは世界の半分」というフレーズに惹かれてはいたけど
まさか旅行で行けるとは思わず。
でも4トラで行かれた方の旅行記を見ると意外とハードルは高くない?
というかビザと宿の予約が大変以外は非常に旅行しやすそう?
しかもたまたまイラン行きたい人も見つかった!
ということで憧れのイラン旅行に繰り出しました。
余計なお金は払いたくない!ということで往復の航空券だけ取って
ホテルや交通、ましては旅行日程まで入国後になんとかなるさーでイランに飛び込みました!
結果的には何とかなった!以上にすごく楽しくて充実した旅行でした。
(この旅の1ヶ月後、絶対にないと思ってたアメリカ担当になってしまい
仕事でアメリカに2~3回/年行くことになり、仕方なくアメリカビザを取ったので…)
アメリカのビザの関係がなければまた行きたい!というほどイランの魅力に魅了された10日間でした。
★日程
4/29(金) QR813 0:30 羽田(HND) → 6:15 ドーハ(DOH)
QR482 8:00 ドーハ(DOH) → 11:35 テヘラン(IKA)
4/30(土) IR260 7:00 テヘラン(THR) → 8:30 マシュハド(MHD)
5/1(日) EP3858 16:50 マシュハド(MHD) → 18:35 シラーズ(SYZ)
5/2(月) シラーズ観光
5/3(火) 23:00 シラーズ発(夜行バス)
5/4(水) 7:00 エスファハーン着
5/5(木) 23:00 エスファハーン発(夜行バス)
5/6(金) 6:00 テヘラン着
5/7(土) QR499 23:30 テヘラン(IKA) → 0:05 ドーハ(DOH)
5/8(日) QR812 7:05 ドーハ(DOH) → 22:45 羽田(HND)
★航空券
羽田ーテヘラン往復(カタール航空)95,440円
テヘランーマシュハド 1342,000IRR
マシュハドーシラーズ 2106,000IRR
★ホテル(価格は確かこれくらい…というイメージ)
Mashad Hotel@テヘラン 1,000円/泊
英語名のないホテル@マシュハド 2500円/泊
Anvary Hitel@シラーズ 3,000円/泊
TOUS HOTEL@エスファハーン 2,500円/泊
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夜行バスで再びのテヘランへ。
が、ここでトラブルが!!
トラブルは解決しないけどくよくよしてても仕方ないってことでとりあえず観光です。
来た時はほとんど観光しなかったので改めて考古学博物館へ。
そして現代史では外せない、アメリカ大使館へも足を伸ばしてみました。
「アルゴ」を以前見てたから期待は高まる。
そして翌日は先の便で帰国する同行者と別れ、一人でぶらぶら。
ゴレスターン宮殿とバザールを見て、空港へと向かいました。
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テヘラーン!!
というさけび声で起こされて朝5時前のバスターミナルに降ろされる。
とりあえず市内に行く方法を確認しようと、周りにいる人に地下鉄の駅はどっちか聞いて見たけど
みんなこの辺には地下鉄駅はないと言う。
おかしいなぁ、南バスターミナルから歩いて10分くらいのとこに地下鉄あるはずなのに。
まだ開通してない?と思ってよくよく話を聞くと、
ここは南バスターミナルではなく北側のベイベギー・バスターミナルに居るみたいです。
まぁ、明るくなったらタクシーでまたマシュハドホテル行けばいいか、と休憩室で仮眠を取ることに。
そこで目覚まし念のためかけようと思って携帯を探したら、
なんと、携帯がない!!!
カバンをひっくり返しても全部のポケットを探ってもない!!
急いでバス降りたところから休憩所までの道のりを辿ったけどない…
パニクってたら、タクシーの運転手がなんだなんだと集まって来ました。
携帯をなくしたことを告げるとかわいそうに、と慰めてくれました。
いつもは逆引きで面倒なのに優しい。
(ちなみにこの間、同行者は休憩室で爆睡)
最後にバス会社のカウンターに行ってバスの中に携帯が落ちてないか確認してもらうも
既にバスは次の行き先に向けて出発しちゃってると…。
到着から1時間弱、早い出発で…
バス会社のスタッフが電話で運転手に確認してもらったけど座席付近に携帯は落ちてないそうです。
うーん、ターミナルにないなら夜中にバスの中で携帯触った記憶があるからそこで落としたと思うんだけど…
でももうどうしようもないので泣く泣く退散。
休憩室で夜が明けるのと同行者が起きるのを待って、タクシーでマシュハドホテルへ向かいました。
今回はちゃんとアミールキャビール通りのマシュハドホテルと伝えたから間違えずに着けました。
マシュハドホテルに着いたらあのおじちゃんが出迎えてくれました。
まだ7時過ぎで部屋が空いてないから、おじちゃんの部屋で仮眠してていいって。
ネコの毛が付いたベッドで10時くらいまで仮眠させてもらいました。
部屋が空いたら荷物を移動させてもらって、シャワーを浴びて11時過ぎに観光スタート。
ここまで携帯ショックで写真を撮る余裕がありませんでした。笑
まずはホテルから徒歩15分くらいの考古学博物館へ。 -
まずは別館から。
ここは8世紀以降の美術品が展示されてます。
写真はクジャクの置物。 -
華やかな絨毯。
別館は広くて新しいけど、お皿や絵が多く、
正直、時間がなければ積極的にパスしていいかと思います。 -
本館に移ってソルトマンとご対面。
塩抗で見つかった3世紀のミイラだそうです。なんか怖い。 -
そして牡牛像!
ペルセポリスにあるのはレプリカでこちらが本物です。 -
謁見図も本物が。
細部までよく見える。 -
こちらの牡牛像は全身に楔形文字が刻まれてます。
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こちらも楔形文字文字?
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既に2時過ぎ。
よく考えたら昨日の夜から何も食べてない!
ので倒れそうになりながら考古学博物館の斜め前のレストランへ。 -
お昼ご飯はポロウとチキン。
生き返る~ -
お腹も満たされたので一旦ホテルに帰って休憩。
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しばしホテルで休んでから16時過ぎに再度観光へ。
通り雨が降ったけどすぐに止みました。 -
テヘランって内陸なのに魚屋さんが結構ありました。
処理した内臓は道の排水溝にそのまま捨てるという大胆さ。 -
道を歩く鶏。
売り物かペットかは不明。 -
モスクもあります。
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歩いてたら国会議事堂発見。
これ、写真を撮った後に写真禁止と知りました。
そしてこの写真を撮った1年後にここでテロが起きましたね。
イランではテロは起きないと思ってたのでとても驚きました。
(今のご時世、世界中どこに行ってもテロが起きない場所なんてないだろうけど) -
国会議事堂前の通り。
監視カメラがあったり、国旗があったり。 -
ポストカードのお店ではイラン女子が楽しそうにお買い物。
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暑いのでスーパーでノンアルビールのEfesを買う。
飲みながらお散歩続行です。 -
繁華街的な道に出ました。
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大きな木の上で休む少年。
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こ、こわい。
でもフレンドリーなミツバチさん。 -
イラン女子御用達のおしゃれな靴屋さん。
そうだよね、おしゃれは靴とか限られた部分でしかできないもんね。 -
バス通りを横断して向かうは…
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見えて来ました、目的地の旧アメリカ大使館。
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数年前に映画「アルゴ」を見たので是非来たかった場所。
あの映画もアメリカからの視点でしか書いてないという批判はありますが、
エンターテイメントとしては楽しく見ました。 -
DOWN WITH USA
コカコーラやファーストフード、ディズニーが街中に溢れても対米感情はやはり未だ厳しいことを感じる。 -
門は固く閉ざされ、周辺は高い壁が取り囲んで建物は見えなくなってます。
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早速物騒ないたずら書きが。
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骸骨になった自由の女神と有刺鉄線に囲まれたアメリカ。
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ホメイニー氏。
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旧大使館の写真を撮って歩いてると中から警察?が出て来て呼び止められました。
お前ら、写真撮ってただろう、と。カメラを見せろ、と。
どうやら壁周辺に監視カメラがあり、私たちが写真を撮ってたのを見られてたようです。
そしてここは写真禁止だと。
知りませんでした、ごめんなさい。
で撮った写真を消されて解放してもらえましたが、
その後、急いで取り直したのが上の写真たちです。
急いで撮って急いで地下鉄に乗って立ち去る。 -
ホテル周辺に戻ったらいい時間。
なのでホテルの東側に少し行ったところにあるレストランで晩ご飯。
完全に地元値段で安かった! -
食後の夜のお散歩。
スパイス屋さん。 -
雑貨屋さんも20時過ぎまでやってました。
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イラン人が大好きなスイーツ屋さんも夜まで営業中。
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ちょっと小道を入ると暗い。
今日はいろんなことがあって疲れたー。
ので早めにゆっくり休みました。 -
そして翌日。
私とは別便で午後一の便でドーハへ戻る同行者は空港へ。
そして私は一人で観光して夜の便でイランを発つというスケジュール。
ホテル前で同行者と一旦別れ、観光へ。 -
その前に朝ごはん!
キャロットジュースを頂きます。 -
うーん、やっぱり少し青臭いけど甘くて多分栄養もあるし
意外とお腹にたまるので軽い朝ご飯に最適。 -
観光の前に、最後にもう一度だけバスターミナルで携帯の行方探し。
エマーム・ホメイニ駅の前の広場から82-3のバスに乗って、バスターミナルまで。
バスターミナルに行くかわからないけど、
すぐ近くのアールジャーンティーン広場までは行くみたいなので乗車。
女性は後ろの席に座らなきゃいけない。 -
乗ってすぐにバスが止まって、お姉さんに降りなさいと言われる。
どうやらバスが故障して代わりのバスがすぐに来るらしい。 -
代わりのバスに乗って20分くらいしたら終点に。
バスターミナルが終点でした、やった。
昨日乗って来たバスのカウンターに再度行って事情を話したら
責任者みたいな人が出て来て対応してくれました。
再度、電話で各所に確認取ってくれたけどやっぱり携帯は見つからないみたい。
悲しいけど、スタッフの対応は非常に丁寧で親切なのであきらめがつきました。
帰りも降りた停留所からエマーム・ホメイニ駅へ帰ります。 -
エマーム・ホメイニ駅到着。
周辺は電気や電気部品の問屋街になってる。 -
今日の一番のミッションを終えたので一休み。
お昼はバザール周辺でケバブとペプシを。 -
小さいけど常に人がいっぱいいるお店でした。
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バザールを横目に次に向かうのはゴレスターン宮殿。
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ゴレスターン宮殿は世界遺産に登録されている、かつては宮殿として使われてた博物館。
建物・博物館は全部で7こ。
入口で入場料15,000Rlsを払い、更に各博物館の入場料をそれぞれ5,000Rlsずつ払わなきゃいけないという
お財布にも観光客にも優しくない制度。
中でやっぱりこの博物館見たい!となってもダメです。
とりあえず入場券と2つの博物館のチケットを買いました。
・タフテ・マルマル(入場券で見学可)
・タラーレ・アスリ
・シャムス・オル・エマーレ -
早速、壁の装飾がキレイ!
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まずはタフテ・マルマルから。
大理石の王座は下々の者たちが支えてます。 -
そして柱はライオン?がささえてる。
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至るとこにいる、剣を持ったライオンと背中に乗った顔。
気持ち悪いけど好き。 -
裏側は天井のタイルがすてき
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ネガー・ハーネはパスです。
絵画が保管されてるらしい。 -
ライオンさんが入り口でお出迎えしてくれます
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タラーレ・アスリは鏡の間などなど、豪華な感じ。
でも写真撮れないエリアが多かったです。 -
イラン人も観光に来てます。
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タイルがキレイな建物。
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時計台は修理中。
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暑いので休みながら観光します。
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シャムス・エマーレはヨーロッパ建築を取り入れて作った建物。
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窓のステンドグラスがきれい。そしてら窓の向こうには休憩中のお二人
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こちらにも鏡の間。
写真ではこの煌びやかさが十分伝わらないのが悲しい。、 -
ツボの形?
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シャンデリアと鏡。
天井も高く、豪華な作りでした。 -
入口で2人の男性がお出迎えしてくれる建物。
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バードギールは見るだけ。
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豪華な宮殿でした。
入口方面へ向かいます。 -
噴水は枯れてる
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出口を出た所にある庭園もきれいでした。
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さて、バザールへ向かいます。
大量のお菓子。 -
そして大量のぬいぐるみ。
これだけあると恐怖。 -
中庭的なとこ。
工事中ですね。 -
バザールの中にモスクもあった!
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さて、宛先もなくとりあえず歩き回ります。
通りによっては人がいっぱい。 -
旗と謎の看板が飾ってある
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ここは絨毯屋さん?
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写真撮ったら見られた。
2人ともいい顔してるなー。 -
袋やテープを売ってるお店。
この品揃えでやってけるのかな? -
みんな憩ってます。
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何%オフなの?
そして右から読むのにまだ違和感。、 -
そろそろ早めの夕食を食べて空港へ行こうかしら。
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ゴレスターン宮殿の時計台の裏側
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まだ時間があるなーとベンチで休憩してたら話しかけて来てくれたおじさま。
ドライフルーツのお店をやってて、日本から来たと言ったら喜んでドライフルーツくれました。
レーズンもイチジクもおいしくて機内でのおやつに重宝した!
タジュリーシュ広場周辺がオススメって言ってたけど、もう時間がないので行けないね。 -
ブラブラゆっくり歩きながら最後のテヘランを楽しむ。
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とりあえず、適当にお店に入って夕ご飯。
庶民的な食堂っぽいところでケバブを。
店先に串が並んでるから指差しで注文できました。 -
17時でまだ早めの時間でお客さんがわたししか居ないから親切にしてくれた店員さん。
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チキンとつくねのケバブ。
野菜が美味しかった!
これで400円くらい。 -
写真撮って、と肩を組む2人組。
女性1人でフラフラしてても嫌な感じは全くなかったなー。 -
ホテルに戻ってシャワーを浴びさせてもらって荷物を持って空港まで。
(朝、いつもとは違うスタッフに夕方シャワー浴びれるか聞いたときはお金払ってって言われたけど、
改めていつものおっちゃんにシャワー浴びていいか聞いたらいいよ、いいよーと軽くOK。
このおっちゃんホテル内ではスカーフ巻かなくてもいいって言ってくれるし、ゆるくて大好きだなー)
夕方はテヘランは渋滞するから、と19時にタクシーを頼んでました。
(タクシーというか、ホテルお抱えの白タク?)
イランテクノを流しながらなかなか荒い運転をしてたけど、いきなりスピードが落ちて最後は止まる。
どうしたんだろう?と思ったらエンスト?かなにかを起こしたらしい。
午前のバスに続き、本日2回目のトラブル! -
もう完全に動かない感じに。
そしたら運転手が友達?か誰かに電話してくれて代わりの車を手配してくれました。
あと10分くらいでくるから、ごめんねと何回も言われたけど、
恐らく時間の余裕はまだあるし大丈夫ーと気長に待ちました。
そしたら本当に10分くらいで代わりの車が来て、荷物を移し替えて友達の運転で空港まで。
この友達も絶対に白タクだと思う! -
予想通り1時間くらいで空港に着いて、離陸まで2時間半、かなり時間を持て余す系に。
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空港の出発ロビーは大混雑。
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かなり時間に余裕があると思ったら、どの航空会社のチェックインカウンターも長蛇の列。
1時間くらいかかってチェックイン出来たから早めに来て良かったー。
そして今までどこにいたの?ってくらい日本人がいっぱいいました。 -
無事にイミグレも通過して制限区域へ。
お店もいっぱいあるしスーパー的なのもあってかなり快適な空港! -
最後にリアルを使い果たすためにレモンビール(ノンアル)を頂きます。
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定刻の23:00に離陸です。
さらばイラン。とってもいい国だった! -
離陸して30分くらいで機内食。
イラン便だからアルコールはないと思ったらあった!!
10日ぶりの禁酒を解く!!
ビールおいしーーーー!! -
機内食はラムのミートボール。
これもいい感じのラム臭さで非常に好みの味でした。 -
定時でドーハに到着。
スカーフを取れるってとっても楽チン。
早い便でドーハに入ってシティーツアーに参加してた同行者とここで合流。
またしてもわたしより早い成田便に乗るまで仮眠室で1時間半くらいグダグダしてました。
向こうの搭乗ギリギリで搭乗ゲート前でお別れ。 -
7時間の乗り継ぎの残り時間も仮眠室でグダグダ過ごして無事に羽田便に搭乗です。
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7:05の便だから最初の機内食は朝ごはん。
ドーハの空港で夜を明かした感じですね。
カスタードソースのクレープ。甘かった… -
到着前の機内食。
22:45羽田着で終電考えると早めに着いてくれると嬉しいなーと思ってたけど、そこは定時到着。
そしてGW最終日だからか荷物がなかなか出てこない!!
結局、羽田からの電車での終電にギリギリ乗れなくてバスで都内まで。
バス降りてからはタクシーかなー痛い出費だな、と思ってたら運良く終電が出る2分前に駅到着!
乗りたい路線はいつも他の路線との乗り継ぎ待ちで5分は遅れるからチャンスあるかもしれない!!
とスタッフに終電があるから荷物早く出してーと急かして、荷物をピックアップして一か八か改札までスーツケース持ってる猛ダッシュ。
そしたら予想通り終電が遅れてて無事に電車で帰れました。
猛ダッシュで残ってた体力を全て使い果たして翌日からの会社は辛かった…。
でも携帯無くしたことを考えてもすごく楽しい旅行だった!
アメリカのビザ問題がなければまた行きたい!
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