砂漠とオアシスの国モーリタニア（６日目）　シンゲッティ～Mhairith Oasis～Terjit Oasis～アタール

2017/04/29 - 2017/05/07

　６日目はシンゲッティを出発し、アドラール地方の印象的な風景を探索しながらMhairith Oasis、White Valley、Tivoujarを通過して、渓谷の中腹にあるモーリタニアで最も美しいオアシスと高く評価されているテルジットオアシスで日中を過ごし、アタールまで戻りました。

エリア その他の都市(モーリタニア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: エールフランス
• 旅行の手配内容: 個別手配

　爽やかな朝です。
　裏庭に出てみると外で眠れるように蚊帳のテントがありましたが、夜だと風も強いし、寒いのでは？と思います。夕涼み用かな？

　リビングに子猫がいたので遊んでいましたが、飽きて母ネコの元に帰ってしまいました。

　朝食はコンチネンタルスタイル。
　プレーンヨーグルトに珍しいデーツジャムを入れ、パクリ。ほのかな甘味でとっても美味しく、トマトとオレンジのジャムもほのかな酸味がクセになりそうでした。
　手作りかな？

Mhairith Oasisへ出発
　ガタガタとひた走っていると、渓谷の底にデーツ林が見えてきました。今回、大活躍のGoogle Mapで確認してみると、昔の川の跡（川底）に沿ってオアシスが形成されているのがよく分かります。

　まずは山頂から眼下のオアシスを眺め、写真タイム。
　まだ清々しい気温の中、鳥の声や風の音、時々聞こえるヤギやラクダの鳴き声に眠気が･･･のどかな風景です。

　オアシスを見るとラクダを放牧？させていました。

　その後、ガードレールのない崖をガタガタ下ってオアシス内部を通り、Terjit Oasisへ向かいます。

　モーリタニアは交通網がとても整備されているので、このようなガタガタ道は珍しく、アトラクションのようでとっても楽しかったです。

不思議な風景を眺めながら･･･

2時間30分ほどでTerjit Oasisへ到着しました。

ジャスミンの花の良い香りがオアシスに漂っています。

　大きなテントに入り、友人とガイドさん、ドライバーさんは早速ゴロゴロお昼寝。
　出発してからそんなに時間経っていませんが、疲れたのかな？？

　ヤギやロバ、ニワトリなどの家畜の声が穏やかで何とも心地の良い中、眠たくないので外に出て敷地内をあちこち散歩。

　おじさんが「あっちに見晴らしの良い丘があるよ」と教えてくださり、一緒に登ることに。
　そのおじさんの風をはらんだ青いブーブーと白いスカーフがあまりにも素敵すぎて思わず写真をパチリ。

　丘の上からは青い空と白い雲、赤い砂に緑のデーツ林のオアシスの全景を見る事ができ、何て素敵な場所なのだろうと改めて感動。

　ブーブーのおじさんが「昔はこのような家に住んでいたんだよ。日差しと砂を避けるため、窓は小さいんだよ。」と教えてくださいました。

　見た事のない棘だらけの植物

　友人が「お昼ゴハンだよ」と呼びに来てくれたので、見晴らしの良い丘へ案内してから食事へ。
　モーリタニアの食事は何でも美味しい！お腹いっぱいになったので私もお昼寝です。

夕方になり泉へ移動です。

　デーツ林の間を歩いて行くと、少しずつ水の流れる音がしてきました。

　広場に出ると、周囲の岩壁の間からポタポタと水が滴り、小川が形成され、小魚が泳いでいて本当に楽園のようです。

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　滴っている水を受けていたバケツで顔を洗い、デーツ林を見上げ、気がつくと周りに誰も居なくなっていました。あれ？

　ガイドさんが呼びに来てくれて付いて行くと、友人が泉の源流を探してスタスタと先を歩いていました。
　慌てて追いかけて、川の流れと逆方向に進んでいき、源流のはじまり？を発見！　周りとの違いはほとんどないのに、どうしてこの場所に泉が湧き出したのか、自然って不思議です。

　その後、白人が水遊びをしている横を通り抜け、崖を登り、高台へ。

　コンクリート？の四角柱があり色んな名前の落書きが。落書き用の柱････って訳ではないと思いますが、ガイドさんに「これ何？」と聞いても「わからない」との事でした。

　Atarまでの道中、恵みの雨が降ってきて、気温の低下と土埃がなくなり、空気が澄み渡った中、ホテルに到着です。

　「Ouadanne、Chinguettiに行った後はAtarは大都会に感じるね」と友人と笑ってしまいました。
　近くに学校でもあるのか子供達の遊ぶ笑い声が響いています。天真爛漫で楽しそう。

　シャワー等を済ませ、外に出ると美しい夕焼けが。食堂の屋上で夕涼みをしながら眺めていました。

　日中は暑いので誰も外に出ていないが、夕方になると家の中から人が出てきてとても賑やかです。

　明日の夜には帰国に向けて空港へ向かうので、色々な風景を目に焼き付けておきます。