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コソヴォの世界遺産は一つだけだが、4つの修道院が登録されている。それぞれ首都プリシュティナ郊外(タクシーで15分位)、ペヤ、デチャニ、プリズレンという街に点在している。ペヤとプリズレンはプリシュテイナからバスで2時間弱のところ、デチャニはペヤからさらにバスで30分行ったところにある。<br /><br />昨日(5月5日)には、プリズレンまで2時間バスに乗って出かけたが、世界遺産の修道院は修復中のためか、中に入ることができなかった。6日は、リベンジと思い、点在する3つの世界遺産を一日で駆け巡る計画を立てた。シャワールーム騒動で出発が当初より遅れて朝9時すぎになってしまったので、まさに時間との勝負であった。<br /><br />ホテルからバスターミナルまでタクシーで15分位、そこからペヤまで路線バスで約2時間弱。バスの時刻表はネットで少し調べていたが、実際は本数が少なく、出たとこ勝負の感があった。11時20分頃ペヤに着いたが、観光案内所に立ち寄ろうと街を歩き始めたものの、土曜のためオフィスはクローズ。バスターミナルからタクシーで行けば15分位のところにその修道院はあるが、乗りそびれたため、約1時間歩き続け、12時20分頃やっと辿り着いた。<br /><br />修道院はNATOの平和維持軍が警備しており、入口でパスポートを預けるシテムであった。修道院は13世紀のものであるが、中は撮影禁止。帰りも歩くとなったら、時間のロスで大変と思っていたが、運よくタクシーをつかまえることができた。ターミナルに戻り、そこからデチャニ行のバスに乗り換えた。たまたま着いてすぐに出発するバスがあり、13時10分頃にはデチャニに到着していた。降りてすぐタクシーをつかまえ、片道15分はかかるが、向こうでの待ち時間料金も含め、8ユーロで交渉成立。<br /><br />デチャニの修道院もパスポ-トを入口で預け、タクシーを待たせて10分ほど見学したが、残念ながらやはり内部は撮影禁止。見学後、タクシーに乗ったところまで戻って、そこでペヤに戻るバスを待った。本数が少ないので、すぐには無理かなと思ったが、3分も待ったら運よくバスが来た。そんなわけで14時50分にはペヤのバスターミナルに戻ることができた。これまたラッキーにも、5分も待たずにプリシュティナ行のバスに滑り込むことができた。 時刻表によると1時間45分位かかることになっていたが、これまたラッキーにも1時間ちょっとで、16時すぎにはプリシュティナに戻ることができた。<br /><br />郊外の修道院のオープンの時間が17時までとなっていたので今回の強行スケジュールではとても無理かなとも思ったが、何と16時20分頃には最後の修道院に辿り着いていた。バスの乗継時間がスムースにいったおかげであり、本当にラッキーであったといえる。<br /><br />これでコソヴォの世界遺産の4つの修道院すべて見学することができた。たった2泊であったことを考えるとよく見で回れたものと自分ながら感心する。どの修道院も内部のフレスコ画は保存状態もよく、まさに眼を見張るほどの素晴らしさであった。NATO軍が厳重に警備しているのもうなずけるが、写真撮影ができないのが残念であった。コソヴォに行ったことのある日本人はまだ極めて少ないと思うが、是非一度コソヴォにも足を運ばれることをお奨めする。<br /><br />写真はペヤ総主教修道院<br /><br />コソヴォ旅行アルバム: <br /><br />https://www.youtube.com/watch?v=1NGZLMGEAJM&amp;feature=youtu.be

コソヴォの世界遺産の修道院をはしご

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2017/05/05 - 2017/05/07

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浪漫飛行

浪漫飛行さん

コソヴォの世界遺産は一つだけだが、4つの修道院が登録されている。それぞれ首都プリシュティナ郊外(タクシーで15分位)、ペヤ、デチャニ、プリズレンという街に点在している。ペヤとプリズレンはプリシュテイナからバスで2時間弱のところ、デチャニはペヤからさらにバスで30分行ったところにある。

昨日(5月5日)には、プリズレンまで2時間バスに乗って出かけたが、世界遺産の修道院は修復中のためか、中に入ることができなかった。6日は、リベンジと思い、点在する3つの世界遺産を一日で駆け巡る計画を立てた。シャワールーム騒動で出発が当初より遅れて朝9時すぎになってしまったので、まさに時間との勝負であった。

ホテルからバスターミナルまでタクシーで15分位、そこからペヤまで路線バスで約2時間弱。バスの時刻表はネットで少し調べていたが、実際は本数が少なく、出たとこ勝負の感があった。11時20分頃ペヤに着いたが、観光案内所に立ち寄ろうと街を歩き始めたものの、土曜のためオフィスはクローズ。バスターミナルからタクシーで行けば15分位のところにその修道院はあるが、乗りそびれたため、約1時間歩き続け、12時20分頃やっと辿り着いた。

修道院はNATOの平和維持軍が警備しており、入口でパスポートを預けるシテムであった。修道院は13世紀のものであるが、中は撮影禁止。帰りも歩くとなったら、時間のロスで大変と思っていたが、運よくタクシーをつかまえることができた。ターミナルに戻り、そこからデチャニ行のバスに乗り換えた。たまたま着いてすぐに出発するバスがあり、13時10分頃にはデチャニに到着していた。降りてすぐタクシーをつかまえ、片道15分はかかるが、向こうでの待ち時間料金も含め、8ユーロで交渉成立。

デチャニの修道院もパスポ-トを入口で預け、タクシーを待たせて10分ほど見学したが、残念ながらやはり内部は撮影禁止。見学後、タクシーに乗ったところまで戻って、そこでペヤに戻るバスを待った。本数が少ないので、すぐには無理かなと思ったが、3分も待ったら運よくバスが来た。そんなわけで14時50分にはペヤのバスターミナルに戻ることができた。これまたラッキーにも、5分も待たずにプリシュティナ行のバスに滑り込むことができた。 時刻表によると1時間45分位かかることになっていたが、これまたラッキーにも1時間ちょっとで、16時すぎにはプリシュティナに戻ることができた。

郊外の修道院のオープンの時間が17時までとなっていたので今回の強行スケジュールではとても無理かなとも思ったが、何と16時20分頃には最後の修道院に辿り着いていた。バスの乗継時間がスムースにいったおかげであり、本当にラッキーであったといえる。

これでコソヴォの世界遺産の4つの修道院すべて見学することができた。たった2泊であったことを考えるとよく見で回れたものと自分ながら感心する。どの修道院も内部のフレスコ画は保存状態もよく、まさに眼を見張るほどの素晴らしさであった。NATO軍が厳重に警備しているのもうなずけるが、写真撮影ができないのが残念であった。コソヴォに行ったことのある日本人はまだ極めて少ないと思うが、是非一度コソヴォにも足を運ばれることをお奨めする。

写真はペヤ総主教修道院

コソヴォ旅行アルバム: 

https://www.youtube.com/watch?v=1NGZLMGEAJM&feature=youtu.be

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  • 古都プリズレンの旧市街から古橋と城塞を臨む

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  • プリズレンの城塞 街が」一望できる

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  • プリズレンの城塞から見たプリズレンの全景

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  • ガーズィ・メフメット・パシャ・ハマム(トルコ式公衆浴場 16世紀)

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  • プリズレンの旧市街にあるレヴィシケの生神女教会(世界遺産)

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  • スイナン・パシャ・ジャミーア(イスラム寺院)石橋の近くにあり目立つ

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  • プリズレンの石橋にて

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  • 考古学博物館の時計塔

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  • ブルー・ブリッジ・オブ・ラブ(橋の欄干に南京錠が愛の印としてかけられている)

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  • ペヤの殉教者広場

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  • ペヤ総主教修道院(世界遺産)

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  • ヴィソキ・デチャニ修道院(世界遺産)ペヤの南15㎞にあるセルビア正教の修道院 1327年から8年かけて完成

    ヴィソキ・デチャニ修道院(世界遺産)ペヤの南15㎞にあるセルビア正教の修道院 1327年から8年かけて完成

  • グラチャニツァ修道院(世界遺産) プリシュティナの東10㎞にある<br />1321年に建設 内部のフレスコ画が素晴らしい

    グラチャニツァ修道院(世界遺産) プリシュティナの東10㎞にある
    1321年に建設 内部のフレスコ画が素晴らしい

  • グラチャニツァ修道院内部のフレスコ画

    グラチャニツァ修道院内部のフレスコ画

  • スカンデルベグ(中世アルバニアの君主)像

    スカンデルベグ(中世アルバニアの君主)像

  • 時計塔(プリシュティナ)高さ15m

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  • マザー・テレサ大通り(歩行者天国)

    マザー・テレサ大通り(歩行者天国)

  • チャルシャジャミーア 1389年 ムラト1世が建設したモスク

    チャルシャジャミーア 1389年 ムラト1世が建設したモスク

  • FBIビルディング  屋上に自由の女神像がある

    FBIビルディング  屋上に自由の女神像がある

  • プリシュティナ国際空港

    プリシュティナ国際空港

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