2017/04/29 - 2017/05/07
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mistletoeさん
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ゴールデンウィークにモーリタニアに行くと言う友人に便乗させていただきました。
何の情報・知識もないまま行きましたが、ユックリとした時間が流れている中、穏やかな人々との出会いや美しい景色に身も心もリフレッシュ!とても良い旅となりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
伊丹~羽田~機中泊とひたすら寝て過ごし、早朝4:30にパリに到着しました。コーヒーショップ以外はどこも開いておらず、のどかな雰囲気です。
6時間ちょっとの待ち時間。読書をしながら時間を過ごします。
イスやソファが沢山あり、座るところには事欠きませんが、携帯電話を充電しようと思ったところ、各席の横にはコンセント差込口しかありません。掃除していた方に携帯とUSBケーブルを見せると、充電場所を教えてくれました。
鍵のかかる小さなボックスになっていて、安心です。 -
友人と再会し、待ちに待った搭乗です。
目の前に並んでいる女性の服装がとってもオシャレ。 -
10:50発 AF724でいよいよモーリタニア・ヌアクショットへ。
機内は7割ほどの乗客で混雑しておらずホッ。
座席指定は中央でしたが窓際が空いていたので移動。「アフリカの目」は見る事が出来るのでしょうか??
離陸後、下を見る色鮮やかでハッとしました。フランスはファッションで有名ですが、農業大国という事を忘れていました。 -
飛び立って少し経過してから下を見ると海。・・・・・え?海??と言う事はビスケー湾を南下してスペインポルトガル、モロッコ上空を通るのね・・・・・「アフリカの目」は地上から楽しみましょう!
5:30のフライトもあと少し、モーリタニアの首都、ヌアクショットが眼下に見えてきました。茶色の世界にワクワク感が止まりません♪
ビザ(60$)は空港内でしか取得出来ないので、機内の全員が殺到するのかと思い慌てて降りましたが、モーリタニアは中継地のようで、降りたのは14~5名。
ただ、係員は2名しかおらず、ぼんやり待つこと1時間。まぁ、こんなものかな。
ビザ取得後、個室に呼ばれ荷物検査をされ、持って行ったワインに「持ち込みたかったら200$払え」いやだっ」「じゃあ金だけ払え」と何だかんだ詰め寄られたので「ギャーッ!」と叫ぶと途端に大人しくなり、やっと入国・・・さいごのさいごが一番疲れました。
空港の周りには何もなく侘びしい雰囲気。街中はどんな感じなのかな? -
お待たせしていた友人と現地ガイド、ドライバーさんと合流して市内へ。
長時間の移動だったのでホテルに直行し、本日はユックリ過ごします。
部屋は広くはありませんが清潔でとても快適。
はぁー、遠かった -
足を延ばしてゴローン。まだ体が揺れているような気がします。
ホテル内はFree Wi-Fiなので助かります。 -
シャワーを浴び、少し休憩してからホテル内のレストランへ。
プールサイドで食べようかと出てみましたが、日が暮れるにつれて強風で肌寒く感じたので早々に室内へ。
フランス語メニューしかないので友人に聞きながら何とか注文。
こちらはポテトとアボカドのサラダ。ポテトの切り方が想像と違いましたが、とっても美味しいです。
ジンジャージュースはホントに生姜の絞り汁!・・・胃腸に良さそうです。 -
ミートボールのタジン。この肉団子がコリアンダー(パクチー)タップリでとっても美味しかったです。
お腹が一杯になって、急激に眠気が・・・お喋りは明日からにして、ユックリ寝ましょう。 -
爽やかでとっても気持ちが良い朝です。
朝食はバイキング形式でメニューも豊富。テラスで食事をしているとネコが寄ってきたのでおすそわけ。
新しいホテルも建設されているようで、これから観光に力を入れていくのかな? -
アタールに向けて出発!
街中は信号もありましたが郊外に出ると交差点もないまっすぐな道路が整備されており、まるで高速道路のようです。
街灯もソーラーパネルが完備されていて、クリーンエネルギーが利用されていました。
街中も砂だらけでしたが、少し郊外に出るだけで一面の砂漠。砂漠と言っても、白や黒、赤い砂漠もあれば岩砂漠、土砂漠、草や木が点在する砂漠、と色々ある上に、ラクダやヤギ、ヒツジ、ロバ等の動物も居るので見ていて飽きません。 -
所々にチェックポイントがあって、ガイドさんが警察?軍?に書類を提出していました。昨日「パスポートの写真を撮らせて」と言われたのですが、書類作成に必要だったようです。
どれだけチェックポイントがあるんだろ??と思うくらい頻繁に止められ、車内を覗かれる度にドキドキしてしまいましたが、内陸に進むにつれ減っていったのでホッ。
建物内で待っている方はまだいいとして、炎天下の砂漠のど真ん中で車内でジーっと待っている人はかわいそう。日除けのために車の前面に布を貼って、ドアを全開にしていましたが、大して通過する車もないのにひたすら待っている姿を見るのは気の毒でした。 -
9:00 Akjoujt
何もない所をひた走り、街が見えてきたなーと思ったらトイレ休憩。Atarまであと半分のようです。
テントの中に入って休憩するように言われ中に入ると絨毯の上にマットレスが敷いてあり、日陰で風も通り、とても快適です。
出発早々に購入していたパンをおやつにミントティー。
ミントティーは濃く煮出した中国茶にフレッシュミントの葉を入れ、砂糖をタップリ。小さなグラスに入れられて持ってきてくださいます。とっても美味しい。 -
近くにモスクがあるようで、ガイド&ドライバーさんはお祈りへ。
パンとミントティーは少し置いているとあっという間にハエだらけになってしまいますが、手をフリフリしながら口に入らないように食べたり飲んだり、マッタリ優雅な時間を過ごしながら待ち、再び出発! -
12:00 Atar
アザーンが鳴り響く中、モスク近くのレストラン?食堂?に到着しました。
外にはお祈りに向かう人達でとっても賑やか。食事を待つ間、外に出てみましたが、肌に突き刺さるような日差しだったので慌てて店内へ避難です。 -
元気いっぱいな子供たちが珍しそうに寄ってきてくれました。
はい、ポーズ! -
店内もクーラーや扇風機がある訳でもないのですが、日差しがないだけで涼しく感じます。
ランチは汗をふきふき、美味しくいただきました。 -
食後、ガイドさんは礼拝中でいらっしゃらなかったのでドライバーさんに「ミントティーある?」と質問するとご近所の方からミントティーセットを借りてきてくれ、入れてくださいました。
入れ方も作法があるようで、見ていて楽しかったです。 -
よちよち歩きの子、三輪車をあっちこっち向けながら遊んでいます。
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食後、ホテルに移動し、夕方まで休憩。
別荘タイプのお部屋になってます。 -
部屋内はWi-Fiは通じておらず食堂のみ使用できますが、暑い!
諦めてクーラーの効いた部屋でノンビリしましょう。
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17:30 Atarの市場へ
ん?これが入口?? -
お店には見た事のないものがいっぱい。何に使うものなのかな?
奥に進んでいくと、ブーブー(男性が着ている民族衣装)やメラハファ(女性の民族衣装)が鮮やかで美しく、欲しくなりました。
メラハファは1枚の布を体に巻くのが難しいとの事でしたので、ガーゼ素材のワンピースを購入です。柔らかくて着心地サイコー! -
その後、11世紀のアルモラヴィド朝の遺跡を見に郊外へ。
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アルモラヴィド朝は、1056年に北アフリカのサハラ砂漠西部に興ったベルベル系の砂漠の遊牧民サンハージャ族を母胎とするモロッコとアルジェリア北西部、イベリア半島南部に対する政治優位を確立したベルベル人戦士のイスラム王朝の一員です。
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1039年、サンハージャ族の一小部族の族長に率いられたメッカ巡礼の一団は、帰途に立ち寄ったカイラワーンで、スンナ派に属するイスラム神学者の神秘主義的な教説に共鳴して、孫弟子イブン・ヤーシーンとともに故郷に帰りました。
しかし、イブン・ヤーシーンの教説は、サンハージャ族の受け入れるところとならず、仕方なく、イブン・ヤーシーンと彼の教説を支持するサンハージャ族の族長とその配下は、現在のモーリタニアにあるセネガル川にある島に城塞(ラバート)を築き、そこに籠もり厳しい修道生活を始めました。
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彼らは、「城塞(ラバート)に拠る人々」という意味の「ムラービトゥーン」と呼ばれ、これがムラービト朝の名称の起源で、ヨーロッパには、スペイン語訛りでアルモラヴィド朝として知られています。
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説明を聞きながら歩いていると、近くに住んでいた美人3姉妹が照れながら近付いてきました。
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さ、Atarに戻りましょう。
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途中、夕焼けがとてもキレイだったので地平線に沈むまでノンビリ眺めることに。
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美しい夕焼けに感動。良い一日でした。
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