金沢の地酒を楽しむ

2017/05/17 - 2017/05/20

石川県へ、5月17日～20日までの3泊4日、お出かけしてきました。

千歳からJALの直行便はないので、羽田で乗り換え。乗り換えがあると、とても飛行機代が高い。
そんな時、いつも登場するのが、小岩ツーリスト。マイルも５０％つくし、とにかくお安い。

札幌ではなかなか飲むことのできない、金沢の地酒を堪能しました。

エリア 金沢(石川)

• 旅行の満足度: 4.5
• グルメ: 4.5

第２日目　5月18日（水）の夕食。

　「味楽 ゆめり」　

すごい人気店で、前もって、もちろん予約。
平日にもかかわらず、次から次からお客さんで、店の方も大忙しでした。

店主が奥能登出身で、奥能登・宇出津漁港から直送される新鮮な地魚や能登の旬な食材を楽しめるお店。

奥能登は、遠くて今回行けなかったので、金沢市内で、奥能登を楽しめるってことで、
超楽しみでした。

49席（カウンター9席、掘りごたつ8席、お座敷32席） のお店。
平日だけれど、サラリーマンたちが、がんがん宴会やっていました。
そんな中、私たちは、カウンターに通され、大将の目の前の席に！　大将の手さばきを見ることができるし、大将と話しができるベストな席です。

まずは、地ビール・金沢ラガーから。「かんぱ～い」・・・今日1日で、何度目だ？（笑）

お通し　　　タコも、枝豆も、みんな能登の。

札幌どころか、金沢市内でもあまり目にすることがない奥能登の日本酒が揃っています。

奥能登じゃない石川県の地酒も揃っています。

日本酒いただきます！

五凜 GORIN 純米吟醸生酒　　車多酒造 / 石川県白山市

　　何を食べようかと迷っちゃいますが・・・・

金時草酢　　紫の綺麗な葉が茹でると黒くなることを初めて知る（笑）
　　　　　　色は悪くても、シャキシャキと美味しい。

「ゆめり」に来たら、誰もが頼むであろう、お刺身盛り合わせ。
　奥能登の魚たち。
大将が、ひとつひとつ説明してくれます。

ここからは、奥能登の日本酒を楽しみます。どれも初めての酒で、嬉しいよ～～

谷泉　奥能登　特別純米酒　　鶴野酒造店 / 石川県鳳珠郡能登町

　加賀レンコン（小坂レンコン）のグラタン

ソースもレンコンを使って。

  大江山　復刻版純米酒　　松波酒造 / 石川県鳳珠郡能登町

　加賀太きゅうりの浅漬け

お客さんが途切れることなく次々とやってきます。予約なしの方は断られています。
そんな多忙の中、大将は私の質問にも笑顔で答えてくれるし、スタッフさんも忙しいので、
大将が料理を運んできてくれるし、お酒も説明してくれるし、腰の低い若大将でした。
包丁を右手左手、両方使うので、目の前で見ることができて楽しかった。

　ふぐの白子　昆布焼き　　とろけます。

ふぐと言えば、下関を思い浮かぶかも知れないけれど、天然のふぐの漁獲量は、石川県が全国1位だそうです。

   大慶　特別純米酒　櫻田酒造 / 石川県珠洲市
地元消費率が9割を超えの蔵だそう・・・飲めたことに感謝。

〆は、能登岩もずく

沖縄のもずくとは、全然違う。シャキシャキ感がとてもいい。

こんな感じで、金沢にて奥能登を楽しんだのでした。

「味楽ゆめり」で満喫したあとは、大人なバーへ。

そのバーは、主計町料理亭街にあります。

昼は、まったく人がいなかった。すごい静か。
現代人がいないから、古い建物をみてると、過去にタイムスリップしたんじゃないかしら？と、思えるくらい。
三つの茶屋の中で、主計町茶屋街が、いちばん趣があるわ。雰囲気最高。

ひがし茶屋街のすぐそばだったので、昼間のうちに、ちょっとバーの下見に。

暗がり坂　というのがあったよ。

金沢には、数多くの坂が存在するそうで、その中でも、もっとも金沢の人々に愛されてきた坂道、それがこの「暗がり坂」らしいです。
名前の通り、昼間でも仄暗いこの坂、かつて旦那衆が、人目を避けて茶屋街に通うために使われてきたと言われています。
この近くには、文豪・泉鏡花の生家のあったそうで、泉鏡花が子どもの頃、
この暗がり坂を通って学校に通ったそうですよ。

　バーの場所を探していたら、電柱に・・・　

「一葉」・・・ここが目指す場所。左入るとすぐみたい。

　ありました。

Bar「一葉」さん

とてもBarには見えません。

夜に再訪。
昼も素敵だったけど、夜も素敵でした。

お茶屋だったところを改装していて、昼に見たお茶屋さんと同じく、入り口すぐに階段。
もともとマスターのお母様が、ここでお茶屋を営まれていたそう。　


階段をあがっていきます。
これ、帰り酔っ払ったら、転げ落ちる可能性大だよね（笑）

２階にあがると、２階なのに、窓からは、庭園が見えます。
ライトアップされてとても素敵なの。

私たちは、カウンターに通されました。
庭園は残念ながら、背中になります。
でも、カウンターがいいです・・・・だって、素敵なマスターとお話しできるもの（笑）
広々したカウンター。畳に座布団。でも、堀ごたつになっているので足は楽。

カウンターの前の格子が開くのです・・・

中には、お酒にグラスに・・・・どこ見てもお洒落なんです。

　日本酒バーではないけれど、日本酒もあります。

神泉　無濾過生酒　純米大吟醸　限定品　　　東酒造 /石川県小松市 

池月　純米　　鳥屋酒造 /石川県鹿島郡中能登町 


「酒器がカワイイ～～」と言ったら、なんと、この店のスタッフの男性が作ったものだと。
陶芸家だけど、それじゃ食べて行けないから、夜、ここで働いているんだって。

マスターの作るモヒートが美味しいと言うので、〆に注文。


金沢で、大人な時間を過ごせたわ～～～～～