2017/07/22 - 2017/07/22
9位(同エリア211件中)
関連タグ
旅行三昧さん
以前から行きたいと思っていた「尾張津島天王祭」の宵祭。
500個の提灯をまとった巻藁舟が天王川を漕ぎ渡り、その提灯が川面に映る美しさは圧巻。
2016年にユネスコの無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」のひとつとして登録されたこともあり、2017年の今年夢が叶った。
初めての訪問で現地事情が分かっていなかったため、早めに現地入りして駐車場を確保し、天王祭の事前調査を行い、津島神社にも行ってみた。
ユネスコ無形文化遺産登録直後ということもあったのだろうか、凄い人出で人を入れずに写真を撮るのがとても大変だったが、多数の提灯を纏う勇壮で優美な巻藁船を間近に観ることができ、人の多さの苛立たしさを帳消しにする以上の感動を得ることができた。
写真枚数が多くなったため、2回に分けて投稿する。
1/2 麺家りょうま櫻堂、天王祭事前調査、津島神社(本投稿)
2/2 圧巻の巻藁船の尾張津島天王祭 宵祭
残念ながら、宵祭翌朝に開催される本祭の朝祭には行けなかった。来年以降に是非再訪したい。
<<お詫び>>
投稿途中の他の旅行記は、なるべく早くということで、先にこの旅行記を投稿させて頂きます。勝手な旅行三昧の旅の記録となりますので、悪しからずご了承のほど。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
PR
-
まずは腹ごしらえ。
尾張津島天王祭が行われる津島市に向かう途中のあま市にある「麺家りょうま櫻堂」へ。
11:45到着時点で既に3組。食べ終わって出る頃には、既に満席になっていた。場所柄、この程度入るラーメン店は、人気店と言っていいだろう。 -
オーダーしたのは「油そばとチャーシュー丼」のセット。
-
ツウな食べ方の紹介。この紹介に従って食べてみた。
まずはそのまま、
ウン、美味い。
次にお好みでコショウを振って、
ウン、更に美味くなった!
更に辛子ニンニクを混ぜて、
ムム、この味もアリだが、コショウを振っただけの方が好きだな。
それよりも、付け合わせで出てきた高菜を混ぜて食べるのが好みだった。
他の客も「高菜下さい」と頼んでおり、ツウは、高菜を混ぜて食べるんだろうと思った。これが美味い。麺家りょうま櫻堂 グルメ・レストラン
-
油そばは、さっぱりした好みの味で大変美味しく頂いた。
ただ、ウリの炙りチャーシューが、どうしても白身魚の舌触りに感じてしまい、魚が苦手な旅行三昧には合わなかった。 -
チャーシュー丼もしかり。チャーシューがパサパサしているように感じてしまって、、
やはり、コッテリとしたチャーシューが好みだなぁとしみじみ感じた。
「白ラーメン(和風とんこつ)」をオーダーしている客が多かったので、次回訪れることがあれば「白ラーメンとめんたいこ丼」にしてみようと思う。 -
あま市の麺家りょうま櫻堂から車で30分。
13:00から無料駐車場として開放されていた津島市立西小学校へ到着。校庭が駐車場になっていた。
到着したのは13:30頃。まだまだ、3割程度の駐車状況。
ただ、続々と車が入ってきて、休憩に戻ってきた15:00過ぎには既に満車になっていた。
早めに来て良かった。 -
今晩は、歩行者天国になるんだな。
さて、宵祭前に事前調査。初めての訪問だし、かなりの人出が予想されているから、予め確りと見ておかねば。 -
駐車場から徒歩約10分で、天王祭が開催される天王川公園の丸池に到着。既に祭りの準備が進んでいた。
天王川公園は都市公園で、その中心にある丸池は、佐屋川の支流だった天王川の名残り。江戸時代に土砂の堆積が進んだため川をせき止めて入江とした部分だそうだ。
つまり、天王川は川とは言うものの、今は丸池を中心とした池になっている。尾張津島天王祭 祭り・イベント
-
準備は順調に進んでいるようで、既に雰囲気も良くなってきていた。
尾張津島天王祭 祭り・イベント
-
この舟は大舟という観覧用の舟かな?
舟にしては珍しい色に塗られているな。キレイ。
大舟は10人乗・船頭無で77,000円か。。
20人乗・船頭付の屋形船で130,000円。
一人頭で6,500円とか7,000円なら一度は乗ってみたいな。でも、予約競争が激しいだろうな。。尾張津島天王祭 祭り・イベント
-
池の岸には多数の屋形桟敷や観光桟敷も急造されていた。
3.6m×2.7mの屋形桟敷で、下は3等33,000円から、上は特等60,000円。
1.8m×2.7mの観光桟敷は40,000ちょっと。
区画が決まっているだけで人数制限はなさそうだったので、結構リーズナブルだな。尾張津島天王祭 祭り・イベント
-
この場所は、有料観覧席。
パイプ椅子席で、1列目は3,300円、2列目以降は2,200円だそう。
エリアの明確化のために組まれたであろうパイプが邪魔。尾張津島天王祭 祭り・イベント
-
これは桟敷も同様で、結局前の方でなければ、邪魔なものがなにもない状態で巻藁船の勇壮な姿を観ることはできない。
尾張津島天王祭 祭り・イベント
-
大変良い天気。
そして、14:00ちょっと前の最も暑い時間帯で、凄く暑い!汗が噴き出す!!尾張津島天王祭 祭り・イベント
-
ひとまず天王川公園での事前調査を終え、津島神社参拝へ。
天王川公園 公園・植物園
-
津島神社は、車を停めた駐車場と天王川公園の中間にある。
津島神社の隣には堀田邸という国の重要文化財に登録された屋敷もある。
300円の有料だったので今回は見学はしなかったが、この辺りは江戸時代以前は特別な地域だったようだ。津島神社 寺・神社・教会
-
堀田邸附近の愛知県道68号線の歩道には植樹された綺麗な花も咲いていた。
が、この樹のみが花をつけていて、他の樹は一切花を付けていなかった。何故だろう?津島神社 寺・神社・教会
-
さて、津島神社。
東海地方を中心に全国に約3千社ある津島神社・天王社の総本社とのこと。
(Wiki)津島神社 寺・神社・教会
-
津島神社もユネスコ無形文化遺産への登録決定を大変喜んでいる。
津島神社 寺・神社・教会
-
あれ?鳥居の額束に神額が掛けられてない。何故だろう。。
津島神社 寺・神社・教会
-
津島市指定祖先の遺産「三つ石」。
読んでみると、、「この置き石については、"何の伝承もない。"」
あれ~~~、そうなの~~~。津島神社 寺・神社・教会
-
愛知県文化財に指定されている「南門」。
1598年建造。
秀吉の発病により、子の秀頼が病気平癒の祈願の熱意を込めて寄進したそうだ。
この歴史建造物にも横断幕。津島神社 寺・神社・教会
-
拝殿。その前には、芽の輪くぐり。
津島神社 寺・神社・教会
-
8の字に潜っている人は多数。この夏の無事を多くの人が願っている。
津島神社 寺・神社・教会
-
600年近くの歴史がある尾張津島天王祭に献灯される多数の黄色い提灯。
織田信長、豊臣秀吉をはじめ、代々の尾張藩主も見学したそうだ。
秀吉が淀川で川祭りを行いたいと熱望した際には、「神卜によりご神意に違わず」と申し出を断った程の、オットコマエな祭り。
凄い祭りなんだな。津島神社 寺・神社・教会
-
拝殿から奥の本殿方向。
本殿は、秀麗な彫刻で飾られた桃山建築の優秀なものとして国の重要文化財に指定されている。
1605年、清洲城主松平忠吉公(家康公の四男)の健康を祈願して妻女政子の方が寄進。津島神社 寺・神社・教会
-
楼門。
この門は、1591年の創建。豊臣秀吉公の寄進と伝えられている。
こんな歴史建造物にも懸垂幕が。津島神社 寺・神社・教会
-
境内には巻藁船の模型も。
模型と言ってもかなりちゃんと作られており、提灯も確り灯る。津島神社 寺・神社・教会
-
そして、国の重要文化財の本殿。
津島神社の神紋は、木瓜紋。織田家の家紋と同じ。
織田氏は、経済拠点の津島の支配を重要視し、津島神社を崇敬。社殿の造営などに尽力したとのこと。
豊臣氏も、社領を寄進し社殿を修造するなど、厚く保護したそうだ。
津島神社は、織田、豊臣両氏から手厚い保護を受けて繁栄したんだな。津島神社 寺・神社・教会
-
蓮の蕾にトンボ。小さな蓮の蕾に留まっていた。
しばしその姿を観ていると、飛び立ってしまった。津島神社 寺・神社・教会
-
でも、程なく、より大きな蓮の蕾に留まり直してくれた。
あたかも、「写真を撮りたいなら被写体になってあげるよ」と言っているかのように。
この後、あまりの暑さに耐え切れず、一旦車に戻り、いけないと思いながら車のエアコンで涼みながら仮眠を取った。宵祭に向けて体力を温存するために。津島神社 寺・神社・教会
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったグルメ・レストラン
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
31