2017/08/03 - 2017/08/09
1201位(同エリア3072件中)
あざやんさん
ほぼ恒例となりつつある欧州夏旅、今年はオランダを訪問。
目的はゴッホにフェルメール、レンブラントなどの名画を見倒すこと。
ツアーだとゆっくり美術館巡りできーん! ということで、エアーとホテルだけの手配旅行です。
エアーは直行便のKLMですが、ホテルは「スタンダードクラス」という触れ込みで「未定」での申し込みでした。
で、旅程表が来たら、まさかの「ベルフォート」ホテル。
このホテルはトリップアドバイザーでけなし倒されていて、アムステルダム367軒中348位とランキングされているのです(2017年8月11日現在)。
さらに口コミの過半数が「とても悪い」との評価です。
ここまでディスられてるホテルなら、逆にネタになるなと前向きに考えて行くことにしましたよ。
ベルフォートホテルは、そこまで酷いのか?
そのあたりのレポートも踏まえながら、今回の旅行記となります。
【日程】
8/03(木):関空⇒アムステルダム
8/04(金):ゴッホ美術館、ダム広場、アムス中央駅、ワーテルロー広場
8/05(土):クレラー=ミューラー美術館、アムステルダムプライドパレード
8/06(日):マウリッツハイス美術館、デルフト焼工房、デルフトフラワーパレード
8/07(月):国立美術館、市立美術館
8/08(火):荷物まとめ、スキポール空港へ
8/09(水):関空着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道
-
KL868にて関空からアムステルダムへ。機材はボーイング787.
朝10時30分頃の出発だから、機内食を食べてすぐ寝る、という訳にもいかず、機内で6時間以上も遊んですごすことに。
最初の機内食は和食が「チャーハンと魚の竜田揚げ」、洋食が「チーズハンバーグ」といういずれもハイカロリー食でした。
画像はチーハンですが、パンにはさんでハンバーガーにすると、変化があってよかったです。ハイ。 -
スキポール空港に着いたら、オランダ国鉄でレリラーン駅を目指します。
今回我々は ov-chipkaart を購入しました。
これはガイドブックではあまりオススメされていません。
なぜかというと、使用にあたっていろいろ制約があり、下手な使い方だと損するからです。
こいつのデメリットは、
①発行料金が7.5ユーロかかり、これは取られ損となること。さらにカード支払の場合は0.5ユーロの手数料が上乗せされる。
②日本のような「出口課金」ではなく、改札入場時に国鉄は20ユーロ、アムスのメトロは4ユーロ「仮引き落とし」され、出口で「払い戻し」となる。入場時に足りないと電車に乗ってはならず、乗ると不正乗車とみなされる可能性が高い。また、出口改札をミスると大損する場合がある。
③残額の払い戻しは手数料がかかったりして、非現実的。
④カードの有効期間は5年。
⑤国鉄に乗る前には1等または2等の乗車クラスを決定する「アクティベーション」処理を国鉄窓口で行う必要がある。
日本のスイカやイコカがどんだけ良心的なんだ! ってな鬼畜カードですね。
でも、買うだけのメリットもあるのです。
①国鉄・地下鉄・トラム・バス、オランダ全土の公共交通機関共通なので、残額さえ管理できればストレスフリーで乗車できる。
②トラムの「一時間券」や「一日券」は、実は相当ぼったくっている。 ov-chipkaart は距離課金なので、ちびちび乗車する場合は割安になる。
③車内検札でも ov-chipkaart を見せれば端末チェックでOK(入場時の仮引き落としされてる前提)。仮に電車を間違っていても ov-chipkaart で乗車していれば理論上は問題ない(ハズ)。
メリットの数が少ないですが、①の価値が大きいのです。 -
スキポール駅からレリラーンまでは一駅、7分、3ユーロです。
レリラーンでトラムに乗り換え、二駅で「スリナムプレイン」に到着。
そこから徒歩1分程度でベルフォートホテルです。
立地はいいですね。
トラム駅とレリラーンへのアクセスの良さは特筆に値します。 -
我々が通されたのは、グレーを基調としたシックなお部屋。
このお部屋がですな、地下なんですよ、地下室。
チェックインした際に" Your room is downstair."と聞いて、耳を疑いましたから。
でも、欧州の地下室ってのは温度変化が少なくて、実は居住に適しているのかもしれないと前向きに考えることにしましたよ。幸い採光窓があって光と空気が通っているので閉所感は無かったし(トリップアドバイザーのコメントでは、地下で窓無しに泊まった人の怨嗟の声もあります)。
エアコンなしですが、ファンでサーキュレーションは利きました。
地下室に対する嫌悪感は初日だけで、人間慣れると地下も普通になってしまうのでした。 -
このホテルの問題点として最大な事は、地下室よりもシャワーブースの仕切りが無いこと。
せめて床がパンならましなのだが、それすらない。
どういう設計思想なのか?
おそらくこのようなシャワーブースだと、バシャバシャとシャワーするわけにはいかないだろう。おとなしく水量も控えめにせざるを得なくなる。
つまり必然的にお湯の消費が抑えられることとなるため、地球環境に配慮したデザインといえるのだ。何という深謀遠慮であろうか……(ほめ殺し)
まあ冗談はさておき、我々はバスタオルを一枚犠牲にして「土手」を床に設け、トイレ側に水が行かないようにしましたよ。一応傾斜しているみたいでトイレ側の床はズブズブにはならなかったけど、せこいシャワーしかできんかった。 -
これは別の日の朝に撮影したホテルの入る建物全景です。
ホテルは地下1階~地上2階(日本式カウント)に入っていて、上階層は集合住宅のような雰囲気でした。
周辺環境は問題ありませんでした(静かで、落ち着いていました)。
歩いて6~7分のところにスーパーマーケットがあり、そこでパンやフルーツを買って夜食をとり、到着日はおとなしく眠りにつきました。
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