2017/06/30 - 2017/06/30
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この旅行記のスケジュール
2017/06/30
この旅行記スケジュールを元に
首都圏外郭放水路は国道16号の地下約50メートルに建設された延長6.3キロメートルの地下放水路で、地下に巨大な調圧水槽があることから地下神殿の異名を持ち、映画やTVドラマのロケ地としても有名です。
今回は、テレビでも時々話題に上がっている首都圏外郭放水路の見学をして参りました。
見学には事前予約が必要で下のHPから入り、土日月を除く毎日3回開催の1回定員25人の見学申し込みをしないといけません。
また、開催は平日(火~金)なので会社を休んでいくしか方法が無い(^▽^;)
たまに土曜日も開催されていますが、あっという間に埋まって予約自体とれない状態です。
見学会の内容は10時と13時は大人向け説明会、15時は簡略説明なっていて
どちらも所要時間は1時間、そう考えると簡略説明の方が施設見学がじっくりできるのかと想像して簡略説明に申し込みし、金曜日に休暇を取って見学に行ってきました。
見学した感想としては、前評判通りの巨大な地下神殿と言った感じで中は涼しく、こういった巨大空間を見る機会なんてそうそう無い。
見学会は平日だけなので会社勤めの人は厳しいですが休暇取って見に行く価値ありまっせ!
首都圏外郭放水路HP
http://www.ktr.mlit.go.jp/edogawa/gaikaku/index.html
埼玉県公式観光動画
https://www.youtube.com/watch?v=hyQP6AT8ZyQ
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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自宅から国道16号を走り、約2時間掛かって春日部市の龍Q館に到着。
首都圏外郭放水路 龍Q館 美術館・博物館
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閉門時間が表示されてます。
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15時からスタートに対し、一番乗りで13時過ぎに到着。
首都圏外郭放水路 龍Q館 美術館・博物館
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庄和排水機場って言うんですね。
時間もあるんで外の展示物を見てみます。 -
地底探検ミュージアムってあります。
これからここを見学できるってワクワク感を駆り立てますわ!(^^)! -
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トンネル堀なんかで使われるシールドマシンですね。
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連続地中壁とあります。
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首都圏外郭放水路トンネル工事で使用したとあります。
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続いて、館内の龍Q館を見学してみます。
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地底探検ミュージアム龍Q館とあります。
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東武鉄道南桜井駅から15分のバスの便もあるようですが、今回は都内経由で鉄道で来ると遠回りなのと駅から遠いのでマイカー利用を利用しました。
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館内案内を見ると展示は2階ですね。
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館内1階に展示されていたデカいタコ?
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首都圏外郭放水路のメカニズムです。
埼玉県春日部は荒川、利根川、中川など囲まれ、盆地のような地域から、過去に何度も洪水で広い区域が浸水したらしい。
首都圏外郭放水路は、そういった事態を防止する目的で地下50mに長さ6kmにも及ぶトンネルを掘り、川が増水したら、その水を地下トンネルに流して江戸川に放水する仕組み。
年に平均6~7回は大雨で稼働するそうです。 -
パンフレットには概要がイラスト入りで記載されており、事前に目を通しておくと実物を見た際の着眼点や感慨深いものもプラスαで体感できそうです。
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この施設目玉の調圧水槽見学に当たって、いろいろ注意事項書いてます。
夏にクロックスやサンダル履く人が多いですが、見学ではNGですのでご注意を… -
2階が展示スペースと調圧水槽見学受付です。
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展示スペース前にある中央制御室。
ここでモニター画面を見て管理します。
こういった制御室は環境プラント(ゴミ処理場)などでお目に掛かれますね。 -
ここは過去、TV撮影で何度か使われたとか…
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ウルトラマンコスモスなど特撮もので使われたとの掲示がされていました。
確かに指令室とかで怪獣もんのシリーズでは登場しそう。 -
展示スペースを見学してみます。
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本日の地下調圧水槽は14℃らしい。
地上と9℃も温度差がある。
真夏なら鍾乳洞などと同じ天然クーラーの感覚が味わえそう(*^▽^*) -
これから見学する調圧水槽の様子。
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水が流れ込んでいる様子。
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この時代、生まれてないので想像つかない…
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展示スペース内にあった館内説明モニター。
ミニチュアを使った説明が理解度と興味を高めてくれます。 -
時間を持て余していたら、施設の人が自分だけの為に特別に施設紹介のビデオを上映してくれました。
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このビデオ見るだけで施設の概要がだいたい理解でき、さらに興味もわいてきました。
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2階通路には壁面いっぱいに撮影に訪れたたくさんの有名人のサインが並んでいます。
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東京から日帰り圏内であり、規模も世界最大級で話題性十分ですから、こんなに沢山の映画やドラマがここで撮影されてるんですね。
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鉄人28号撮影風景とか魔法戦隊マジレンジャー?の撮影風景。
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綾野剛やインパルスも…
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仮面ライダー鎧武撮影シーンと出演者サイン。
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アニメソングの水樹奈々さんや報道ステーションの市川寛子さんのサインも…
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熱血!松岡修造さんもありました。
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NHKおはよう日本やその他の放送局の取材風景。
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アメリカCNNでも紹介されているようです。
まさに世界最大級の施設。 -
受付時間なって受付で予約番号を言い、見学会参加の同意書に必要事項を記載します。
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受付番号は50番。
1回25人なのに50番? -
1階に見学者全員が集合し、ここで見学前の事前説明。
トンネルは国道16号線の地下50mにあり、内径は10m、総延長は6.3kmにおよぶび、世界最大級規模の地下放水路とのこと。 -
このだだっ広いサッカーグラウンド程の大きさの原っぱの地下に巨大な調圧水槽があるそうです。
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これが調圧水槽の構造。
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広場の隅っこに放水路への入口が…
説明員の方が『放水路に辿りつくまでに100段の階段を下りますので無理な方はこちらでお待ちください』と説明。
しかし、それほど高齢の参加者の姿はなく、皆さんこれを見ずに帰る訳にはいかないと辞退者無しで全員突入(笑) -
2001年3月とありますので16年前、大きさもここに記載されています。
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管理者の方への注意事項?
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階段途中は転倒事故防止の為、撮影禁止。
上から見下ろした風景も撮影したい気分ではありましたが我慢して階段を下ること約3分。
調圧水槽の底面に到着、説明員の方が見学前に説明をしてくれます。 -
地上から調圧水槽へ下りてきた階段を見ました。
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ここで見学前に施設の説明が改めてありました。
説明員の方の声が広い空間に響き渡っていました。 -
巨大な柱に貼られたポンプ停止水位とは、この水位に達しないとポンプが空回りしてしまうという水位。
その上の定常運転水位は、この水位より水が上にいかないように4台のポンプの運転を調整して排水を行っている水位だそうです。 -
地下神殿のような調圧水槽は高さ18m、ビルの6階に相当するというだけあって、地下とは思えないほど広い。
天井からライトが照らされていて幻想的な雰囲気に包まれてます。 -
イチオシ
重さ500トンの柱59本で天井を支えているそうですが、これは地下水の揚圧力で浮き上がらないための錘り効果もあるとのこと。
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このロープより先へは進入禁止。
自由に見て周れる地下空間は全体の1/4程度といったところ。 -
あそこに見えるのは巨大な第1立坑。
第5立抗まである筒状の施設で、各河川と繋がっています。
増水した分の水をここから取り込む、深さ70m、内径30mもある巨大なものです。 -
立坑そばには転落防止の為、近づけません。
たぶん、近寄れても70mなら高所恐怖症のjh2fxvにはムリだろうかと…(^▽^;) -
地面は水で濡れています。
この調圧水槽を使用すると毎回大量の汚泥が流れ込むとのことです。
それをこのように床面が見えるまで掃除するそうです。 -
天井の一部のコンクリートがくりぬかれていて、そこに蓋がしてあるのだが、その蓋に少しすき間が空いて光が射しこんでいます。
あれは、水を取り込んだ後の大量の汚泥を掃除するために、蓋をはずして重機ブルドーザーを吊り降ろすためのものとのこと。 -
第1立坑との間にはコンクリートブロックが並んでいます。
これはブルドーザーが立坑に落ちないための車止めだそうです。 -
ひと通りの説明を聞き終えると、自由行動は10分程度。
思ったより短い時間の中、みなさん思い思いに撮影会が始まりました(笑) -
イチオシ
人と比較するとその巨大さがよく判ります。
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イチオシ
上から照明が煌々と照らす空間は地下神殿まんまですね。
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イチオシ
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イチオシ
幻想的な地下空間はまさに地下神殿。
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よく見る写真や画像は真正面から撮影したものが多くて柱は円柱に見えますが、実際は細長い形をしてました。
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天井には見学用に照明が沢山完備されています。
停電でもしたら一寸先も闇ですね(笑) -
イチオシ
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イチオシ
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奥まで見学できないのが残念。
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端の方は高さ2mほどの段差があります。
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集合時間になって地上に戻ることに…
名残惜しいが地下神殿を後にします。 -
そして階段100段上って地上に…
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見学会は平日だけなので会社勤めの人には見学は厳しいですが、この巨大施設、有給取って行く価値ある凄いもんですわ。
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見学が終了すると龍Q館1階で解散して参加証を返却します。
中に入っていたカードはポストカードになっててお土産として持ち帰り可能。
見学会は無料で最後にポストカードというお土産付き。
施設を管理する国土交通省関東地方整備局江戸川河川事務所は、なるべく多くの人たちに防災意識を高めてほしいという思いから無料としているそう。
僅か1時間ではありましたが、とても満足度の高い見学会でした。
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