神様と仏様に会いに行く　戸隠神社と善光寺 2017

2017/08/12 - 2017/08/13

旦那さんが、善光寺に行ったことないから行ってみたいって言いだして。
えーっ。お盆なんて大渋滞じゃないかー！って思ったけど、急な仕事が入ってしまったりする人だから、行けるときに行っとかないと！と急遽計画。

１週間前からちょこちょこと、空きが出ないか宿泊サイトをチェックして。
善光寺の他にどこへ行く？

長野市内から車で１時間ほど。戸隠神社。
天照大神が岩屋へお隠れになったとき、外が楽しそうで、え？何？なにやってるの？って少し岩戸を開けてみたら力づくで開けられちゃって外に出てきたって神話があるじゃないですか。その案を考えた神様と、岩屋の前で舞を披露した神様と、岩戸をこじ開けた神様がここにいるって！
なんだかすごそうだ。行かなくちゃ。

渋滞覚悟で朝５時出発。行きは戸隠まで４時間半でしたが、帰りは長野から６時間半かかりました。。。

エリア 戸隠・鬼無里(長野)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

戸隠神社　中社。

裏の無料駐車場に車を停めました。
駐車場からだと横から入る感じになるので、正面の鳥居まで回って神様にご挨拶。

鳥居をくぐり、階段を上ると立派な杉の木。樹齢800年ですって！三本杉と呼ばれており、鳥居の前にあと二本あります。
これとは別に本殿前に御神木があります。

こんな急な階段を上りますよ。この先ずっと奥社まで上りが続きます。

天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)が御祭神。
天照大神が天岩戸にお隠れになったとき岩戸を開くきっかけを作った神様です。

うずら屋さんで開店待ち。
着いてすぐに名前を買いておきました。10時に開店し最初のお客さんが入ると、それ以降の人は名前を呼ばれたときにいなくても大丈夫のようです。お店の前に大行列をつくらない為だと思います。
目安時間が書かれた紙を見ると私たちは12:00～13:00でした。

雨が結構降ってきたので、合羽を着て、トレッキングシューズに履き替えて、奥社に向かいます。
途中から雨のせいで足場がかなり悪かった。

徒歩20分ほどで到着。
奥社入口前で腹ごしらえのおやき。ここから奥社まで40分だっていうからね。

雨はだいぶ小降りになりました。
鳥居の向こうに森が広がり、もうすでに清々しい気分。

はぁ。気持ちいい。
どうですか？この入口の雰囲気。神様に会いに行くのに、心が落ち着いていく感じがします。

随神門。
この向こうに杉並木が続きます。

雄大な杉並木。
お社への通りを整備し、植樹したのは約400年前だそうです。

歩き始めは緩やかな上りだったんですけどね、後半は結構でしたよ。筋肉痛になりそうな。足もと悪いし。トレッキングシューズに履き替えてよかった。
絶対サンダルはやめた方がいいです！

奥社。
御祭神は天手力雄命（あめのたぢからおのみこと）

岩戸を力で開けた神様。開運・心願成就の他、スポーツの神様としても人気のようです。

九頭龍社。
御祭神は九頭龍大神（くずりゅうのおおかみ）

水の神・雨乞いの神・虫歯の神。
え？虫歯？虫歯ができないようにお願いしました。

帰る頃にはすっかり晴れ。木漏れ日もまた気持ちいい。

戸隠神社は、奥社・中社・九頭龍社・宝光社・火之御子社の五社からなります。今回は時間の都合でここまで。

随神門の萱葺き屋根に草が芽吹いていました。
雨のしずくが輝いて、なんだか幻想的。

ところで開けた天の岩戸が飛んできたのが戸隠らしいですよ。伊勢から飛んできたのかなぁ。

うずら屋で昼食です。
この わさびすりすり をしたかったんだー。
頼んだのは大盛りで、７ぼっちでした。ぼっちは蕎麦一束。戸隠蕎麦の特徴だそう。

野菜天盛り合わせも注文。

昼食を終え、長野市内へ。

ドーミーイン。
大浴場があるのでお気に入り。都市部に泊まるときはよく使います。

ビジネスホテルなので部屋は狭いけど、部屋着があるし、飲んだ後の夜鳴きそばもいいんだよねぇ。

まだ15時半。とりあえず温泉に入って、汗を流すことに。
なんと！テレビで大浴場の混雑状況がわかるようになっていた。
レストランの混雑状況もわかります。

長野駅周辺をぶらぶらして、適当に入った居酒屋鶴亀。
長野の居酒屋って特に、これ食べないとね、というものはありませんでした。でもおいしかったのよ。和風な空心菜炒めは初めて。

利き酒セットは長野のお酒7種類から選べるようになっていました。
私は真ん中、北信流がおいしかったな。小布施町のお酒。小布施町には行ったことがないし、ぜひ栗の季節に行ってみたいです。

２日め。
車は駐車場に置きっぱにして、バスで善光寺に向かいます。

ぐるりん号。１回150円。普通の路線バスでも行けます。

バスを降りたら上り坂。参道を少し行くと仁王門が見えてきました。

仲見世通りは大賑わい。

善光寺。
本田善光が今の長野県飯田市でご本尊をお祀りし、６４２年 現在の地に遷座。

御本尊は一光三尊阿弥陀如来。
５５２年　仏教伝来の折りに百済から日本へ伝えられた日本最古の仏像といわれています。でも絶対秘仏なんです。
遠くから拝みます。

次の日からお盆縁日ということで準備がされていました。

梵鐘。
長野オリンピックの開会の合図として使われたそうです。

大勧進では蓮の花が咲いていました。
こんなに近くで見たのは初めて。中はこんなふうだったんだー。

次は山門に上ります。あの鳩字の額のあるところです。

山門からの景色。
善光寺から長野駅までまっすぐ。参道の賑わいがよくわかります。
そしてすぐ近くを山に囲まれ、街と自然がうまく隣り合わせで繁栄していったのだろうと思いました。

景色を眺めていた場所から上を見ると『善光寺』の額が。
この中に鳩が５羽。４羽はすぐにわかったけど、残り１羽は、ん？これ鳩かなぁ？

善光寺探訪ガチャみくじ。文化財編とお朝事編とあり。
文化財編の５種類の内４種類が欲しいものだったのに、出てきたのは残りの１つだった…。

出てきたのは鳩字の額。おみくじは小吉。
お正月が成田山新勝寺で凶だったから、少しは良くなったのかしら。

『牛にひかれて善光寺』の土鈴を購入。
善光寺に行くのに、戸隠神社も行けて、おいしいお蕎麦も食べられて。やっぱりおいしいもの食べると記憶に残るな（笑）