ベナレスに行ってみる。

2017/05/03 - 2017/05/07

バラナシ行ってガンジス川で沐浴する・・

どーでもいい事ですが、ある種の人にとっては
「やらずに死ねるか！」な事ですよね。

では行ってみましょう。

あっ、やたら取りづらいと評判のビザが要りますが、ネットで落ち着いて申請書作ったら安価にてスムーズに取れるので、深く考えず取っちゃいましょう。

エリア バナーラス (バラナシ)(インド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回はエクスペディアさんを利用させて頂いて、福岡発ソウル経由での飛行です。

北朝鮮とアメリカさんが不穏な空気漂わせてるんでサクサクッと乗り換えたいとこですね。

スニーカー忘れました。

クロックスオンリーですが頑張って行きましょう。

デリー空港ではサリー姿のバービーさんに迎えられてバラナシ行に乗り換えです。

嫁の鼻が良すぎるので新市街の方に宿を取ります。

新市街と言いましてもホテルの裏は牛君がのびのびとゴミを食み実に牧歌的です。

オートに乗ってガンガーへ行ってみましょう。

人,埃,牛,犬,糞,臭い,人,埃,牛,犬,糞,臭い・・そして屍焼臭・・

見えてきましたね。

むむむーっ！

正しい日本人の大人なら触りたくないレベルの川のようですね。

いい感じです。

ブルー・ラッシーです。

口コミ通り美味しいです。

椎名誠さんが言うところの
「頭の上から川岸の左右から背中の向こうから何か狂った女が喉をかきむしり鍋を叩いて希望と絶望の歌をぶっ壊れマイクの前で呪いと喜びをまぜこぜにして一心不乱にがなりたてているようななんともすさまじい声とめちゃくちゃな旋律の音楽がくねくねひゅるひゅるビャアビャアと鳴りまくっていた。」
というプージャを待ちます。

牛君の散水車並みの放尿に注意です。

プージャ自体、待ってまで見る価値があるかというと・・うーむです。

明けてガンガーです。

ボートに乗りましょう。

せっかくなんで漕ぎましょう。

・・・泳いでるってわけではなさそうですね。

昨日陸上で同じような形で逝きながら放置されている動物たちを数体見ましたのでこの子はかなり運がいいようです。

聖なる川です。

川へ供える花売りが必ず来ます。

値段を聞こうが一つでいいと言おうが、とりあえず流せと言います。

二つ目に火をつけたとこで吹き消してケンカしましょう。

そして一つにいろんな感謝の念を込めて気持ちよく流しましょう。

沐浴しましょう。

水質の悪さにたじろぎ怖気づいてしまいそうですが、本来の目的なので頑張りましょう。

沐浴したものしか足裏に感じられぬガ―ト側のぬるり、対岸不浄の地のサラサラを存分に楽しみましょう。

まぁいろいろと言われてますが、私の場合「水中で目を開けない！」「とにかく飲み込まない！」だけ守れば、軽いうがいだけで平気でした。

やる事やったんで帰りましょう。

ホテルから空港までタクシードライバーと交渉し、800と決めました。

500と1000しか持ってなかったんで、着いて1000を渡すとお釣りが無いと言います。

じゃあお釣りを作れと言っても笑って誤魔化します。

はい、口ゲンカですね。

しかし無駄なカロリーは使いません。

500を押し付けて笑顔で空港へ入りましょう。

ちなみにこちらの空港の男子トイレウンココーナー、トイレットペーパーを設置する金具すら付いてません。

手洗い場に散らばる黒いツブツブは危険なんで触らないようにしましょう。

デリーで１日あるんでジャーマー・マスジド東側の市場へ行きましょう。

ここへはサイクル・リキシャで来ました。

運賃は破格の10と答えます。

二人で10かと確認すると「そうだ」と答えます。

着いてチップ込みで15渡すと・・はい始まりました。

「ヘイマスター、俺は50と言ったんだぜぃ。」
　
面倒臭いんで嫁に撮らせてた交渉動画見せて帰します。

いい時代になりました。

インド、それは一生分の口ゲンカが出来る国。

こりゃまた来るな・・って国ですね。

おっと、デリー空港は搭乗２,３時間前しか入れてもらえないので、早く行き過ぎると隣のビルのエアコンがかろうじて効いているエリアにて思い思いのスタイルで待機することになるのでご注意あれ。