2017/07/24 - 2017/07/24
26位(同エリア641件中)
かっちんさん
行田市(ぎょうだし)の天然記念物に指定されている「行田蓮」(古代蓮)は原始的な形態を持つ1400年~3000年前の蓮であると言われています。
古代蓮の里にほど近い公共施設建設工事の際に、偶然出土した種子が自然発芽し甦り、池に開花しているのが発見されました。
古代蓮の里では、行田市のシンボルともなっている古代蓮と41種類の花蓮を6月下旬~8月上旬に見ることができます。
また、色彩豊かな田んぼアートは今年で10周年を迎え、高さ50mの展望タワーから眺めることができます。
旅行記は、古代蓮の里、行田市役所観光などのホームページ・資料を参考にしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
トランスイート四季島(車窓)
川崎から上野東京ラインの普通電車に乗り、行田へ向かっています。
尾久車両センターの脇を通過すると、四季島が待機しています。
今日7/24(月)は3泊4日コースの出発日、上野発11:40です。 -
鉄道博物館(車窓)
大宮駅を過ぎると鉄道博物館。
野外にDD13ディーゼル機関車とキハ11気動車が展示されています。 -
東北新幹線と並行して走る「ニューシャトル」(車窓)
横から見ると、顔の形をしていますね。 -
行田周辺の地図
JR高崎線行田(ぎょうだ)駅に到着。
「古代蓮の里」は、JR行田駅と秩父鉄道行田市駅に囲まれた行田市にあり、どちらの駅からも市内循環バスで行くことができます。 -
JR行田駅前バス停
「古代蓮の里」までは、蓮の開花期間中(2017年6月24日~7月30日)シャトルバス(200円)が出ています。 -
市内循環バス
「古代蓮の里」を通る観光拠点循環コースのバスは毎日運行しており、運賃が150円です。
かっちん夫婦は、10:20発の左回り循環バスに乗ります。 -
左回り循環の小型バス
-
「つぼみちゃん」のお出迎え
「古代蓮の里」に到着。
「つぼみちゃん」は、古代蓮会館のマスコットキャラクターです。 -
「古代蓮の里」案内図
出入口(地図の下側)から入り、世界の蓮園、展望タワー、水鳥の池、水生植物園などをまわります。 -
世界の花蓮
「世界の蓮園」には、19種類の蓮が育てられています。
では、蓮の花を鑑賞します。 -
これは「原始蓮(げんしはす)」
花色は濃いピンク色で退色が早く、花弁基部近くは白くなり、条線は鮮明。
大賀一郎博士が原始的な蓮として命名しました。 -
イチオシ
条線の美しい「原始蓮」
-
「一天四海(いってんしかい)」
花色はやや黄色味のある白地の縁に紫紅色の不規則な帯状の紋が入る斑蓮。
一天四海とは、全世界を意味します。 -
花びらの多い「碧台蓮(へきだいれん)」
花弁数100~120枚の八重咲種。
花色は白色でやや緑色を帯びています。
江戸時代から伝わるものです。 -
「瑞光蓮(ずいこうれん)」
花色は白い地にピンク色の爪紅となります。
開花初日はピンク色が比較的濃く、その後後退し白粉のような白さとなります。 -
白粉のような白さになった「瑞光蓮」
-
「毎葉蓮(まいようれん)」
花色は濃いピンク色で、条線は鮮明。
各立葉毎に花をつけるほど花つきが良いことからこの名がつけられました。
江戸時代から伝わるものです。 -
ほろ酔いぎみの「酔妃蓮(すいひれん)」
開花初期は全体にピンク色をしていますが、次第に白色となり、先端だけピンク色が残ります。
酔ったお妃の顔のように見えます。
江戸時代から伝わるものです。 -
純白の「白万々(はくまんまん)」
花弁は蕾から開花直前頃までは緑色を帯びていますが、開花後は純白となります。
江戸時代から伝わるものです。
緑色の蕾も見えます。 -
純白の「西光寺白蓮(さいこうじびゃくれん)」
花色は純白で外弁はわずかに緑色を帯びています。
大阪府和泉市の西光寺に伝えられている白蓮です。 -
素敵なピンク色の「姫蓮(ひめはす)」
花色は濃いピンク色で、条線は鮮明。
比較的小型で花付きが良いです。 -
蓮園の道
蓮畑の中を歩ける木道があります。 -
「王子蓮(おうじれん)」
花色は淡黄のクリーム色。 -
花びらの先端が淡紅色の「舞妃蓮(まいひれん)」
花色は淡黄色のボカシに淡紅色が入ります。 -
濃いピンク色の「明光蓮(めいこうれん)」
花色は濃いピンク色で花弁基部にわずかに黄色が見られ、退色は遅く3~4日目に淡いピンク色になります。 -
イチオシ
淡いピンク色になった「明光蓮」
-
花びらの多い「誠蓮(まことはす)」
花弁数120枚前後の八重咲種。
花色は鮮やかなピンク。
お盆の切花用として栽培されています。 -
イチオシ
美しい「即非蓮(そくひれん)」
花色は桃色で、条線は鮮明。
江戸時代の初めに中国僧、即非禅師が招来したとされる蓮です。 -
園内のうどん店
「ぶっかけ蓮きんぴらうどん」を昼食にします。 -
こぜにちゃん
行田で誕生したご当地グルメ「ゼリーフライ」のキャラクターです。 -
これが「ゼリーフライ」
日露戦争の時、中国から伝わった「野菜まんじゅう」で、ジャガイモにねぎやにんじん、さらにたくさんのおからが入っているフライです。
小判形なので「銭フライ」と言われていたものの「銭」がなまって「ゼリーフライ」となったとか。
2015年に行田駅近くで食べた時の写真です。 -
展望タワー
古代蓮会館にたつ地上50mの展望台で、展望室から田んぼアートが眺められます。
古代蓮会館は、蓮の開花時期(6月下旬~8月上旬)は無休、入館料は400円です。 -
展望室からの眺め
エレベーターで展望室(ビルでは約17階の高さ)に上がると、360度の景色が眺められます。
これは古代蓮池です。 -
田んぼアート東会場(展望室から)
行田の田んぼアートは今年で10周年を迎えます。
今年のテーマは、「イナダヒメノミコトとスサノオノミコト」です。
稲田の守護神や美田の女神として親しまれている「イナダヒメノミコト」を、ヤマタノオロチ伝説で知られる夫の「スサノオノミコト」とともに描かれています。
2015年には「最大の田んぼアート」としてギネス世界記録TMに認定されました。 -
イチオシ
田んぼアート南会場(展望室から)
今年は新たに南会場にも田んぼアートが描かれています。
ここには、行田市が舞台となる池井戸潤の小説「陸王」がTBSの10月期「日曜劇場」枠にてドラマ化することを記念して、単行本「陸王」の書影を模したデザインと、主演・役所広司の似顔絵を田んぼに描いています。 -
初めて見た「反射防止グッズ」(展望室から)
大きな白い円盤の真ん中に空いている穴にカメラのレンズを差し込み、ガラス面に当てると反射がなくなり、綺麗な景色が撮れる優れものです。 -
古代蓮会館1Fの企画展
行田市は約300年前から足袋作りの産地でした。 -
足袋専用ミシン(企画展)
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見頃になってきた「行田蓮」(水鳥の池)
古代蓮会館を後にし、園内の奥にある「水鳥の池」に来ています。
行田市の「天然記念物」に指定されている行田蓮(古代蓮)です。 -
古代を思わせる「行田蓮」(水鳥の池)
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ニイニイゼミの抜け殻
樹木の地面に近い位置に、泥汚れの姿なので、ニイニイゼミの抜け殻です。 -
ミズカンナ(水生植物園)
水生植物園に来ています。
水中に生え、葉っぱがカンナに似ています。 -
ミズカンナ(水生植物園)
紫色の花が咲きかけています。 -
観賞用の木橋(水生植物園)
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「甲斐姫(かいひめ」(水生植物園)
花色は、行田蓮の紅色とアメリカ黄蓮の中間の黄紅色。
葉の緑の波は行田蓮に似ており、葉色も緑が濃く育成が旺盛です。
花柄と葉柄のとげは、黒の斑点で黄蓮の特徴がでています。 -
東循環バス
「古代蓮の里」バス停から、行田市行きの東循環バスに乗ります。
このバスは100円です。 -
イチオシ
緑の田んぼを歩く子供たち(車窓)
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古墳かな??(車窓)
行田市は古墳の多いところです。 -
秩父鉄道行田市駅に到着
この後、「足袋蔵のまち行田」の町並みを歩きます。
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