2017/07/22 - 2017/07/28
5位(同エリア168件中)
ぱくちーさん
青蔵鉄道でチベットへ!
チベットは入境許可証が必要だし、現地ガイドがつかなければいけないので、個人旅行ではなかなか行けません。
ということで広州のJTBさんにツアーを組んでもらい、同僚4人グループで行ってきました。
10年位前からずーっと乗りたいと思っていた青蔵鉄道。
絶景の連続で、夢のような22時間でした。
チベットではラサ市内、カロラ氷河、シガツェを観光。
幸い高山病にもならず、1週間のチベット滞在を満喫することができました。
日程は以下の通りです。
7/22(土)…朝、広州白雲空港発
長沙で経由で西寧へ
西寧をちょっと観光して20:00頃青蔵鉄道でラサに向けて出発
7/23(日)…夕方6:15、ラサ駅に到着
夕食後ホテルにチェックイン
7/24(月)…ポタラ宮と大昭寺観光
7/25(火)…ダライラマの離宮・ノルブリンガとセラ寺観光
7/26(水)…シガツェへ移動、途中ヤムドク湖とカロラ氷河を観光
シガツェでタシルンボ寺を観光、シガツェ泊
7/27(木)…シガツェからラサへ
ラサ到着後デボン寺観光
7/28(金)…薬王寺観光
午後、飛行機で広州へ
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス タクシー
- 航空会社
- 中国南方航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- JTB
-
朝8:15、長沙経由で青蔵鉄道の発車駅のある西寧に向かいます。
-
おおお、プレミアムエコノミーですよー。
足元が広いと乗り心地のよさ5割増しになるのですね。 -
長沙までは約1時間半。
サービスはジュースのみです。
野菜ジュースですが、味はほとんどリンゴジュースでした。 -
長沙で一旦機外に出ました。
長沙は湖南省の省都ですが、空港はこじんまりとして素朴な感じでした。 -
長沙までは約3時間。
お楽しみの機内食。
見た目はめっちゃ中国南方航空テイストです。 -
長沙から積み込んだものだからか、辛い調味料がついていました。
(湖南省のお料理はとても辛いのです) -
少しずつ混ぜて食べたらとっても美味しかったです。
-
西寧に着いたようです。
-
おおお、青蔵鉄道の出発駅の西寧駅ですね。
-
空港から市内へ移動する車の中からも見えました。
-
青蔵鉄道の出発(20:30)までかなり時間があったので、モスクと博物館を見学することになりました。
-
モスクです。
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中に入ることはできませんでしたが、写真撮影はOKでした。
-
同じ中国でも、私たちが住んでいる華南地方とは全く雰囲気が違います。
空気が乾燥していてすごくさわやかです。 -
木の下でお話をしている髭のおじさんがとても絵になっていました。
-
次は博物館見学です。
昔のチベット地方の医療がとても発達していた、という博物館です。 -
かなり大きな博物館です。
本気で全部見ると5~6時間かかるらしいです。 -
こちらはチベットの薬王山を参拝するお坊さんのジオラマ。
-
中国西部では数千年前から文明が発達していたそうです。
黄河周辺、長江周辺だけではなく、西の山間部にも古代文明があったんですねえ。 -
医療器具の説明です。
えええ、6世紀くらいから外科手術を行ってたの?
中華文明恐るべし・・・。 -
こちらはお坊さんが「問答」という修行をしているところのジオラマです。
薬王山も問答もチベットで実際に見ることになります。 -
こちらは治療法とかを図解したタンカです。
「タンカ」って「イコン」みたいな宗教画のことを言うみたいですが、もっと広い意味で「ありがたいことが書いてある掛け軸」みたいに使われているようでした。
(確認したわけではないけど、ガイドさんのお話からそう思いました) -
こちらは曼荼羅ですが、周りの模様が薬草の絵になっています。
-
ユキヒョウのはく製もありました。
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思いがけず見ごたえのある博物館でした。
まだ大分時間があったので商店街を散策しました。 -
中国のお約束ですねえ・・・。
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まだすごく明るいですが、実はもう夕方6時近くなっています。
ちょっと早いですが、夜ご飯を食べます。
ガイドさんおすすめ、地元で人気の蘭州ラーメン屋さんに行きました。 -
一番人気という混ぜ麺です。
私はもっと麺が太い刀削麺にしたのですが、食欲に負けてうっかり写真を撮る前にぐるぐる混ぜてしまったので、同僚のものを撮らせてもらいました。
見た目よりもさっぱりしていて美味しかったです。
黒酢とラー油を入れるとまた違った美味しさになります。 -
ご飯も食べたし、西寧駅に行きましょう!
駅直結のスーパーマーケットで水とお菓子とカップラーメンを購入して乗り込みますよー。 -
わくわくしますねえ。
-
西寧駅は青蔵鉄道だけでなく、たくさんの長距離列車に乗ることができます。
広州まで行く列車もあるらしいです。(何時間かかるんだ…。) -
20:30まで少し時間があったので駅の中を散策してみました。
空港かと思うくらい大きいです。 -
2階には食堂がずらっと並んでいます。
こういう造りも空港っぽい。
食堂は麺屋さんが多かったです。 -
いよいよ列車に乗り込みます。
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私たちは一等車なので4人で一つのコンパートメントです。
ラサ駅まで同行してくれるガイドさんは二等車で、6人でひとつのコンパートメントらしいです。 -
走り出すと、早速車内販売が。
ヤクのヨーグルトらしいです。(5元)
コクがあって美味しかったです。
外は真っ暗で特にすることもないので、それぞれ寝場所を確保し(高所恐怖症のくせに高いところが好きな私と若手が上の段に、他2名が下の段に収まりました)、就寝しました。 -
夜中の3:00ごろ。
隣の若手がごそごそ動き出したので「どうしたの?」と聞いてみたら…。
もうすぐ途中の駅(ゴルムド駅?)で停車するそう。
面白そうだと思い、起きて下車してみました。 -
ラサに行くんですねえ。
-
夜中ですが、下車して改札を出ていく方がたくさんいました。
地元の方にとっては移動の足なんですよね。
青蔵鉄道には座席の車両もあります。
席がリクライニングにならないらしく、ちょっと辛そうでした…。 -
売店もやってます。
写真に写っている方は半そでですが、風が強くて結構寒かったですよ。
私はフリースを着て外に出ました。 -
部屋に戻り、ひと眠り。
明るくなったので目を覚ますと…。
何もない!!! -
一面の草原ですよ!
-
ヤクが放牧されています。
ということは標高もかなり高くなっていますね。 -
日が高くなって晴れ渡ってきました。
何これwindowsの壁紙みたい。 -
人が生活しているようですね。
ガイドさんの話によれば、夏に家畜を放牧するための住まいで、冬の住居はもう少し町場にあるらしいです。
(ガイドさんは青海省出身の元遊牧民なので、多分間違いないでしょう) -
線路とほぼ並行して高速道路が走っています。
-
山が見えてきましたよー。
あまり高く見えませんが、6000m級の山々らしいです。 -
安多駅に停車しました。
座席の車両のドアは開いたらしいですが、私たちのところは閉まったままだったので、下車はしませんでした。
青空がきれいですね。 -
しばらくすると湖が見えてきました。
-
きれいな青です。
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湖畔にヤクが放牧されていたり、とってものどかな光景でした。
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湖からしばらく走った駅で近くの扉が開いたので、ちょっと降りてみました。(どこの駅かは忘れてしまいました…)
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結構開発されているところみたいです。
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空が近いです。
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のんびり座ってしかもカップラーメンとかおやつとか食べながらこの風景を楽しめるなんて…。
青蔵鉄道最高です。 -
青空と駅の標識だけでこんなに絵になるんですね。
-
チベットが近づくと遠くにいい感じの雪山がたくさん見えます。
とってもきれいです。 -
そうこうしていると、風景が変わってきました。
菜の花畑がたくさん見えます。
標高が下がって、ラサが近づいているのですね。 -
ラサ近郊の村でしょうか。それとももうサラ郊外に入っているのでしょうか。
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タルチョがたくさん!
チベットですねえ。 -
工場とかビルとかがたくさん見えてきました。
ラサ到着ですね! -
18:15、ほぼ定刻でラサ駅到着です。
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駅前の公安で入境の手続きを済ませ、ラサ中心部に向かいます。
ラサ駅前には広場があるのに、入れないという不思議。 -
まずは夕食です。
「人民公社菌王府」というのがレストランの名前みたいです。
人民公社って…。 -
メニューはきのこ鍋です!
きのこと野菜の出汁が利いていてとても美味しかったです。 -
が、店員さんのユニフォームが人民服だったり、こんな装飾があったり…。
ただのネタなのか、チベットへの中国政府からの圧なのか…。
どう解釈すればいいのでしょうか…。 -
食事を終えて車でホテルに向かっていると雨が降ってきました。
ラサは夏が雨季なのですが、昼は晴れていて夜に雨が降るのだそうです。
車窓からポタラ宮が見えましたよー。 -
ホテルに着きました!
雅魯蔵布酒店です。
入口ののれん(?)がかわいいです。 -
おおお、なかなかゴージャスなホテルです。
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こちらのホテルは博物館のように昔の道具とか美術品とかを廊下に展示しています。
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お部屋もキレイです。
が、部屋に冷蔵庫がありません。
中国の方は基本的に冷たい飲み物を飲まないので、冷蔵庫はいらないのでしょうね…。 -
一夜明けまして。
幸い高山病の症状も出ず、私はとっても元気でした。
朝ごはんも美味しく食べられました。
左の麺は、高菜みたいな漬物が入っていて美味しかったです。 -
ところが…。
グループ4人のうち2人が高山病でダウンしてしまったのです。
夕方まで様子を見て回復しないようであればお医者さんを呼ぼうか、とガイドさんと話をしました。 -
ホテルの玄関です。
「民族芸術館」と書いてあります。 -
そんな訳で高山病の2人をホテルに残し、元気な2人だけでポタラ宮に行きました。
まずは公園の池越しに。
おおおお、白とえんじと黄色のコントラストが美しいです。 -
公園をぬけてポタラ宮前の広場に出ました。
「ばばーんっ!」
みたいな効果音が聞こえてきそうな圧倒的な存在感です。 -
ラサは自由なワンコがたくさんいました。
このワンコさん、うちの実家で飼っているワンコに似てる…。 -
道路を渡ってポタラ宮側へ。
手前の赤いバラとの対比もいい感じです。 -
門をぬけていよいよポタラ宮とご対面ー。
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下から見上げるとより大きく見えます。
ラストダンジョン的な異様な迫力があります。 -
庭のお花もキレイです。
これはシャクヤクでしょうか。 -
ポタラ宮の白い壁は石灰にミルクやハチミツを混ぜたもので、年に1回塗りなおしているんだそうです。
-
だから真っ白でキレイなんですね。
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この階段カッコいいです。
でもここは標高3600メートル、調子に乗って速足で歩くとかなり息が切れます…。 -
階段の上からさっき写真を撮っていた広場が見えました。
もうこんなに上ってきたのね。 -
ちなみに壁を塗りかえるときは刷毛とかで石灰を塗るのではなく、バシャバシャぶっかけるのだそうです。
近くで見るとだらだら垂れているのがわかりました。 -
建物の中は色鮮やかな装飾で彩られています。
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こちらの壁画もすごい。
かなり古いものらしいですが、天然の上質な絵の具を使っているために色あせないのだそうです。
藍銅鉱とか孔雀石とか、日本画の岩絵の具と同じ原料です。かなりきめの細かい絵の具であるにも関わらず、色が濃く発色がいいので、ものすごく純度の高い原料を使っていると思われます。 -
これは壁をぶち抜いた窓です。
ポタラ宮の壁は下の方で厚さが6メートル、上の方で2メートルあるのだそうです。 -
ではここから中心部に入ります!
しかし、ここから先の建物の内部は撮影禁止のため写真はありません…。
この中にはダライラマの玉座や霊塔などがあり、神聖な祈りの場なので静かに見学します。 -
見学を終えてポタラ宮の裏に出てきましたー。
ガイドさんの話を聞きながらしっかり見学してきましたよ。
ダライラマの玉座って「これはダライラマ〇世の玉座」という具合に一人に一つずつあるんですね。
いろいろ勉強になりました。 -
ポタラ宮の裏側の眺めです。
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裏側は要塞っぽいです。
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高いですね。
ポタラ宮は丘の上にあるのですが、建物の高さが100メートルくらいあるので、ポタラ宮のてっぺんの標高は富士山と同じくらいになるのだそうです。 -
たんぽぽ、かわいいです。
-
裏側の階段を下りていきます。
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外壁にもこのような祭壇的なものが。
暮らしの中に祈りが息づいている感じが素敵です。 -
ポタラ宮、写真で見てもすごい建物ですが、実際に見たら思っていた以上にいろいろ大変な建物でした。
建築界のラスボスだと思います。 -
そういえば…。
以前、ポタラ宮はトイレがないから大変だよ、という話を聞いていましたが、中にも何か所かありましたよ。
ただ、入り口を入ってすぐのトイレは新しくてきれいですが、中のトイレはちょっとどうかな、と思いますので油断はしない方がいいと思います。 -
お昼ご飯は地元で評判の麺です。
-
私は一番シンプルな牛肉麺にしました。
これがめっちゃ美味しい!
さっぱり味ですがほんのりスパイシーで、初めて食べた味ですがこれから毎日食べても飽きなさそうな感じでした。 -
キュウリときくらげのおかずも美味しかったです。
キュウリのほうは日本の浅漬けに油を足したような安心する味でした。 -
昼食の後、ホテルで休んでいる同僚の様子を見に行ったところ…。
かなり調子が悪そうです。
お医者さんを手配し、点滴を打ってもらうことになりました。
ホテルにお医者さんが到着するのを待って、私たちはチベット仏教の総本山、大昭寺に行きました。 -
チベット仏教の聖地です。
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四川省や青海省などから巡礼に来る方々は、まずはこちらの大昭寺を目指すのだそうです。
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入口からまずは中庭的なところへ。
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そこから奥に入ると広いところへ出ます。
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日が差し込んで素敵な感じです。
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壁画や天井の模様が細かいです。
総本山の貫禄を感じます。
そしてこの先は撮影禁止です。
この奥に入ったとき、空気がひやっとする感じがしたので、こちらは相当なパワースポットだと思われます。 -
内部を一通り見学し、2階の外側に出ました。
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1階の広場を覗くと、お坊さんが禅問答をしていました。
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屋根の装飾が煌びやかでまぶしいです。
青空に映えてキレイです。 -
あらら、子猫ちゃんが。
かわいい。 -
大昭寺の周りはバザール・バルコルという宿屋街・商店街になっています。
にぎやかで楽しかったです。
記念に小さなタンカを購入しました。 -
ホテルに戻ると、ロビーで民族音楽の生演奏をしていました。
楽器が変わった形で面白かったです。 -
夕食のために外に出ると、虹がかかっていました。
ホテルで休んでいた2人の様子を見に行くと、点滴のおかげか大分調子がよくなっていました。
ちなみに旅行会社を通してお医者さんにホテルに往診してもらい、点滴をしてもらって費用は一人日本円で3万円です。病院に行くと血液検査とかもされるので時間と費用がもっとかかってしまうそうです。持病とかがなく、「これは高山病」とはっきりしているときは、ホテルにお医者さんに来てもらった方がいいようです。 -
調子が悪かった2人のうち1人は一緒に夜ご飯を食べに行けるくらい復活しました。
夜ご飯はホテルの近くの四川料理屋さんへ。
この界隈で一番おいしいお店だということです。 -
青椒肉絲、回鍋肉、炒飯、トマトスープなどをオーダーしました。
全部美味しかったですが、青椒肉絲が絶品でした。 -
明けて次の日。
前日四川料理を食べすぎたため、控えめにお粥と野菜中心の朝ごはんにしました。
(炒飯に青椒肉絲をのせて食べたら激ウマだった…。)
お粥が黒いのは黒米のお粥だからです。 -
さあ、ラサ2日目はダライラマの離宮、ノルブリンカ観光ですよ。
昨日夜ご飯を食べられなかった1人はまだ調子が悪く、この日もホテル待機になりました。 -
色鮮やかなお花が離宮感を演出しています。
-
入口もお寺とは雰囲気が違います。
-
中央の白い動物はシーサーではなく、雪ライオンだそうです。
-
これも雪ライオンです。
雪ライオンは空想上の動物です。 -
ここにも雪ライオンが。
-
ノルブリンカの地図です。
とてつもなく広いです。
広すぎて全部周れない(公開されていないところもある)ので、主だった3か所くらいを見学することになりました。 -
それでも歩いて周るには広すぎるので、カートで移動します。
-
ノルブリンカはどこもお花がきれいに手入れされていて、とてもきれいでした。
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ノルブリンカの中にはたくさんの建物があります。
ダライラマ一人にひとつずつ離宮があるからです。 -
だから敷地もとてつもなく広いのですね。
-
色鮮やかな門。
ちょっと沖縄っぽい色遣いです。 -
これはダライラマが馬車や御輿に乗るときに使った踏み台だそうです。
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この建物の中には歴代のダライラマが使った神輿や馬車が保管されていました。(多分。内部の写真が撮れないので、自信はありません…)
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建物の入り口にかかっている布に描かれている模様にも色々意味があるようです。
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奥の小さな建物は修復中でした。
このような伝統的な建物の床は赤土を固めてつくっているそうです。
このときも屋上の屋根を手作業でトントン固めていました。 -
ノルブリンカの中には小型のワンコが何匹もいました。
-
今日も空がきれいです。
ここはPM2.5とかないんだろうなー。 -
こちらはダライラマ14世の離宮です。
-
もちろん一番新しく、一番大きいそうです。
-
入口を入ってすぐくらいのところに時計があるのですが、9時で止まっていました。
1959年にダライラマがインドに亡命した時間なのだそうです。
ノルブリンカはその時から時間が止まっているのかな…。 -
ガイドさんから今のチベットのことについて話を聞いたりもしたので、いろいろ考えさせられました。
車窓にポタラ宮を見ながらお昼ご飯のレストランに向かいます。 -
ランチはネパール料理です。
ヒマラヤ山脈を挟んでいるけど、距離的にはすごく近いですよね。
飲み物は安心のスプライトと濃厚ミルクティーです。 -
「チキンとヤク、どちらがいいですか?」
と聞かれたのでチキンを選択しました。
おおお、実家の近くのネパールカレー屋さんの味に似てる!
美味しい! -
午後は「砂曼荼羅」と「問答」で有名なセラ寺観光です。
-
チベットに来て初めて見たマニ車です。
-
広いぞ、セラ寺。
-
まずは砂曼荼羅を見に行きました。
なんじゃこりゃー、こんな細かい模様、本当に砂を少しずつ落として描けものなのでしょうか。 -
それにこんなすごいものをバター倉庫に置いておくってどういうこと?
-
これ、描いている途中に失敗したらどうやって直すの?
(それとも失敗しないのかな…) -
この黄色い線とかほんっとに細いんですよ?
チベットのお寺は大学のような役割をはたしていて、内部で文学、医学、芸術など専門分野に分かれているそうなので、この砂曼荼羅は芸術専門のお坊さんが制作するのでしょうか。 -
セラ寺の名物である「問答」も見ましたよ!
カメラでの撮影は禁止なのですが、スマホでの撮影はOKでした。(どう違う?)
言葉は全く分かりませんが、迫力のあるやり取りを見ることができました。
ここで行われている問答は修行のためのもので、問題は自分で考えるのだそうです。試験の時の問題は、えらいお坊さんから出されるのだそうです。 -
続いてお寺の中を見学しました。
中央の大きな壁にはお祭りの時に大きなタンカが掛けられるのだそうです。 -
お寺が広すぎて、一つの街のようでした。
-
お寺の参道には食堂や小さなお店が並んでいました。
売っているものはどのお店もだいたい同じもののようでした。 -
一旦ホテルに戻り、昨日と同じお店に夜ご飯を食べに行きました。
途中で見かけた子猫ちゃん。
ヤマネコっぽいワイルドが顔立ちがかわいいです。 -
休んでいた一人も復活し、今日は4人そろって夕食ですよ。
今回は麺を中心にオーダーしました。 -
このジャジャ麺、絶品でした!
山椒の風味が利いていてホントに美味しかったです。
また食べすぎました…。 -
満腹になってホテルに戻る途中…。
あ、猫ちゃんが1匹増えてました。 -
この日は夕食がちょっと早めだったので、夜の時間に余裕がありました。
なので体調のいい私と若者の2人で路線バスを使ってポタラ宮の夜景を見に行くことにしました。
路線バスはどこまで乗っても1元ポッキリです。「拉百站」という停留所で降りればすぐです。
ただ、ラサのバスは乗る時も降りる時も手をあげたりしてアピールしないとバスが止まってくれません。ご注意ください。 -
おおお、夜空に浮かび上がるポタラ宮、ラストダンジョン感がさらに増しています。一番奥にとてつもなく強いラスボスがいるに違いありません。
-
ラサは中国で西の方にあるので、日没が遅いです。(こんなに広い国土なのに全部で北京時間を使っているって、なんだかな、ですよね。)
この日は9時くらいに暗くなり始めて完全に真っ暗になったのは9時半くらいでした。 -
それにしてもポタラ宮は不思議でカッコいい建物です。
昼と夜、それぞれ違った面白さがありました。
両方見てよかったです。
後編・氷河とシガツェ、最後に再びラサ に続きます!
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この旅行記へのコメント (6)
-
- バカボンさん 2018/08/20 19:34:35
- 懐かしい。
- 私も2012年1月末に西寧からラサまで行きました。当時は旧駅が工事中で臨時駅から行きました。寒いと予想していましたが西寧より暖かかったです。
標高2200メートルの西寧に住んでいたせいか高山病とは無縁でした。
以前雲南麗江の玉龍雪山に行った時も全く高山病は出ませんでした。
玉龍雪山も3000メートル級の山ですが元々高地には強い体質かも知れません。
ちなみに古稀を超えています。
- ぱくちーさん からの返信 2018/08/21 02:22:59
- RE: 懐かしい。
- 西寧にお住まいだったのですね!
日本人の居住者はあまり多くない都市だと思いますが、ご不便はなかったのでしょうか。
私も標高の高いところに行っても高山病にならない体質です。
以前、血液検査で「赤血球が多い」と言われたことがあるので、そのせいかもしれません。
古稀を超えてもバリバリとどこへでも行けるバカボンさんを目指したいです。
- バカボンさん からの返信 2018/08/21 19:24:11
- RE: RE: 懐かしい。
- > 西寧にお住まいだったのですね!
> 日本人の居住者はあまり多くない都市だと思いますが、ご不便はなかったのでしょうか。
> 私も標高の高いところに行っても高山病にならない体質です。
> 以前、血液検査で「赤血球が多い」と言われたことがあるので、そのせいかもしれません。
> 古稀を超えてもバリバリとどこへでも行けるバカボンさんを目指したいです。
>
>
>
私が西寧に住んでいた当時で日本人は7〜8人位じゃなかったですかね。
最も多かったのは私を含めJ○C○からの派遣で多いときで4人いました。
全員が日本語教師で、その他の日本人も1人を除き日本語教師でした。
西寧に行く前には北京に8年住んでいたので、生活面で心配していましたが
北京の王府井百貨店、華聨スーパーもあり全く問題ありませんでした。
ただ、大学内の宿舎にいたのですがガスはなく電気だけでたびたび
断水、停電があり食事は作れない、シャワーも使えないで困りました。
それでも毎月が新鮮で楽しい日々を送ることが出来ました。
-
- ひでちゃんさん 2017/08/08 17:46:55
- 私も青蔵鉄道でラサへ行きました。
- 懐かしいです。私たちのパーティでも高山病?夜にホテルに医者様が往診に来ました。血圧は測ってもらいましたが。治療は断りました。別に何でもないしビールも飲んだし。翌日、バスの中で添乗員の方が昨日、治療を受けなかった方が一人いました。ハーイ!私です。高山病には強いのかなと思いました。点滴など治療費は日本に帰って保険で請求できるそうですね。
ひでちゃんさんのトラベラーページご覧ください。
- ぱくちーさん からの返信 2017/08/11 13:37:59
- RE: 私も青蔵鉄道でラサへ行きました。
- こんにちは!
ご訪問とコメント、ありがとうございます。
ひでちゃんさんの旅行記も読ませていただきました。
高山病の治療費は保険で請求できるので、必ず領収書持ち帰ってください、と言われていました。
あと、保険はききませんが、高山病を発症する前に点滴を打ってもいいらしいです。
この旅行のあと仕事で北京に行き、万里の長城を歩いたのですが、一緒に行ったメンバーの中で私が一番元気でした。チベットでの高地トレーニング(?)の成果でしょうか。
チベット旅行は話のネタに事欠かないので楽しいですよね。
- ひでちゃんさん からの返信 2017/08/11 21:38:57
- RE: RE: 私も青蔵鉄道でラサへ行きました。
- > こんにちは!
> ご訪問とコメント、ありがとうございます。
> ひでちゃんさんの旅行記も読ませていただきました。
> 高山病の治療費は保険で請求できるので、必ず領収書持ち帰ってください、と言われていました。
> あと、保険はききませんが、高山病を発症する前に点滴を打ってもいいらしいです。
>
> この旅行のあと仕事で北京に行き、万里の長城を歩いたのですが、一緒に行ったメンバーの中で私が一番元気でした。チベットでの高地トレーニング(?)の成果でしょうか。
>
> チベット旅行は話のネタに事欠かないので楽しいですよね。
>
> そうですね。中国はどこへ行って青空が見えません。チベットは空気は綺麗ですね。列車に乗っている間は素晴らしかったです。でもラサは砂漠でしたね。ポタラ宮良かったです。
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